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2018年2月

2018.02.28

父・日赤・228


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 2018年2月28日になりました。2月も今日で終わりです。父(98歳)は、1月19日に緊急入院しましたから1か月目になりました。
 行くと看護士さん2人がオムツを替えていました。お尻を拭いて体の位置を変えていました。1人でトイレにも行かせてくれないし、自分の口で食物も食べられません。
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 話をしますと、リハビリ(歩行訓練)は短時間したそうです。嚥下訓練はしていません。「はやく退院したい。」と父は言いました。
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 そう長くない人生ですので、人間らしい尊厳をもった生活が早く出来るようになることを家族としては望んでいます。
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高知JC還暦祝い2018


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 2018年2月27日は、高知青年会議所シニアクラブ主催「昭和33年生まれ、昭和34年早生まれ還暦祝い」が城西館で開催されました。高知青年会議所のシニア(卒業生・40歳で定年卒業)と現役会員100人が参集していました。

 現役報告などが行われていました。世代の差がありますので現役会員は全く面識がありません。懇親が始まりますとやはり30年前の「全国大会」世代と旧交を温めていました。
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 両親の介護と小さな会社の業務と自宅まわりの地域活動しか出来ない私。久しぶりに「違う世界」の空気に触れました。

65年の私の個人史の中で、「極左暴力学生時代」が9年、右翼団体のJC(高知青年会議所)時代が9年在りました。「極左暴力学生時代」は苦くて暗い思い出しかありませんですが、JC時代はおおらかで良い思い出が多いです。
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 いいのは「還暦祝い」を大勢関係者が集まりお祝いすることですね。それは新旧左翼勢力ではありあないことです。些細な違いで対立し、殺し合いまでしてきた陰惨な歴史が、反体制の社会運動全体の衰退に繋がりました。体制側の運動体であるJCのおおらかさに左翼運動は全く勝てないですね。つくづくそう思いました。
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高知の地区防災計画と地域防災力


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 来る3月3日(土曜)、4日(日曜)に高知市にて、「地区防災計画学会第4回大会」が開催されます。3日は高知県立大学永国寺キャンパスで1日報告や意見交換会があります。4日は下知コミュニティ・センターの見学や五台山での市街地の眺望、」「種崎地区の津波避難センター視察を行い、坂本龍馬像と記念館の学芸員に説明を受ける予定です。
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下知地区減災連絡会からは、坂本茂雄事務局長が午前中の個人報告(11時40分~11時55分・A101講義室)で「下と地区防災計画と地区防災計画の水平展開^地区防災計画策定による地域共助力の拡大」というテーマで報告を行います。
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 また西村健一副会長と松本志帆子役員は、15時10分から16時20分のトークセッション「黒潮町と高知市下知地区における多くの住民が参加する仕組みづくり」というテーマで意見交換をする予定です。黒潮町の自主防災会役員や黒潮町情報政策課長や、高知市地域防災推進課山中晶一係長も登壇されます。

 コーディネーターは、3年間下知地区防災計画のアドバーサーをなさった鍵屋一跡見女子大学教授がされます。その後は学識者5人によるシンポジウム「地区防災計画の現状と課題」というテーマで行われます。

 朝10時から夕方18時15分まで、8時間に及ぶ発表と意見交換、シンポジウムとみっちりのスケジュールです。その後は懇親会も予定されているようです。

 3月4日は下知地区フィールドワークが行われます。丸池地区の視察や下知コミュニティ・センターの見学。五台山展望台からの高知市市街地の眺望。種崎地区津波避難センターの見学や、桂浜坂本龍馬像見学や、坂本龍馬記念館学芸員からの幕末維新の土佐の志士の説明もあるようです。
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 下知地区住民として全国から来られた防災関係の学識者、行政職員の皆様に精一杯のおもてなしをし地域の現状を短い時間ですが説明出来たら幸いです。
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2018.02.27

父・日赤・227


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 今日は商工中金へ行った後に面会に行きました。
父(98歳)は元気そうでした。「退屈だ。早く退院したい。」と言っていました。やる気があるのに「リハビリ」ができないもどかしさがあります。気長に待機しています。
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 今日は両手にグローブしています。

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変りゆく街の姿


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 2018年2月22日の高知市南宝永町での火事の跡地には驚きました。アパートとは知りませんでした。高齢の住民が亡くなられています。常盤保育所の真正面でした。密集して民家もあるのに類焼しなかったのは消防の皆様の尽力のお蔭です。

 少し歩きますと街の変化に驚きます二葉町の坂本茂雄事務所の隣には下知交番が新築されています。3月末には完成します。
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。若松町の東端のコンビニ2軒がいつの間にか閉店しています。
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 また書籍の卸元会社も閉鎖され別の会社になっています。全般的に空き地が増えています。空き地とその隣も空き家になりました。
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 またU氏宅跡も改造工事が進んでいるようです。住民が増えてほしいです。
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2018.02.26

家内がインフルエンザになりました


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 先週木曜日(2月22日)に母(92歳)が、インフルエンザB型に感染していました。同日私も検査しましたが陰性の判定でした。翌日の23日に家内もインフルエンザの判定をしましたが陰性の判定でした。

 ところが週末から具合が悪そうでした。足が攣ることをしきりに訴えていました。もしやと思い横田胃腸科内科でもう1回インフルエンザの判定をしていただきますとB型の判定でした。

 それでイナビルと言うインフルエンザの特効薬を処方していただきました。薬局で処方され、口から吸いこみました。母の場合は服薬のタミフルでした。
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 横田哲夫先生によれば「タミフルは青少年には服用が禁止になりました。若い人はイナビルということです。

 母と家内がインフルエンザB型に罹患しました。だんだん危機が迫っています。週末には「地区防災計画学会・高知大会」もあります。こちらも体調管理をしないといけないですね。

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誤嚥性肺炎は食べながら治す


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 週刊文春2月15日号「誤嚥性肺炎は食べながら治す」(P129)は、今のうちの家庭状況では見逃せない記事でしたので、購入し読みました。
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「絶食はダメ。9割は食べたほうがよくなる」

「口から食べることで、ほとんどの患者さんが良くなるからです。そして退院も早く、みんな幸せになっている。
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 逆に言えば、食べられなければ病気は悪化し、入院も長くなる。そんな患者さんを私はこれまでに数えきれないほど見て来ました。」(P132)

 ようは「口腔ケア」も施して、「食べる」ことで健康になるということです。現在高知日赤病院へ1月19日から入院中の父。腎不全の危機的な状況は脱しましたが、口腔ケアは出来ていません。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/icu/index.html(父・日赤・ICU)

 もどかしい限りです、何とかならないのかと思いますね。
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2018.02.25

父・日赤・225


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 2018年2月25日(日曜)ですが、家内と母(92歳)は体調不良なので私1人で面談いきました。父は少しベットに座るような感じでいました。
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 土日はリハビリがないので退屈しているそうです。気丈に「まだ転院ができんのか」と言っていました。今日はおとなしくしていたのか拘束もなく、グローブも外されていました。

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今後の下知地区防災計画推進のために

 高知市役所の公共事業の1つとして「下知地区防災計画」の策定作業を行っていますが、「仕事で防災に関わっている人たち」と「毎日24時間海抜0メートル地帯で生活し、仕事している者」との意識の差をこの頃感じています。

でもそれは「当たり前」の事であり、お互いの「意識の違い」「立場の違いをお互いが配慮して」いけば解決できる問題であると思います。

 下知地区防災計画策定亊業は当然公共事業(市役所の)であり公金(税金)を使用して行っている事業ですから、事業の公平性や他の地域や市役所部署への波及をしていくことは当然であると思います。

 今年度が「揺れ対策」「津波・浸水避難対策」「避難所開設・運営実施」「長期浸水対策」を下知地区防災計画にてまとめあげると言うことになりました。それはほぼ1年間意見交換会をしたのである程度「集合知」は出たと思います。

 それはとても大事なことであると思います。そのことと、2015年、2016年、2017年の3年に渡り鍵屋一さんにご指導いただき住民各位で熱い議論をしてきた「事前復興計画」との整合性はどうなるのか。そこを私は1番心配しています。

〇4つの高知市の地域計画との整合性は?

 現在高知市の各部署は、真摯に、きまじめに地域計画を推進しています。

現在高知市では縦割り的に「4つのまちづくり」が、オーバーラップしています。

(1)地域コミュニティ推進課

  コミュ二ィティ計画があります。地域内連携協議会があります。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-f00b.html

(2)福祉の関係のまちづくり(福祉関係部署と社会福祉協議会。

「私たちが市と一体的に立てた地域福祉活動推進計画の中でうたっている「誰もが安心して暮らせる支えあいのあるまちづくり」があります。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-30cf.html
(3)コンパクト・シティ計画(都市計画課)

 都市機能の「立地適正化計画」がある。
 高知駅前・旭駅前・朝倉駅前に集約・集積するという考え方での都市計画。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-aa9d.html

(4)下知地区防災計画(事前復興まちづくり計画)地域防災推進課と下知地域住民との協働。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/cat66516443/index.html

 それぞれが秀作の活動をしていますが、ばらばらです。一緒にやれないものでしょうか。

 下知地区防災計画の意見交換会や検討会に、他の3つ部署から参加していただきたいと思っています。現状は殆ど実現していません。

 自分たちの部署の狭い了見で真摯にやればやるほど、現実からは乖離した計画になります。たとえば地域コミュニティ推進課の推進している「コミュニティ計画」では、現状を観察する限り発想が「閉ざされた地域コミュニティでのコミュニティ計画づくり」に過ぎません。

 他の地域との連携や、地域間交流の発想が「ほとんど」ありません。わたしは昨年地域コミュニティ推進課主催の「高知市市民と行政のパートナーシップのまちづくり条例見守り委員会」委員になりました。そのなかで多くの地域コミュニティ計画は真摯に議論して推進されていますが、地域間相互交流の観点が殆どありません。

 地域コミュニティ推進課は「住民の関心が地域間交流に向いてはいません。熟度が高まれば関心が高まるでしょう。」と回答しました。でもそれは「言い訳」に過ぎません。

 地域住民というのは私もそうですが、原則自宅まわりから動けません。地域の勤労者の生活時間を見ますと「6割自宅・職場3割・その他1割」です。私のように自宅と職場が同じ自営業タイプでは「9割自宅・1割その他」となります。

 それであるからこそ、(地元住民は「地べたをはう活動しか出来ない」限界があります。)行政職員は「鳥瞰的、大局的な観点」から地域を眺め、他の地域の動向も把握できる立場ですので地域住民に対して助言をしないといけないと思います。「住民の熟度が上がってから」というのは無責任極まりない行政職員の戯言です。

 福祉関係の「地域の見守り」や「ほうっちょけん」という観点はとても大事です。うちも超高齢者の両親(父98歳・母91歳)の在宅介護をしていますからよくわかります。

 ただ福祉最前線の介護事業所は、度重なる介護保険制度の改定への対応に追われ、日常業務過多になっており、通所者や入所者の「事前減災対策」まで手が回らないのが現実です。

 東日本大震災でも石巻市でディサービスの送迎車が津波に遭遇し、鉄筋4階建ての中学校の非常階段まで避難して来たものの、車椅子や歩行能力の衰えた高齢者は階段昇降が出来ず、皆溺死しました。また命が助かっても。高齢者には劣悪な避難所の環境に耐えられず多数の震災関連死が続出しました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8315.html

 その懸念は現状では下知地域では多発すると思います。

 南海トラフ地震では、下知など高知市内で低地の浸水地域に12万人が居住しています。2年前の高知新聞の記事では「2次避難所9・5万人分不足」とあります。最近ようやく県と市が「重い腰」を上げ、高知市周辺の市町村の公共施設での受け入れ可能人数の調査が始まったばかりです。(多くは期待できません。)

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-56bc.html

 またわたしが1番心配していますのが「コンパクト・シティ」構想です。スプロール化に歯止めをかけ、都市機能を狭い地域に集積させる考え方は間違いではありません。そうであるならば、例えば12万人の浸水予定市街地に住む高知市民を、浸水被害のない市街地である旭町、朝倉地域に集団移転する、居住させる計画になっているのでしょうか?そのあたりも全く情報がありません。

 あるいは高知市中心街にほど近い下知地域に南海地震が来る前に中高層の耐震住宅を建設して地域全体を耐震化する、集約化することがある種の「コンパクトシティ」になるのではないかと思います。

 先日あるTV番組でシンガポールの高層住宅での地域コミュニティづくりの話をしていました。シンガポールはマレー系、中国系、インド系など複数の民族と宗教が混在した都市国家です。土地が狭いので高層マンションに居住しています。

 違う民族、異なる宗教の融合を図るために高層住宅の中に共用部門、コミュニティスペースをこしらえ、民族や宗教の融合と相互交流を促進している様子がありました。

 下知地区の場合は、地盤は弱く低いので、中高層住宅をこしらえるとともに、地域コミュニティも発展させていく必要性があると思います。「下知地区防災計画」が、地震、津波、浸水の脅威を取り除く、実現可能なものにしなければいけないと思うからです。

 願わくは「下知地区防災計画」は、「事前復興まちづくり計画」として4つの地域計画を包摂した内容になるべきではないでしょうか。

 高知市も高知県も「南海地震対策」を行政課題の最優先課題とすべきです。そのための一里塚が下知地区防災計画であると私は思います。

〇下知はスーパー堤防と浮体式人工地盤、立体換地で安心・安全なまちづくりをすべきです。

 下知事前復興計画を「絵に描いた餅」にしないためには、国の制度や都市計画制度、開発された技術もフルに活用して、低地の(海抜0メートル)の下知の市街地を安心・安全な街に変貌させたいと思っています。

 実際に下知を安心・安全な街にするためには、3つの方法手段しかないと思います。(自分たちなりに研究してきました。また1昨年3月に技研製作所北村社長にも面談し意見交換をしました。

(1)スーパー堤防による下知地区全体のかさ上げ

 国土交通省の施策に「スーパー堤防」(高規格堤防)があります。東京では一部着工されています。現在下知地区には5メートルの高さの耐震護岸堤防が「浦戸湾3重防護」として建設されています。

 いくら堤防だけが耐震化されましても、地域の地盤は弱く、低地です。浸水したら復興・復旧はとても困難です。「スーパー堤防」は、高さ5Mの堤防なら、その100倍の長さの地盤をかさ上げし、市街地全体を堤防化していく壮大な計画です。


(2)浮体式人工地盤

 公園や学校の校庭に高密度発泡体を地中に5Mから10M埋め込み表面は土で多い植栽なども行います。高密度発泡体は地盤改良工事や道路、トンネル。橋梁工事で使用されています。

 なにが1番いいといいますのは、高齢者は垂直移動(階段昇降)が苦手です。車椅子利用者は階段昇降が出来ません。水平移動で浸水から免れることができます。コストも通常の盛り土工事よりも割安(重機などを使用しないこともあります。)工期も短く出来ます。

 (1)と(2)の構想を組み合わせ、技研製作所のインプラント工法と耐震護岸と組合わせをすれば、耐震性のある人工地盤が低地の市街地に形成され、津波浸水に耐えられる安心安全な街づくりが可能になります。

 高知ローカルの話ではなく、東京・大阪・名古屋・福岡・広島・横浜・川崎・千葉など低地の沿岸部に市街地形成している大都市部でもその高知発の技術が役立つと思うからです。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-9ba0.html

(3)立体換地

 平地の低層住宅の土地と耐震高層マンションの部屋とを等価交換する都市計画手法。地域住民の合意形成と、市役所の関与と、民間建設会社の協力が必要な事業。

 例えば下知の各町内ごとに耐震高層住宅を建設する。下層部に事業所、商業店舗、公共スペーズを入居させる。高層化住宅なので、他の地域からの住民も増加し、販売すれば建築費用の1部の回収も可能。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-47ac.html

 「スーパー堤防」「浮体式人工地盤」「立体換地」を組み合わせ、低地の市街地の下知地区を都市改造すれば、地震・津波・浸水での死者はゼロになり、震災関連死も0になります。

 わたしは下知地区防災計画のなかにも「スーパー堤防」「浮体式人工地盤」「立体換地」を提唱し、実現させるためには、なにより「地域の合意形成」が必要であると思います。3年間議論してきました「事前復興計画」の議論がそこで生きると思うからです。

 その議論なしに「揺れ対策」「津波・浸水避難対策」「避難所開設・運営実施」「長期浸水対策」を下知地区防災計画にてまとめあげるだけでは、所詮は「防災計画」にすぎず(もちろんそれはとても大事ですが。5年前に策定した(「昭和校区津波浸水被害対策」の焼き直しに過ぎません。)高知市の4つの部署の地域計画を包摂したものになりません。
 
 地域の安心・安全な姿。あるべき姿がゴールです。ゴールがあればこそ、「揺れ対策」や現在の家屋の耐震補強」など「生きのびるための」方法手段が、より現実味を帯びます。

 また「スーパー堤防」「浮体式人工地盤」「立体換地」により下知地域の都市再開発計画が10年かかるとしましたら、その間に居住する家も借りないといけないので。山間地区の過疎地との交流が大事なのは、期間限定であれば家主も安心して貸してくれますし、双方にメリットがあります。

〇浸水地域特有の公助の支援は必要です。

 高知市は6500万円程度の予算で650の自主防災会の1年間の事業活動支援費を公布しても1防災会あたり10万円。制度的にも10万円となっています。

 浸水地区の防災会はやるべきことがたくさんあります。例えば二葉町や若松町は世帯数の割に高知市認定の津波避難ビルが少ないです。高齢者や体に障害のある人は移動距離が長いと浸水被害から免れることが出来ません。

 各自主防災会がビルの持主と独自に交渉し、「地域避難ビル」として防災マップなどで地域住民に告知しています。しかし市の支援がないため、そこには非常用トイレも、飲料水も、防寒布もありません。自主防災会の予算は乏しく備えることが出来ません。

 来年度から下知・潮江・高須。大津。五台山などの長期浸水地区となり、避難困難地区の自主防災会につきましては、別枠で「10万円」の活動助成金を出していただきたいです。

 行政のしくみとして「浸水地区の自主防災会支援」の交付金制度をこしらえていただきたいと思います。

〇災害時相互支援協定締結の必要性

 地域防災推進課の中でも山中チームは、高知市内の自主防災会の現状や課題がすべてインプットできていると思われます。

 浸水被害が起きたらおいそれと地域に戻れない地域と、揺れ対策と火災対策さえすれば安全な地域が高知市内にはあります。より被害を受けた地域を、被害が軽微な地域が支援する。それには災害時相互避難協定の締結も必要です。

 もしもの時だけの機能ではなく、普段からの地域間交流が必要です。お祭りへの参加なども必要です。顔の見える交流こそが「事前復興」になると思います。

 かつて二葉町が仁淀川町長者との地域を超えた広域連携をしている話を聞いた徳島県美波町由岐地区では、沿岸部の地域と山間部の地域との交流が始まり、合同防災訓練が行われています。徳島の行政部署は実行力がありますね。高知とは大違いです。

 1日目は沿岸部の由岐地区の住民は津波から逃れ高台の避難場所にテントを張り野営します。翌日は被害の少ない山間部へバス移動し、一緒に炊き出し訓練などをしています。

 高知市内でもそういう交流が絶対に必要です。なかなか動きませんでしたが、先般高知市自主防災会連絡協議会のブロック会(西ブロック・北ブロック)へ山中係長のご配慮で出席させていただきました。下知のどうしようもない状況。現状では長期間地域が浸水し、復興・復旧に長時間かかるであろうことを説明させていただきました。なかなかご理解していただくまでには時間がかかります。まず一歩を踏み出しました。

 最悪のL2想定では高知県では7・7万戸の住宅が必要とされていますが、用地とみなし仮設を居合わせても2・4万戸(2017年11月)しか確保されていないとのことです。

 ドライエリアでの避難生活1つでも未だに「復興のロードマップ」が可視化できていないのが現実です。「すぐやる計画」のなかに「高知市内の事前の地域間交流」「高知県内の事前の地域間交流」「県外との事前の地域交流」が必要ではないでしょうか。

 同時に中長期的な対策では、高知市や市町村、県や企業の協力と支援が必要です。それをどう具体化するのか。それの実行が下知地区では不可欠です。

〇支援する側は、支援訓練をすることで地域の防災力が向上します。また具体的な支援先を決めておれば、なにかと行き届いた支援が出来ます。災害時に日赤やNHKに義捐金を送付してもどこでどう何に使われたのかがわかりません。

〇支援を受ける側は、地域を点検し、「弱い」所の支援を要請することで「受援力」(支援を受ける力)が向上します。下知地区であれば、下知コミュニティ・センターに在庫したいのは大量のタオル類です。浸水時に濡れた体を拭くタオルが大量に必要であると思うからです。

 地域間相互交流で「支援力」も「受援力」も向上します。

 わたしなりの下知地区防災系買うに関して今後の想いを述べました。
 私の背中を押していただいているのは神戸市長田区鷹取東地区の故石井弘利さんです。「南海地震が来ることがわかっているなら、事前に地区住民と行政は協働して、事前対策と事前の防災まちづくり計画」を真摯に議論し、実行せなあかん。」と言われたことにあります。

 簡単なことではありませんが、やり続けるしか下知地域住民が生きのびる道はありません。

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2018.02.24

2月で初めての海の散帆

 今日は「温厚なお天気」です。インフルエンザに罹患した母(92歳)も全然元気です。家内が「海へ行っていいよ」というので、2月初めての「海の散帆」に夜須へ来ました。
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午前9時過ぎに夜須に到着。訪で昼食用のおむすびと卵焼き(550円)を購入しました。そして慎重にぎ装しました。今日は暖かいし。波もない日差しもあります。最高のお天気でした。
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 高知大学ヨット部やジュニア・ヨットクラブも海へ出ていました。本当に久しぶりの海の散帆です。赤岡まで行きました。朝は風がやや弱く、午後から良い風が吹きました。面白かったのでつい入れ込んで帆走していました。全身が筋肉痛になりました。でも爽やかな気分です。
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 帆走後は父(98歳)が入院する病院へ行くので、片付け後は雛人形との対面もせず一目散に帰路につきました。

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 2018年2月24日(土)です。膿の散帆へ家内に行かせていただいて、帰りに面会に行きました。父(98歳)はうとうとしていました。
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 足のむくみもありませんし、顔色も良くなりました。あとはリハビリをしていただく専門病院へ父がやる気になっている間に転院できるかどうかです。昨日も相談員の人と話をしましたが、「キャンセル待ち」状態ですね。待つしかありません。
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 液体のノンアルコールの歯磨きがなくなっていましたので、帰りに薬量販店で購入しました。

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年度末公共工事の減災対策

 官公庁の年度末は3月末。年度内に工事を終えないといけないので、下知地域内にある工事現場(減災対策工事)を観察してみました。
耐震護岸工事1
 まず若松町の堀川堤防の耐震護岸工事。前年度までに埋め込んだ鋼管杭の上に耐震護岸工事をしています。当初の説明より1M高くなると聞いています。L1想定の津波では防げるとか。L2ではオーバーフローしますが、「粘り強い堤防」なので倒壊しないとか。
耐震護岸工事3
 次は青柳公園西隣の二葉町に建設中の高知県警下知交番。予算の関係で2階建てですが、基礎杭が凄いので二葉町内では下知コミュニティ・センター同様の堅牢な建物です。
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 丸池町の社会福祉法人すずめ共同作業所前の勤労者交流館に屋上へ浸水時に上がれる取り付け階段を工事していました。掘削し穴を掘っています。多分階段部は工場で製作し、現場で組み立て据え付けるのではないでしょうか?
スズメ・勤労者交流館丸池1
 海抜0メートルで地盤が弱い下知地区です。ようやく減災公共工事も「少しだけ」目に見えるようになりました。

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2018.02.23

ボーリング大会へ参加しましたが・・

 会社が加盟している高知県塗料商業組合(角裕和理事長)。2018年2月23日は青年部(小笠啓介部長)主催の年に1度のボーリング大会でした。会場はすぐ近くのラウンドワン高知でした。1会社1つ以上の商品を提供。うちは保存できるお米(横田米穀店)を出しました。
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 総勢22人。どうやら私が最年長らしい。30代・40代が多いようです。この時点で最下位は決定的です。普段から全くボーリングはしないので投げ方がわからないし、怪我したらいけないので、一投目は左出投げ、2投目は右で投げました。
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 2ゲームでしたが1度もストライクは取れないし、スペアは2回だけ。酷いスコアでした。でもいい運動にはなりました。結局22人中21位でした。
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ところが商品が良かったです。お花見仕様のアサヒ・スーパードライビール24本でした。参加した息子と半分にしました。(息子は11位で電化製品)
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 いい汗を掻きました。スペアが取れないとスコアになりませんね。年々下手くそになっています。

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 2018年2月23日(金)です。今日は取り引き銀行と各種手続き変更の打ち合わせをしていました。結構それが長引いたので、父(98歳)との面談時間は短時間しかとれませんでした。

 幸い家内はインフルエンザは陰性でしたが、母が罹患し療養中で自宅でぶらぶらしています。週末も母は父の見舞いにいけないです。
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 今日は担当看護師も不在で詳しいことがわかりませんが、父に聞くとリハビリハしたようです。靴下が洗いもんで出ていました。
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 相談室の人にも問い合わせしましたが、リハビリ主体の病院の空きがないようです。気長に気丈に待つしかないですね。父はへこたれてはいませんので大丈夫です。
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現代日本社会の病理・自称「意識髙い系」の人々

 週刊現代の先週号(2月10日号)の佐藤優氏のコラム「名著。再び」の書評は、うなずくことが多い文章でした。佐藤優氏が論じた著作は「意識髙い系」の研究」(古谷経衡・著・文春新書・2017年刊)でした。

「努力する覚悟も能力もない それでも承認はされたい!「現代病」の実態」と今回の佐藤優氏のコラムの題名です。冒頭から引用します。

「大学生や20~30代の青年で、承認要求が肥大化しているが、実力が伴わない人がときどきいる。こういう人に勉強法を指南しても、継続的な努力が出来ないために、成果を全くあげることができない。

 自分の力は標準に達していないのにかかわらず、他人を見下す傾向がある。また、こういう人は
ノマド(遊牧民)、シンギョラティ(特異点)などのカタカナ用語をあちこちに千ラバめるが、その意味を正確に理解しているとは思えない。

 こんな生き方をしても滑稽で、誰からもまともに相手にされなってしまうことくらいわかる筈なのに、立ち居振る舞いを矯正することができない。本書を読んで、こういう人たちは「意識髙い系」というカテゴリーに括られ、独自の内在的論理をもっていることがわかった。」(週刊現代2月10日号 P116)

 なるほど、そういわれてみると該当する様な人物が過去にも何人かいました。私自身も大学時代に「その種」の傾向があったと自省します。「高校時代は浅薄な革命思想に被れていたので、大学では経済学などを真面目に勉強しよう」と思ったものの、勉強は3か月も続きませんでしたから。

 佐藤優氏の指摘は鋭い。「意識髙い系」の人達の願望は持論が公共性を獲得し、社会から認められたいという欲望がことさら強い「厄介な」存在であると。
  また1昔前と異なり最近ではインターネットの発達で、手軽にSNS(フェイスブック、ツイッター、インスタグラム等)で、「意識髙い系」は、加速度的に「可視化」されるようになっているそうです。

「(うざい、痛々しい、不愉快、とだけ形容される「意識髙い系」は漠然とした忌避や嘲笑の対象としてネット空間のみならず、いまやドラマなどのテレビ番組の中でも使われるほど単語として市民権を得た)古谷氏は指摘する。」(P117)

 自己顕示欲のせいであるとは思えませんが、日本社会で「護憲運動」や「反原発運動」が市民各位に広がりがないのも、運動体に意識、無意識に「意識髙い系」と見える振る舞いや言動が感じられるからではないかと思います。

 「自分たちは正しい事をやっている。」「自分たちは間違っていない。間違っているのは安倍政権」「安倍政権を無批判に支持するB層の政治的無関心な市民が悪いのだ。」と言い続けている限りは、広がりはないと思いますね。

 最後に佐藤氏はこう言います。

「学生時代と社会に出た初期に、自分を評価してくれるまともな大人との出会いがないと「意識髙い系」になりやすいのだと思う。」(P117)

 わたしの場合は、社会人2年間に森雅弘さんと言う許容量の大きな上司に恵まれました。営業のスーパースターでありましたが、持論を押し付けることもなく、生意気な若造の主張を根気よく傾聴していただき、「そこまで言うならやってみろ」と背中を押していただました。今でも交流を続けている人生の師匠です。
 
 また担当していた得意先のオーナーの荻野正吾さん、正宏さん、賢二さんとの出会いがあり、ご指導いただいたことが、社会人のスタートとしてはとても幸運でした。仕事の意義。営業のやりかた、商売人の心得を叩きこまれました。

 せっかくのご指南をほぼ40年近く活用できませんでした。わたしは無能でした。昨年からそのことを思いだし、真摯に努力しますと少し結果が出ました。「遅れてきた青年」は初期高齢者となりましたが、「人生125年」の老師の教えに従い「人生まだまだこれからだ」と奮闘してみようと決意しているこの頃です。
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2018.02.22

母はインフルエンザになりました

母(98歳)は横田胃腸科内科へ行きました。先週の血液検査の結果を知りたいということと、咳が出るので念のためにインフルエンザの検査をしていただきました。

 血液検査の結果(16日採血)は、やはり当日足がむくみのある数値がでていました。その後利尿剤を服薬したので、今日の診察ではむくみが解消していました。

 インフルエンザの結果はB型インフルエンザを発症しているとの判定でした。熱は35・7度で、全くしんどい様子はなく、食欲も旺盛です。全くわかりませんでした。

 特効薬のタミフルが5日分出ました。全治5日間です。母は昨年10月と12月に予防注射を2回していますので症状が軽いと思います。今日のディサービスと土曜と月曜と火曜のディサービスはお休みとしました。

 家族の者が「あんたはお爺さんとの接触も多いし、母の介護もしているので調べて来なさい。」と言われましたので、再び横田内科胃腸科に行きました。診察を受けインフルエンザの検査をしました。私は陰性でした。

 5日間も目話離しできない母が自宅にいるのは正直大変です。
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父・日赤・222


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 2018年2月22日(木曜日)です。父(98歳)の面会へ午前中に行っておりました。午後から用事があるので手早く行きました。
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 担当看護師に聞きますと、今日は歩行練習をして看護師事務所で週刊誌を読んでいたとか。両手の拘束(グローブ)もされてはいませんでした。少しづつ人間らしい生活に戻りつつあります。

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下知地区防災計画第12回検討会


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 2017年7月より始まりました下知地区防災計画第12回検討会が、2018年2月19日(月)に、ちより街テラス会議室で開催されました。下知地区減災連絡会役員や企業、教員、社協職員、津波避難ビル所有者など40人が参加しました。
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 アドバイサーの鍵屋一氏(跡見女子大学教授)から、「3年間皆様大変頑張っていただきました。未災地で参加者各位の問題意識が高く、地区防災計画でも事前復興計画まで提案しようと言う地域は世界中にありません。

 今年の3月3日と4日に高知市で地区防災計画学会が開催されます。事例発表する高知市下知地区と黒潮町は最先端を走るモデル地区です。皆様と関わりを持て誇りに思います。」と言われました。
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 鍵屋さん独自のいつもの体操をして参加者をリラックスさせます。5つのグループでワークショップを行いました。今回のテーマは、個別計画で出て来た項目のなかで、「揺れ対策」から2項目、「津波・長期浸水・避難所対策」から4項目、「事前復興計画」から2項目、「コミュニティ」から2項目を各グループで話し合いをして選抜するというものでした。
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 5つのグループで支持が多かったものを選びました。

〇揺れ対策について(2項目)命を守る

「お手伝いの幅を広げる。高齢者宅の家具固定や不要家具の処分のお手伝い」

「地域の助け合いで要配慮者支援 要支援者の把握。支援者を決める。挨拶をするまち下知の推進」

〇津波対策・長期浸水対策・避難所対策について(4項目)命を守り、命をつなぐ

「様々な障害への理解。支援の仕方、受け入れ方。車中泊しなくて良いような環境整備」

「地域皆で避難所運営。リーダー・班員の協力。情報協力・情報共有・役割分担・情報伝達方法を検討・登録カードの工夫。指示書に備品を明記。避難所運営訓練。様々な状況で繰り返し障害者・高齢者参加。昭和小の避難所運営体制づくり。話し合い、合同訓練、運営マニュアル作成。案内表示(児童作成・備蓄品の保管(」

「避難ビルとの連携。・管理者とルール作り。訓練・備蓄。非常時のドア開錠方法・避難経路表示」

「避難訓練・すべての世代を対象に、訓練実施、ルール作り、避難袋の事前備蓄」

「避難場所への物資備蓄。水・食料・燃料・照明・暖房・衛生用品・布団・嗜好品・食器・椅子・ゴミ袋などをローリングストック。コンビニ・量販店の協力」

〇事前復興(生活を立ち上げる)

「お互いが顔を知っていることで、生きやすく、強いまちにする。」

「生活・事業・雇用などの相談窓口を、早期に立ち上げる準備」

〇コミュニティ(すべての段階の共通)

「地域コミュニティの活性化。近所同士が顔なじみになるようにする。あいさつ、声かけ、お互いが親しくなるための行事、カフェ、ランチ、ビンゴ大会、花見・カラオケ等」

「下知で笑顔の花を咲かそう ホームページの開設。防災に対する情報の共有。仮住まいが別々になっても、下知の情報を共有。高齢者にはIT研修」

「防災活動への参加者拡大。若い世代、働く世代の参加呼びかけ、工夫。参加出来ない方たちへは、家族や自分で出来る防災訓練を進める[まち歩き、マップ作成、避難時間検証など)」

 5つの班での集約された意見ですべての班の支持があったのは、「地域コミュニティの活性化。近所同士が顔なじみになるようにする。あいさつ、声かけ、お互いが親しくなるための行事、カフェ、ランチ、ビンゴ大会、花見・カラオケ等」でした。

 当然「ぬかっている項目」例えば「災害時地域間相互協定を前提とした地域交流」や、具体的な地域再生方法などは言及されていません。今後の課題です。

 最期に鍵屋一先生はこう言われました。

「これからの下知は?
 自らの地域を考える防災から、「水平展開」する防災へ。
 下知の取り組みを上手に伝え、また他地域の良い取り組みをパクリ、手本になる魅力あるひと、くらし、まちを強くすることが、災害や危機にも強くなる!!」

 3年間に下知地区防災計画検討会は、2018年2月19日でひとくぎりつきました。しかし下知地区は「地盤が5M隆起し、耐震地盤になった訳でもなんでもありません。」南海トラフ地震は間違いなくいつ起きてもおかしくない状況になっています。脅威はまったく低減化されていません。

 今後は地域住民と行政側が力を合わせ。本気で地域の減災に取り組み、成果を上げて行きましょう。地域を魅力的にすることで、人との繋がりが「減災活動の基本であり、重要なんだ」ということを皆で確認しました。

 目指すべき道は厳しく険しいですが、くじけることなく地域みんなで努力し、解決していきましょう。

 下知地区防災計画の「実践編」はこれから始まります。南海トラフ地震ごときで、市も地域を壊滅させないために、知恵を絞り、行動し、「1人の命をなくさないために」ともに行動していきましょう!!。

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2018.02.21

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 2018年2月21日(水)。夕方に来客がありますので午後1番に父(98歳)に面会に行きました。いつものようにふてくされて寝ています。
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 担当看護師に聞きますと「ストレッチャーに乗せて入浴」したそうです。1カ月ぶり。歩行のリハビリもしたそうです。元気になっていました。後は嚥下と身体機能回復のリハビリ病院への転院ですね。キャンセル待ちは辛い。

 心電図と血圧などを表示するモニター画面はついていません。安定してきたので外したそうです。1日4回の測定をしているそうです。
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今治市防災士会第7回自主防災研究大会


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 2018年2月18日(日)は、今治市防災士会主催「今治市防災士会第7回自主防災研究大会」へ参加しました。生憎当日は高知市は「龍馬マラソン」開催日です。仕事や応援などで行けない人がいましたから。今回は下知地区からの参加者は5人にとどまりました。午前6時半に丸池町のコンビニ前に集合し、車2台で行きました。
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 午前中は4つの分科会に分かれ意見交換会をしました。私は第2分科会で「要支援者支援の在り方」です。40人ほどの参加者でした。座長を今治市防災士会事務局長の伊藤雅章さんがされ、アドバイサーを渡辺輔さん(今治市社会福祉協議会・地域福祉課主任)がされました。

 4つの班にわかれて意見交換もしました。私がいた班は下知から同行した大崎修二さん、今橋氏宮窪町から民生委員の人達が来られていました。大島という島です。しまなみ海道で今治市の対岸にある島です。
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 今回は昨年9月17日の台風18号に伴う水害対策の難しさ、問題点について伊藤雅章さんから経過報告と問題点、今後の課題などの説明がありました。

「今治市は愛媛国体のカヌー競技の会場。雨が少なく開催が心配されていました。9月17日は朝から雨で最初は国体も無事に出来そうだと関係者は喜んでいましたが、午後になり14時40分過ぎから今治市各地に避難準備情報が発令されました。

 その後雨足が強くなり、指定の市の避難所へ避難してくる住民も次第に多くなりました。上流のダムの放流が始まりました。自主的に立花地区の自主防災会のスタッフが避難所に集合し、避難所の開設・運営にあたりました。

 更に雨足が強くなり道路と水路の境目がわからなくなるほどに雨が降りだしました。夕方になり再びダムの放流があり、今治市は多くの地区に避難勧告を出しました。防災士会はスマホのラインで避難所スタッフの応援を依頼し、避難所から市の災害対策本部へ毛布の追加要請をしました。とにかくいろんな課題がみつかりました。」

 続いてグループでの意見交換や「その時私は」の話をしました。ある地域の防災士は「ようやくたどり着いた廃校跡の元学校施設は避難所ではなく市に聞くとかなりの距離を移動することになりました。周囲が暗くなり雨足も強くなっていたので怖い思いをしました。」

 「普段は避難所として認知されている場所が当日は使用できませんでした。」と言う報告もありました。

 やはり皆さんは民生委員をされておられ、防災士の資格ももっておられるので問題意識が違いました。常に要支援者の方の動向を気づかれています。

「その時は呼びかけはしますが、一緒に避難活動はできないし、してはいけないと思います。自分命が大事ですから。」との意見がありました。

 どういう呼びかけや情報伝達をしますかと言われましたので、「下知地区は可能であれば半鐘を手に入れ、鳴らしたい。それは遠くまで聞こえるし、家の中でも聞こえます。また避難所に国際信号旗を掲揚し避難を呼び掛けます。」と言われました。

 島の人も「旗はいいですね。昔は晴れなら黄色、曇りなら緑とか旗を揚げてましたから。」と言われていました。」

 また避難所では「要支援者チェックリスト」にて、要支援者を的確に支援するやり方を説明されていました。白熱した意見交換が続き、午前の分科会は終了しました。

 昼休みはお弁当を食べたら、伊藤雅章さんに呼ばれ、高知はアドバイサー役の西田政雄さんと一緒に「ランチョン・トーク」ということでいきなり壇上へ上がりました。西条市の災害看護専門看護師である趙由紀美さん、「ぼうさいじょ」といわれる西条市防災士連絡協議会女性部会部長の木藤容子さんも登壇され、伊藤さんが司会され、パネル討議をしました。

 午後の部は「東北大震災岩手県宮古市で起こった事 今治が命がけで、学ぶこと」という題名で岩手県宮古市の山田伝津館館長・菅野和夫さんの講演がありました。
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 菅野和夫さんとは2016年に岩手国体セーリング競技が宮古市のマリーナで開催されました。高知代表でNPO法人YASU海の駅クラブの井土晴男事務局長が選手で行った折知り合ったそうです。その年の12月に高知へ来られ、下知でもお話していただきました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-ccd0.html

(菅野和夫さんとの車座懇談会 2016年12月20日・高知市)

 昨年は高知県安芸市での防災講演会もしていただきました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-89ac.html

 岩手での想像以上の津波の威力を大きなスクリーンで見ますと凍りつく怖さです。

「1つの進言で1つの津波が起きます。南海トラフ地震が起きれば3連動で起きると言われていますね。東日本大震災も実は3連動型地震だったんです。

 最初に宮城沖で起き、福島沖で起き、茨城沖でも起きました。時間がずれて起きました。それぞれの津波がぶつかり合い、陸地で反射したりして想像以上に大きくなりました。想定以上の津波が来ました。」

「これくらいしか来ないと言う思い込みはしたいけないです。とにかく高い所へ逃げて下さい。」

「それと皆さん心を鬼にしてまず自分が助かることをしてください。逃げようとしない人を説得したりする時間はありません。その人を助けようとして自分が死んだら家族はどうしますか。自分が生きることで100人を助けることができます。」

「とにかく生きのびる方策をいくつも考え実行してください。例えばロープが1本あれば人助けが出来ます。

 引き出しを多くつくりましょう。そして皆さん「率先避難者になってください。」
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「私は震災や津波の語り部をしていますのは、その経験を若い人たちに伝えないといけないからです。南海トラフ地震も今後30年以内に80%の確立で起きるとされています。自分の子供や孫たちの代で必ず起きます。

 その時慌てないように、私たちの経験や教訓を伝達していかないと命は守られないのですから。」

「大災害時は学校も休校になります。支援物資の仕分けや運搬などには生徒たちに手伝ってもらいましょう。学校と地域の関係も普段からこしらえることは大事です。」

「支援物資は山ほど来ます。足らないのは仕分けする人、運搬する人が足りません。」

 菅野和夫さんの講話は体験を踏まえた実践に基づいています。何度傾聴しても参考になります。遠く岩手から来られありがとうございました。明日は徳島県美波町ですが、頑張ってください。美波町は震源域に近いのですぐに津波が来る地域です。

 今治市防災士会の伊藤雅章さん、砂田ひとみさんありがとうございました。大変参考になりました。
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2018.02.20

父・日赤・220

 2018年2月20日は、父(98歳)の経過と今後の展望を主治医に聞き、意見交換をしました。
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「腎機能は持ち直してきました。現在は利尿剤も使っていません。運動をしていないので1200カロリーにし、塩分を摂取し、水分も摂取しています。
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 PTの数も少なくリハビリ時間も少ないので、身体機能の回復は嚥下も含めて当院では難しいです。リハビリに力を入れていただける病院を打診していますがなかなか空きがないようです。」

「さきほど父とも話をしました。はよ帰りたいと言います。本人の意欲が萎えないうちにリハビリをやtぅていただきたいです。」

それはそうで思います。」とのことでした。
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 担当看護師にも聞きました。30分ほど歩行訓練をしたとか。下痢は治ったようです。」

 リハビリ病院への転院がままならないのでもどかしいですね。

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2月17日の五台山市民農園


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 昨夜の雨も上がりました。夜明けも早くなり午前6時45分位に三石の五台山農協婦人部の良心朝市集合でした。横田政道さんと大崎修二さんのかつての昭和小4年3組(ええと54年前)です。大根と小松菜とニンジンを購入しました。
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 市民農園ではジャガイモを植えるので土を盛りました。本当は真面目に耕さないといけないのですが、母の介護ケアもあり「時間切れ」で早退しました。
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 下の果樹園では避難小屋整備のために竹の切り出しをされるそうです。肝心の作業に殆ど加われないのが残念ですね。
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2018.02.19

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 2018年2月19日に高知日赤病院へ父(98歳)の面会にいきました。今日で丁度1か月目の入院生活となりました。ICU(緊急治療室)に10日間。一般病棟に20日間です。

「はやくうちへ帰りたい。」と父は懇願します。

 廃用症候群からのリハビリ―自宅復帰を目指したいです。

 1月29日から一般病棟へ移りました。しかし相変わらず寝たきりで、両手をグローブや拘束されています。両手を縛られていることもあります。面会時に外してもらいました。

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 父と家族の目標は、1月19日以前のように自宅で生活することです。「自分の口から減タンパク食を食べ」「自分の足で歩き」「介護予防通所リハビをに通い身体能力を維持し」「週に1度はゴルフ練習場へ行く。」「自分で着替え、自分でトイレへ行き排泄する。」そういう人間の尊厳を保ちたいのです。
水分補給
 週刊文章(2月15日号)に「誤嚥性肺炎は食べながら治す」という特集記事がありました。この記事の信ぴょう性は、医療の素人である私にはわかりません。ただ言えるのは今でも父は「自分の口から食べたい」という意欲があります。意欲が萎えないうちに嚥下の改善をしていただきたいと思います。

 4年前に高知市が主催する「認知症重度化予防実践塾」(高知市高齢者支援課主催)を受講しました。。当時講師の金田弘子さん(鳥取県・森本外科・脳神経外科病院副院長・看護部長・ケアマネージャー)はこう言われました。

「水分補給、栄養補給、排便、運動は身体維持機能の基本です。まずこれをしっかりケアをする。身体機能が改善されますと、認知機能も回復の兆しが出て来ます。」

「人間は2本足で立ち、自分の足で歩くことで認知機能が覚醒されます。歩けないからといって寝たきりや、車椅子生活をしてはいけないです。寝たきりの人は少しは座る。座れるようになれば、立ち上がらせる。立ち上がることが出来れば歩かせる。それで認知機能は回復に向かいます。」

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-4f37.html

 認知症を事前に予防する、進行を遅らせる具体的な対策でした。父の場合にも適用できるのではないかと思います。

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YASU海の駅クラブ役員会


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 2018年2月15日は午後7時からNPO法人YASU海の駅クラブ(丸岡克典・理事長)役員会に久しぶりに出席しました。地元高知市下知地区の地区防災計画や、超高齢者の両親の入院などがあり出席できなかったからです。

 役員会は理事長がインフルエンザ療養中で欠席。浅野副理事長が議長をして審議しました。平成30年度の事業計画が検討されました。4月から11月までのシーズン期は事業が多く、とりわけ5月から8月までの繁忙期は現時点でも毎週のように行事があります。会員拡大のための方策などの意見が役員から出ました。
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 事務局側から1月20日にヤッシー・パークでドローンの研修会があったこと。海での行事の撮影や、救助用に使えるのではとの説明がありました。オーストラリアでは浜で沖合に流された2人に対してドローンから救命具が投下され、救助に繋がった実例もあるとの報告がありました。

http://jp.techcrunch.com/2018/01/19/2018-01-18-drone-comes-to-the-rescue-of-two-swimmers-in-australia/

オーストラリアの海岸沖でドローンが人命救助

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2018.02.18

二葉町町内会役員会を傍聴しました


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 2018年2月13日ですが、下知コミュニティ・センターにて二葉町町内会役員会が開催されました。オブザーバーとして出席しました。議題は平成30年度の事業計画案と予算案でした。

 二葉町自主防災会としては、「秋の町民交流会」と言う位置づけで「二葉町一斉総合防災訓練を実施したい。ついては町内会の支援をいただきたい。」と提案しました。
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 賛同が得られました。9月から11月までの日曜日に実施したいと思います。

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2018.02.17

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 2018年2月17日(土)ですが、父(98歳)の面会に3時前に行きました。羽生選手のスケートで金メダルを見てから行きました。
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 いつものように父はふてくされて寝ていました。オムツ替えの後だったようです。特に変わったことはないようでした。家族の面会時に場合のみ手にはめたグロープを外してくれました。
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 父の部屋はナースステーションの前にあります。
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雛人形と対面しました


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 今年は1月20日(父(98歳)が日赤ICUに入院した翌日に、ヤッシー・道の駅にうちの雛人形を届けていました。2月2日から3月末まで道の駅やすのギャラリーで展示していただいています。
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 ようやく対面することが出来ました。今年は父の入院などがあり、なかなか夜須へも来れないと思います。慈しんで段飾りをしていただきました女性スタッフの皆さんに地元の駄菓子を持って行きました。お返しにバレンタインのチョコを頂きました。
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 見苦しいおっさんとうちの雛人形を撮影していただきました。うちの娘も今年は4月にならないと帰省しないようです。
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夜須へ行っていました


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 今日は絶好のお天気で高知は快晴。しかし西高東低の気圧配置です。入院中の父への面会や、母(92歳)のディ・サービスからの帰宅時の受け入れなどがあり「海の散帆」は出来ません。

 自分のヨットのチェックとハーバーで風に当たりました。程よい風が吹いています。多分昼前後から風は強くなるでしょう。
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 ヤッシー・パークのほうへウォーキングしました。スターウォーズが描かれた大漁旗も風になびいています。
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 ヤッシー・パークの津波避難タワーへも登りました。「展望台」と言われているそうですが、見晴らしがいいですね。
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 海へは出ることが出ませんでしたが、少し充電させていただきました。

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種崎と朝倉の自主防災活動事例発表会


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 2018年2月12日(月曜・祝日)は、「平成29年度 自主防災活動事例発表会」が高知市自主防災組織連絡協議会(久武邦雄会長)主催です。午後1時半から高知市あんしんセンター大会議室にて行われました。

 昨年の第1回目事例発表会では、潮江南地区と下知地区との活動発表が行われました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-eb2d.html

 今年は種崎地区と朝倉地区の事例発表でした。

 まず種崎地区津波防災検討会(黒田則男会長)は「災害に向き合い、災害に強いまちづくりへ」と言うテーマで地域の現状と活動報告、課題を説明されました。
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「種崎半島は、過去の南海地震である宝永(1707年)、安政(1854年)ですべて津波で流され亡所(人が住まない場所)になりました。

 近くに山などの高台がなく(大平山までは3キロ)、高い建物が少ないこともあり津波からの避難が難しい。
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 津波避難場所への移動可能エリアを半径300M以内とし、種崎地区に避難場所を配置し確保することを目的に活動を始めました。」と言われました。

 二葉町が自主防災会が結成されたのは2007年(平成19年)でしたが、種崎地区は住民の危機意識が醸成されるのが早く2002年(平成14年)に5つの自主防災会が連携して種崎地区津波検討会を発足させていました。

 高知市。高知県、国へも働きかけ2009年に種崎津波避難センターを完成するに至りました。何度か施設の見学に行きました。基礎を深く掘り、建物も四国ではなく船形になっており津波にも耐えられる先進的な施設でした。

https://www.city.kochi.kochi.jp/uploaded/attachment/42337.pdf

 しかし2011年の東日本大震災が起き、災害規模のL2想定の南海地震の津波では高さが足りないことが判明し、地域挙げて行政に働きかけ新たな津波避難施設や津波避難タワーを設置されたようです。

http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/61/tanesakihunakuratunemihinann.html

「種崎地区は1892人。65歳以上が740人と高齢化率は40%を超えています。現在地域に7つの津波避難施設(津波避難ビル3、津波避難センター3棟、津波避難タワー1基)が出来ました。

 地域の中の道路は狭く空き家も多い。空き家が倒壊して避難路を塞ぐ恐れもありますので、所有者と交渉し撤去していただきました。」

「浦戸大橋への津波避難路確保のために県に働きかけ整備していただきました。」

「やはり地域住民相互の親睦が大事です。それは「防災夕涼み会」です。夏祭りに合わせて防災クイズ、造波模型体験、大声大会など。子供から大人まで楽しみながら防災を学ぶ」ことを目的として14年間継続しています。毎年1000人ぐらいの参加者があります。」

「今後の課題は種崎地区は津波が引くと浸水はしないので、避難所での食料確保です。非常食置き場を整備し、各世帯が備蓄し置くような話し合いをしています。

 また世代交代が必要です。それが大きな課題です。」と説明されました。
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 朝倉地区連合防災会代表隅田純一さんは「広い朝倉・つなぐ住民。連携の町朝倉]と言うテーマで地域の現状。活動報告。課題を説明いただきました。

 説明を聞きますと朝倉地域は広い。北は行川(行川)地区(2組織)があり、朝倉小校区(13組織)、朝倉第2小学校校区(26組織)合計41組織の自主防災会があり、それれぞれが各地域で活動をされています。

「朝倉は文教の町です。高知大学があり、高校も2つあります。朝倉は広い地域です。1・35万世帯があり、2.8万人が住んでいます。防災は26組織がそれぞれの地域で独自に取り組んでいます。

 町内会、学校、企業、団体にも参加いただき、それぞれの団体から協力金や寄付金をいただいています。市の補助金や広告費などで運営経費を賄っています。」

「人を集める、金を集める。並行して活動は各地域で推進していきます。それぞれの地域で特性があり、それぞれの地域で訓練をしています。

 高知大学、高知学芸中学・高校、朝倉ふれあいセンターで独自に避難所運営マニュアル作りをやっています。」

 2つの地域ども歴史があり、活発な活動をされています。
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 高知市地域防災推進課山中晶一係長が、会場参加者からの質問も含め、2人の会長と軽妙なトークをしておりました。参考になりました。

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2018.02.16

父・日赤・216


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 母の付添で横田胃腸科内科へ行った後に、日赤病院へ行きました。

 父(98歳)に面会へ行きました。最近は「ふてくされ」「すねて」寝ていることが多いです。目を覚ましますと「早く帰りたい!まだ帰れんのか!!」と言います。
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 担当の看護士の今日の父の様子を聞きました。

「今日は30分ほど歩行器で歩きました。疲れたと言いながら頑張っておられました。お腹のほうは今日は治っています。」とのことでした。

 担当医師との面会は来週申しいれをしました。今後の治療方針を聞いてみたいですので。父の意識ははっきりしています。

「とにかくどくれんと(ひねくれないで)前向きにリハビリをしてください。転院の話はしているので、今はキャンセル待ちだから。」と説明しました。

「もう死ぬ。死にたい!」とか口走ります。
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「死んでいるならとっくに死んでいる。せっかく生き延びた命。粗末にしたらいかん。医療スタッフの皆さんも懸命にやってくれている。どくれた言動は今後はしないように」と言い聞かせました。

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母は横田胃腸科内科へ行きました。


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 はりまや橋サロンの後に、一度事務所へ戻り、トイレを済ませてからは母)2歳)は、横田胃腸科内科へ行きました。診察時の血圧は140-70でした。やや高めでしたが横田先生は心配ないとの事。

 「足がむくんでいます。利尿剤を出します。朝食後に飲んでください。」と言われました。服用後30分後に効果があるそうです。
 
  血液検査を最近したのは2年前でした。今日することになりました。
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 調剤薬局でも「お父さんは?」と聞かれました。「入院中です。」と答えました。

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母・はりまや・216

 2018年2月16日(金)ですが、母(92歳)と一緒にはりまや橋サロンへ行きました。お天気が不安でした。どん曇りでしたので歩行補助車に傘を持参しました。
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 最初はいつものコロッケ屋さんで夕飯用のコロッケを購入しました。パン屋さんでもクッキーを購入しました。

 次に谷ひろ子さんお店で焼き菓子を買いました。100歳体操まで時間がありましたのでホット・コーヒーとはりまやシューを購入。母とお茶をしました。
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 すると「こんにちは。今日は君に会えると思って来ましたよ。」と声掛けされました。中学校以来の恩師の三浦光世先生でした。1年ぶりでした。母にも挨拶してくれましたが、全くは母はわからないと思いますが、会話をしていました。
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 「今年は私も80歳。主人の良一(よしかず)が亡くなって10年になる。君はご両親の介護や地域活動で頑張っているのでいつまでも元気でないといけないよ。」と言われました。
 
 52年になるお付き合いですが、やはり恩師はいいですね。お会いしたのは1年ぶりです。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-84fa.html

(三浦光世先生宅へ行きました。)
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またFBで交流し、豊富な医療知識を伝授いただき大変お世話になっています衛藤徹さんにもお会いすることができました。母たちがやっているいきいき100歳体操を近くの屋内施設で実施することも含めたプロジェクトをなさっているようです。

 やはりリアルに面談することはいいですね。

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海抜5M表示

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 高知市二葉町は幹線道路である国道56号線に町の西側が隣接しています。佐竹理容店横に「海抜5M表示」が、道路標示板の支柱部にシールが張られています。

 〇いシールは1M刻みに貼られ、1番上が5M表示されています。

 この表示はL2想定(東日本大震災・スマトラ地震並みの地震)が南海トラフで発生した場合、二葉町は最大5M浸水するだろうとの意味です。(推論です。)
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 国土交通省は「海抜シール」(海抜を知る)という津波浸水啓発表示を沿岸部の主要国道の標識柱に表示しています。

http://www.skr.mlit.go.jp/yongi/menu/summary/24-1gihou/img/12.pdf

(海抜しーる 国土交通省四国整備局)

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2018.02.15

父・日赤・215


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 2018年2月15日ですが高知赤十字病院に行きました。1月19日から父(98歳)が植田一穂先生のご紹介で入院しています。1月31日までの入院費用の請求書が来ていました。窓口で支払いをしました。

 今日の父は不機嫌そうに「早く帰りたい!!。もうここは嫌じゃ!」と言っています。元気になると退屈になるものです。次の展開ができるリハビリ病院の空きがないので「キャンセル待ち状態」です。
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「長い綿棒を凍らせて口腔ケアの刺激をしました。」

「リハビリで歩行器を使って歩きました。」とのこと。ほんのわずかなリハビリですが、少しはやtぅていただいています。なかなかこちらの希望どうりにはなりませんが、父には「気を落とさずに頑張ってほしい。」と伝えています。
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若松町工区耐震護岸工事

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 堀川陸上部若松町工区での耐震護岸工事もたけなわのようです。
「地球と握手する」という「インプラント工法」で、1・3M径の鋼管を23M油圧で地中に埋め込んだ上に鉄筋コンクリートで上部の堤防を建設しているようです。
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 施工者の県土木事務所での説明では、「液状化対策をしているし、粘り強い堤防になるので崩壊することはない」とのことでした。当初より1M程度高さが高くなるようです。
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2018.02.14

父・日赤・214


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 2018年2月14日は、営業の終わりに高知日赤病院で父(98歳)に面会しました。」顔を合わせると「早く帰りたい!ここは嫌じゃ!」と大きな声で懇願します。相変わらず口からものが食べらせてくれないようです。
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 担当看護師によれば、今日は歩行器で歩いたそうです。リハビリの時間が短いのですぐには効果は出ないようです。転院を前提に相談員とも話しました。なかなか希望する病医院のベットが開いていないようで難航しています。現在は「キャンセル待ち」状態のようですね。気長に待つしかありません。

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下知地区防災計画事務局会


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 いよいよ3か年計画事業の大詰めが来た下知地区防災計画。2018年2月12日午後5時から下知消防分団会議室にて下知地区防災計画事務局会が開催されました。

 テーマは2月19日の「第12回検討会」の位置づけで意見交換をしました。当然地区防災計画は3年で終わるものではなく、下知地区の事前復興まちづくり計画は未来永劫続くものです。
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 議論したテーマと、議論しきれなかったテーマもあり、9時半まで4時間半も意見交換しました。
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 当日は午後から「自主防災会活動事例報告会」が午後3時過ぎまであり、父(98歳)が入院している病院へ立ち寄り、そのまま出席しました。頭の回転も悪く最後のほうは「フリーズ」していましたからDSCN2850_RDSCN2851_R

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2018.02.13

父・日赤・213


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 2018年2月13日ですが、午後から月に1度老師の整体をしていただいてから、帰路に高知日赤病院に父(98歳)の面会に行きました。
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 特に変わった様子はなさそうでした。リハビリをした様子は伺えました。相変わらず鼻からの栄養チューブによる措置です。口から食物を食べるリハビリはしていただけないようです。

 もどかしい思いです。せっかく危機的な状態を脱したので次の回復段階へ進んでほしいとは思いますね。

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水道管・給湯器凍結防止対策


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 以前水道業者さんに屋外の水道凍結対策を聞いていました。露出している部位にぷちぷちとリンゴ箱に入っていた緩衝剤のスチロールを撒きつけました。量水器・止水栓の蓋の中も断熱材を詰め込みました。
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 また昨夜プロパンガス販売会社の人に給湯器の水道コック部も保温しないといけないと言われました。していないので急遽保温処置をしました。マイナス3度以下になると水道管は凍結の可能性が高くなるとか。給湯器もです。
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 敷地内の水道管や給湯器の凍結防止は自己責任です。簡単そうですので実行しましょう。
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2018.02.12

父・日赤・212


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 高知市安心センターにて13時から「自主防災会活動事例発表会」(高知市自主防災組織連絡協議会・主催)が15時過ぎまでありました。その後高知日赤病院で父(98歳)を見舞いに行きました。
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 鼻からの栄養チューブは抜かれていました。「食事」は終わっていました。看護士に聞きますとお腹を壊したようなので、スピードを次回から遅くするとか。
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 父は「帰りたい」と言っていましたが、ほどなく眠ってしまいました。嚥下訓練もしないようだし、口からものが食べられないのでもどかしいかぎりです。

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積雪がありました

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 自称「南国土佐」(冬は意外に寒い高知市)に夜半に雪が降ったようです。北国の皆さんには「お笑い」の積雪であることと思います。

 しかし四国島内の山間部の地域を貫く高速道路(高知道・徳島道)などは既に通行止めになっています。
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 天気図では強い西高東低。これから今夜にかけて雪が降るとか。日差しが出れば高知市の平野部の雪はほどなく溶けますが、朝1番出かける予定が狂いました。変更です。

 スキーなどをしないので冬用タイヤ持ってませんから。今朝の事務所の気温は5・6度、湿度は47%。西高東低ですので昼間は風が吹いてさむくなりそうです。
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 情報ではいの町枝川ではスリップした車2台が土佐電鉄の軌道に落車。通行止めに。自宅近くの鏡川大橋も午前9時まで通行止めだったとのことでした。

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広告主・ファーストの五輪の現実


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 2018年2月10日(土)の日本経済新聞1面のコラム「春秋」の文章はなかなか辛辣。「なるほどそうだったのか」と思わせる文章でした。

 書き出しはこうだ。

「平昌五輪のフィギアスケートは午前中に始まる。巨額の放映権料を支払っている米NBCの要望で米時間のゴールデンタイムに中継するためだ。
 選手は試合前の食事や練習時間を考慮し、未明に起床する。体内時計の調整が勝敗に響く。スポンサーファースト故の苦労だ。」とあります。

 なるほどアメリカの視聴者第一の配慮があったのかと納得しました。さぞかしアメリカの市民はTVを「見やすい」時間帯に五輪観戦をして満足しているのかと思いきや実はそうでもないらしいとのこと。ある大学教授が独自の調査をし分析していました。

「多くのスポーツ愛好家が、CMの過剰さや番組の編成方針にストレスを感じている、と言うのだ。」とあります。一体どういうことなんでしょうか。商業資本主義大国アメリカらしい事情がそこにはあるようです。

「競技に関心が薄い層の視聴率を上げるため選手がいかに試練を克服し、栄冠を勝ち取ったのかという「人情話」を放送する傾向が顕著という。

 競技そのものに集中したい視聴者を中継専門の有料放送に誘導し、収益を最大化する戦略らしい。「株主に対し義務がある」というNBC幹部のコメントが論文で紹介されている。」

 そういえば2020年の東京五輪(夏季大会)もまさに日本が1番暑い8月に開催されると言うのも、やはり巨額の放映権料を支払うアメリカの放送局のご都合によるものです。マラソンなどが無事に開催できるのか。酷暑の東京で大丈夫なのかとも思ってしまします。

 アメリカのあるツイッターのやりとりではこう言われているらしい。

「NBCと北朝鮮の国営放送。どこが違うの」。と揶揄されているとか。

「需要に合った番組が提供されぬ共通点を皮肉った。独占も独裁も、過ぎれば不幸ということか。」

 なるほどと思いますね。今年6月にモスクワに開催されるサッカーW杯にしても全試合放映雄するのは有料チャンネルだけ。予選でもイングランドVSベルギー、ポルトガルVSスペイン、ドイツVSスウェーデンなど見逃せない試合がありますが、地上波では宝放映されない可能性もあります。

 五輪やサッカーW杯は、民族や宗教の壁を超えた交流が期待される巨大イベントです。それを特定の私企業が囲い込み少数のお金を支払える人だけの有料チャンネルだけで放映するなんぞ本末転倒です。

 中田英寿元選手が、紛争が続くパレスティナでサッカー教室をしたり、世界中から非難を浴びている北朝鮮が五輪やサッカーW杯予選に参加するなんぞえいことやないかと思いますから。それだけに無料で全世界の人達に五輪やサッカーW杯はTV観戦させるべきであると思います。

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2018.02.11

父・日赤・211


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 2018年2月11日(日)ですが、面会は母(92歳)と家内と3人で午後から行きました。父は相変わらず看護師詰所前の部屋で1人縛られて寝ていました。
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 「早く帰りたい!!」「もう嫌だ、出たい!」と強い意志ではっりとした言葉で言います。休日はリハビリもないので退屈な1日のようです。面会時間は30分程度。帰りに近所のスーパーへ立ち寄り買い物をしました。
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下知地域内連携協議会役員会


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 2018年2月8日ですが下知地域内連携協議会役員会が下知コミュニティ・センターで開催されました。委任状出席も含め定数に達したと中岡寛典事務局長が述べました。
 国見俊介代表が今年度最後(3月末まで)の役員会であることを言われました。続いて討議事項に入りました。
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 「挨拶をしよう」のポスター原案に対する意見交換が行われました。ある役員から「ある地域の小学校では、新学期になると全校集会に交通安全指導員など地域で子供たちの見守り活動をされている地域の人達を校長が紹介しお礼を言うそうです。そうすれば子供たちは自然に挨拶が出来るようになるのではないでしょうか。」との提案がされました。

 2019年度も役員任期は2年ですので全員留任です。

 国見代表が問題提起をされました。

「昭和秋の感謝祭。下知地域の人達を1か所に集めてお祭りをやろうとしていました。最近それでいいのかと思います。地域での小さなサークルを集め、下知オリンピック(仮称)のようなものが出来ないかと思います。

 また田舎の地域では文化祭や発表会を地域でやっています。そうした発想もいるのではないでしょうか。従来型の手法で現役世代の参加がない。と嘆いて何もしないのではなく、ことらから動いて人と人を繋ぎたいと思います。」

 面白い発想ではないかと思いました。

 南金田の岡﨑修一さんが、江陽小校区単位で地域内連携協議会を立ち上げる準備中であると報告がありました。会長予定者の岡﨑さん(下のお名前は聞いていません)から興味ある提案がありました。
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 「パト・ラン。パトロール。ランニングです。「パトラン」は、現在では全国26県で組織され、規約に賛同して入会の手続きを取った会員は、ユニフォームを着て、結成を警察にも届け、地域をパトロールします。私が高知県第1号です。」と言われました。
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 真っ赤なTシャツ(2500円)もご披露していただきました。私は走る趣味はありませんし苦手ですが、歩くことは好きです。海の散帆も好きです。Tシャツを1枚購入しようと思っています。両親が超高齢者なのでダブル介護中ですので、活動は出来ないとは思いますが・・。

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2018.02.10

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 2018年2月10日(土)ですが朝から雨が降っています。1月19日(金)の緊急入院から3週目を過ぎ、22日目になりました。今日は家内と2人で面会に行きました。タオルを持ってくるようにと言われましたので数枚持参しました。
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 父(98歳)は退屈そうにうとうとしていました。命に係わる緊急事態はやり過ごし、症状も安定し小康状態になっています。間髪を入れず機能回復訓練をしていただきたいと家族としては思いますが、なかなかそうはなりません。

 父に聞きますと「今日はリハビリはお休み」であるとのこと。今日の担当看護師に聞いても土日はリハビリはお休みとか。ちゃんと父と会話ができるようになりました。退屈極まりない生活には父は辟易しているようです。
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 ちゃんと事をわけて話をし、目標を設定すれば父は勤勉なので努力をする人ですから。焦らず時が来るのを待つしかありません。症状は必ず良くなるでしょう。そう信じます。

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二葉町町内会・資源・不燃物ステーション


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 2018年2月9日(金)は月に1度(毎月第2金曜日)が、高知市二葉町町内会の資源・不燃物ステーションの日です。3月まで仕分け当番なので午前5時50分過ぎに、下知コミュニティ・センター前へ行きました。まだ夜は明けていません。
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 既に荒木三芳二葉町町内会副会長が、仕分け用の立札とコンテナーを設置されていました。自宅の資源・不燃物を仕分けして出しました。

 夜明け前にぼつぼつと車などで町民が資源・不燃物を持参してきます。先月来なかった人もおられるようで、早い時間からステーションは物が置かれています。靴底と背中にホッカイロを貼り付け来ましたが寒い事。7時前にようやく明るくなり始めました。
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 母(92歳)の介護ケアがありますので、7時に早退させていただきました。月に1度二葉町町民が顔合わせする資源・不燃物ステーションは大事なコミュニティの1つです。
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2018.02.09

父・日赤・209


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 今日で日赤に入院して21日目の父(98歳)です。
緊急事態は脱しましたが、俗にいうADL(日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)が「衰退」しています。

 今日担当看護師とお話しましたが、今は鼻からの栄養チューブと利尿剤のてんてきぐらいになりました。今後は身体機能(足腰の機能回復)と嚥下の機能回復がより重要になることでしょう。
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 しかし遅々として進んでいないのが現実です。決して病院側も悪気があるわけではないことは理解していますが、「緊急入院した1月19日現在の父の状態と病状」がすべての治療のベースであり、それ以前の父の生活は「参考資料」程度の扱いになっているように感じました。医療関係者の真摯な態度は尊敬し、敬意をもって感謝していますが、どうもずれを感じるのは私がおかしいのでしょうか?
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 父は「自宅へ帰りたい」「生き抜きたい」という強い意志があります。それゆえ家族も支援しています。リハビリや機能回復は本人の意欲の部分が大きな原動力になるのであhないでしょうか。それがうまくかみ合わないいないことがもどかしい。わたしの表現の仕方が拙いのかもしれないです。

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母とはりまや橋サロンへ行きました。

母とはりまや橋サロンへ行きました。
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 2018年2月9日(金)は、はりまや橋サロンの日です。今日は移動性高気圧に覆われ温厚な日ですが、曇っているので暖かくは感じません。

 母(92歳)と一緒にはりまや橋サロンに行きました、まずは魚の棚のコロッケ・ひろちゃんさんで夕飯用のコロッケを購入しました。次に谷ひろ子さんのお店で焼き菓子を買いました。
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チョコレート・ケーキ(1切れ200円)がありましたので、母と一緒にホット・コーヒーを谷さんに依頼し、一緒にお茶しながら食べました。寒くなるとチョコレートも硬くなる。と谷ひろ子さんが教えてくれました。実際そうで食べやすかったです。
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 今日のいきいき100歳体操には、元気な高齢者が参集していました。母も元気に体操しました。買い物をして体操して認知症の進行を少しでも食い止めているのではと思っています。
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空き地とコイン駐車場が増える二葉町


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 2018年2月6日の二葉町の風景です。空き家が取り壊され、空き地が増えています。数年前火事になった家屋の跡も、空き地と駐車場になりました。
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 町内の4車線の幹線道路である県道宝永町―種崎線沿いには、コイン駐車場がふてました。あちらこちらに出来ています。町内の簡素な住宅街にもコイン駐車場が出来ています。新築の家屋は町内では1軒もありません。
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 南海トラフ地震の被害想定では二葉町は地盤が沈下し、長期にわたり浸水する地域とされています。地価は下落しています。危ない空き家の古家は壊したものの、さりとて売却できな売却できないので、コイン駐車場をやって納税されているのでしょうか?
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2018.02.08

父・日赤・208


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 今日はなんだかんだと仕事がせわしく、入院中の父(98歳)に面談に行ったのが午後4時過ぎになりました。相変わらずベットに寝ていました。

 退屈でたまらないらしく「もう帰りたい。いつ帰れるがぜよ!!」と大声で聞きます。

 「おまんがもっと歩けるようになって、口からものが食べれるようにならんと帰れんがやき、リハビリ頑張りや!」と言うしかありませんでした。
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 担当看護師に寄りますと、今日は歩行器で歩く練習をしたそうです。元気よくしたそうです。昨日はしなかったんですが、今日は張り切っていました。とのこと。

 両手にグローブをはめられ拘束されるのが嫌で噛み千切ろうとして口から出血していました。すぐに手当てをしていただきました。
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 炎症反応がでたとのことで抗生剤の点滴をするので、再び「拘束の許可書」が病院側から提示されました。仕方がないのでサインはしました。

 父は随分と意識がはっきりし、自分の置かれている立場が分かってきたようです。とにかくリハビリを頑張って立って歩けるようになること。口からものを食べられる容易にならないと帰れない事を伝えました。今度はこちらも静かに説得しました。
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 看護師も「次の病院で積極的なリハビリをするようになればいいのですが・・」と言っていました。それまで精一杯頑張るしかありませんね。

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母は歯医者へ行きました

 2018年2月8日の午前中ですが、母(92歳)は歯の点検と掃除に、歯科医院へ行きました。月に1度の予定ですが、1月は火傷で入院中でした。2月経過してからの点検でした。
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 ディサービスのほうから「虫歯があります。」と指摘されていました。

歯科医師は「根本的な治療となりますと削ったり場合に寄りましては抜歯も必要になります。それは体に大きな負担をかけます。ご高齢でもありますので、少し削ってセメントを詰め、歯磨きしやすいようにします。」とのこと。
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セメントはその名のとうり二液硬化型の接着剤。フッ素も入っていて蒸す場予防効果もあるとか。小さなパレットで歯科衛生士がへらで二液を練り、歯科医師が歯の凸部2カ所に練り込んでいました。速乾性ですぐに乾燥しますね。

 また来月も来る予約しました。

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下知地域と国政を繋ぐ意見交換会


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 2018年2月7日(水曜)午後6時から下知コミュ二ティ・センター3階会議室Cにて、二葉町自主防災会(森宏会長)主催の「下知地域と国政を繋ぐ意見交換会」が開催されました。

 下知地区減災連絡会会長であり二葉町自主防災会会長の森宏氏が、西田政雄氏に要請し、西田氏が親しい北原仁秘書(中谷元衆議院議員秘書)とコンタクトを取り実現しました。
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 全く急なご案内でしたが、高知市議で市議会議長の下知地域代表の高木妙さん(高桶)や、二葉町、若松町、中宝永町、丸池町、日の出・弥生町、青柳町、から12人が出席しました。

 11年前から下知地域の自主防災会の立ち上げからサポートいただいています顧問である西田政雄(防災寺子屋・主宰)から今回の会合の意義目的の説明がありました。

「11年前から下知地域で一緒に活動してきました。とても熱心です。それだけ下知地域は高台がなく、海や川に囲まれ、低地で市街化していて避難がとても難しい地域です。
 森会長から国と繋がることで困難な状況をなんとか打破したいとう要望がありました。
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 参議院議員で徳島・高知合区選出の中西啓介氏からも一度下知地域の防災関係者と意見交換したいと言う要望が以前からありましたので、高知1区の衆議院議員中谷元さんとセットでやればいいのではと思いました。

 その前に地元秘書である北原さんと意見交換していただき、下知地域の現状と課題を把握いただいてから2人の国会議員との意見交換したらいいだろうと思い段取りしました。」と説明がありました。

 そして「下知地域は古い木造住宅も多い。また高齢化も進展しています。南海地震が起きればこのままでは犠牲者が多い地域です。立体換地をして地震が起きる前に耐震中高層住宅を建てて下知の防災対策をすべきです。ただし簡単な問題ではありません。」

 とも言われました。いきなり本題へ入りました。参加者から意見が出ました。

「いくら避難訓練しても被災後どこの地区のドライエリアに行くのか?またどこで避難生活をするのか東日本大震災から7年経過しても県や高知市から未だに回答がありません。」(二葉町)

「地域には避難ビルもなく、低層の古い木造住宅ばかりです。高齢者も多いので1番犠牲者がうちの地域から出ます。」(丸池町)

「阪神大震災後に神戸市ではUR都市機構がどんどん高層住宅を建てていました。そういう方法で下知に事前に中高層住宅が建設できないものでしょうか。」(青柳町)

「自分たちも町には高知市認定の津波避難ビルは西角の1つしかありません。それで民間ビル所有者と交渉し、地域独自の避難ビルにしました。共用部分での避難生活は厳しいものがあります。それで1・5次避難と言うことで、対岸の五台山で土地を借りて、避難場所と市民農園づくりを始めています。」(若松町)などの意見が出されました。

「数年前に地元の社協と民生委員が、海抜表示の看板をつくり各地に表示しました。ある民間開発業者が国や市の海抜表示と違うので撤去してくれと言われて困っています。」(二葉町)

「下知地区は全国レベルで評価されるほど熱心な地区です。自分たちでやれることもすべてやっています。それだけ厳しい条件下の地域であることをご理解いただきたいです。」(高木市議)

 北原氏は「地域でいろんな意見が拝聴できてとても有意義でした。正確に議員には伝えます。将来議員立法などになるようにしたいものです。でもそれは簡単なことではありません。

 国策となると地方より、より「公益性」「公共性」が求められます。でも今の時代は「地域特性が活かされる国策」でなければならないと思います。今日をきっかけにして、より深い意見交換を下知の皆さんとしていきたいと思います。」と言われました。

 いろんな方策を尽くして「高知市下知地区から大震災でも1人の命も失わない」地域をこしらえたいと強く決意しました。引き締まった良い会合でした。

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2018.02.07

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 今日は午後から1人で父(98歳)の面会に行きました。父は寝ているだけでした。観察するに手足のむくみもなく健康そうです。しかし鼻からの栄養チューブです。

 今日もリハビリをしたらしく、歩行器で歩いている様子の写真が病室の壁に貼ってありました・少しづつ回復に向かっているようです。
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 今日の時点では、まだ転院先は決まっていないようですね。

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旧U氏邸は改装中

 同級生であったU氏。事情があって自宅を売却され県外へ移住されました。五台山市民農園での作業の後に前を通りました。
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 屋根つきの車庫は撤去されていました。家屋に足場と養生シートが仮設されていました。屋内外の改装工事がされていると思います。

 うちと異なり敷地も広く、家屋もゆったりめにつくられています。快適な住宅に再生されることでしょう。
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2018.02.06

父・日赤・206


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 息子と2人で面会に行きました。丁度リハビリの担当者に会いました。
「頑張って歩行訓練するときもあります。しない時もあります。」とか。父と話をしました。

 今日は担当医師との面談をしました。
「腎機能は維持され、内科的な部位は改善されています。おおむね落ち着いたと思われます。緊急事態は脱し、安定状態になりました。今後は入院したことによる身体機能や嚥下機能の低下のリハビリが主体となるでしょう。

 うちの病院はリハビリは得意な病院ではありません。腎機能を維持する処置をしていただきながら、リハビリ(身体機能と嚥下機能の回復)を主体とした医療機関への転院を前提とした治療を行います。」と言う事でした。
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 よく治療していただきました。また父も頑張りました。今後は治療方針や回復方法を父に説得し、納得させます。父は几帳面だから頑張れると思います。

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父・日赤・2月5日

 なんだか昨日はせわしく投稿できませんでした。またPCがある事務所は灯油ストーブを消しますと冷蔵室になりますので。
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 さて2月5日ですが午後から時間をこしらえて高知日赤病院へ行きました。街中で駐車場が狭く有料ですので、いい気分はしません。スタンプも押してくれません。
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 父(98歳)が1月19日に入院して、今日で18日目です。明日担当医師との面談を申込みしました。ご多忙なので申し込みをしないとなかなか説明を聞くことが出来ません。

 それで気になりましたので父の様子を病室に見に行きました。父は寝ていました。なにやら「加湿器」なのか「霧吹き」なのか機械が口の周りで水蒸気を出しているようです。おそらく口の周りを乾燥させない措置なのでしょう。
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 担当看護師に様子を聞きますと「昨日は歩行器で張り切って運動をしましたが、「廊下まで出たところで、しんどいと言いまして運動しませんでした。」とのこと。なかなかりはびりも道遠しです。
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 気になる口腔ケアですが、未だに鼻からの栄養チューブの挿入が続いています。これでは明日の嚥下の判定も良き結果が出るとは思いません。

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4県連携自主防災組織交流大会

 「平成29年度 4県連携自主防災組織交流大会」が2018年2月4日(日)午前9時半から高知県立大学共有棟大講堂で開催されました。主催は高知県危機管理部ででした。案内状のも配布資料にも「主催者名」が表記されていません。不思議な会合でした。(あとで気が付きました。主催は、三重県、和歌山県、徳島県、高知県と書いてありました。しかし資料の問い合わせ先などは表記は去れていません。)
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 ですが進行役を高知県危機管理部南海トラフ地震対策課窪田佳史課長が行い、開会挨拶を高知県危機管理部長である酒井浩一氏がされましたので、高知県危機管理部が主催者でした。

 南海トラフ巨大地震対策をされている「夢ある稲生(いのう)まちづくり協議会」(三重県鈴鹿市)と「浜ノ瀬区自主防災会」(和歌山県美浜町)、「津田新浜地区自主防災会」(徳島市)、「アルファステイツ知寄町Ⅱ自主防災会・下知地区減災連絡会」(高知市でした。三重県・和歌山県・徳島県・高知県からの参加でした。
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 三重県の「夢ある稲生(いのう)まちづくり協議会」は、「津波の脅威のない地域」ということでした。地域住民の防災意識を啓発するために工夫をされていました。注目したのは、「避難時の世帯消息確認シートの作成」と「避難カード」の作成でした。「個人情報」うんぬんの壁を乗り越える地域の力を感じました。
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 和歌山県の「浜ノ瀬区自主防災会」は、海に面して津波襲来の危険地域です。安政南海地震の碑も町内にあり防災意識が高い。行政側の公助で避難路に蓄電式LED誘導灯をを16カ所に設置し、松島地区に盛り土した高台を整備しました。

 ただ高齢化で坂道を登れない高齢者対策として、親睦を兼ねて「いきいき100歳体操」(介護予防体操)をしているとか。行政とのタッグが上手く行っているようでした。

 徳島県徳島市の「津田新浜地区自主防災会」。こちらも地域の中にある津田山(その昔は島(周囲を埋め立て市街地になった。)以外は津波で浸水する市街地。地域内の小中学校と連携して防災訓練を実施していました。なかでも津田山を「防災まちづくり」と言う「夢構想」は面白いと思いました。
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 下知地区減災連絡会の発表者は中岡寛典さん(アルファステイツ知寄Ⅱ自主防災会会長)でした。。避難困難で絶望的な下知地域の現状を「さらり」と説明され、下知地区では、マンション自主防災会と地域の自主防災会との連携が上手く行っている。それは下知地区防災計画・ブロック会がきっかけであった。お互い「顔の見える関係」が出来たことで「つながる」力が倍増したと説明されました。お花見や懇親会も実施したそうです。

 「人と人が繋がり 災害に「も」強いまちへ」という的確な説明をされました。

 休憩後は山﨑水喜夫氏(NPO高知市民会議)の司会で。質疑応答とパネルディスカッションが行われました。時間が短いのが残念でした。

 徳島県美波町から井若和久さんをはじめ10人参加されていました。香美市の中山陽一さんにもお会いしました。五台山地区の北村さんや秦地区の中越さんも参加されておられました。

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2018.02.05

五台山市民農園へ行きました


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 2月初めての五台山市民農園。午前7時に三石にある五台山農協婦人部の良心市で野菜を買いました。ミニトマト3袋とネギを購入しました。寒いので露地物の野菜の出来が悪いねと出品者のご婦人たちは言われていました。
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 それから登坂し農園を見ました。玉ねぎは成長しています。今回はジャガイモを植えたいと思っています。父(98歳)の入院の関係などでなかなか時間が取れないですので。
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 下段の屋外簡易避難所については、徐々に整備していくことに。一度は体験宿泊しないといけないでしょう。年寄りですので「寒さに弱い」ので現状では躊躇しています。

 理想ですが「屋外避難所体験施設」をこしらえてみたいもの。テントかバラックで出来ないものでしょうか。「時間がない」「お金もない」状態。しかし南海地震は迫って来ているし、L2想定では7・5万戸の住宅需要に対し、2・2万戸の住宅しか高知県はッ確保できていません。
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 残りの5・3万戸(1世帯2人として)10万人強の高知県民は高知県内で避難生活が出来ないのです。県外で避難生活を10年しておれば、高知へ戻る理由は、特に現役世代ではなくなりますね。

 スチロール・ハウスやトレーラー・ハウス、ゲルなどの構想は大きいですが、真剣に「滞在型避難所」を自前でこしらえることも必要ではないかと思います。そうした拠点がないと下知地区の再建・再興は難しい。

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2018.02.04

母と3人で父との面会

 2018年2月4日ですが、「インフルエンザが蔓延してますので、短時間での面会をお願いします。」とのことで日赤の病棟へ父(98歳)の見舞いに母(92歳)と家内と3人で行きました。
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「もう帰りたい。」と父ははっきりとした口調で言います。ICUに居たことより顔色も良く、意志をはっきりと表明できるようになりました。しかし嚥下のケアはしているようになく相変わらず鼻からの栄養補給です。たまらなく苦痛であると思います。
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 短時間の面会でした。週明けに担当医師ときちんと話してみます。

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国のテコ入れで事前対策をするしか低地の市民は救われない

 南海トラフ地震は今後30年以内で70%の確立で起きるとされています。S高知市下知地域での想定震度は7、地盤は最大2M沈下し、長期浸水する可能性が高い。また古い低層の木造住宅も多く、高齢者が多く居住している。海に隣接しているので、避難することすら困難な地域である。

 下知地区の各単位自主防災会は、二葉町防災会や若松町防災会、サーパス知寄町1防災会(マンション防災会)など活発な活動を行い2012年に下知地区減災連絡会を結成、2013年4月に開所した下知コミュニティ・センターにて減災活動をしている。

 2015年からは内閣府の「地区防災計画」にエントリーし採択され、2016年度、2017年度は高知市の支援事業として「下知地区防災計画」を検討してきた。

 事前復興まちづくりには国の支援が不可欠

 南海地震が起きることは確定(いつ起きるのかはわからないにしても)している。事前に対策をしていなければ、低地の市街地の高知市では多くの犠牲者と甚大な被害が出るでしょう。現在進行中の「浦戸湾3重防護」の耐震護岸待堤防と排水ポンプ場の整備で「浸水期間の短縮化」には期待できましても、浸水被害は防止できないようです。

 地盤が緩く、低地であるのでいくら耐震堤防をこしらえても下知地域の被害は低減されません。

 下知地区防災計画の議論のなかで、「震災後に災害復興住宅が建設される。下知地区は甚大な被害が起きることはわかっているので、事前に高層耐震住宅を建設できないだろうか」という意見が多く出された。

 自分の古家の土地を提供し、立体換地して高層耐震住宅へ住み替えする。古いマンションなども耐震高層マンションに建て替える。その場合の国の支援が欲しいです。

 空地はまとめ、浮体式人工地盤をこしらえ公園や事業所用地にすれば、下知地区全体が安心・安全な街になります。

 国道56号と国道32号が交差し、高知空港や高知駅へ10分足らずで移動できる利便性が下知にはある。県外商業資本が進出している。

 大災害後に下知地区を復旧するためには、排水し、地盤をかさ上げし、基盤整備し、住宅建設するのには、従来型手法では10年以上かかる。

 高知県はL2想定で必要な住宅が7・7万戸であるが、現在仮設が1・7万戸、みなし仮設が0・7万戸で合わせて2・2万戸しか充足できない。充足率28%で南海トラフ地震被災予定地では全国最低らしい。(全国紙の調査)

 現状では10万人の県民が高知県内で避難生活ができない。県外へ出た県民は復興に10年以上かかるようであれば高知県へは大半は戻ってこない(とくに現役世代は)。

 ですので事前復興事業を国が本腰で支援いただきたいし、地区住民と基礎自治体が真摯に意見交換している地区防災計画を国が本腰で支援いただきたい

 

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2018.02.03

若松町耐震護岸工事 2018年2月

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 高知市堀川の高潮堤防を耐震護岸工事にしています。高知県高知土木事務所が施工しています。堤防の高さが当初予定より嵩上げされたようです。
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 3月末目での今年度の予定ですが、1部4月22日まで工期が延長されているところもあります。どれだけ津波や浸水に効果があるのかわかりませんが、やらないよりはましであるとは思います。

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2018.02.02

父・日赤・2月2日

 今日は週末と言う事もあるのか、なんだかせわしい1日でした。問い合わせの電話やメールでの相談事が複数ありました。午後からは母(92歳)を連れてはりまや橋サロンへも行きましたので。
 
  戻ってきて1件の問い合わせを処理してから、父(98歳)が入院している高知日赤病院へ面会に行きました。
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 今日も父は相変わらずベットにしばりつけられ寝かされれています。でも意識ははっきりしています。

 「はよう家に帰りたい。いる帰れるがな?」(いつ帰れるのか))

 と大きな声で聞きます。

「それは歩く訓練をして、口からものが食べれるようになってからや。嚥下の訓練しないといけないからや。」と大声で言いました。

 担当看護師に聞きますと、今日は歩行器で歩く訓練をし、病棟周りを1周したとか。

 鼻からの栄養剤チューブが嫌でたまらないそうです。嚥下評価は来週の火曜日にするとか。

 病院側が「退院支援計画書」を出してきました。自宅へ戻る前にリハビリ(身体機能と嚥下機能回復)と腎臓の維持を同時にできる病院を探していただいています。あれば転院すると申しあげました。
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 腎臓の治療が出来て、嚥下と身体機能が回復できるリハビリをしていただける病院が理想です。父は自分の口から食べ物を食べ、自分の足で歩き、自分でトイレで排泄すると言う人間の尊厳を保つ生活がしたいのですから。階段だらけの「バリヤアリー」の自宅へ戻りたいと今日も言っていました。

 家族として支援をしていきます。その途中で倒れればそれが父の寿命ですので。

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2月最初のはりまや橋サロン

 昨日は高知市も寒い1日でした。北の四国山地で雪が降ったからでした。南岸低気圧は東へ去り、今日は昼間は曇ってはいましたが風はなく「温厚な」1日でした。

 2月最初のはりまや橋サロン。火傷による通院不要になった母(92歳)とはりまや橋商店街金曜露店市と介護予防体操教室(いきいき100歳体操)へ一緒に行きました。
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 歩行補助車で行きました。最初の魚の棚のコロッケ屋さんはお客さんが多かったので帰りに購入しましたが、丁度電話がかかった来たので写真はありません。
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 谷ひろ子さんのお店で焼き菓子を購入しました。ホット・コーヒーとはりまやシューを注文し、母と一緒にお茶しました。
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 今日の介護予防体操には12人のお元気な皆さんが参加していました。やはり高知市は2月の声を聞くと寒さも一段落ですね。
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その昔プロ野球のキャンプが来ていたはずです。宮崎よりは高知のほうが暖かい筈ですが、取られてしまいましたね。

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下知地区防災計画事務局会


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 2018年2月1日(水)は、下知地区防災計画事務局会が18時から下知コミュニティ・センターで開催されました。下知地区減災連絡会の事務局長と副会長、地域防災推進課の下知地区担当職員、アドバーサーの学識者と元地域防災担当課職員とコンサル会社の職員が出席しました。

 1月24日の下知地区防災対策・津波長期浸水対策部会のふりかえりと、2月19日の下知地区防災計画の議題などについての意見交換や、3年間の「まとめ」についての総括をどうするかの意見交換をしました。
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 私個人的には昨日・今日の仕事が重要課題であった事や、父の容体についての関心事が占め、なかなかチャンネルが切り替わらず苦戦しておりました。
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2018.02.01

仕事の合間に父の病室に寄りました。

 2018年2月1日(木曜日)。仕事の合間に午後15時過ぎに日赤に寄りました。一般病棟のナース・ステーション正面の部屋に父は1人で隔離されていました。
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 少し話が出来ました。「もう家に帰りたい。足が細くなって弱った。」と言います。自分の状況を把握しているようです。鼻チューブは相変わらず外れないですね。ご飯は口から食べられない状態が継続中。
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 理学療法士の人から「今日は足の屈伸を50回ずつしました。明日歩行器で歩行訓練をしますので、靴を持って来てください。と言われました。少しずつ元へ戻りつつあるようですが、嚥下が駄目と言うのでご飯を口から食べられないです。

 昨日鼻チューブが嫌で引き抜いたので、今日は両手を拘束されていました。
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