父・日赤・219
2018年2月19日に高知日赤病院へ父(98歳)の面会にいきました。今日で丁度1か月目の入院生活となりました。ICU(緊急治療室)に10日間。一般病棟に20日間です。
「はやくうちへ帰りたい。」と父は懇願します。
廃用症候群からのリハビリ―自宅復帰を目指したいです。
1月29日から一般病棟へ移りました。しかし相変わらず寝たきりで、両手をグローブや拘束されています。両手を縛られていることもあります。面会時に外してもらいました。
父と家族の目標は、1月19日以前のように自宅で生活することです。「自分の口から減タンパク食を食べ」「自分の足で歩き」「介護予防通所リハビをに通い身体能力を維持し」「週に1度はゴルフ練習場へ行く。」「自分で着替え、自分でトイレへ行き排泄する。」そういう人間の尊厳を保ちたいのです。
週刊文章(2月15日号)に「誤嚥性肺炎は食べながら治す」という特集記事がありました。この記事の信ぴょう性は、医療の素人である私にはわかりません。ただ言えるのは今でも父は「自分の口から食べたい」という意欲があります。意欲が萎えないうちに嚥下の改善をしていただきたいと思います。
4年前に高知市が主催する「認知症重度化予防実践塾」(高知市高齢者支援課主催)を受講しました。。当時講師の金田弘子さん(鳥取県・森本外科・脳神経外科病院副院長・看護部長・ケアマネージャー)はこう言われました。
「水分補給、栄養補給、排便、運動は身体維持機能の基本です。まずこれをしっかりケアをする。身体機能が改善されますと、認知機能も回復の兆しが出て来ます。」
「人間は2本足で立ち、自分の足で歩くことで認知機能が覚醒されます。歩けないからといって寝たきりや、車椅子生活をしてはいけないです。寝たきりの人は少しは座る。座れるようになれば、立ち上がらせる。立ち上がることが出来れば歩かせる。それで認知機能は回復に向かいます。」
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-4f37.html
認知症を事前に予防する、進行を遅らせる具体的な対策でした。父の場合にも適用できるのではないかと思います。
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