閖上復興だより48号を送付いただきました
宮城県名取市閖上地区の市民有志で発刊されています「閖上(ゆりあげ)復興だより48号」(格井直光編集長)を送付いただきました。日に日に復興していく閖上地区の様子が紙面に記載されています。
1月13日に「閖上地区新春のつどい」が開催されたニュースや、湊神社も再建される記事もありました。罹災した閖上小の児童たちは不二小に通学していましたが、4月に新設される閖上小・中学一貫校が開校するためのお別れ会の様子も記事にありました。
3面には交流をされている熊本地震の被災地西原村との交流の様子が記述されていました。[最終的には自分で頑張らないと心の復興はできない。」との報告書の記事が突き刺さりました。
4面には「震災7年に寄せて」という編集者の想いが書かれていました。
「何よりも閖上の人たちとの新たな交流が生まれ、自立に向けた考えや取り組みに敬服しています。「自分たちのまちは自分たちで」の考えが強く、それぞれに役割があると思っています。
閖上の匂いがする人達とこれからの復興へ向け歩み、まちは新しくなっても人の心は温かく、コミュニティがいいまちを再現していくでしょう。」
目に見える姿で4月から閖上小中学校も開校し、災害公営住宅も完成し、住民が戻り始めておられます。街は新しく再生しつつあります。やはり地域コミュニティの重要性、大事であることを文面からも感じました。
紙面全体から想うことは、閖上の皆様は復興途上の最中にあったも、地域コミュニティの大事さ、再構築を常に意識なさって活動をされておられます。
僅かのカンパしかしませんでしたのにサポーターの皆様と表記され恐縮しています。私たち下知地区も閖上の皆様の命がけの体験や地域の復興にかける想いを学び、地域づくりや、事前復興まちづくり計画に活かして行かないといけないと思いました。
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