大野長一絵画展を見ました
父(98歳)が、3月29日から入院しているいずみの病院。その1階ロビー内の炉特設会場にて「絵の詩人・大野長一絵画展」(主催者・横山賢二氏)が開催されています。4月18日までの予定です。
父の見舞いの帰りに絵画を見ました。風景画ですが、油絵でありながら日本画タッチ。絵画に作成者の自己主張がなく、淡々と描かれています。作品を鑑賞して癒されました。
作者の大野長一氏(1908年~1996年)は教育者でした。長年教育者であり、養護施設の園長もされていました。人柄から「土佐の良寛」とも言われていたそうです。良寛は多方面の才能があったアーティストでした。大野長一氏も40代から仕事の合間に洋画を描き始めたようです。半世紀にわたる作画で技量を会得したようですね。
主催者の横山賢二さんは、その昔あるスポーツジムでご一緒していました。それこそ20年ぐらいお会いしていませんでした。大野長一さんの人柄に惹かれ、3年間「かばん持ち」をされたとのことでした。
今回は横山さんのコレクションの1部を見せていただきました。
無芸大食の私には絵心はわかりません。でもどの絵も丹念に淡々と描かれていて眺めていて飽きません。病院へ来られる外来患者や、入院患者や家族を癒しているようでした。
なんか心が落ち着きました。
「絵の詩人 大野長一絵画展」いずみの病院1階ロビー内特設会場
2018年4月18日(水曜日)までの開催です。
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