阪神大震災24年のミニ慰霊祭
2019年1月17日に高知市青柳公園にて、阪神大震災(1995年)24年のミニ慰霊祭が開催されました。下知地区減災連絡会(森宏会長)ほか有志20人と犬が2匹参加しました。
午前5時46分の時報に合わせ参加者全員で黙とうしました。当時現地で被災された皆本隆章さん(青柳末広町自主防災会会長)は罹災の様子を語られました。
「自宅は宝塚のマンション。職場は西宮でした。就寝中大きな音がして目が覚めました。その後に強い揺れ。何もすることが出来ませんでした。
仕事どころでなく、職場の隣の家が倒壊していましたので、皆で住民をたすけだしたりしました。共助ですね。
高知も南海トラフ地震の被害が予想されています。今日も下の子供と一緒に参加しました。体験を風化させることなく伝承しないといけないです。」
阪神大震災24年のミニ慰霊祭の提唱者である坂本茂雄下知地区減災連絡会事務局長は、「5年前の20年である2015年から始めました。その時は参加者が懐中電灯や、ソーラーランタンを持ち寄り祈祷しました。翌年岡﨑修一さん(南金田自主防災会会長)が竹筒のキャンドルをこしらえていただきました。
かつては高知市内で、も大規模な追悼式をしていましたが、立ち消えになっていました。逆に下知地区は追悼式をすることにしたのです。今日は非常食(パンとアルファ米)を持ち帰り食べてみてください。」と言われました。
昨年の倍の参加者でした。被災者の皆様の命がけの体験をわがものとして、南海トラフ地震対策に活用しないといけないですね。
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