閖上復興だより53号
先ごろ、宮城県名取市の一般社団法人ふらむ名取が編集・発行しています「閖上(ゆりあげ)復興だより53号」(編集長・格井直光さん)が送付されてきました。
2019年は東日本大震災から8年目になります。「閖上復興だより53号からも、閖上地区の復興の様子を感じることが出来ました。1面では8年ぶりにかつて閖上地区にあった飲食店や販売店など27店舗が戻られるようですね。
5月に閖上地区のまち開きが整備され、仮設住宅も平成31年度中に廃止されます。
2面はそれぞれの地域コミュニティでの活動の報告記事がありました。昭和3年に名取を襲った昭和三陸地震津波の石碑が火口から3キロ地点にあり、先人の教訓と戒めを勉強してなかった自らを戒める記事もありました。
3面には「みやぎ防災フォーラム2018」の様子のレポート記事がありました。基調講演をされたのは加藤孝明さん(東京大学・準教授)で、「地域コミュニティから始まる防災「も」まちづくり」と言うテーマで基調講演をされました。加藤さんは2018年3月3日に高知市で開催されました「地区防災計画学会」でも事例発表されていました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-c083.html
4面には愛媛県伊方町尚tリ地区との知機関交流の様子の報告記事がありました。やはり他の地域との交流事業は大変ですが、とても大事なことであることが読んでいてよくわかります。
いつも思いますが紙面の広告もすべて地元企業や店舗が出しているところがいいですね。
3年前に内閣府の地区防災計画事例発表会が仙台しでありました。名取市の閖上の日和山を訪ね、名取市市民会館での慰霊祭にも参加しました。そのあと格井さんにもお会いしました。3年前のことでした。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-31a0.html
| 固定リンク
コメント