辺野古基地を止める!沖縄連帯集会
2019年2月22日は、午後6時から、高知市オーテピアの4階ホールにて、「辺野古基地を止める!沖縄連帯集会」(高知憲法アクション主催)がありました。70人の市民が参加していました。講師は大城悟氏(沖縄平和運動センター事務局長)でした。
最初に田口朝光(高知憲法会議代表委員)氏が「県民投票は沖縄ローカルのもんだいではありません。日本政府と沖縄との大げんかです。」
続いて高知平和運動センター議長の山崎秀一氏は「期日前の5日間で投票者は10万人を超えました。自公のボイコットにもかかわらず、投票率は伸びるでしょうし、世論調査では67%が反対とのことでした。当初県民投票の反対していた5市も県民のごうごうたる抗議により「どちらでもない」という3択は「渡りに船」だったんでしょう。民意が政治を変えました。
埋め立てに使用する2200万立米の土砂は沖縄県だけでは賄えず、全国各地、四国からは香川県小豆島から運搬されます。全国各地で搬出反対運動をしないといけないです。」
大城悟さんのお話で印象に残っていたことを記述します。
「480Hの普天間基地が、辺野古基地は280hです。危険性の除去と負担軽減と言われていますが、辺野古には軍港機能と、2本の滑走路があり、米海兵隊の機能強化になっています。」
「日米地位協定では、米軍はいつでもどこでも、何時でも訓練を行うことができます。オスプレイは夜中の12時過ぎでも飛行しています。」
「沖縄県のホームページはとても充実しています。
https://www.pref.okinawa.jp/
沖縄での基地経済は5.7%です。復帰当時は15.7%もありました。沖縄は米軍基地に依存しているわけではありません。」
「代替えではなく新たな要塞が辺野古基地です。」
「国に好き勝手はさせない。阻止行動で工程はどんどん遅れている。」
「赤土もどんどん投与されている。当初の計画とは違っています。ボーリング調査は全然終わらない。」
「地盤改良に7・7万本の杭が必要。しかし海面の埋め立ては、関空がそうであえるように常に沈下します。
また大浦側は水深が深く軟弱時地盤。活断層もあります。」
「航空機の離発着には高さ制限があります。辺野古基地周辺には380件の住宅があります。沖縄高専もあります。そんなことは国は言いません。」
「普天間基地は辺野古ができても撤去されないと思います。普天間は2800メートルの滑走路なのに、辺野古は1600メートルしかありません。米軍筋からも不安があるようです。辺野古ができても普天間は返還されないと思いますね。」
「問題は投票率です。自公はボイコットして投票率を下げようと画策しています。それを上回る投票率向上に努めています。」
大城さんの話で驚きましたのは、辺野古基地が完成しても、米軍は不満を持っていて、普天間基地は返還しないのではないか。とのことでした。
確かに2800メートルの滑走路が1600メートルしかなければ、不満が出ますね。
現地で戦っている人の言葉にはなるほどと思いました。勉強になりました。
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