おかしな高知県・納税者の不満
「高知家」なる理解不能な動画を3300万円の莫大な税金(表向き)にかけて高知県庁は広報したようですね。
観光振興と高知県への移住者を増やすことらしい。なんだか釈然としませんね。
高知県が自然に恵まれ、食べ物も美味しく、人情が暖かい(そうであろうとは思います)ので移住してくださいと高知県庁は呼びかけるのでしょう。
しかし南海トラフ巨大地震では、高知県民は4万人が死亡し、罹災者は24万人になると他ならぬ高知県庁が予測しているではないか。現状は仮設住宅の戸数も用地も大幅に不足している状態。7・7万戸の住宅が不足するというのに。県が手当てできているのは2・3万戸にすぎない。5・4万戸足りない。10万人の高知県民が県内で避難生活ができません。
いつもの「縦割り行政」であって、関係ない部署同士が「成果を競い合う」状態なんだろうが、おかしいと思いませんか?
税金を真摯に納めている高知県民が地震や津波で家屋を失い、行き場もない状態であるのに、多額の税金をかけて動画を作成し、地域の空き家を税金で補修し、高知県に納税していない人たちを都会から誘致する。絶対におかしいと思います。
事業の当事者はやっていることの「異常さ」に気が付かないもの。冷静になっていただきたいと思います。
| 固定リンク
コメント