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2019.09.26

脳と運転寿命との関係


脳の萎縮と運転_NEW
 「脳を守って運転寿命を延ばそう」(講師・医学博士・朴啓章さん)の講演会が9月27日(金)午後13時30分から、ちよテラホール(高知市知寄町2丁目・ちより街テラス3階9でかいさいされます。

 講師の朴啓章さんは、高知検診クリニック。脳ドックセンター長であり、高知工科大学。地域交通医学研究室長をなさっておられます。

「のべ4万人の脳ドックの診察を通じて、生活習慣の乱れ(喫煙と飲酒)および高血圧などの生活習慣病により年齢以上に脳が劣化している。

 劣化した脳が高齢者の危険運転に繋がっています。」と朴啓章さんは言われています。

 そういえば父(昨年99歳で死去)が6年前の93歳の時に、高齢者免許の更新で自動車学校へいったことがありました。認知機能のテストや動態視力のテストでも全然だめでした。運転することは当時からありませんでした。ただ本人のプライドで免許を更新するだけでした。

 その時に自動車学校側から、無料で脳ドックを受けられる券をいただき、朴先生に診ていただいたことがありました。

「なるほど。脳の真ん中がすかすかになっています。この状態では車の運転は難しいですね。」と言われました。朴先生は、自動車メーカーから依頼され、高齢者の脳の研究をされていました。

 「今の自動車の運転は、高齢者には難しい。公共交通機関が弱い地方では車の運転は必要。すぐにではないですが、車の運転を高齢者でも安全に簡便にできる車の開発のためのデータを取っています。」とのことでした。

 翌年ぐらいに検診クリニックの年に1度の健康診断時に、私も料金を払って脳ドックを受けたことがあります。わたしはタバコは22歳で辞めています。(19歳から22歳まで喫煙歴)。お酒は弱く、週に1回程度の飲酒習慣です。

「脳の萎縮がみられますね。お酒はなるべく飲まないようにしてください。」と言われました。車もこの度買い替えました。ローンは5年。あと10年は借金返済に現役で働かないといけないです。返済出来たら後期高齢者の年齢になります。

 母(93歳)は、11年前にアルツハイマー型認知症と判定されました。体質や性格が母に似ていますので、わたしも将来認知症になる可能性は高い事でしょう。車の運転が不可欠な地方では、脳寿命を延ばすことがなにより必要です。

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