久保博道さんが丸池へ来られました。
2019年11月4日ですが、岩手県の地震・津波語り部である菅野和夫さんを、高知市丸池町にある勤労者交流館へ設置した救命艇(11月3日に高知大学ヨット部の皆さんにサポートいただき夜須から運搬)に案内し、見ていただいていました。
そこへ勤労者交流館の目の前にあるすずめ共同作業所があります。すすめ父兄会会長の入交智子さんも来てくれました。
高知市長選挙に立候補なさっている久保博道さん(元高知県議会議員)が来られました・。丸池東弥生防災会会長の吉本豊道さんが声がけされていたようです。吉本さんがあらかじめ避難用の外階段と屋上の一時退避場所の見学を申し入れをされていましたので、皆で階段んを登り見学することが出来ました。
高知市下知(しもじ)地域は海抜0メートル。丸池地区は古い木造低層住宅が密集し、勤労者交流館の外階段が出来るまでは津波避難ビルはありませんでした。階段昇降が出来る人は浸水時に助かりますが、出来ない人たちは溺死しています。東日本大震災でも多くの悲劇がありました。
そこで関係者が努力し、元高知大学ヨット部の海上練習サポート船である南風を11月3日に夜須から丸池へ運搬してきました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-049ea1.html
久保博道さんは階段を登られ、屋上で地元の吉本豊道さんや入交智子さんと意見交換されていました。
階段下に仮設置された救命艇も見ていただきました。
高知市の低地の市街地(海抜0Mから2M以下)は2800ヘクタールあり、そのエリアに13万人の高知市民が生活しています。最大規模(L2想定)での南海トラフ地震が起きれば、13万人が浸水のため見動き出来ず、もよりの津波避難ビルや地区避難ビルに「籠城」しひたすら救助を待つことになります。
その現実を参加者全員で「体感]していただきました。
| 固定リンク
コメント