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2019.11.23

高知県知事選挙は時代の潮目?

ポスター
 2019年11月24日に高知県知事選挙がという開票されます。立候補者は2人だけ。野党共同(立憲・国民・社民・共産・新社会)が推薦する松本けんじ氏(35歳)と自民・公明が推薦する浜田せいじ氏(56歳)の与野党対決構造です。


 


 注目の与野党対決の県知事選挙だけに、与野党の党首や国会議員、閣僚などが応援に高知へ来ています。しかしその割には、県民の関心が高いとは言えないのが現実ですね。


 


 配布チラシも対照的。
松本1_NEW松本2_NEW
 松本けんじさんは「ここで一緒に生きよう」「誰1人取り残さない高知県政へ」とコピーにあります。


 


「山で、川で、海で、街で
 高知だからこそできる暮らしがある。
 子どもたちが、のびやかに育ち
 自然と人間が調和する新しい価値が生まれる。
 地域の特色ある産品がつくられ
 本物の観光資源ができる。


 


 あなたが暮らし続けることが、新しい高知を紡いでいく。
 ここでいっしょに生きよう。
 だれ1人取り残さない高知を、あなたとともに。」


 


 県政のリーダーになろうという考え方は間違ってはいません。「ここでいっしょに生きよう。だれ1人取り残さない高知を、あなたとともに。」といいう言葉はいいですね。
浜田1_NEW浜田2_NEW
 浜田せいじさんは、現知事の尾﨑正直さんの後継指名で、中央省庁(総務省)の官僚を退職し、退路を断って高知県知事に出馬しました。


 


 「故郷高知のお役に立ちたい!」「県政の継承」「私に任せてください!」がキャッチ・コピーです。


 


「さらに前へ。高知県!!」


 


「ポイント①尾﨑県政の継承と発展
 ポイント②豊富な行政経験
 ポイント③確かな政策実行力」は浜田さんのセールスポイントですね。


 


 元気な高知を作りますとおいうことで「南海トラフ地震対策を着実に推進!」「地産外相の取り組みを一層進め産業振興計画のさらなる推進」「保健・福祉の充実に取り組み安心。安全な高知県の実現」や、インフラ整備、教育振興、スポーツ振興、少子化対策、中山間対策の強化などがあげられています。


 


 いずれにしろ僅か70万人の人口の高知県。1億3000万人いる日本国からすれば、0・53%の存在感しかありません。東京都世田谷区の人口より少ない県なんですね。


 


 浜田せいじさんは中央省庁のキャリアの官僚で優秀な能吏でしょう。いくら有能でも0・53%の存在感では「多勢に
無勢の高知県」ではないでしょうか。


 


 目立つことで話題をかっさらうには「安倍一強政権に歯向かう高知県。共産党知事が野党共同で誕生!」のほうが遥かに注目度が高いです。


 


 高知新聞の情勢分析記事では「浜田4:松本3:態度未決定3」であるとか。尾﨑知事が前に出すぎているので、投票で「尾﨑正直」と書く人が多いのではないでしょうか。


 


 期日前投票も出足が悪いとか。投票率が50%に届かない可能性もありますね。選挙関係者は両陣営は盛り上がっていますが、県民各位の関心は低いままですね。


 

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