高知市役所新庁舎を見学しました。
2019年12月28日(土曜)ですが、完成したばかりの高知市役所新庁舎をユニバーサル・デザインに詳しい高橋昌美さんをお誘いし見学に行きました。
新庁舎の前で高橋さんに記念撮影をしていただきました。1階入り口では郵便局のキャラクターがいました。記念切手も発売されていたようです。
大勢の市民が来られていました。結構知り合いの人にお会いしました。建物は6階建てですが、今回は4階以下の見学が可能でしたので、4階へエレベーターで移動し、歩いて見学しました。
市長室や記者会見場、市議会議場なども見学しました。窓からの見晴らしも、今日は晴天でしたので、よかったです。
12月12日の昭和小での日の出弥生町防災会の避難訓練時に、高橋昌美さんがデザインされた「SOSカード」(避難情報伝達カード)が高知県で初めて使用されました。下知SOSカードは、色弱の人も判別できるユニバーサル・デザインで作成されています。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-0db323.html(SOSカードが高知新聞で報道されました)
ユニバーサル・デザインの観点から、高橋さんに今回の市役所部署のサイン表示や看板類を見ていただきました。
「看板や表示ですが、見やすい表示と色弱者が見えにくい表示があります。赤と黒をとりまぜると見えにくくなりますね。」と指摘されていました。
専門家の視点は違いますね。公共施設ですので「誰もが利用しやすい表示」でないといけないと思いました。色弱者が見えずらい表示は、後からでも改めたらいいです。
感心したことは2階にある食堂の手洗い装置。手を近づけると水が出る仕組み。他人が触った蛇口に触らないので感染症の予防になります。
キャビネット類は「今のところ」壁や床に固定されているので、地震でも倒れないところにも感心しました。
感心しなかったこととは、階段の幅が狭いことです。旧庁舎よりも幅が狭くに感じます。
各部署が引っ越しが終わるのは2月になるそうです。
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