二葉町防災まち歩き NHKが取材
2020年2月20日(木曜日)でしたが、NHK「四国羅針盤」(3月13日放映予定)の番組の二葉町での「防災まち歩き」収録が行われました。午前10時に二葉町の西森酒店に集合しました。来られた町内メンバーは楠瀬繁三さん(二葉町町内会長)、荒木三芳さん(二葉町町内会副会長)、西森俊一さん(二葉町町内会前会長)、長野貞孝さん(元自動車修理工場経営)、西村健一(二葉町自主防災会事務局長)が参加しました。
NHK高知放送局の放送部制作ディレクター 伊藤亜寿佳さんと放送部記者 西浦明彦さんが午前10時に二葉町の西森酒店店舗に表れ事前打ち合わせをしました。まずは西森さんが何故地区避難ビル(二葉町単独指定の津波一時避難(待機)場所)として協力なさった理由について聞くことになりました。」
テレビカメラマンが松山から到着したのが10時40分頃。それから撮影スタートです。西森酒店を二葉町の住民が訪ねていく場面を撮影。続いて西森俊一さんと西浦記者とのやり取りがありました。そのあと西森さんのビルの階上へ。2階には食料と飲料水の備蓄倉庫があるご紹介をされていました。
屋上にはLPガス発電機もあり、野菜も栽培されています。広い空間があり40人程度は避難できます。西森俊一さんは地域に対する想いと、二葉町の特色について詳しく語られました。
その後は二葉町の町内の南側の長野貞孝さんの自宅を訪問しました。長野さんの防災への想いを取材されていました。すぐ前にある地区避難ビルであるコーポシーロードに皆で登りました。5階に防災備品を置いてある場所があります。
屋上からの景色を撮影し、長野さんに地区避難ビルのありかたについて取材されていました。
長野さんへの取材が終わりますと、楠瀬繁三二葉町町内会長は、仕事のために退出されました。荒木三芳二葉町町内会副会長と町内の「二葉町防災マップ」を貼り付けている掲示板を撮影したり、消火栓取り付けホースや液体消火器を配備している場所を確認しました。
続いて下知コミュニュティ・センターへ行きました。屋上へ上がりました。西村健一下知コミュニュティ・センター運営委員会防災部長が説明しました。5階ではデジタル式の放送設備を確認。国際信号旗掲揚ポールを確認しました。屋上ではLPガス災害時ユニットの説明と、調理用具、防災備品を説明しました。
4階へ降りますと2000Lの飲料水タンクを説明しました。4階防災倉庫には、衛生用品(手洗い用アルコール・マスク)等。近視や遠視の度に合う眼鏡や、助産キッド、粉ミルク、おむつや寄贈されたタオルやひざ掛け、食器、スプーンなどが在庫してあることを説明しました。
また4階の多目的室には、高知市災害対策本部に繋がる防災行政無線装置があります。これは下知コミュニュティ・センター周辺の被害状況や、支援要請などをするための大事な装置です。
3階北側ベランダには、1人乗りシーカヤックが置かれています。これは周囲が長期浸水状態になった場合、在宅避難されている3階建て以上の建物の人達の安否確認や情報収集に水面を移動するための連絡用の目的で使用します。
NHK側の質問もあちらこちらへ飛び、こちら側が伝えたい意向とは、かなりずれるので、正直対応には苦労しました。午前10時から午後15時半頃まで拘束され、正直疲れました。取材対応にはエネルギーを使いますね。
今回の「四国羅針盤」いつもは30分番組らしいですが、今回は47分番組だそうです。3回にわたって二葉町編を取材されましたが、実際の番組の登場する時間は数分あるかないかであると思います。取材対応しながらでしたので、5時間半もNHKスタッフと一緒にいながら写真が撮れたのは僅か数枚ですね。
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