コロナ対策と災害対策の融合は可能なのか?
日本経済新聞2020年5月14日号には「四国の避難所3密防げ」「高知市、災害に備え」「体調不良者専用エリアに」「1人の居住面積2倍に」などと記事には高知市防災対策部の「威勢の良い」コメントが掲載されていました。
地域で地元町内会と連携してこの2年間下知コミュニュティ。センター全館での年に一度の総合防災訓練を実施してきた立場からしますと高知市の「前向きな姿勢」には「にわかに信じがたい」ところがありますね。
二葉町総合防災訓練2019年(報告書)
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-34ecda.html
二葉町総合防災訓練2019年(反省会)
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-47cd9a.html
多分それは内閣府から自治体への通達があったからであると思いますね。
http://www.bousai.go.jp/pdf/hinan_korona.pdf
当時私もレポートし、高知市の施設管理者と防災部署に非公式に打診をしました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-d5f82a.html
地域からの要望は常識的なものです。
①下知コミュニュティ・センターへのアルコール消毒液を配備いただきたい。
②下知コミュニュティセンターへの避難者用にマスクも配備いただきたい。
③下知コミュニュティ。センターへのサーモ体温計を配備いただきたい。
また体温計を数個以上配備いただきたい。
◎現状では「3密」状態は避けられません。ならば可能な限り施設管理者として衛生用品を施設に配備し、防災部署は感染症対策も含めた、避難所開設・運営についての研修を実施していただきたいです。
つまり今年(2020年)に二葉町防災訓練を実施するとすれば、以下のような対策が必要です。
①訓練参加者全員の検温が必要。体温計やサーモ体温計が必要。
②登録受付の場所に透明フィルム貼りが必要です。
③訓練参加者はアルコール消毒液で手を消毒する。
④訓練参加者全員がマスク着用
⑤訓練スタッフは全員が使い捨て手袋着用
⑥熱のある人は隔離する部屋を用意。災害対策本部の無線で直ちに連絡。
⑦共用箇所のドアやトイレなどの消毒作業を徹底する。
はたして実現できるのだろうか?防災会としては消毒液やマスクを独自に用意する予算はないからです。
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