災害時の溺死者削減のためのロープワーク
熊本大水害の犠牲者の多数(8割)は溺死者でした。その多くは室内で溺死しています。じわじわと水かさが増し、背が立たないほど浸水が進行し、多数の人達が溺死しました。
着衣のままで泳ぐことはとても難しい。まして身体機能が低下している高齢者や障害を持たれた人たちは生存することは難しい。
もし救命胴衣を関係者全員が着衣し、皆がロープでつながっていたら救命率は「なにもしない」状態よりは高いと思います。それを言われる防災関係者は皆無でした。
「階段を登れない」人達を救命するための方法手段として、救命胴衣の着用とロープワークでそれぞれをもやい、救命船や浮力体(ボードやカヤック)があれば、地域の浸水時の生存率は上がるはずです。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-28bb1f.html
(ボードとシーカヤックの下知地域への配備)
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-049ea1.html
(救命艇南風の丸池町への配備)
二葉町自主防災会では、9月3日(木)に下知コミュニュティ・センターにて、午後6時過ぎからロープワーク講座を今年も開催します。3年連続の開催となりました。
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