67歳になってしまいました。
生きておれば毎年歳は取ります。私も67歳になってしましました。
経済的に裕福でもなく、名声があるわけでも、権力者でもありません。市井の市民として順調に年を重ねてまいりました。
ところで日本人の平均寿命は男性が81・4歳、女性が87・43歳です。また健康寿命(心身ともに自立し、健康的に生活できる期間)は、男性が72.14歳、女性が74.19歳とか。
あと3年で70歳になり、13年で80歳、23年で90歳、33年で100歳です。今年は家内と一緒に東京から高知へ戻ってきて40年になります。あっという間です。高校生時代の安保闘争は50年前。東京五輪は56年前でした。あと33年で100歳とは時間的にとても短いと思う。
元気に活動できるのは、男性の平均寿命でいけばあと11年、健康寿命では5年程度ではありませんか。データだけで考えると「人生黄昏」であり、「年寄だから無理するな」と言われても「年齢」だけであれば、仕方がありません。事実だから反論できません。
しかし月に1度整体でお世話になる老師(93歳・整体歴70年)はこう言います。
「生命の寿命は成長点の5倍。人間の成長点は25歳だから、125歳が寿命である。体も心も手入れすれば125歳までは生きれるはず。手入れをしないから80歳で皆死んでしまう。わしは飲み友達が皆死んだ。
君は67歳か、まだ若い。125歳までにはあと58年ある。人生これからだ。
年齢には、戸籍年齢、肉体年齢、精神年齢がある。戸籍年齢は時間と共に年を取る。肉体年齢と精神年齢は、手入れをしておれば、若さは維持できる。みんなそれをしないから80代で死んでしまうのだ。」と。独特の表現ですが励まされます。
私は3年前にようやく仕事の面白さに目覚めました。社会人になって40年目のことでした。従来市民活動や地域の活動では多少の評価を社会で得ました。今度は仕事で評価を受けたいものです。「遅かりし」ですが、生きている間に気が付いて良かったと前向きに考えます。
父は99歳まで生きました。89歳まで現役でした。脳血管障害で倒れ一命をとりとめましたが、慢性腎不全になりました。それでも10年生きました。父が繋いでくれたから、私は3年前本気で仕事をやる気になれました。私も100歳までは現役で仕事したいです。セーリングもしたいです。健康を維持できれば、それは可能です。
今は献血108回と、45年間運転免許無事故無違反でしか自慢できない小市民ですが、心身の健康を維持してこれからも頑張りますので、皆さま今後ともよろしくお願いします。
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