コロナ自宅放置者3万人超えの恐怖
日本経済新聞2021年5月16日号の記事には驚愕しました。
「届かぬ治療 自宅に3万人」
「1か月で4・7倍 コロナ病床逼迫で」
「急変時の対応難しく」
コロナ感染症は肺炎。重篤化しやすい。酸素飽和度93%以下は入院が必要とされていますが、記事では神戸市内の実例として「市内では80%台の人が60~70人出ているが、入院できるのは10~15人にとどまるという。」という深刻な事態。
大阪は完全に医療崩壊していますね。
「3月以降の第4波で1日1000人を超す新規感染が続く中、入院先が見つからず待機中だった人を含め計18人が自宅で死亡。第3波の1人から急増した。」
「府の担当者は「病床使用率が高く入院先を確保できない。自宅療養者の体調をこまめに確認できず、急変患者に対応できていない:」と話す。府によると自宅療養者は15日時点で1万3449人に上がり、第3波のピークだった1月下旬の約5倍。」ということです。
記事を熟読すれば事態の深刻さがわかります。5月の初めの連休中には関西方面から多くの観光客が高知へも来ていました。影響が出るのは2週間後の17日からですね。地方は医療体制が脆弱。
「高知は感染者がとても少ないから安全そうなので行ってみよう。」という乗りで無症状の陽性者が数多くもし高知へ来られていたら大変です。
「年寄り組」である私と家内と母(95歳)の1回目のワクチン接種は来週です。コロナの脅威が迫る中で落ち着きません。
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