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2021.10.02

池田勇人は骨太でしたが、岸田文雄は?

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 自民党宏池会の創設者は池田勇人。岸信介(安倍晋三の祖父)が新日米安保条約を強行採択し、安保条約反対運動が激化、混乱の最中に首相を辞任しました。
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 そのあとを引き継いだのは池田勇人氏。所得倍増計画を提唱。日本の高度成長政策を牽引。国民の対立を緩和しました。以後宏池会からは、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一などの総理を輩出しています。

『疾風の勇人』(しっぷうのはやと)は、大和田秀樹による日本の歴史漫画。「所得倍増伝説!!」というサブタイトルが付されている。『週刊モーニング』(講談社)にて、2016年9号から2017年27号まで連載されました。
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 面白い政治漫画でしたが、突然連載が打ち切られました。
 漫画では闇市から税金を徴集する場面から始まります。闇市を仕切るブラック勢力と対峙し、見事に場を納めます。
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 その様子を見ていたのが時の総理大臣吉田茂とその補佐役の白洲次郎でした。後の総理大臣大平正芳も大蔵省秘書官で登場しています。

 吉田茂のお眼鏡にかない、池田勇人はスカウトされ「吉田学校」の1番弟子になりました。その中から佐藤栄作や田中角栄、大平正芳らが政治家として大成していきます。
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 この漫画では豪放磊落な人物として池田勇人が描かれています。「これから」という時に連載が突然止まりました。きっと岸伸介が良く描かれなかったので、官邸筋から(安倍晋三らの)圧力があったかもしれません。

 宏池会の創始者の池田勇人は漫画にあるように、勇気のある人物でした。地域のごろつきにもビビらないし、時の権力にも卑屈にならないキャラ。

 岸田文雄氏は、党内実力者(?)にへつらいすぎますね。果たして独自の経済政策などが出来るのでしょうか?

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