枝野幸男立憲民主党党首が来ました
2021年10月25日(月)ですが、高知市中央公園北口に、立憲民主党党首枝野幸男さんが来られるというので、午後からの銀行の用事を片付けて見学に行くことにしました。
過去にもリーダーとなる政治家は与野党を問わず見学に行っていました。小泉純一郎、麻生太郎、安倍晋三、菅直人、小沢一郎、志位和夫、岡田克也、橋本龍太郎、鳩山由紀夫、橋本徹などです。
テレビなどでは発言のごく1部が切り取られていますので、リーダーの発言の背景などがわかりませんので、音楽ライブ同様に、可能なら実際に見に行くのが1番ですね。
パラソル下で待っていました。冷たい雨が執拗に降っていて止みそうにありません。待つこと30分ぐらいしますと、高知1区の候補者である武内則男さんが登場し、演説をし始めました。
「この雨ですが、私にとっては恵みの雨です。私の前職は水道局職員でした。秋から冬にかけ渇水する場合があるので今日の雨は貴重な雨ですね。
今日は辻本清美副代表と大豊町から嶺北を回っていました。都市部の高知市の水源は山にあります。山を手入れをしませんと荒れて災害を引き起こします。高知県は農林水産業の県。県土の84%が森林です。
自民党政治の悪政で山が荒れています。これを「政治の力」で変えましょう。変えることはできます。」
「しかし森友、加計学園、桜を見る会、広島で買収事件。自民党はきちんと調査も説明すらしません。数の力の驕りです。公文書の偽造作成を命じられ、優秀な公務員が自ら命を絶ちました。
政治を変えれば、社会を変えることが出来ます。」
「高知1区は2区より6%投票率が低い。政治を諦める人が多いようです。でも皆さん諦めないないでください。私と共に政治を変えましょう!!」
続いて高知2区の候補者広田一さんのスピーチです。
「コロナ禍の中で十分な医療が受けられず、自宅で苦しんで亡くなった人が200人以上おられました。
医療体制がしっかりし、PCR検査もしっかりしていれば、これほどの犠牲者と経済的な打撃は受けないはずです。私たちは異な対策法案を31本国会に出してきました。
しかし自民党は審議することなく、時間を空費しました。」
「野党のアキレス腱は防衛問題と言われていますが、わたしは党の中でも防衛担当を長年やってきました。自民党よりきちんとやってきましたし、提案もしています。」
「自民党には改革することはできません。改革は私たちに任せてください。政権交代が改革の第1歩です。」
武内則男さん(高知1区候補者)と広田一さん(高知2区候補者)の演説の後に枝野幸男立憲民主党党首の話が始まりました。
「広田さんも言われていましたが、コロナ感染症対策法案を31本も国会に出していますのに全く与党は審議する気はありませんでした。
特に水際対策を徹底し、国の費用で調査と隔離をすることが大事であると私たちは政府に要望しました。しかし政府はデルタ株を軽視し、楽観して殆ど何もしませんでした。私たちの提案が活用されれば第5波は防げたと思います。」
「この20年間日本は実質賃金が上がっていません。お金を使うことが出来ません。また今や勤労者の4割以上が非正規雇用になっています。
コロナ禍でも雇止めや解雇など、非正規雇用の勤労者にしわ寄せがされています。」
「無症状の感染者を把握し、隔離しと治療をする体制を作アない限りコロナ禍はおさまりません。自民党に危機管理能力はありません。政権交代で私たちに政権を担わさせてください。」
枝野幸男さんは、わかりやすく、丁寧に立憲民主党の政策をコロナ感染症対策を中心に説明されました。説得力がありました。
今回の総選挙は、各選挙区の大半で野党統一候補VS自民党になっています。高知の1区。2区もそうです。
皆が関心を持つことで政治のレベルが上がります。そういう時代になるようにしたいものですね。
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