眞子さんご結婚問題について
2021年10月26日に秋篠宮家の長女の眞子さんが、小室圭さんと結婚され,皇族を離脱され、渡米され小室さんと一緒にアメリカで生活されるとのこと。記者会見で国民に対して2人で話されるという。
高知新聞2021年10月23日の「眞子さま結婚 象徴のみらい考える契機に」という三井潔氏(共同通信記者)の署名記事を読み、あらためて大変な問題であると初めて知りました。
三井氏は記事の中で「私の胸中に浮かぶのは、幻の「眞子天皇」案だ。眞子さまの幼い時期、政府が将来の天皇として重責を担ってもらうことを想定していた。」と述べています。
驚きました。そう言えばずいぶん昔の話ですが、皇太子ご夫妻には結婚されて4年後も子どもはおらず、秋篠宮家の眞子さんと次女の佳子さんが生まれて2年以上が経過した1997年頃に、「眞子天皇」構想が極秘裏に関係者で検討されていたとのこと。
その後皇太子家に愛子さんが誕生し、秋篠宮家に長男悠仁さんが生まれて、いったんは後継者問題は沈静化したようです。しかし将来天皇家を悠仁さん1人で背負う重責は大変なものと思います。
眞子さんのご結婚で、必要以上の波紋があり、心ない誹謗中傷もネット上で散見されました。小室圭さんもいろいろ言われていますが、異国の地で優秀な成績で弁護士の資格を取得し、大手弁護士事務所への就職も決められ、生活の基盤を米国で築かれました。それはそれで立派なことです。
眞子さんもきちんと上皇さんや天皇ご夫妻に別れの挨拶をされ、ご先祖の墓参りもされました、若いのにきちんとけじめつけておられました。
心配なのは「天皇家を敬う」と称する保守系の人達の1部が執拗に秋篠宮家を非難し、眞子さんや小室さんを非難し続けていることです。
「天皇になっていたかもしれない人」を非難するのはいかがなものかと私は思います。
観点は異なりますが「皇族の人達には基本的人権はないのか」と心配しています。天皇や皇族を「なにかの装置」のように扱うのはいかがなものかと思います。
若いけれども眞子さんも小室さんも立派に頑張ったと思います。祝福したいと思います。米国で平和に楽しく暮らしていただきたいとい思います。
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