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2021.11.23

長年の課題も宿題も解決できず経年劣化の人生


 自分の少年期から政権期前期に関わった社会運動と2000年以降日本政府を覆いつくした「新自由主義」。テーマとしていた「連合赤軍と新自由主義の総括」という課題は、いまだに解決できないまま、年寄り見習の年齢になり、高齢者初期になりました。

 連合赤軍と新自由主義の総括

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat21222778/index.html

 今年は高校を卒業できないことが「確定」して50年目。来年は「連合赤軍」から50年目になります。

 1つの価値観で優劣を決め、格差社会と階級社会を生み出し、対立と憎悪を生み出す考え方や社会システムが「連合赤軍」であり「新自由主義」であると私は思います。

 日本の新旧左翼の弱点は「些細な違いに拘り、執着し、対立し、憎悪し、不毛な内ゲバを繰り返し、怒りの矛先が国家権力に向かうことなく仲間同士の殺し合いに熱中することでしょう。

 生真面目ゆえの性分だろうが、「おおらかさ」がなく、社会運動を再構築することなく運動体から離れていく人たちがお尾lく出て、結果的に格差社会や階級社会を許容してしまう社会になってしまいました。

 自民党のような「いい加減さ」「おおらかさ」がないので、運動そのものが面白くないし、いつまで経過しても多数派には慣れなかったし、今後もなれないでしょう。

 

 2000年以降政権政党の自民党を支配した「新自由主義」は、1980年からの英米のレーガン。サッチャー路線の模倣でしたが、結果は日本の経済力も知的生産力も低下させ、格差社会を拡大しただけでした。

 英米両国ですら、「新自由主義経済」の放棄を宣言し、富裕層からの増税政策に切り替えました。コロナ禍も猛威が政策転換を促したこともあるでしょう。

 遅ればせながら日本でも自民党が同様なことを言い出しました。しかし具体像は何ら見えません。

 市井の田舎の零細企業の親父が懸命に考えたところで、解決策は見えないことでしょう。でも考え続けたいと思います。

 今年も来年もたぶん解決策は見えませんが、考え続けることは今後もしつこくしていきたいと思います。戸籍年齢は毎年津見kさなりますが。眼が見えづらくなったり、運動機能が落ちたりします。まだなにも成し遂げていないのに。

 焦らず考え続けていくことが、私の人生であると達観するようになりました。

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