« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »

2021年12月

2021.12.31

2021年私の重大ニュース


 私個人の主観で、身の回りの出来事で、私にとって大事であったと思うことを取り上げてみました。順位は関係ありません。また世界で言う「10大ニューㇲ」のように10個にこだわりません。
DSCN0456
①2回も救急搬送

 個人的には何と言っても1位。
 7月31日は香南市夜須のヨットハーバーのコンクリード舗装の斜路で滑り転倒。受け身が出来ず後頭部を強打。救助してくれた友人たちによりますと頭から血が吹き出ていたとか。

 香南消防の救急車で南国市の高知医大病院に緊急搬送。脳外科医のCT画像診断は「頭蓋骨も異常なし。脳血管も異常なし」との診断。破れた頭皮を医療用ホッチキス(?)で8か所止めました。10日後に取り出しその後は異常はありません。

 11月18日ですが、日中大事な顔合わせがあり、夕方は二葉町総合防災訓練(11月7日実施9の関係者反省会。真摯な前向きな意見に深く感動しました。

 反省会終了後に親しい友人2人と懇親会。緊張がほぐれたことと、私にすれば適量以上に飲みすぎたようです。懇親会が楽しく終了して帰ろうとしたところ転倒。意識がなくなりました。血圧が急激に低下したようです。

 どこかを打ったとか、気持ちが悪くて吐いたわけでもありません。また救急車で近森病院に搬送されました。CTの画像診断でも異常はなしでした。7月に強打した後頭部も異常はないという診断でした。

 1年のうちに2回も救急搬送されました。今後は気をつけます。

②コロナ禍での二葉町総合防災訓練を実施
DSCN1259DSCN1204
 2021年は3月と8月に感染拡大の大きな波がありました。特に8月から9月はコロナ第5波の関係で、下知コミュニュティ・センターの貸室業務が停止。打ち合わせ会が出来ない事態になりました。

 しかも突然総選挙が訓練予定日(10月31日)になり、急遽11月7日開催になりました。段取りのやり直しはきつかったです。

 結果は昨年に続き「コロナ禍での避難所開設訓練と感染症対策訓練」でしたが、昨年に続いて100人の参加者が来てくれました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-dfcd60.html 

③2年越しの中土佐研修が無事実施されました。
DSCN1700
 昨年企画し、下見し、打ち合わせもしていましたが、6月にコロナが蔓延してあえなく中止に。今年も再度打ち合わせし、当初は9月26日実施予定でした。

 しかしまたコロナ禍の影響で延期に。12月5日に実施しました。二葉町自主防災会と若松町自主防災会のh合同事業でした。31人が参加し有意義な防災研修会でした。

       
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-4b3413.html


④母が96歳になりました。

haha96歳
 母春子が11月17日に満96歳になりました。基礎疾患はなく最近は食欲も出て来ました。元気です。

 認知症で要介護3ですが、明るい性格なので、家族で仲良く生活しています。デイサービスでも楽しくしています。


⑤事前復興まちづくり計画講演会は素晴らしかったです。
井若和久さん
 2912年から「事前復興まちづくり計画」を提唱し、住民参加で高台移設計画をこしらえ、地域で対話をすすめている徳島県美波町由岐地区。

 先行者ゆえの成果と苦労を井若和久さん(徳島大学人と地域共創センター学術研究員・由岐地区在住)と浜大吾郎氏(美波のSORA会長)の講演は素晴らしかったです。

 とにかく高台移転計画を「見える化」していることが素晴らしいです。下知地区は未だに「紙の上だけ」のお話に終わっています。

 具体論に踏み込まない限り地域は救われません。厳しい現実に正直心が折れそうです。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-a5121a.html

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-a90096.html


⑥息子たちの家屋の外壁塗装をしました。

 昨年息子は入籍しました。生憎のコロナ禍でもあり式も披露宴も開催することができませんでした。

 築50年の平屋の家屋を台所と浴室と寝室をリフォームしました。玄関がある前面の壁面と塀、鉄骨の屋根の部位を塗装しました。

 3回塗りしました。隣近所の壁面と調和した形になりました。


⑦県西部の工事で良い結果が出て来年工事が出ます。
nakaura
 お試し工事が4月にあり、3日間現場立ち合いをしました。結果が良いので来年度工事が出ることになりました。とてもいい傾向です。

⑧腰痛改善リハビリ・ウォーキングはまもなく2年です。。。

 昨年1月かた夜須のヨットハーバーも通っているスポーツジムもコロナ禍で長期間閉鎖されていました。コロナ太りになりました。
rihbiriW
 1番リスクのない運動はウォーキングです。毎朝5時20分過ぎから6時半まで、コースを変えながら1時間歩いています。

 体調は良く腰痛にはなりません。但し歩くだけではおなか周りは凹みません。

⑩娘が2年半帰省できません。

 3年前に他界した父の一周忌以来、県外で働いている娘に会うことができません。丸2年顔をみていません。家内はライン電話で話をしていますが、私は無縁です。

 またこのところコロナが蔓延してきました。年末年始明けからまたしても諸外国のようにコロナが蔓延することでしょう。

⑪取り扱い製品の値上げで苦慮しています。

 11月に入ってからコロナ禍で停滞していた営業活動ができるようになりました。同時に製品の値上げの話が出始め、年末年始はその話ばかりです。

 しかしここへきてまたコロナ禍に。見通しはたちません。

⑫目の焦点が合わなくて苦労しています。


 私はど近眼なので、老眼の進展は遅いほうでした。ところが最近老眼も進行塩てきました。

 車の運転では近視用の眼鏡を掛けます。パソコン作業やスマホを見る場合や新聞は書籍を読む場合は老眼でみます。

 困るのは車の運転中電話があり、最寄りの駐車場へ入れて相手にかけなおすときに、老眼を忘れるとスマホの字が見え未にくいです。

 逆に老眼の眼鏡で運転すると今度は視界が悪い。「うっかり」が多くなりました。歳はとりたくはないえすね。

⑬112回目の献血をしました。
献血
 A型のRHマイナス型と判明した30歳ごろから献血をしています。最近は年3回400ML献血をしています。

 現在68歳。献血年齢は70歳なのあと数回で定年ですね・。

⑭靴底消毒法を考案しました。

 昨年の二葉町総合防災訓練後の反省会で「靴裏の消毒も必要なのでは」という意見が出されました。鳥インフルエンザ対策でン防護服を着用したした人たちが鶏舎に入る前に靴底消毒していました。
靴底消毒
 県畜産推進課に聞いたところ「オスバン」という薬液を200倍に薄めて使用していることが判明・。コロナにも効果があるとのこと・。トロ船に200倍に薄めた水溶液を入れ、水分の改修は段ボールを敷き、ペットシーツで吸水しました。

 避難所運営時の感染症対策は、マスク、検温、アルコール手指消毒、仕切り板、そして靴底消毒です。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-46aaf7.html

⑮防災紙芝居が出来ました。
DSCN2049
 2019年にスタートした下知防災紙芝居。多くの協力者のお陰で紙媒体での紙芝居が完成しました。

 RKC高知放送の12月21日昭和南海地震75年特集で取り上げていただきました。

| | コメント (0)

2021.12.30

ふるさとの守り人を目指して

ふるさとのッ守り人を目指して 1_NEW
 2021年12月11日の防災講演会「住民主体に事前復興まちづくり」の第2部は、ZOOMでの参加の浜大吾郎さん(美波のSORA会長)の講話でした。

 高知大学に通学されていたこともあり、最初は土佐弁でご挨拶されました。現在も社会福祉士を目指して勉学中と聞いています。
ふるさとのッ<img src=ふるさとのッ守り人を目指して 10_NEW守り人を目指して 2_NEW" hspace="5" class="pict" align="left" />
 「地域福祉と地域防災は相互にリンクしています。高齢化が急速に進行している地域。福祉の視点はとても大事。」と言われていました。

 私は浜大吾郎さんのような努力家ではありません。現在在宅で認知症の母(96歳。要介護3)を家内と2人で毎日「老・老介護」していますので、その言葉は身に染みてわかります。
ふるさとのッ守り人を目指して 3_NEW
 浜さん曰く、「行政の機能も含め地域リソースが減少しています。減少すると地域は急速に衰退しやがて消滅します。

 そのために現在ある地域リソースを見直し、できることから取り組んでいきます。」

「生活支援事業は、高齢者等の生活支援サービスとフレイル(加齢に伴い心身の機能の低下状態)。フレイルならないように健康寿命を延ばす活動をしてます。」

「行政支援事業も行います。地域資源の減少で行政事業にしわ寄せが来ています。SORAが行政事業を下支えし、行政サービスの維持向上に寄与します。」
(具定例として水道兼新事業やワクチン接種会場の清掃支援などを行っています。)
ふるさとのッ守り人を目指して 4_NEW
「地域づくり支援事業は、地域問題の解決として次世代に防災教育をしたり、ふるさと教育(例えばわかめの養殖体験)をおこない次世代の担い手づくりをおこなっています。」

 地域にある地震や津波碑を確認したり、昭和南海地震の体験談を次世代に語り継ぐことも行っておられます。
ふるさとのッ守り人を目指して 5_NEW
 またTBSの人気ドラマ「日本沈没」のなかで、由岐地区の@事前復興末づくりが評価され、プロモーション企画で,由岐の海岸などに漂着したゴミを使ったアート作品を、現代アート作家の淀川テクニックさんとコラボし一緒に制作されたとのことでした。
ふるさとのッ守り人を目指して 6_NEW
 浜大吾郎さんの多様な実践活動には敬服します。本気度を感じました。素晴らしい実行力ですね。

 浜大吾郎さんは「地域を衰退から守るために1人でも頑張り続ける!!」という決意表明には励まされました。私の方は「孤独な」仕込み作業にほとほと疲れていましたから。
ふるさとのッ守り人を目指して 7_NEW

 地域防災や地域福祉は、やりだした以上は辞めることは難しいですね。浜大吾郎さんは地域活動の中から持続のためのエネルギーを上手に汲み出されていますね。稚拙な私とは違いますね・。
ふるさとのッ守り人を目指して 8_NEW
 まさに標題どうりに「ふるさとの守り人」そのものです。

| | コメント (0)

2021.12.29

住民主体に事前復興まちづくり

住民主体の事前復興のまちづくり 1_NEW
 2021年12月11日(土曜日)ですが、午後17時半より徳島県美波町由岐地区から遠路駆け付けていただきました井若和久さん(徳島大学人と地域共創センター学術研究員)の講演会が始まりました。25人の参加者が熱心に聴講しました。
住民主体の事前復興のまちづくり 2_NEW
 とにかくあまりに情報量が多く、しかもすべて地域での実践事例ばかり。貴重な情報です。「これぞ求めていた本物の実践事例」です。
住民主体の事前復興のまちづくり 3_NEW
 印象に残ったキーワードを書き写すことが精一杯でした。

「地震は自然現象。
 
 震災は社会現象。

 復興は政治現象。

 事前復興は政治現象?。」
と井若さんは言われました。なるほどそうかとも思います。地震や津波は自然現象。災害にするのは人間ですから。
住民主体の事前復興のまちづくり 4_NEW
 またこうも言われました。

「災害は災害前の社会の問題をより顕在化させる・」

 東日本大震災は人口減少を加速させた。

 大都市と周辺都市は増加。中都市は微減。小都市は激減・
 実は震災前の傾向が市のまま、より加速されました。

 東日本大震災の反省点とすれば、[住民の復興感は上がっていない」「住民主体の復興計画になっていない」「思い描いた復興になっていない」「コミュ二ティや地域経済の復興が特に悪い」
住民主体の事前復興のまちづくり 5_NEW
 ということでした。生活者の時間軸と行政の時間軸がずれているので、「必要な時に家や街並みは完成せず」「必要としなくなってから高台や盛り土の造成地が完成しても住民は戻らない」現象が被災地各地で多発しているようです。

 井若さんは東日本大震災の復興まちづくりの十訓として、以下の事をまとめ言われました。
住民主体の事前復興のまちづくり 6_NEW
①震災時に勝負は決まっている!だから事前復興。

②絶対に死ぬな!生き残った者だけが復興に進める。

③役場を被災させるな!落城しては死期が取れない。

④コミュニュイティを維持させろ!再建は至難の業。

⑤住民が主体たれ!住むのも責任を取るのも住民。

⑥行政と協働しろ!予算をつけれるのは行政。

⑦専門家を頼れ‼うまく付き合えば役に立つ。

⑧3年目標に終わらせろ!皆が戻ってこれなくなる。

⑨一人一人を大事にしろ!復幸はともにある。

⑩総合的に考えろ!復興は防災でなくまちづくり。

徳島美波の30年後を考えると、社会リスク(人口減少、少子高齢化、過疎化)がより進行し、大規模地震や津波が発生しなくても自然消滅する危機があります。

 高知県も同じ問題を抱えています。毎年高知県の人口は5000人強減少しています。10年間で5万人は減りますから。
住民主体の事前復興のまちづくり 7_NEW
 日本はまさに「災害大国」今後30年以内におこるであろうと言う南海トラフ地震の被害想定は、死者が32万人、避難者が950万人、全壊・全焼家屋238万棟、被害額は220兆円です。

 首都圏直下地震は、被害総額が95兆円とされています。また2021年12月21日に公表された政府の中央防災会議の日本海溝地震と千島海溝地震の被害額は、日本海溝が31兆円、千島海溝は16兆円となっています。

 東日本大震災は、死者・行方不明者は1・8万人、避難者は38万人、被害家屋40万戸、被害額は16・9兆円でした。
住民主体の事前復興のまちづくり 9_NEW
 火山の噴火による被害や、気候変動による豪雨災害などもあります。被害後の復興は日本国の国家予算規模を遥かに超えています。南海トラフ地震後に東北並みの復興事業を行うことは、もはや不可能です。

 全国知事会からも事前復興に関わる施策も確立や財政措置の要望を出しています。

 徳島県美波町の事前復興まちづくり計画は2012年からスタ^としています。考え方は以下の定義をされています。
住民主体の事前復興のまちづくり 10_NEW
(定義)

 住民が主体になりまちのリスクを受け止め、復興を含めたまちの将来像を共有する「まつづくりプラン」(地域版総合計計画)としての事前復興の取り組み

住民主体の事前復興のまちづくり 11_NEW
(立案プロセス)

①住民からの発意。組織の設置。

②地域の骨格。魅力や課題などの現状整理

③地域継承・幸福の抽出と共有化(未成年も尊重)

④災害と地域継承の歴史の整理

⑤地域継承。幸福に及ぼす次の災害の影響評価

⑥地域継承。幸福のための将来像、方策の立案

 とされています。
住民主体の事前復興のまちづくり 12_NEW
 美波町由岐地区の事前復興まちづくりへの挑戦は、2012年1月からスタートされています。

2016年に美波町を訪問した時に井若さんから聞きました。その時のレポートです。)

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-28a7.html
(ブログ記事 美波町(由岐地区)での研修会 2016年7月16日訪問)

「美波町由岐地区の南海トラフ地震での津波想定被害が公表されました。由岐地区の沿岸部の9割が浸水被害を受け継事が判明。

そのことで、若い子育て世代が家を新築する場合、津波の心配のない他地域への転出が相次ぎ、震災前過疎が心配されました。」


「2012年から住民組織.美波町・徳島大学が協力し、事前復興まちづくり計画の議論を始めた。住民組織が前へ出て動き、高台の土地の借用に何か所か成功しました。
住民主体の事前復興のまちづくり 13_NEW
 建築士会の協力で、コンペを行い模型をつくりました。イメージを具体化しました。」

「土地を提供してくれる地主まで現れました。計画を具体化するためには、盛り土が必要です。西の地の山を切り取るのに20億円かかります。」

 あとは国が事業資金を出していただけるかどうかでしょう。いただければ「住民発意の事前復興計画のモデル事業」になりますね。
住民主体の事前復興のまちづくり 14_NEW
 講演の中でお井若さんが事前復興まちづくり計画を議論するなかで、従来交流のなかった由岐地区の3つ地区の有志が同じ議論の場で交流したのはとても重要な事でした。

 議論だけではなく、コンペを実施し、模型などをこしらえると、「今までは現実味がなかったが、実現できると言う気になりました。」

 行政側の意見としては「現状では制度がないが、政策として提言していきたい。公共事業の残土利用なそ実現手法を検討したい」(町長の発言)があったようです。

 注目すべきは住民の参加意欲です。2015年から17年にかけておこなった「下知地区防災計画・ワードカフェ」は3年間持続しました。
住民主体の事前復興のまちづくり 15_NEW
 下知地区減災連絡会加盟の単位自主防災会幹部は殆ど3年間毎回出席し、お意見交換を繰り返しました。常に30名の参加者がいましたから地域の資源になりました。

 しかし各地域の町内の住民各位にまで浸透したかと言いますと、残念ながらそうはなっていません。由岐地区では1割の住民が意見交換会に参加したと聞きました。

 下知地区の人口は1・6万人です。1割では1600人が参加していたということになるので凄いことであると思います。
住民主体の事前復興のまちづくり 16_NEW
 また由岐地区絵は、青年会や大学生がフォトコンテストを開催したり、地域の魅力の再発見をされているようです。

「里海里山」「豊かな自然環境」「家族・3世代」「近所づきあい・コミュニュティ」「地域行事・伝統行事」「漁師町」「子供・・学校」んどをキーワードにした意見交換から今後の展開が期待できますね。

 先進地区のぶち当たった問題点なども包み隠さずはなしていただきました。ただ下知地区防災計画と大きな違いは「住民参加度が全住民の1割と高率である」ということと「高台移設プランを住民や行政側に見える化した、」ことでしょう。

 下知地区の課題は根深く、高知市も高知県庁も「市街地の長期浸水地区をなんとかする。という対策は0だしやる気の1かけらもない。」という厳しい現実があります。
住民主体の事前復興のまちづくり 17_NEW
 高知市や高知県庁の「不作為」で、私は家屋も事務所も、倉庫も車も何もかも亡くし、命までなくしたくはありません!!

 「東日本大震災の復興まちづくり計画の十訓」を体にたたき込み、実践して行きます。

 行政側の「とりあえず防災」では、生き延びることなど海抜0メートルの下知地区では到底出来ないことを井若さんの講演を傾聴して改めて思い知らされました。
住民主体の事前復興のまちづくり 18-完_NEW
 ではどうするのか。来年こそ答えを自分なりに出します。

| | コメント (0)

2021.12.28

母は今年最後の100歳体操に行きました。

母体操1
 2021年12月24日(金)ですが、母(96歳)は、今年最後の活き活き100歳体操(介護予防体操)に午後からはりまや橋サロンへ行きました。
母歩行補助車
 いつものコイン駐車場は満杯。別の駐車場に入れて参加しました。少し遠いところでしたので、母にすれば少し歩くのが辛かったかもしれないです。

 体操では椅子に座って手足を動かす体操は出来ますが、椅子からの立ち上がりなどは少し苦戦していました。10回のうち1回立ち上がりましたが、ほとんど座っていました。マイペーズでいいんです。
母体操2母体操3
 体操が終わりますとおやつを食べました。谷ひろ子さんとことのお芋のケーキとコーヒーです。美味しそうに食べました。
母おやつ
 今年も体操はお終いです。新年は1月7日からのスタートです。

| | コメント (0)

2021.12.27

認知症の始まりか?

 最近の研究では認知症の始まりは「60歳代」からであると言われています。現在68歳の私はその「有資格者」であるということになります。


 


     失せ物は出て来ません。


 


 3週間前に二葉町防災会の事業費用を9640円会計の人から預かりました。それは4つ予定していた事業のうち3つは出来ました。あとの1つが日程的にも自分の気持ち的にも出来ません。それで事業費用を先払いしていた抱いていますので、返納しなければなりません。そのお金を預かりながらどこへ行ったのか不明。仕方がないので自分で出し替えて処理しました。


 


 もう1つは36枚スキャナーしたはずの12月11日の防災講演会の資料の元本が見当たりません。パソコンには取り込みましたので、最悪それを見るなり、印刷して見るなりすれば事が足りますが。36枚の資料が行方不明で、どこへ置いたのか全く記憶にありません。困ったものです。


 


 先日も車の鍵をいつも置いてある缶に見当たらず、大騒動。半日かかって探して机の下で見つかりました。「失せ物」探しの時間が多く、仕事の生産性は上がりません。


 


 「認知症」に始まりではないかと思います。特効薬が公表されたようですが、厚労省が認定しませんでした。


 


 とにかく「失せ物」が出てこないというのはショックです。最近は週に1度は探し物をしているようです。家人にいつもしかられています。反論はできません。自爆ですから。情けないことですね。


 


 

| | コメント (0)

2021.12.26

閖上だより NO7

閖上だより7号 1_NEW
 一般社団法人ふらむ名取の編集部代表の格井直光さんより。「閖上だよりVOI・O7 2021年冬号」を送付いただきました。東日本大震災直後に発行された「閖上復興だより」が60号で一区切りをつけられ。「閖上だより」で再スタートされて2年目(?)なんでしょうか?

 地域の絆を確認する「地域コミュニュティ紙」として再スタートして7号目となりました。A3サイズで大き目の字で記事が印刷されていますので、最近老眼が進行した私でも苦痛なく読むことができます。

 SNSなどの電子媒体も普及しています。でも全世代型の情報伝達手段としては紙媒体は優れています。日本人は100%自国後の文字が読むことが出来、読後に批評できる能力があるからです。とても重要な試みであるといつも感心しています。

 1面は閖上地区での芋煮会レポートです。11月7日(日曜)に閖上中央町内会は、閖上公民館で避難訓練をしました。終了後参加者各位は芋煮会を行い交流を深めたそうです。

 「地区の避難所が公民館になっているため備えを知る目的です。中略 。一度経験を積んでおくと有事の際に、慌てずに避難行動が出来ます。命を守る行事を行いました。」

 今年の二葉町総合防災訓練と同じ日でした。町内の避難場所である下知コミュニュティ・センターの設備や防災倉庫の備品の確認、感染症対策もおこないました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-dfcd60.html
(2021年二葉町総合防災訓練・報告書)
閖上だより7号 2_NEW
 2面は参加者各位が自分を支える心の歌を確認し合う催しが閖上中央第1団地集会室にて行われました。

 題して「自分史ばなし あの頃,あなたも私も若かった!!」ということで「昭和世代」の思い出話に花を咲かせていました。

 またシンガポールの歌手SACHYOさんのリモートコンサートも10月16日に行わました。閖上を遠いシンガポールから励ましていただいています。絆は近隣だけでなく海外にもあることに驚きました。
閖上だより7号 3_NEW
 3面は「閖上散歩」と「閖上自転車紀行」のお話。実践なさっている人たちの地元ネタなので説得力がります。車で通過するだけではわからない地域の姿が垣間見れます。

 「震災前に日和山、新町地区をつなぐ人道箸があればよかった。中略 今思えば「地震があったら津波の用心」の先人の言葉が死に伝わらなかったのが残念でなりません。」と書かれてありました。

 事前防災対策にはどの地域も事業予算がつきませんが、重たい言葉です。
閖上だより7号 4_NEW
 4面は閖上地区にある地名の由来話です。編集者からは「その日に備える防災メモ」はとても参考になりました。

 閖上の教訓

地震があったら津波の用心

からぶっても!いいんでねえの助かれば

 昭和三陸津波の石碑

 津波が来ない

 避難所から勝手に移動しない

 文明の利器を過信するな

 地元企業の協賛広告も地域の情報として貴重です。

 あらためて「地域コミュニュティ紙」の重要性に気づかされました。閖上地区の皆様に感謝申し上げます。

| | コメント (0)

2021.12.25

事前に復興計画を

読売新聞12月22号事前復興_NEW
 読売新聞高知版の2021年12月22日号ですが、「備える 昭和南海地震75年」特集記事で、12月11日に下知地区減災連絡会が開催しました防災講演会「事前復興の先進的取り組みに学ぶ」(講師・井若和久さん・徳島大学人と地域共創センター学術研究員・美波町在住)を取り上げていただきました。

「事前に復興計画を」「住民主体で将来像を議論」という見出しですが、まさにその言葉が「事前復興計画」の重要なキーワードです。

 同じ日に政府(内閣府)の中央防災会議が、北海道沖、岩手県沖で起きるとされる2つの巨大地震の被害想定を乞うひょいうしました。何も対策をしなければ、日本海溝地震の死者は19・9万人、千島海溝は10万人とされています。

 南海トラフ地震も甚大な被害が予想されています。事前への高台移転が美波町でも課題ですが、住民参加で事前復興まちづくり計画をこしらえ、実行段階になると自治体レベルでは予算がなく足踏みになっているとの課題もありました。

 下知地区も地区防災計画策定のなかで事前復興計画を出しましたが、残念ながら全く進展していません。来期以降なんとか「見える化」したいです。

| | コメント (0)

2021.12.24

昭和南海地震から75年目

読売新聞12月21号_NEW
 75年前も師走の慌ただしい夜明け前に昭和南海地震(1948年12月21日)に発生しました。特に地域防災会としては行事などは予定していません。

 今朝の読売新聞・高知版に「津波の恐怖 次代へ」「何度も言い続けることや」という見出しで、津波を須崎市の自宅で体験なさった高橋富男さん(92歳)の体験が書かれています。

 また高知市宝永町で住まれていた(85歳)は、当時小学生でしたが、「暗闇の中を母親の腰につかまるように庭へ出たことを覚えている。」と記事にありました。

「堤防が決壊したのか、溝から海水が逆流してきた。津波だった。水位が増して、自宅の中まで入ってきた。父親と兄が木製のミカン箱を物置から出してきて並べ、その上に敷板と畳を置いて、家族4人で翌朝に水が引くまで待っていた。」

 長男の国見俊介さん(60歳)は、お母さんの体験談を子供の時から聞いておられ、現在高知市下知分団長をされておられます。先月も昭和小の児童の下校時の津波避難ビル巡りを一緒にしました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-5396d4.html
(昭和小津波避難ビル巡り)

 次世代へ正確に「恐怖の体験」を正確に伝承し、次必ず来る南海トラフ地震に備えることが高知市下知地域の減災活動の課題です。

 NHK高知放送局の「こうちいちばん」(18時10分~)でも「昭和南海地震から75年」特集で、国見淑さんも登場されます。

 またRKC高知放送でも。18時15分の「こうちEYE]という番組(18時15分~)のなかで特集で「昭和南海地震から75年南海トラフ地震に備える」というテーマで放映されます。

 国見俊介さんが知寄町に津波避難ビルであるちより街テラスを案内されたり、昭和南海地震の実体験者岸田康彦さんのお話や、岸田さんの実体験をもとに地元下知地区で作成されました防災紙芝居「おじいちゃん教えて」の朗読を澤本健子さんがなさる予定です。

 また読売新聞では明日の高知版では12月11日の防災講演会「事前復興の先進的な取り組みに学ぶ」(井若和久さん。徳島大学人と地域共創センター学術研究員)の講話の意内容や、下知地域のとりくみなどの記事が掲載される予定です。

| | コメント (0)

2021.12.23

母を歯科へ連れていきました

269792801_1334275667020447_7698072223688779335_n
 2021年12月21日ですが、先週詰め物が外れたので母(96歳)を歯科に連れていきました。

 応急処置をしました。詰め物は途中で折れているとか。歯の根っこはしっかりあるので抜歯はできないとか。簡便な詰め物をしていただきました。
269851628_1334275767020437_1597582603281301610_n
 超高齢者でも歯の手入れは大事ですから。

| | コメント (0)

2021.12.22

喪中はがきを読むのは辛いです


 毎年11月から12月中旬頃まで喪中はがきが送られてきます。1年に1度の年賀状のやりとりに過ぎない人からではありますが、寂しく思います。

 多くはご高齢の親が80歳代後半から90歳代でご逝去したというお知らせが多い。寿命を全うされたのであると思います。

 悲しいのは年賀状のやり取りをしていたご本人が病気で亡くなり、奥様からの喪中はがきが来て読んで涙が出ました。まだまだ意気盛んで人生これからだと思う年齢での逝去は悲しい。ご本人もご家族も無念であると思います。

 ましてこの2年間というものは、コロナ禍で葬儀も告知せず、身内で執り行う事例が多いようです。せめてものお別れすらできないという現実も辛いものがありますね。

 はやくコロナ禍も終息していただきたい。しかし欧米を中心に変異株のウィルスが猛威を振るい来年からまた日本国内でも蔓延する気配すらあります。

 3年前父は99歳で旅立ちましたが、今にして思えば、ちゃんとした葬儀で見送りが出来たので良かったと思いました。

 12月初めにご逝去された友人のお父様は御葬儀もごくわずかな身内のみで執り行われたことでしょう。それを思うと悲しくなります。

| | コメント (0)

2021.12.21

昭和南海地震75年特集番組と記事

d2dc552f
 今から75年前の1946年12月21日に発生した昭和南海地震。ほぼ100年に1度発生する南海地震の中で、規模が小さかったと言われています。

 しかし高知市街地の下知地区や潮江地区は建物の倒壊被害ばかりでなく、地盤が1・3M沈下したために地域内に海水が入り込み1か月半以上の長期浸水状態になりました。
d2c857de23218699 (1)
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-7f5a.html
(昭和南海地震を伝える動画映像)

 今後30年以内に8割以上の確立で発生する南海トラフ地震は、昭和南海地震より規模が遥かに大きいとされています。

 昭和南海地震の記憶を忘れず、次の世代にどう伝え、次起きる南海地震にどう備えるのか。12月21日に向けたテレビ番組や新聞での特集が組まれています。

〇添付写真は「昭和南海地震後の写真」です。3年前に他界した父が所蔵していました。土木技術者であった父が被害調査したときの写真です。残念ながらどこの地域なのかは不明です。
91e55bef
 うちの母も昭和南海地震の体験者の1人ですが、残念ながら認知症ですので取材対応が出来ません。

 今回の昭和南海南海地震の体験者は。国見俊介さんのお母さんです。テレビや新聞の情報は国見さんから聞きました。

79d2ceb1
(テレビ)

〇RKC高知放送12月21日 15時50分からの「こうちEYEスーパー」の番組の中で。

①昭和南海地震の実体験者(国見俊介さんのお母様)のお話。


②昭和南海地震の下知地区の体験者岸田康彦さんの体験談が放映されます。また岸田康彦さんの実話をもとに2018年に「防災紙芝居」が出来ました・

 朗読者の澤本恵子さんおの朗読で下知防災紙芝居が番組内で朗読されます。

〇NHK高知放送局

 12月21日の夕方18時10分からの「こうちいちばん」の番組内で、昭和南海地震尾実体験者(国見俊介さんのお母様)のお話があります。

(新聞)読売新聞・高知版

 12月21日の昭和南海地震75年目の特集で、記事として昭和南海地震尾実体験者(国見俊介さんのお母様)のお話が掲載されます。

 12月22日は「事前復興計画」について、」12月11日(土曜日)に開催された「事前復興の先進的取り組みに学ぶ」の記事で、徳島県美波町の関連記事と、高知市下知地区の問題を指摘する記事が掲載される予定です。

| | コメント (0)

2021.12.20

コロナ禍を経験して考える避難所運営

豊田所長
 2021年12月19日(日)でしたが、高知市防災士連絡協議会(筒井康行会長)の令和3年度第1回定例会が防災研修会として高知市あんしんセンターで開催されました。
参加者
 講師は高知市保健所所長豊田誠氏(高知池大学卒(医学博士)です。演題は「コロナ禍を経験して考える避難所運営」でした。

 5つの項目について話されました。

①新型コロナ感染症について

②高知での第1波~第5波を経験して

③コロナ禍の避難所運営

④新型コロナ感染症について

⑤コロナと心のワクチン

 講演で印象に残った言葉を記述します。

「10年前に災害支援ということで宮城県南三陸町へ行きました。津波で破壊された街並みを見て言葉が出ませんでした。」

「この2年間コロナ対応をしてきまして、防災対応と同じであるという意識で仕事をしてきました。」

「コロナ感染者の8割は1週間経過しますと回復傾向になります。20%が重篤になり、高度の治療が必要になる場合があります
コロナ感染の特異性
「コロナ感染症がやっかいなのは、症状は表に現れる前日が感染リスクが1番高いというデータがあります。」

「3つの感染症があります。第1の感染症は病気です。第2の感染症は不安です。第3の感染症は差別です。」

「高知市では感染者が25人平均位を最大値で想定していましたが、第5波は8月26日に86人という感染者になりました。これはもう災害だということで、災害時対応を職員皆が意識して対応し、乗り切ることが出来ました。」
コロナと心のワクチン
「コロナと心のワクチンという文章を書きました。それはお互いが信頼し合い支え合うことがコロナ禍の不安やデマなどを克服することになるからです。

 まさに豊田所長は高知市のコロナ禍のなかにあって保健衛生のアンカーマンです。実践を踏まえた言葉にはとても説得力がありました。
黄色ののぼり旗

| | コメント (0)

2021.12.19

母ははりまや橋サロンへ行きました

DSCN1986
 2021年12月17日(金)ですが、゙、母(96歳)ははりまや橋サロンへ行きました。コインパークに駐車し歩行補助車で歩きました。
DSCN1990
 魚の棚商店街のコロッケ・ひろっちゃんで夕飯用のコロッケを購入しました。活き活き100歳体操にも参加しました。なぜか今日は参加者が少なく母を入れて6人でした。
DSCN2002
 若い高齢者の皆様(80歳代前半)になんとかついて行っていました。椅子からの立ち上がり体操(スクワット)は半分しかしませんでした。
DSCN1999
 終わってから谷ひろ子さんのお店のお菓子をおやつに食べました。
DSCN2009

| | コメント (0)

2021.12.18

母は横田胃腸科・内科へ行きました。

268843029_1331704453944235_627975937872970491_n
 2021年12月17日ですが、咳が出て、喉がぜろぜろするので連れていきました。午前中は暖かいので年末を控え心配ですから。なにせ元気であるといいましても96歳の超高齢者ですから。

 血圧は154-91と高め(前回12月2日は120-66)ですが、心配ないそうです。残留酸素濃度は93でした。体温は35度7分でした。熱はありません。
春子血液検査12月2日2021年_NEW
 12月2日に定期受診時に採血し、血液検査表をいただきました。

「肝機能と腎機能の数値は良くないが、年齢(96歳)を考慮すれば問題ないでしょう。」とのことでした。
269003364_1331704830610864_8884318656886048210_n
 痰切りの薬と、咳止めの薬をだしていただきました。
268308138_1331704893944191_5334679245966296977_n
268377332_1331704547277559_8067412546217851390_n

| | コメント (0)

2021.12.17

県西部へ行っておりました。

 2021年12月16日(木曜)ですが、年末のあいさつ回りで県西部へ行っておりました。

 スタート時は晴天でしたが、午後からどん雲になり、小雨がぱらつきました。雨は今夕から明日にかけて、高知市内でも結構降ると予想されています。

 県西部方面の高速道路は対面通行。体験通行整備分離帯の整備はまだまだで、ちゃんとワイヤーが張られ反対車線へ飛び出し防止処置もされていますが、まだまだ少ないです。ゴム表示があるところも多く、慎重運転しました。
対面高速道路
 中村はガソリン価格が175円/L.。高知市は172円/L/
高松市は161円/L。地方は油槽所から遠いので高めになりますね。
中村・175円
 黒潮町役場は高台移転をしていますが、周辺の高台に集合住宅が出来ていました。町営住宅なんでしょうか?
黒潮町役場 (2)
町営住宅
 中土佐町役場も高台にあります。小中学校と消防署と保育所は高台にあります。住宅は下知同様に低地にありますね。
中土佐町役場

| | コメント (0)

2021.12.16

112回目の献血も検査結果は良好

健一献血113回目県砕氷_NEW
 2021年11月23日の祝日に112回目の献血をしました。私は日本人には珍しいA型のRHマイナス型の血液です。日本にはA型の血液型は3割はいるそうですが、そのなかのRHマイナス型は0・5%ですから。希少血液ですね。日本人や中国人などのアジアじn

 血液検査も左中指の先をガラスのような器具で指先を少し切り一滴の血液を採血し、目の前で測定機械で判定。献血可能だとか。ヘモグロビン濃度15・2あり合格したようです。

 僅か1滴の血液で15項目の血液検査が出来るとか。凄いと思いました。R-GTBなども正常値の範囲内。すべての検査五項目が基準値の中に収まっていますので、よしとしましょう。

 献血の「定年」(70歳)も迫ってきています。今年も4月、8月、11月と400ML献血を3回しました。現在68歳ですから最大あと2年間で6回で定年です。118回で打ち止めというところです。

 定年までは健康でいないといけないですね。

| | コメント (0)

2021.12.15

ねこ先生の在宅介護体験には大いに共感

高知新聞漫画在宅会議の過酷さ_NEW
 2021年12月12日付の高知新聞連載の漫画「人間広場とこいどき猫。題344話 ねこ先生」の作品には大いに共感しました。

「一色オムツとパットをしていても ズボンを濡らしてしまうことが多かった」(パットはオムツのんかに入れる尿吸収紙のことです。)」

「なので吸水率の違うオムツとパットを組み合わせて 1番濡れずらいパターンを模索することに」とありました。

 うちもそうです、母が認知症(アルツハイマー型認知症)になりましたのは2008年頃。t^当初はまだ自分でトイレに行けました。ただし尿をして5分後にまたトイレに行く有様でした。

 しかし時の経過とともにトイレが間に合わなくなり、尿失禁と便失禁を繰り返すようになり、やがて24時間オムツをする状態になりました。要介護3になったのは2016年頃からでした。

 2017年12月に太ももに大やけどを負い毛山病院に入院しました。年末年始を挟み3週間程度入院していました。原則毎日昼ご飯は母と一緒に食べ、夕ご飯は食べるのを見守り、夕飯後はトイレ誘導しオムツを取り換えていました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat24129208/index.html
(母。毛山病院入院2017年)

 その時看護士さんから尿取りパットの存在を知りました。パンツ式オムツの内側に挟めば、尿を吸収してくれます。尿の場合パットを取り換えるだけでいいということがわかりました。勉強になりました。(当時の意ブログで見ると4年前は母は元気に歩いています。今は格段に歩けなくなりました。)

 以降うちでは「2回用パット」「4回用パット」と寝る前は「10回用パット」を使用するようになりました。

 漫画の中でも夫婦で試行錯誤しているさまはうちと同じでした。そして5コマ目にこうあります。

「研究の成果か(笑)最高の組み合わせにたどり着き その後も漏れる頻度が格段に減りました」とあります。

 その方法は、日中はオムツ4~5回分、パット2~3回分、夜はオムツ4~5回分、パットは10回分となっています。

 「まったくうちと同じですね。」と家内はいいます。

 昨日(12月12日・日曜日)は、母のオムツとパットを買いに丸池町のコスモスへ行きました。4回用のオムツ、2回用のパット、10回用のパットを買いました。

 現在は私たち夫婦と高知市に住んでいる母(96歳)ですが、住民票はいの町にあります。父がいの町大内の出身であり3年前に他界しました。お墓もいの町墓地公園にあります。

 いの町が好きな母ですが、あろうことかいの町役場は「介護3以上の町民にはおむつチケットを配布します。」ということなのに、配布しません。「居住実績がないから」という理由。福祉が専門と自称する現町長も偽物であるとしか思えませんね。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-db19.html

(いの町長からの素っ気ない回答にはがっかりです。

| | コメント (0)

2021.12.14

母は美容室ですっきり

haha洗髪
先月96歳になった母ですが近所のシンボル美容室に行きました。さすがに髪の毛は伸びています。
haha  カット中
歩行補助車を押して行きました。歩く速度が遅くなりました。わずか100Mの距離をなななか歩けません。母の立場からすると遠いです。


 


洗髪し、カットしていただきました。すっきりしましまた。
母カット後


 


haha ほこうほZixyokuruma

| | コメント (0)

2021.12.13

久しぶりの夜須の海


DSCN1819
 前回は「爆風」のため出艇を断念したのは2週間前ぐらい。今日は母(96歳)をディサービスへ送ろ出してから夜須へ行きました。それでどうしてもスタートは遅い。
DSCN1800
 今夕は17時半から防災講演会があります。主催者スタッフなので午後4時過ぎに会場の準備作業をしないといけないからですね。
DSCN1795
 30分段取りして、30分海に浮かんで、1時間かかってか続けるコースです。昼過ぎには撤収作業しないといけない。久しぶりに老人には優しい「温厚な」天気なので1日遊びたいところですが、そうはいかないですね。また機会はあります。海は逃げませんから。
DSCN1779

| | コメント (0)

2021.12.12

母はりまや1210

DSCN1751
 2021年12月10日ですが、昼食後に母(96歳)を連れ、はりまや橋商店街での「活き活き100歳体操」サロンへ行きました。
DSCN1753
 コインパーキングから車に積んでいた歩行補助車で母はすいすいと歩いています。

 まずは魚の棚商店街のコロッケ・ひろっちゃんで夕飯用のコロッケを買いました。
DSCN1761
 続いて活き活き100歳体操会場へ母は行きました。元気に体操をしていました。10人の参加者がいました。椅子からの立ち上がり運動を重点的にするようにしています。

 終わりますとおやつタイムです。一休みしてを食べていました。ここへきて母の生活にもリズムが出来てきました。
DSCN1766

| | コメント (0)

2021.12.11

二葉町町内会資源・不燃物ステーション

DSCN1747
 2021年12月10日(金)ですが、二葉町町内会(楠瀬繁三会長)は、午前6時より町内にある下知コミュニュティ・センターと国道56号線の二葉町側の2か所で、不燃物・資源ステーションが午前8時までの間に開所されます。
DSCN1748
 荒木三芳二葉町内会副会長(衛生委員)の指揮のもと、当番の班長さんたちが早朝からステーションのこられ、仕分けを行っていました。
DSCN1749
 毎月第2金曜日に行われます。町民の貴重な触れ合いの場であり、地域コミュニュティの象徴ですね。大事なことです。
DSCN1750

| | コメント (0)

2021.12.10

事前復興の先例に学べ

美波町事前復興計画1211ブログ版
 徳島県美波町由岐地区。こちらは震源域に近いので地震発生後わずか12分で12Mの津波が襲来すると言われています。

 若者世帯の多くが安心安全を求めて地域外に移転し「震災前過疎」状態が発生する事態になりました。数年前から「事前復興まちづくり計画」を提唱し、研究会や学習会を実施するだけでなく、高台地区に住宅移転計画も実行しつつあります。

 明日12月11日(土曜日)に午後5時半より高知市二葉町の下知コミュニュティ・センターにて「事前復興の先進的取り組みに学ぶ」という表題で、地元のリーダーであり徳島大学の研究員である井若和久さんに講演をいただきます。

 高知市下知地区も「事前復興計画」を2017年度に提唱はしていますが、高台地区への移転計画などなどは何ら進展していません。先進地の事例に学び、甚大な被害が予想される南海トラフ地震から生き延びるための方策を検討し実行したいと思います。

| | コメント (0)

2021.12.09

ほとほと疲れています


 2021年12月9日ですが、昨日の午前中からのメーカーさんとの同行訪問が終わり、一段落がつきました。12月5日(日曜日)の中土佐町研修が無事終了し、月曜日にバス会社にバス代を支払いし、後は今年度の防災会の事業終了書を出すだけですね。仕事と併用して地域防災活動をしていたこともあり、分野が違うが大事な業務なのでどちらも手が抜けません。
 
 それでなんか精神的に疲れました。ときに休みも必要ですが、母(96歳9の在宅介護もあり、家内と力を合わせてしていますが、こちらも手が抜けないです。11日も防災講演会があり、13日も防災打合せ会があるとか。果たして正常に生活が出来るのか不安です。

 今年は単位防災会としては「総合防災訓練」と「中土佐合同研修」の2つしか出来ませんでしたが、2つの事業ともコロナ禍で延期になったり、事前準備会が十分に出来ませんでした。「やっつけ」でしたこともあり、不手際もありました。

 2つの事業とも「良かったね」との評価を受けました。しかし実質仕事の傍ら1人で段取りしたので、正直どよよんと疲れています。

 コロナ禍が下火になったと思いきや、取り扱い製品の値上げの要請が来ていますし、見積もりも来ています。これはこれで重たくしんどい問題です。ほとほと疲れています。転倒したり、事故を起こさないようにしないといけないですね。

| | コメント (0)

2021.12.08

中土佐合同研修会

DSCN1655
 2021年12月5日(日)が、二葉町自主防災会(西村健一会長)と若松町自主防災会(棚野愛一郎会長)の合同主催で、中土佐町防災会との合同研修会を行いました。

朝7時半に下知コミュニュティ・センター前集合。スタッフは7時20分に行きました。寒いこと。バスが到着して車内に入ってほっとしました。

 車内で事前資料の確認をしました。中土佐側の資料と下知側からの資料を添付しています。
DSCN1684
 午前9時到着。中土佐町新庁舎(中土佐町の津波対策の説明・庁舎見学をしました。説明会の詳細はまた報告します。

DSCN1697
1号津波避難タワー見学。津波重点避難路の防災まち歩き 久礼小学校学問坂避難路 久礼文化館で地元防災会との意見交換会しました。
DSCN1742
 15Mの津波が押しよせる久礼の町並み。絨毯避難道路も歩きました。なかなか現実は厳しいと思いました。
kpouryuukau1

| | コメント (0)

2021.12.07

強風の中ヨットのカバーを掛けました

DSCN1625


 


 2021年12月4日ですが、シーホッパーのカバーがあまりにぼろぼろなので、ご近所の田辺テントさんで、オーダーメイドでカバーを仕立てていただきました。
DSCN1630DSCN1632DSCN1633
 とても丁寧に裁縫されてつくりこんでいただきました。気に入っています。


 


 しかし今日は西高東低の冬型で、どん吹き状態。8メートルから10メートルの風が吹いていました。
DSCN1634
 高知大学ヨット部とジュニア・ヨットクラブは強風の中ぎ装し、出艇していきました。やはり若い人たちは馬力がありますね。
DSCN1639
 カバーをかけるのも強風では悪戦苦闘しました。あまりにも強風なので今あるカバーの上からかけました。暫定処置です。


 


 高速道路でも吹き流しが真横に流れていましたから。10メートル程度の風ですね。

| | コメント (0)

2021.12.06

母ははりまや橋サロンに行きました

DSCN1598
 2021年12月3日(金)ですが、母(96歳)は午後からはりまや橋商店街サロンへ行きました。

 近くのコインパーキングに駐車し、歩行補助車を押して歩きました。魚の棚商店街のコロッケ。ひろっちゃんで夕飯用を購入しました。
DSCN1596
 活き活き100歳体操会場へ到着しますとほどなく体操が始まりました。腕を曲げる体操には、「若い高齢者の皆さん」(80歳代)についていっていましたが、椅子からの立ちあがり運動は、今日は1回もしませんでしたDSCN1609

 それは午前中に歯科医院に行き口腔ケアをしたこともあります。また歯科が2階にあり階段昇降をしました。自宅も階段昇降しないと茶の間は2階ですので。午前中に4回も階段昇降したので、足腰が疲れたのでしょう。
DSCN1612
 終わるとおやつを食べました。谷ひろ子さんのお店のお芋のケーキを小さく切っていただきました。完食しました。食欲があることはいいことです。
DSCN1620

| | コメント (0)

2021.12.05

母は月に1度の口腔ケアに行きました。

母と歯科へ
96歳の母ですが、入れ歯はなく、自分の歯で一般食を食べる事ができます。

今日はレントゲンで歯を撮影し、歯科医の診察をうけました。
haha matiai
診断は「虫歯もありますが、歯の根はしっかり残存しているので、手入れをしましょう。100歳まで頑張りましょう。」
との事でした。
haha.matiai2
階段昇降しなければならない2階部が診察室と受付。うちも3階が寝室で,2回が茶の間です。毎日階段昇降していますので、母にはさほど苦にはなりません。

| | コメント (0)

2021.12.04

中土佐町防災関係者との防災まち歩き研修会

中土佐町役場新庁舎
 二葉町自主防災会と若松町自主防災会では、2019年の今治市防災士会との合同研修会に続き、中土佐町防災関係者の皆様との合同研修会を実施します。
hazado map
 南海トラフ地震での想定では地盤沈下による長期浸水(水深3メートル)という深刻な被害想定が二葉町・若松町は出ています。

方中土佐町は町の中心部地区である久礼地区が津波被害で大半が水没すると想定されている地域です。海の恵みで生きてきた町であり、どのように津波対策、防災対策をしているのか、下知地区の私たちにも参考になると思われます。
久礼小学校避難路
        防災研修会の日時、研修予定は以下です。

(日時) 2021年12月5日(日曜日) 

午前7時半に下知コミュニュティ・センター前集合・検温・消毒・名簿作成(時間厳守・午前8時出発)検温名簿を作成。研修終了後14日間保存します。

(工程) 午前9時到着。中土佐町新庁舎(中土佐町の津波対策の説明・庁舎見学1号津波避難タワー見学。津波重点避難路の防災まち歩き 久礼小学校学問坂避難路 久礼文化館で地元防災会との意見交換会


◎落ち込んだ久礼の地域観光事業へのご協力(地域間交流)も行います。

1号タワー2
(昼食)◎昼食は道の駅なかさと内・浜焼き海王にて。食事代は各自自己負担。1500円前後。コロナ感染症対策にて中土佐町役場推奨店です。

予約注文は往路バス車中で集約し、電話注文します。

(まちあるきガイド合流)中土佐美術館見学・久礼八幡宮・大正市場
      15時過ぎに出発帰路に 16時帰着予定。
(参加費) 二葉町・若松町は1000円(観光協会協力金・中土佐美術館入館料他)

両町以外の参加者は1500円徴収します。(釣銭不要でお願いします。

(備考)  

◎参加者防災研修中は防災ベスト着用します。コロナ感染蔓延ならば中止。     
      
◎募集定員は30人。 締め切り11月22日(月曜)

| | コメント (0)

2021.12.03

母は月に一度の主治医の診察に行きました。

haha1
2021年12月2日ですが、96歳の母の月に1度の主治医の診察を受けました。

横田胃腸科・内科の横田哲夫先生に問診していただきました。血圧は120-66 脈拍60 不整脈はありません。残留酸素濃度はやや低く93でした。寒いからでしょうと心配いらないとのことでした。
yokota matiai
半年ぶりに血液検査をしますので採血しました。骨をくっつける注射もしました。

年末年始になるので薬は40日分出していただきました。・
haha kusuriyakusuri 2syoxyuto

| | コメント (0)

2021.12.02

役所の不作為に殺されたくありません。

衛星写真・高知市
 海抜0メートルの高知市二葉町。海に隣接し軟弱地盤です。高知市は海抜2M以下0Mの市街地が約2800ヘクタールあり、13万人の市民が居住しています。

 南海トラフ地震が学識者たちの想定どうりに起きると、下知地区の想定震度は7,地盤は約2M沈下すると言われ、」1946年の昭和南海地震時と同じく長期浸水すると言われています。

 しかしこれほど危険で「どうしようもない事態」であるのに高知県庁や高知市役所は、市街地の高台移転、市街地の嵩上げ、耐震共同住宅の事前の建築(災害時弱者を優先入居させます。)は全く遅々として進んではいません。

 2021年11月30日に昭和小学校5年生の下校時の防災学習「津波避難ビル周り」の講師役を事務所周りの二葉町、中宝永町、日の出町の津波避難ビルを訪問し、子供たち13人と一緒に上がりました。
四国開発ビル苦情
 屋上から地域を眺めますと、地盤が低い様子がわかりました。また非常に海が近い。市街地は形成されてはいますが、ひとたび南海トラフ地震が起きると、住んでいる地域は間違いなく壊滅します。

行政(県・市)は下知地区は「震度7」「2Mの地盤沈下」「軟弱地盤」「長期浸水」と公式に言います。しかし「何の手立てもしません」私は行政の不作為で死にたくはありません。
移動中 - コピー
 それだけは言い続けます。しかし今の状況を打開することは、2021年も結局出来ませんでした。

| | コメント (0)

2021.12.01

昭和小津波避難ビル巡り―2021年

西村説明2
 2021年11月30日ですが、昭和小学校の5年生を対象に、校区にある津波避難ビルを下校時に下知地区減災連絡会の役員たちが案内し、地域の危ないところ、津波避難ビルの必要性、限界などを子供たちと対話しながら、下知防災まち歩きをしました。生憎の雨模様でした。
移動中 - コピー
 AコースからFコースまで6つのコースに分け、地域にある津波避難ビル巡りをしました。Aコース(昭和小^日の出町―中宝永町ー二葉町コース)は西村健一が担当しました。下知地区減災連絡会の国見俊介さん、坂本茂雄さん、大﨑修二さん、高木妙さんと市地域防災推進課下知地区担当の佐野さんと吉田さんもコースの中に入りました。
四国開発ビル (2)
 出発前に坂本茂雄さんが、ピースウィンズ・ジャパンさんの竹中奈津子さんから提供いただきました「携帯ライトと笛」が一体化したホルダーの説明と使用方法の解説がありました。笛を常時携帯することはとても大事なことです。

 万が1建物の倒壊に巻き込まれ閉じ込められた状況でも笛を吹けば自分の位置を正確に救助の人達にお知らせ出来ます。今回参加した5年生全員に、ピースウィンズ・ジャパンさんからプレゼントされました。とても喜ばしいことです。

 Aコースは昭和小を出て日の出町にある四国開発本社ビルにトト付け非常用階段を上り、5階から屋内階段を登り屋上に上がりました。屋上にある欄干には夜間に光る光源が取り付けられています。夜間でもこの建物の位置がわかります。

 参加した13人の児童は高さに感嘆していました。

 次に知寄町歩道橋を渡りました。「歩道橋は高さが5・3Mあります。歩道橋も津波避難ビルの1つですと説明しました。東日本大震災でも名取市の歩道橋は健在でした。津波時に歩道橋に逃れ助かった人も多いと聞いています。
四国開発ビル苦情

セントラル宝永店の津波避難ビル入り口を紹介しました。近くのランドワン立体駐車場は斜路を屋上まで上がりました。防災倉庫の説明をしました。
下知CC反省会2
 最後は下知コミュニュティ・センターです。非常階段を社領センター長に開錠していただきました。5階屋上まで一気に登りました。屋上にある防災放送設備や炊き出し設備の説明をしました。

 13人生徒たちは下知が海のすぐ近くに位置していることに驚いていました。5階の防災倉庫の説明、4階の飲料水タンク室の説明、4階の防災倉庫の説明をしました。
下知CCから海が - コピー
 最後に4階多目的室で説明をしました。衛星写真から見た高知市の地形図を見てもらいました。水色のところは海抜が低い。今日みんなが歩いた場所は、すべて海抜0M地域であることを説明しました。

また津波ハザードマップも説明しました。もし皆さんが低地の市街地で南海トラフ地震に遭遇したら、揺れが治まれば、すぐ近くの津波避難ビルに駆け上がらないと命は助からない。

 低地の高知市の市街地は2800ヘクタールと広いし、川がたくさんあるので車でも逃げきれません。ただちに近くの津波避難ビルに駆け上がることです。

 質疑応答では3人の生徒から質問がありました。そのなかで「津波避難ビルの限界はありますか?」という質問でした。

 「津波避難ビルは丈夫な高い建物というだけで、そこには原則何もない。避難場所であっても生活できる避難収容所ではありません。限界だらけです」と回答しました。

「高知市の低地の市街地面積は2800ヘクタールと広大で、13万人が居住しています。浸水予想地域に小学校が14校もあります。」

「南海トラフ地震が学識者の想定どうりであれば、高知県には7・7万戸の住宅が必要です。しかし現在確保できていますのは2・3万戸です。5・1万戸足らないです。10万人を超える高知県民が県内で避難生活が出来ないことが「確定しています。」と説明しました。

 半面下知地区が便利な場所です。県も市も高台移転の計画はりません。ならば南海地震から下知地区で生き延びるしかありません。生き延びましょう。と言いました。

 小学5年生は11歳です。「30年以内に大地震が起きる」と言われています。30年後は私は98歳。人生の最終章。11歳の生徒たちは41歳の働き盛りです。

 南海地震対策はまさに今日放課後防災まち歩きをされた子供たちが「当事者」になります。どこまで「自分事」としてとらえていただいたのか。正直上手く伝えられたかどうかの自信はあまりありませんでした。反省です。

 写真は付き添いの先生に撮影いただきました。児童の顔出しは原則NGなので、お気遣いいただきました。
 

| | コメント (0)

« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »