事前復興の先例に学べ
徳島県美波町由岐地区。こちらは震源域に近いので地震発生後わずか12分で12Mの津波が襲来すると言われています。
若者世帯の多くが安心安全を求めて地域外に移転し「震災前過疎」状態が発生する事態になりました。数年前から「事前復興まちづくり計画」を提唱し、研究会や学習会を実施するだけでなく、高台地区に住宅移転計画も実行しつつあります。
明日12月11日(土曜日)に午後5時半より高知市二葉町の下知コミュニュティ・センターにて「事前復興の先進的取り組みに学ぶ」という表題で、地元のリーダーであり徳島大学の研究員である井若和久さんに講演をいただきます。
高知市下知地区も「事前復興計画」を2017年度に提唱はしていますが、高台地区への移転計画などなどは何ら進展していません。先進地の事例に学び、甚大な被害が予想される南海トラフ地震から生き延びるための方策を検討し実行したいと思います。
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