介護は人間の尊厳
先日ある人から、「人間と動物の違いは何かわかりますか?」と言われました。私はとっさに答えられませんでした。
ある人は「それはね。動物は親の介護をしません。人間はします。動物は子育てはします。親は命がけで子育てします。成長した子供は、今度は自分の子育てに懸命になります。親は見捨てられ、野垂れ死にします。人間は親の介護をします。人間と動物の違いは、親の介護をするのが人間。しないのが胴部っつです。
先週金曜日に母(96歳)が誤嚥性肺炎から生還し、バリアアリー住宅に戻ってきました。僅か14日間の入院生活で、足腰の身体機能は予想以上に低下していました。
歩くことも手を添えないとダメです。トイレ介助が自立して立てないので、おしり拭きが重労働になりました。筋トレですが、普段あまり使用しない筋肉を酷使するので案外疲れますね。
来週から入院前のように週に5回デイサービスへ行くようになります。行っている間は介護負担はなくなるので、仕事ができます。
本当に介護士さんたちは偉いとつくづく思います。体の機能の衰えた高齢者相手の尊い仕事です。しかし聞くと重労働の割には、賃金が安く、常に人手不足の業界になっているようです。
経済関係者の中には介護委の仕事を公然とかるん時ている人gたちもいます。「低賃金で外国人にやらしたらいい」とかいう人たちもいます。さきほどの「動物以下」の人でなしですね。
よくバリヤフリー住宅にしろなどと理想論をのたまう人もいますが、わたしのような経済力のないものは狭い敷地にバリヤアリー住宅を建てるしかありませんから。
バリアアリー住宅で足腰の弱った母を同介護することが正解なのかがわかりません。だれも教えてくれないですから辛いです。
つくづく自分が介護をやってみて人間の尊厳が試される行為であると思いました。
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