伝わらぬもどかしさ
テレビを視聴していますと、ロシアでも世代間断裂がおきているらしい。40歳以下の若者・現役世代の多くは、SNSなどでウクライナ戦争の実態や自国ロシア軍の暴虐の有様を正確に知っているようです。
しかしその親世代である50歳代後半以上のシニア世代やリタイヤ世代は、国営テレビ放送や国策新聞が情報源であり、「ロシアは正しい。」「ウクライナはネオナチに支配されているのでロシア軍が征伐している」という官製報道を信じ切っているらしい。
英国在住の日本人翻訳者の個人ブログ記事
https://ameri-uk.blog.jp/archives/13151354.html
(ウクライナ侵攻、ロシアで進む「世代間の断絶」)
子供世代は親世代を説得しようとしても、親世代は全く聞く耳をもっていないとか。番組では「感情的にならず。気長に説得しましょう。」と呼びかけていました。
まるでわたしに言われているようです。地域の中で防災活動の必要性を呼びかけても、参集していただくのは私らより上のシニア世代が主体。若い現役世代の参加が少ない。
懸命の呼びかけが届かないもどかしさ。こちらも生活と仕事と母の介護で精一杯で余裕はないので、つい感情的になりますね。そうなると余計に出席率が悪くなるという悪循環になり、呼びかけ側の負担が増すばかりです。
なぜ海抜0メートルの海の近くに住みながら、当事者意識や、防災を「自分事」として考えないのでしょうか?2007年の二葉町異種防災会結成当時から15年の間その思いは変わりません。
嘆いても、腹を立てても仕方がないので、粛々と防災の必要性をこの地で、懲りずに諦めず発信するしかありません。心が折れないように「手抜き」しながら活動するしかりませんね。
| 固定リンク
コメント