100-70は現実になるだろう
介護問題が社会問題になっていて「80-50」問題が注目されていました。親が80歳代で、子供が50歳代で介護問題が大変だという問題。確かに50歳代は仕事も1番多忙であり、子供世代も大学生ぐらいで1番経済的な負担が多い。うちは幸いに、下の子供が大学を卒業し、就職した翌年から両親の介護(父・慢性腎不全、母・認知症)がはじまりました。
一時期は「90-60」介護になり、ダブル介護になっていましたが、要介護度は父が2で母が3でした。二人とも自分の足で歩けました。3階の和室が寝室でしたが、1人介助で階段昇降も出来ました。父は腎不全が悪化し5か月入院して病院で亡くなりました。99歳でした。4年前のことです。
母は基礎疾患は父のようにありませんが、2022年1月に「誤嚥性肺炎」で救急搬送され緊急入院。一時退院したものの栄養不良などで足がむくみ、下肢蜂巣炎という難しい症状になり3か月入院しました。誤嚥性肺炎と下肢蜂巣炎という難しい病気は完治しましたが、入院中に要介護度3から要介護5になり、6月15日に退院し、在宅介護が始まりました。
入院中から言えば、在宅介護をしている間に、母は元気になりました。顔色も良く、身体機能も回復しつつあります。でもまだ自分の足で歩くことは出来ません。100日間入院して要介護5になりました。その3倍の300日かければ、入院前の状態に回復するのではないかと思います。(私の思い込みですが・・)。コロナや転倒による骨折などはなく、入院しなければ元気になると思います。
そうなればあと3年すれば母は100歳になります。そうなると私は72歳です。「100-70」問題はおそらく現実になりますね。母も私たちも元気でなければいけないですね。深刻な問題ではなく。「いいことで楽しい」のではないかと思います。
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