断捨離についての私見
「今回を持って年賀状を辞めます」という人がここ数年増えて来ました。個人的にはとても残念で寂しい。1年に1度の近況報告が楽しみであるのに。各人いろんな事情があるのでしょう。
逆にある経営者の人は12月初めから手書きで年賀状を書くのが恒例行事でした。交際の広い人だけに労力は半端ではありません。でもいただいた方は嬉しいことでした。
昔共産党の代議士で山原健二郎さんという人がいました。私が地元紙へ読者投稿欄に投稿し掲載されると「御意・それは大賛成」とか直筆のはがきをいただきました。母などは山原健二郎さんからのはがきに感激し、額に入れて飾っていました。1説に年間数百通は直筆の手紙やはがきを出されていたとも聞きました。広く党派を超えた支持者がいたという理由もなんとなくわかります。凄いことですね。
また沖縄の義母は70歳で亡くなりました。はや26年になります。家内の実家は一時期娘が沖縄の大学へ通学するときに3年住んでいました。義弟たちは東京、家内は高知。その後は誰も住まないので11年前に隣家に売却しました。
その時義母の関係の荷物や備品が4トントラック10回分あったそうです。義母は生前カルチャー教室へ行っていたので、粘土で人形をこしらえたり琉球紅型をこしらえていました。家内もかなりいただいて高知へ荷物を送りました。
義母は断捨離しないひとでした。結果的に家の備品や荷物はsy取りされました。処理する費用さえ残していれば後はどうにでもなると思います。
現役時代の仕事関係の備品や人間関係も「断捨離」なさる人もおられます。寂しくなるだけの事ではないかと思います。
今年の年末年始は上の掃除や浴槽の掃除もしました。仕事関係や地域防災関係、介護福祉関係や、社会問題などの資料を、すぐに取り出せるようにと整理を始めましたが、全然かたづきません。「断捨離」など到底無理な雑な人間ですから。
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