高知市津波SOSアプリはメンテナンス中
2011年の東日本大震災時は、ガラケー時代でしたが、携帯電話は基地局の多くが倒壊したり、津波で破壊されたために殆ど使えなかったと聞きました。
携帯電話やスマホのBLUetooth機能を使用し、20メートルの距離でメールを受診し、次々と伝達して、災害時に災害対策本部に被災地の情報を届けようということで始まりました。東北大学の研究チームが開発したシステムでした。2018年頃に高知市でも導入され、当時下知地区減災連絡会でも、浸水地域の住民として試験訓練にも参加していました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-70bc.html (高知市津波SOS訓練)
高知市の方でも結構な予算を組み、市議会でもなんとか可決され、スタートしました。今年で5年目になります。
①高知血津波SOSアプリ、アプリ利用者が2万人程度であり、普及されていない。
②携帯ショップの人たちの殆どが知らないアプリです。
③高知県の高知県防災アプリの方は普及していて、使い勝手もいいようです。
➃現在高知市津波防災アプリは、私のスマホでは、津波避難ビルの位置情報が取得できません。
これでは「使い物に」なりません。
⑤主管の高知市災害対策部防災政策課に問い合わせたところ「現在高知市津波防災アプリはメンテナンス中です。課内でも継続するか、新しいアプリを立ち上げるのか議論中です。」
とか。すぐには回復しそうもないですね。
⑥利用者が2万人にとどまっているのは少ない。高知市の人口は32万人。せめて10万人の用者がいるべきでしょう。20MしかスマホのBLUetooth機能でメールが届かないのであれば、大勢の利用者がいないと役にはたちませんませんから。
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