物価高のこれからの恐怖
それぞれの業界筋では、温度差があるとは思います。私の会社が属する分野は、石油原料を元にした各種製品の数々は、6月末から「値上げ」基調になり、値上げの見積もりの作成と、お客様へのご理解のお願いに奔走の日々です。各種の業界関係者の知人に聞きましても、建築や土木分野、食品製造や、衣料品なども同様であり、量販店の品々も確かに値上がりしています。
さらに8月1日からガソリンもL/3円の値上げと契約GSに通告されました。うちは老夫婦2人世帯で、2か月に1度5キロのお米を2500円ぐらいで購入していますが、お米屋さんによると新米になると1000円あがって3500円になるそうです。
先日四国の百貨店とスーパーの売り上げが公表されましたが、いずれも前年より減少しているとか。これ程広範に諸物価が値上げされますと、消費者は「買い控えをして」「節約志向」になります。秋以降は一気に景気は減速する可能性がありますね。政府は「投資をして老後資金を稼ごう』とかたわごとを言いますが、国民経済を無視した馬鹿げた戯言にすぎません。
政府や日銀の政策も国民経済が活性化するような策は全くありません。あいかわらず特定の大企業が、減税の恩恵を受け、円安や株高の恩恵を受けているのに対し、圧倒的多数の国民各位は年々貧しくなるようないびつな社会になっていますね。
健康保険書を廃止して、マイナ保険書に「強制的にする」など、「いったい誰のために」「何のためにするのか?明確でないことばかり熱心な政府。」この物価高にめんどくさいことを強制しないでいただきたい。
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