岡村眞先生講演会
2024年8月25日は、高知市男女共同参画ソーレにて岡村眞さん(高知大学名誉教授・地震学)の防災講演会がありました。主催は高知市防災士会(橋本達広理事長)です。
「今日は防災士の人達の集まりなので、初歩的な地震の話は省力し、私の研究のテーマ、なぜ歴史を重視するのかの話をします。」
「陸地の淡水池は、研究の聖地です。淡水池の底の土壌を回収することが出来たら、その地域の津波の歴史がわかります。」
「淡水池の底地から、海の堆積物が層になって見つかります。層の厚さから津波の規模が想定できます。また何年おきに起きているのかも推定が出来ます。
「地震はいつ起きるのかの予知は出来ません。でも歴史を確認することで、地域の地震の傾向が推論できます。それは災害対策に役立ちます。」
「自分の家の土地の標高を知りましょう。高知市内の市街地では、それからマイナス2M地盤沈下します。海抜0の二葉町は十進直後からマイナス2Mです。津波が来る前に浸水します。それを念頭に入れてハザードマップを見るようにしてください。」
「阪神大震災から30年経過しても、石川県の能登半島地震ではその教訓が何も活かされませんでした。家の耐震補強がされていない古い木造住宅は倒壊しました。」
「耐震補強していれば助かった命は多いです。とても残念です。」
「古い木造住宅は人を殺す。」「2Mしたら木造住宅は浮力で浮き上がり流されて瓦礫になりました。」
「南海トラフ地震は300年に1回の頻度で巨大地震が起きyています。1707年の宝永地震替えから317年が経過しました。いつ起きてもおかしくないです。」
「防災士の皆さんの自宅は、いつ南海トラフ地震が起きても構わない準備と対策はされていますか?」
岡村先生のお話は聴衆の立場立場で話題を変え反してくれます。今日は防災士会の介護委ウなので、いきなり本題に入りました。
岡村先生ありがとうございました。とても参考になりました。
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