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2024.09.05

大災害でも1人の死傷者も出さず、皆が助かる二葉町・若松町・下知地域総合防災訓練

poster2024
 2024年10月27日(日)に開催されます、下知地域での総合防災訓練のポスターが出来ました。

 開催の趣旨は「大災害でも1人の死傷者も出さず、皆が助かる二葉町・若松町・下知地域総合防災訓練」です。地域の置かれている現状ではとてつもない野心的なスローガンです。

 何せ高知市二葉町は海に隣接した海抜0Mの軟弱地盤の市街地です。隣接する中宝永町も若松町も同じです。想定どうりの南海トラフ巨大地震が襲来すれば、地域内の想定震度は震度6強の揺れが1分以上続けば南海トラフ巨大地震です。後で津波が来るので、地域に自然地形のし戦地系の高台がないので、3階建て以上の建物に垂直避難するしかない。

 想定では地盤は2M沈下する。つまり高知市二葉町はマイナス2Mになります。その後30分後に浦戸湾から毒素のある真っ黒いヘドロ混じりの3Mの津波がやってきます。うちは津波が来れば、2階の生活空間もアウトになります。

 木造住宅は2M以上冠水すれば浮力で浮き上がり、流されてしまいます。耐震補強していない古い木造住宅(昭和56年以上の旧耐震住宅は倒壊し、がれきになります。

 高齢者の多い人口構成だ。私も高齢者になりつつありますね。どうすれば助かるのか。それぞれが考えないといけない。
 
 地域の避難所である下知コミュニュティ・センターは、4階に耐震貯水タンクがあり2000Lの水がある。屋上に前防災会長である故森宏さん(昭和南海地震の体験者)の強い意志で屋上にLPガスの炊き出し施設が最初からあります。生き延びた人たちが、下知コミュニュティ。センタ^に駆け上がり、いち早く炊き出しを行い、地域全体を激励する存在にならないといけないのです。

 すぐには支援は来ませんから。「部分的」な体験しかできませんが、10月27日は地域の皆で避難所開設・運営訓練を行います。

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