閖上だより19号
先日一般社団法人ふらむ名取より「閖上だより19号(令和6年冬号)が送付されてきました。年4回の発行で、今年の最終号のようですね。
1面は「閖上湊神社例大祭』の記事でした。写真で見ますと大人たちも大勢で神輿をかつぎ、閖上の街中を練り歩いたとか。また子供神輿もあり53人が参加し歩いたとのことでした。
私の育った高知県いの町には、杉本神社があり、「いの大黒様」として大規模な祭りを毎年しています。現在居住している息子夫婦に聞きますと最近は神輿の担ぎ手が不足し、台車の上に神輿を置き、引っ張っているらしい。名取市の閖上は、人間が大人も子供も神輿を担いでいることが凄いです。それだけ絆が深いということですね。
2面は地域の文化活動、地域の学校共同活動が記事になっています。
「感謝の演奏会」「第3回閖上祭り」「第1回団地芋煮会」「「地域学校協働活動 海浜植物植栽・種まき」と多彩な地域事業が紹介されていました。
地域の中で、人と人との触れ合いがあることはとても大師なことだからです。
3面は散歩とサイクリング愛好者による閖上地区の地域レポートです。
「トヤ(魚市場)」という記事は。閖上が漁業が盛んな町であったとの名残があることをレポートされています。改めて知ることが出来ました。
「震災伝承石碑』のレポートは、サイクリング愛好者の方の投稿。閖上には「昭和三陸津波慰霊碑」と「名取市東日本大震災慰霊碑」などが複数あるとのこと。津波サイス湯到達地点を表す石碑も紹介されていました。日頃から気にかけて、常に津波を想定した生活をすることが大事ですね。
4面は「笹かまぼこは閖上が発祥」との記事には興味がありました。仙台名物で宮城県各地でつくられていると思っていましたので、事実を知りませんでした。また「3月11日の追悼行事」のお知らせも告示記事にありました。午前10時から午後16時までの行事で閖上中央第一団地C棟集会室とあります。来年は東日本大震災から14年目になります。閖上の皆様は震災の記憶を風化させず、常に災害に備えていく姿勢を感じます。
いつものように地元企業の広告も貴重な地域情報です。今回は復興をなしとげた閖上地区の皆様の心意気、元気さを感じ取ることが出来ました。
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