2025年自主防災会事例発表会
2025年2月22日(土曜日)ですが、高知市あんしんセンターにて「2025年自主防災会事例発表会」がありました。他地域の自主防災会の活動を知ることはとても大事なことです。活動の独りよがりを防止し、謙虚になります。
地域の防災活動の事例では十津小学校区防災連合会丁野会長の講話「草の根防災活動を試みる」です。
話を聴講して、住民に寄り添う活動をされています。十津地区は津波浸水地区もあれば、高台地区もあり、町内会や自主防災会が活発であるところもあれば、そうでないところもある。
活動方針としては、地域内の情報格差をなくしていこうという試みがなされていることに感心しました。質問で「家具転倒防止対策」や「木造住宅の耐震補強」は高いですかと聞きましたら、意識は高いと言われました。
もう1つは「高知市の防災対策」として、「事前復興まちづくり計画とは何か」を西村直晃防災政策課主任が講話されました。
東日本大震災や能登半島地震の事例を出して、わかりやすく説明されました。高知市の「事前復興まちづくり計画」の概要の説明がありました。
注目すべきは、高知市は南海トラフ地震の災害後「8年間」で復興復旧を目標としていることです。そのための具体論の構築はこれからでしょう。
2月20日に高知県で初めて事前復興まちづくり計画を策定した黒潮町佐賀地区の計画についても言及され、学んでいくことを言われていました。自治体同士の連携が大事ですから。
「これから」であるということです。さて問題は高知市が本気で事前復興まちづくり計画を全庁をあげて高知市役所が実行するかどうかでしょう。
| 固定リンク
コメント