「年寄りの冷水は10分間」
2025年2月11日は、午前8時半過ぎに夜須のハーバーに到着しました。
作戦は午前中は微風。午後から風が強くなるので、素早くぎそう(ヨットの組み立て)をして、素早くドライスーツを着用して海に出る算段でした。
ところが、到着するや強風の洗礼。西風が強く吹いていました。横風なので、アビーム帆走して、タック(風上方向へ方向転換)すれば、なんとかなりそうですと勝手に思いました。
マストを繋ぎセールを通して、マストを立てますが、強風で難航しましたが、なんとか立てました。立てた以上は海出たいと心底思いました。
シャワー室でドライスーツを着用しようとしましたが、なかなか着用出来ず苦戦しました。チャックが閉まらない。
ドライスーツを着用するのは、コロナ前の5年ほど前。コロナ後の厳冬期の帆走も暖冬が続いたので、ウェットスーツばかり着用していましたから。
首を先に通し、腕を通したらやっと着用できました。ところが今度はウェットソックス履いたら、マリンシューズが履けません。しかたがないので、履いていたウォーキングシューズを履いて海に出ることにしました。
結局着替えに30分位かかりました。海は強風モードになっていました。トレーラーからヨットを海に出し風上にアンカーを打ち、トレーラーを陸に置きに行きましたが、スロープが青のりだらけで滑ります。もたもたしていたら、ヨットが無人の状態で沈(転覆)しました。
なんとかヨットを起こして、アンカーを回収し、ヨットに乗り込み海にようやく出ました。ところが着替えでもたもたしていたロスタイムの間に浅瀬が出来ていて、センターボードを上げて通過しないといけない。するとバランスを崩し沈しそうになりました。なんとか立て直し、帆走しようとするとラダー(舵)が下がらない状態に。海上では調整出来ないので、陸に上がるしかないので、ハーバーに戻りました。僅か10分足らずの帆走(海の散帆)でした。
準備に1時間。帆走は10分。後片付けに2時間かかりました。失敗ばかりの帆走体験でしたが、楽しかったです。次回は周到に準備と点検して「海の散帆」を楽しみたいです。
写真はあろうことかデジカメを忘れました。スマホで準備中の様子を撮りました。
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