« 2025年2月 | トップページ | 2025年4月 »

2025年3月

2025.03.31

閖上だより20号

閖上だより20号-1 001
 宮城県名取市にある一般社団法人ふらむ名取より、「前進元気を運べ 閖上だより20号 令和7年春号」が送られてきました。

 1面は東日本大震災から14年目の3月11日での閖上地区の行事が記事になっています。閖上中央第一団地集会室 にてシンガポールの音楽親善大使Sachiyoさんのコンサートや兵庫県三木市フリースクールS-BASEの生徒たちが訪れ交流をされたとか。3年前から行われています。その様子が写真にありました。

 「閖上だより」は、震災後直後から発行されていました「閖上復興だより」を継承され、閖上地区の地域情報満載で、とても参考になります。紙媒体のこうした地域コミュニュティ紙を発行し続けることは、取材活動、編集活動、資金調達活動や、配布活動なども大変な労力であると想像できます。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-258e.html
(閖上復興だより 35号をいただきました。)

 でも紙媒体のこうした地域コミュニュティ紙のおかげで、被災直後は各地に分散していた閖上地区の住民各位の皆様を励まし、力づけ、地域コミュティを維持していく原動力になったと思います。格井直光さん他編集スタッフの皆さんに敬意を表します。
閖上だより20号-2 001
 2面は閖上の地域コミュニュティの情報満載でした。「閖上年末年始コミュニュティ」「地域協働活動「昔遊び」「節分豆まき」の行事は見出しのとうりです。餅つきや、昔遊びの伝承、豆まきなどは、地域コミュニュティの大事な行事でもありますね。

 自分たちが子供時代に地域で、当たり前にやっていて気軽に参加していた季節後tの行事は、今の時代は相当に関係者が努力しませんと、次の世代に伝承されませんから。閖上地区では丁寧になされています。


 「閖上大作戦」とあります。2月8日に公民館を中心に活動しているサークルが1年の活動報告をしました。

「閖上ごみゼロ大作戦・魚とり」は小学生が企画し継続して地域で行われている事業になっているようです。

「閖上の震災教育と観光をどうつなげるか。」閖上食堂は定期的開催目的目指したい」「魚とりはたくさんの魚と貝をどうしたら取れるのか」という閖上地域と海とのかかわりを子供たちはよく理解し、なんとかしようという「地域愛」を感じます。

 ごみゼロ大作戦は毎月第3日曜日に行われ得ちます。こちらも継続事業として地域の共感を呼び起こしています。
閖上だより20号-3 001
 3面は紙面上談は「つれずれな私の日課」という投稿記事2つ掲載されています。「閖上散歩」では、「国際色豊かな閖上」というコラムがありました。水産加工団地では、外国から来られた技能実習生たちは50人を超え、育成就労制度となりました。

 会釈をして「おはようございます」と挨拶を交わすようになったと報告されています。閖上でも国際化が進んでいます。二葉町でも昨年12月1日の「総合防災訓練」にベトナムから来られ町内に住んでいる実習生の皆さん5人が。ポスターを見られたと言われて当日参加しました。国際化は各地で進んでいますね。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-6338ef.html
(2024年総合防災訓練は無事に終わりました。)

 もう1つのコラムは、防災先進国の「台湾でのボランティア研修」のレポートでした。台湾の新北市新荘区双鳳里の高齢者施設(デイサービス)の訪問。施設見学とボランティアさんたちの話を傾聴されたようです。

「高齢者コミュニュティでの食事会やお弁当の配達の手伝いからスタートしました。地域が土石流が起こる危険性があり、施設利用者の避難支援を考える中で、食料備蓄やトイレの改良、更には防災士資格の取得と進行し、日常生活の中に常に防災を意識する(フェーズフリー)を自然体で会得する様子が理解できました。台湾は名実ともに防災先進国であることがわかりました。

 下段は、東日本大震災時の高架道路から撮影された写真を背景に「地震があったら津波の用心」「地震があったらとにかく逃げろ」「からぶってもいいでねえか助かれば」という標語はそのとうりです。

 記事の中では、その後の地震での住民各位の避難行動が検証され、冷静な避難行動、町のハザードマップの確認、垂直避難、高い建物への避難、徒歩避難、海岸へ近づかないと呼びかけられています。

 年月を経るにして、震災の記憶は薄れます。知らない人たちも増えます。被災体験の伝承はとても大事です。私等の地域(高知市下知地域)は、79年前の(1946年12月21日)に昭和南海地震で壊滅的な被害を受け、地域全体が地盤沈下し。地震後3か月近く浸水していましたから。地域の中の関心は決して高くはありません。
閖上だより20号-4 001
 4面は地元企業の広告欄も貴重な資金源であると同時に大事な地域情報です。「閖上知って」のコラムは今回は「閖上の塚」の歴史を述べられています。

 名取群や閖上風土記などによれば、日本武尊に由来する塚や、聖徳太子に由来する塚もあったそうです。後に旧閖上小学校になったり、震災後は復興事業で昔の面影はなくなったと記述されています。

 土地の形状は大きな被害が出たり、」復旧復興事業で「上書き」されてしまいます。しかし歴史の記録や伝承は残していく必要性はどの地域でもあると思います。

 「閖上だより」は、貴重な地域コミュニュティ紙として現在年4回発行されていて、遠隔地に住むわたしにとりましてはとても大事な存在です。閖上には2025年と2016年の2回しか訪問したことがありません。当時は港近くの水産加工団地が出来たばかりで、宅地部分はかさ上げ工事の最中でした。
2015kakui-yuriage-hiyoriyamakakui2hiyoriyama
 「閖上復興だより」をいただいたり、送付いただいたりしました。自分たちの地域活動の参考になっています。関係者の皆様にお礼を申し上げます。

| | コメント (0)

2025.03.30

焼肉イトエ跡は解体されていました。

itloe 1
 かつて二葉町にある焼肉イトエは、「名物店」であり、店主の阿部イトエさんは気さくな人柄で、たくさんファンがいました。
 2019年12月にご逝去されました。
itoe2
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/.../12/post-66fbd9.html
 その後は閉店したままでしたが、とうとう解体工事がはじまりました。跡地はどうなるのでしょうか?気になりますね。
itoesann3
翌日見ると跡形もありません。


 2019年に焼肉イトエのオーナーの阿部イトエさんはご逝去されました。店主不在で建物はその後も放置されていましたが、一昨日あたりから解体工事が始まり、跡形もなくなりました。

イトエさんはitoe kaitai1飲酒関係者だけでなく、高知医大と放送関係者などとも広い交流がありましたから、今風の「ネット」からの情報ではなく、リアルな街の情報を詳しく知っていました。人間SNSえした。すべて直接情報でした。

 二葉町の「名物飲食店」でした。寂しいです。
486642226_2134474240333915_3979092008175415299_n

| | コメント (0)

2025.03.29

日本VSサウジアラビア戦は0-0で引き分けに

2025年3月25日にW杯アジア最終予選がありました。
486262081_2132300620551277_5817455057520705889_n
日本VSサウジアラビア戦前半

 サウジアラビアは西アジアのサッカー強豪国。日本が「ドーハの悲劇」(1993年)でアジア予選を勝ち抜けずW杯に出場できなかった1994年のW杯ではサウジアラビアはベスト16になっていました。
486784231_2132300633884609_4780199347572498064_n
 アジア予選でも日本はサウジアラビアに苦戦していました。特にアウエーではなかなか勝てませんでした。今大会はアウエーでもサウジに勝っていますから、日本の地力が上がってきたのでしょう。

 ですがサウジはW杯のアジア常連国なので、何としても本大会に出たいので、前半最初から懸命に仕掛けてくると思われます。日本は守備陣が不安定。富安なども怪我でいませんから。さてどうなるのか?

 代わりの守備陣が安定してくれないといけない。ロングボールやセットプレーでの攻撃に弱さが日本の守備陣にありますから。押し込んでロングボールを蹴らさない、セットプレーをさせない戦い方をしないといけない。
486657207_2132343107213695_1674052010331400032_n
 さてどうなるのか。サウジは5バック気味にコンパクトな守備から、カウンター攻撃狙いですね。日本はトロトロとパスを回すのではなく、ドリブルや棟目のシュートで陣形を崩す工夫がほしい。


日本VSサウジアラビア戦後半

 5バックで自陣に引き、ゴール前のスペースを消すサウジアラビアは、ひたすら日本のパスミスからカウンターを繰り出す戦法。そういう場合はミドルシュートやドリブルで持ち込みシュートを打つ。
486636842_2132300690551270_3739984925704615760_n
 日本の欠点はパスサッカーにこだわりすぎるところだ。パスで相手を崩して得点狙い。でもサウジは自陣にひきこもり、ひたすら日本の緩慢なパス回しのミスを虎視眈々と狙っている。であるならば工夫をしないといけない。

 後半はもっとスピードのある前田を使い、スプリントを何度も仕掛けるとか、戦術をかえるべき。鎌田を活かした作戦をしてほしい。久保が少し切れが悪いのが気になる。

 とにかく日本は「負けないサッカー」をしないといけない。後半は堂安などシュートを打ち選手を投入すべき。前田の得点を観たいですね。

 サウジは後がないから、後半は戦術を変え、ロングボールとカウンターを仕掛けてくるでしょう。ショートカウンターで日本は得点してほしい。もっとドリブルで切れ込んでほしい。

 後半菅原と久保にかえて、堂安と伊東にかえました。攻撃パターンを変えました。また旗手、古橋、南野が交替で入りました。
486244126_2132300630551276_561478960735728297_n
 サウジは守備陣が疲れて来ました。得点チャンスですが、クロスの精度が問題ですね。得点できる時に決めないといけない。結果は0-0の引き分けですね。

 試合開始早々の前田のシュートがバーに当たりはいらなかったことが残念。やはり決めるところで決めないと、W杯では勝ち抜くことは難しい。とにかく緩慢なパス回しは禁止すべきでしょう。
486527638_2132343123880360_3480437143840752146_n
 サウジはアウエーで守り切れました。立派です。
486286231_2132343160547023_4383994610274075723_n486548722_2132343183880354_4093438013506684408_n

| | コメント (0)

2025.03.28

大船渡市の「差し込み型」移転に注目

讀賣新聞串刺し移転
 讀賣新聞2025年3月5日号の記事「大船渡市の「差し込み型」移転の高台移転のやり方はとてもいいやり方であると思います。


 


 津波や浸水に襲われた市街地や住宅地の移転方法としては、高台整備と盛り土整備は、最低でも工事だけで5年はかかりますね。地籍調査や被災者住民の合意形成も必要。事前にやるべきなんでしょうが、殆どの市町村でされていませんから、高台移転と盛り土造成事業の完成までに10年近くかかります。
差し込み型高台移転ー3 001
 人生の生活リズムから言えば、「被災後3年以内に復興」が理想です。「3年で被災地域が復興できる」ということであfれば、多数の被災地住民は元の地域に戻ります。


 


 岩手県大船渡市の津波浸水地域から高台地域への移転事業は、「差し込み型」移転と呼ばれています。記事によりますと、被災した地域から、すぐ近くの200M離れた場所に移転されています。長所は讀賣・差し込み型高台移転ー1 001従来の地域コミュニティを維持することが出来ました。


 


 実際に移転された人たちは、短期間での移転と、地域コミュニュティの維持が同時にできることはとても良いやりかたであると感心しました。
讀賣・差し込み型高台移転ー2 001

| | コメント (0)

2025.03.27

防災炊き出し体験訓練無事に終了

DSCN5135
 2025年3月23日ですが、二葉町自主防災会と下知減災連絡会女性部会共同開催の「防災炊き出し体験訓練が、下知コミュニュティ・センターで開催されました。18人の参加者でした。
DSCN5138DSCN5142
 訓練内容は4階の巡回式の貯水タンク2000Lからの飲料水の汲み取り、屋上のLPガス炊きだし装置を活用した、防災食づくりをしました。

 女性部会の高木妙さんが事前にパッククッキング用に15人m分準備されてきました。焼きそば・キャベツ、ニンジン、ハム、ホットケーキミックス、コーヒー牛乳とを小刻みにされて、袋詰めして自宅でしたごしらえされて、15人分準備されていました。
DSCN5148DSCN5149
 また二葉町の島内さんも防災食としてレトルト食品や缶詰を調達していただきました。

 飲料水タンクの給水方法をどわすれしていましたので、給水口の弁を発展し、工具を事務所で借りて、ようやく開栓し、水を出しました。5階の防災倉庫に保管している寸胴鍋と手提げ鍋に水を入れました。

 次は屋上のLPガス炊き出し装置を稼働させるために、ブロックを敷き、風よけボートをたててガスコンロにホースをつないで点火しました。約30分で「調理」ができます。
DSCN5151
 食材は40分ぐらいでパッククッキングの焼きそばとパンケーキができました。レトルト食品のごはんやカレーは30分程度で出来ました。
DSCN5150
 和気あいあいと参加者皆で食事しました。食後の珈琲は大﨑修二さんにいれていただきました。

 がちな防災訓練があるのもいいですが、まったりした炊き出し訓練もいいなと思いました。反省点は軍手を用意していなかったことでした。鍋つかみにも軍手が必要でした。自宅から急遽持参しました。
DSCN5159
 またうかつにも傷害保険をかけるのを忘れていました。事故がなくなによりでした。ほっとしました。今後の炊き出し訓練には傷害保険はかけます。

| | コメント (0)

2025.03.26

最高の海の散帆が出来ました。

486364454_2129483080833031_4452928017651867249_n
 2025年3月22日ですが、朝から夜須のハーバーに行きました。朝の散歩時は肌寒い気温でした。
 夜須へ着いて、訪でおむすび3個と玉子焼きを買いました。650円になっています。おむすび1個が110円ですが、コンビニですと1個が200円ぐらいしますから。適正価格です。
485984738_2129483077499698_950102106352738216_n
 ぎ装(ヨットの組みたて)していると防寒着もセーターも暑い。脱ぎました。セーリングの服装もドライスーツは辞めて、ウェットスーツを今年初めて着用することにしました。
485785296_2129483187499687_108359729675709866_n
 しかし3月の海は海水温が一番冷たい。昔漁師さんが言われていました。理由は山間部の雪が春先の陽気で溶けだし、川へ流入するからです。ハーバー横の夜須川は小さい川ですが、源流域に今年は積雪が多かったので、ヨットの出艇時、着艇時に海へはいりますので、今日はウエットスーツでは寒かったです。
 ですが海へ出ますとぽかぽか陽気であり、程よく風が吹いて快適でした。しかし海はうねりが凄く出ていました。天気図でも低気圧は近くになく、高気圧が南から張り出してきているのにうねりはありました。

 南風が時折強く吹きましたが、お爺さんでも慌てることなく対処できました。今日は私以外は、ジュニアヨットクラブの中高生とOB・OGが海に出ていました。うねりが強く風は弱めでしたので、指導者の井土さんは、ヤッシーの中にブイを打ち、回遊練習をしていました。

 久しぶりにセーリングを堪能できました。良い脳幹トレーニングになりました。頭も首肩の凝りもとれました。やはり年寄りの冷や水はしないといけないですね。片付けた後、ヤッシーパークの道の駅ギャラリーに行きました。うちの雛人形に対面。3月までの展示。午後から暑くなりTシャツで過ごしました。
485709641_2129513210830018_8335833709934195245_n485901912_2129513200830019_8272546948183887001_n
 写真も海で撮りましたが、揺れる船上ですので難しいです。
ハーバーの写真が多いです。

| | コメント (0)

2025.03.25

学校廃校後の活用法

讀賣新聞・学校防災のありかた 001
 過疎高齢化・少子化が進行する日本社会。子供たちの声がしない校舎が廃校施設になっていますが、「活用法」にはいろいろありました。
 2025年3月6日に讀賣新聞には「廃校の利活活用」という記事では「地域拠点や観光資源に」「放置施設もかさむ維持費」「文科省が情報集約・公開」という見出しがあります。

 取り上げられた好事例は、高知県室戸市にある「廃校水族館」。地元漁師が提供する魚網にひっかかった魚各種が、元学校のプールで泳いだり、水槽の中にいたりして、身近な水族館として人気スポットになっています。

 それは成功事例ですが、廃校のすべてが有効活用されているわけではありません。広域避難場所として高知市と仁淀川町で締結されました施設は泉川多目的集会所と旧大﨑小学校跡は、両方とも元が学校施設です。
学校は移行後の活用法2 001
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-9536dc.html
(仁淀川町への疎開(広域避難訓練)が報道されました。)

 災害時の避難所に現役の小中高校も地域住民の避難所にあんります。校舎自体が耐震性があるからです。廃校とて同じです。企業などの活用などもあります。

 ですが記事にある増すように、後利用が決まっていない放置された廃校校舎も維持管理費が自治体の負担になってります。
 
 小学校校区は、地域コミュニュティの単位です。放置されることなく、新たな地域コミュニュティの核施設として再生していただきたいものですね。

| | コメント (0)

2025.03.24

日本・バーレーンを撃破8大会連続のW杯出場決定に!

日本VSバーレーン戦・前半
485085487_2127688201012519_3235820543746945838_n - コピー
 2026年サッカーW杯アジア最終予選のバーレーン戦。勝てば8大会連続のW杯の出場が決まる大一番。バーレーンも本大会出場の可能性があるだけに懸命のプレーをするでしょう。

 

 日本に不安があるとすれば、選手のほとんどが欧州で活躍しています。しかもシーズン中。ホームとはいえ長距離移動と時差対策は大変です。また守備陣が主力選手がけが人続出で不安。ロングボールを蹴り込まれ、速攻で押し込まれる場面 もあるでしょうから対応ができるかどうか。

 

 早い時間帯に先取点が欲しい。さてどうなるのか。

 

 前半10分位にコーナーキックから遠藤がシュート。決まったかと思いきや上田のハンドでノーゴールに。バーレーンは対人バトルで強く、日本に負けていない。時に日本ゴールを脅かす攻撃もありました。

 

 0-0で前半は終了。後半に期待しましょう。

 

日本VSバーレーン戦・後半
485119246_2127688191012520_4885560116242767365_n - コピー
 前半はバーレーンの健闘で0-0で終えました。中盤のつぶしあいが激しく両チームはゴール前の決定機をつくれないまま前半終了。日本は戦術をかえないといけない。

 

 ミドルシュートなどを積極的に打つべきですね。つなぐことも大事だがシュートを打たないと得点は入りませんから。さてどうなるのか。W杯本大会でベスト8以上に進出を目標とするならば、きちんと勝たないといけない。

 

 後半は伊藤と鎌田が交替。久保からのパスに反応し鎌田がゴール。待望の先制点がはいりました。
485352147_2127761194338553_32380074133000578_n
 後半42分で久保が1人で持ち込みから角度のない位置からシュートが決まり2-0と突き放しました。
485609423_2127761197671886_236345309609738406_n
 ロスタイムは7分ありましたが、そのままリードを守り2-0で勝利。8大会連続のW杯出場が決まりました。世界で1番早いW杯出場が決まりました。あと3試合ですが、全部勝っていただきたいです。
485677113_2127761284338544_7996132068088491143_n
今回の日本代表はW杯での優勝を掲げていまし。そのためではあと3試合に全勝し、FIFAランクをあげてシート1になるべきです。

| | コメント (0)

2025.03.23

日本の真の実力と高知の可能性

481081410_2124082791373060_4234401137409109207_n
 2025年3月16日ですが、公益財団法人高知県自治研究センター主催藻谷浩介さん(株)日本総合研究所主席研究員)の講演会を聴講しました。


 


 テーマは「日本の真の実力と高知の可能性」でした。高知県を語るときに、訳知りでほとんどの人達が言うのは「人口も少ないし、高齢化が進行しているし。大企業もない。都市部へ進学ででていった若者は高知へ戻らない。ないないずくしの高知県」といいます。
483987967_2124082684706404_182380646074074350_n
 藻谷さんは「そうではない。高知も日本国も可能性がある。」と言われ、説明では「高知県の人口規模は世界の国では、欧州のルクセンブルクと同じ。その国は世界で1人当たりのGDPが1位です。」


 


 「高知は川は綺麗で、海も山もある。農産物も魚も美味しい。山のない国も海外にはあり、高知のインバウンド観光には可能性がありますね。」


 


「今の時代伸びしろのある産業は農業と漁業と林業です。それと観光を組み合わせれば、経済的にも高知は豊かになれる。」
484239471_2124082784706394_6787420884882678691_n
「高知県は高齢化先進県。それゆえ、高齢化のピークは越えつつあるので、子育て支援をきちんとすれば、若い人口は増加する」


 


「また日本は大国。人が居住できる土地が広く、人口も多い。田舎にもコンビニがあるのは、人口密度が高い証拠。悲観的な俗説に惑わされることなく、事態に冷静の対処すれば日本は発展します。」


 


「半導体産業や原子力に巨額の補助金は必要ない。補助すべきは、産婦人科医師を増やすことをすべきだろう。また教育改革して、英語力、介護研修、ユンボの操縦、農業研修、ものづくり力を養成する。」
satoyamashinsyugihon_new_r
さすがに日本全国の市町村を私費で全部回っただけあって、地方の事情や深刻さ、強みと弱みについてはとても詳しい。藻谷さんは東大法学部卒であり、
コロンビア大学経営大学院を修了、MBAも取得されています。グローバルな経済もわかっていて、日本の地方都市もすべて走破し訪問していますので、地域の事情にも詳しい。


 


 藻谷浩介さんは、今の日本では「得難い」人であると思いました。
4d2b4ba9

| | コメント (0)

2025.03.22

広報下知交番3月号

下知交番だより3月号 002
 下知交番の女性警察官が広報下知交番3月号を持参いただきました。私は留守していましたが、事務所の者が受け取りました。

 まずは「警察官募集中」という見出し。要は「社会人選抜」試験のようなものかもしれないです。説明では「従来の警察官採用試験1次試験で実施している教養試験の代わりに、民間企業などで広く活用されている基礎能力検査(SP13)を実施する試験とか。

 ネットのみの応募・申し込みだということです。

 「災害に備えよう」との呼びかけが記事にありました。

 それは「日頃からの備え」「地震発生時の行動」の要領を書いています。

 また「進学・進級時における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境の浄化」を強くよびかけています。

 それはネットのSNSなどの「犯罪実行者募集情報」(闇バイト)に応募してしまい犯罪に加担してしまい人生を誤らないようにしないといけないですね。

| | コメント (0)

2025.03.21

進化する防災教育の記事


 読売新聞2025年3月6日号の記事「教育ルネサンス 進化する防災教育 教員にも当事者意識改革」に注目しました。

 日本は「災害大国」であり、地震や津波の被害だけでなく、大雨災害、台風災害などはどの地域でも起きる可能性がります。学校教育現場はそうでなくても学習指導や生活指導、進路指導などで超多忙。

 生徒や教員の「命を守る教育」の重要性を指摘しています。東日本大震災時の宮城県石巻市の大川小学校の「悲劇」を起こさないように、高知県の教育委員会は「学校安全対策課」を設置し、「高校生防災サミット」を毎年行っています。

 記事では「宮城や熊本の公立校には、防災マニュアル作りなどを中心に担う「防災主任」の教職員がいる。防災対策と同様、防災教育を学校ぐるみで取り組む体制を築く必要がある。」と指摘しています。

 また別の報道でしたが、津波警報発令中では、下校時に父兄が迎えに来ても、生徒を引き渡さず、一緒に学校に避難するようにするとのことでした。学校校舎が高台にあれば当然の処置であると思います。

 多くの学校校舎は、地域の避難所機能もあります。地域との連携なども夜r知必要になります。

 

| | コメント (0)

2025.03.20

「日本の進む道」を読んで

日本の進む道 養老猛・藻谷 001
 下知図書館で借りて読みました。「完読」しました。最近は本を読んでいない(月に2回ビックコミック・オリジナルを購入して読むだけの生活ので、何年振りかですね。

 父(2018年5月に99歳で逝去)が、生存していたころ頃は週に1度、旭のクレッセントというゴルフ練習場に連れて行き、父が125発の球を休み休みながら打つ場合は、待っいている間に本が読めました。母が残されましたが、介護度が進み、在宅介護もシビアになっtげいたので、本を読んだことはありません。2022年12月に母が97歳で亡くなった後は、逆に忙しくなり、昨年は眼の手術、入院、養生があり、1年間本は読めませんでしたから。
大地震は攻めてくる 001
 前置きが長く成りましたが「日本の進む道 成長とはなんだのか」(養老孟t司・藻谷浩介・対談集・毎日新聞出版)を読みました。

 完読はしたものの、仕事も珍しく忙しく、読書ノートなど取っていません。細切れな時間に読み切りました。

 昆虫採集学者の養老猛司さんは88歳。藻谷浩介さんは、元はマクロ経済優先者でしたが、自費で日本全国の都市や集落を巡回し、まち歩きをして、国政のゆがみ、経済政策の間違いを鋭くしてきしています。

 共通点は2人とも学部こそ違いますが東京大学を卒業されているところだけ。異色の対談ですね。養老さんは88歳で、8歳の時に敗戦があり、敗戦直後の日本社会を体験なさっています。
大切なのは地震後 001
 まさに「異色な対談」。まったりした」会話で面白い。

藻谷「どこかが攻めてくるより、大地震が攻めてくる方が遥かに高い。というか前者は飛鳥時代以降は元寇だけで、後者はそれこそ数知れず起きています。」

養老「そう。大地震が来れば日本は金で買われますよ。その時ミサイルを何発持っていても意味がないでしょう。」

藻谷「海外の金で日本は買い叩かれる。それを防ぐためにどうすればいいのかを考えなければいけないはずですが、目先のブームで防衛を言っていると票が集まると思うのか。そのことに夢中になっていますね。

 東日本震災の後にしばらく皆が口にしていた「事前防災」を少しでも進めておかなくては。正確には過疎地では目に見えていろいろやっていますが、東京では意識自体が消えかかっている。」

養老「岸田総理が防衛費の倍増を打ち出した次の日に、富士の裾野の自衛隊の東富士演習場は、ドカン、ドカンとうるさかった。祝砲を撃っていったんじゃないか。

 それにしても誰に向かって大砲を撃つつもりなんでしょうか。日本は前回の戦争でも本土で戦ったのは沖縄だけです。大砲を撃っている人たちは、どこへ向けて誰に撃つのかわかっているのか。戦車で撃つような事態に名xgつたときは、もう戦争は終わっているのです。」
上からものを言ってもダメな社会 001
藻谷「軍事費については、アメリカから旧来型の使えないん武器を買わされて、やったふりだけするということになる気はします。」

 雑談ですが、「本質」をついた対談ですね。

 ほかには「大切なのは災後」とも養老さんは言われています。

「本当の問題は災害対策ではなく、その後の復興だと思っています。どういう復興をするのか、どういう社会をつくるのか。どういうシステムを作るかを議論はしておいたほうがいい。その場しのぎでやると」間違えやすいからです。」

 私の関心事に近い事ことを言われています。感心しました。私がやろうとしている「2拠点生活」を真剣に考えたいものです。

 また「100兆円も国の予算を組んでいるのに何故個人消費が伸びないのか」についても議論していますね。
国が100兆円支出するのに何故個人消費が伸びないのか? 001
 アメリカではフロリダにリタイヤしている高齢者は生きているうちにどんどんお金を使います。それで地域経済は潤います。日本は高齢者が「老後に備えて」お金を使わず貯金するから、経済が回りませんね。

 投資がどうののではなく、」「楽しくお金を使う仕組み」が上手く日本社会はできていないのでしょう。」

| | コメント (0)

2025.03.19

今日は家内と防災サロンに参加しました。

484051138_2123209088127097_5464240761587441694_n
 2025年3月15日(土曜)ですが、越前町の喫茶十月に家内と一緒に電車と徒歩で行きました。

 オーナーの幾野雄也さんから過日下知図書館で、トークイベント「トークイベント「僕たちが考えたい震災後の復旧、復興、そして風景」のチラシをいただきました。
484450544_2123209011460438_8865619604466213732_n
 今回のサロンの講師は県危機管理部南海トラフ地震対策課事前復興室室長の大野修史さんでした。参加者は県下各地から13人が参加されていました。

 幾野さんは神戸市出身。阪神大震災の時は3歳で、震災の記憶も、それ以前の神戸の長田区の活気のある姿も、震災後復興し長田の街は元気がなく活気をなくした街の姿しか知らないとのことでした。
484559498_2123209004793772_5984586294254771175_n
 大野さんからは、南海トラフ地震の概要や、被害想定の説明があり、「命を守り」「命を繋ぎ」「生活を再建する」手順を踏まないと、被災後街はさいけんされないと言われました。そのために「事前復興まちづくり計画」を各地域で策定する必要があると言われました。

 黒潮町は佐賀地区の事前復興まちづくり計画を策定しています。よく理解することが出来ました。
484398620_2123209081460431_4709908124557194915_n
 参加者からも的確な質問や意見が数多く出ていました。参加して良かったです。

 1番驚きましたのは里見和彦さん(里見デザイン室代表)に、なんと20年ぶりに再会したことでした。当時は牧野植物園の学芸員であり、」展示デザイナーでした。牧野富太郎さんの「とっておきの」情報を提供いただきました。

https://kenchan-radio.sakura.ne.jp/dokodemo/gesuto6/satomi.html

 2005年でした。当時私は市民の番組制作をしていました。出演しスポンサーも獲得し、自作でホームページまで毎週作成していた時代でしたので。

| | コメント (0)

2025.03.18

県東部・徳島南部を巡回しました。

白浜312ー1
 2025年3月12日・13日は車で高知県東部と徳島県南部を訪問しました。事業所と現地調査をしていました。途中景色の良い海岸や、農村風景や、珍しい建築物などにも出会いました。
ポンカン畑
 天気は2日間は良い天気に恵まれました。」地図で見ると四国は小さく思われますが、実際に車で走行しますとなかなかの距離です。
宍喰312
 高知のガソリンは高く194円。徳島県は178円です。帰り際に徳島市でガソリンを20L給油しました。
DSCN4727薬王寺

| | コメント (0)

2025.03.17

3・11ミニ慰霊祭を青柳公園でしました。

DSCN4598
 2025年3月11日ですが、東日本大震災から14年目。ミニ慰霊祭をしました。しかし生憎の小雨気味。手際よく参加者各位でキャンドルの準備をしました。
DSCN4603
 高知県内で「3・11」の慰霊をする地域は下知地区だけなので、テレビ局や新聞社が来ていました。地域の住民各位や、下知交番の職員の方も4人参加いただきました。
DSCN4609
 下知交番には撤収のために駐車させていただいていました。30人ほどが参加していました。雨の中撤収しました。
DSCN4611

| | コメント (0)

2025.03.16

二葉町町内会不燃物・資源仕分けステーション

481312523_2121902408257765_2471814700523266340_n
 2025年3月14日(金)は、大相撲幕内全取り組みを視聴しながら朝食を食べ、3月の二葉町町内会の不燃物・資源ステーションの仕分け場の設置作業をしました。午前5時過ぎからの作業。リハビリウォーキングはしていません。それで朝は2226歩しか歩いていません。毎月第2金曜日が二葉町の仕分けステーションの開催日です。
484031999_2121902484924424_5951992407169905613_n
 夜明けが随分早くなり、今朝は6時半過ぎには明るくなりました。町民各位も出足は先月よりは早くなりました。


 


 仕分け当番は7人ぐらい来ていました。
484036598_2121902488257757_6107718575603887387_n

| | コメント (0)

2025.03.15

象徴天皇制を守る議論

讀賣新聞3月6日・象徴⒢天皇制 001_R
 2025年3月6日の読売新聞の「時代の証言者」という子藍綬ランで、ノンフィクション作家の保阪正康さんが「象徴天皇制を守る議論:」というコラムを書かれていました。

 

 先輩格の半藤一利さんと連れ立って皇居に行き、上皇ご夫妻が天皇時代に行かれ、歴史についての意見交換や雑談をされ、ご夫妻もたのしみにしていたとのことでした。

 

 生前退位問題は、随分昔にあったやなことではないかと私は思い込んでいましたが、上皇さんの祖父の大正天皇が病気がちであり、天皇としての職務が全うできなくなるや、摂政をしていた昭和天皇はプレッシャーは半端ではないと思われます。

 

 「生前退位」明治天皇の曽祖父であった光格天皇以来202年ぶりだしたが、国民の大多数が賛同し、無事に天皇の生前退位の法整備も整い、無事に退位が出来ました。

 

 まさに象徴天皇制という日本国憲法で定義された概念を、ご自身の行動で国民に知らしめ、職務をまっとうされました。戦没者の慰霊や、各地の被災地の訪問、各国元首との面談など大きな役目を果たされました。

 

 ただ象徴天皇制の将来は危うい。それは136年前に「万世一系の天皇は立憲君主として男子に限定されています。女性天皇を認めていないので、存続は危うくなるとは思います。

 

 日本の天皇家がモデルとしている英国王室は、ずいぶん昔から女性も元首になりました。国民もそれを受け止めています。ただ日本の天皇制は「天皇は男子に限る」という頑なな規定があるので、おそらく将来は規定を改正しない限り存続は難しい。

 

 保阪さんのコラムを読んでそう思いました。

| | コメント (0)

2025.03.14

防災先進地である黒潮町に学ぶ(その3)

119黒潮町村越課長講演会ー21 001
③悪名を奇貨に立ち上げた新産業

 防災関連産業として黒潮町缶詰製作所の設立です。8大アレルギン対応の防災缶詰を20種類開発し販売しています。最近では漁師のまかない飯を「カツオ飯」を缶詰にするプロジェクトを開発中であると聞いています。
119黒潮町村越課長講演会ー22 001
 この辺りは3月7日に放映された「タモリステーション「正しく伝えよ南海トラフ巨大地震」に詳しく放映されました。

 テキストでは触れられてはいませんが、黒潮町は2016年に入野で「世界津波の日IN黒潮高校生サミット」が開催され、その後の流れができました。

④世界津波の日IN黒潮高校生サミット

 2015年に国連で採択された「世界津波の日」。2016年に黒潮町で世界高校生サミットが開催され「黒潮宣言」が出されました。

 高知県ではその後県教育委員会の学校安全対策課が高知県版「高校生津波サミット」を以後開催しています。私にも声がけがあり、2013年に「高校生防災サミット」の講師をさせていただきました。防災対策に燃える高校生たちとの意見交換をしました。
119黒潮町村越課長講演会ー23 001
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-8dcb90.html
(2023年高校生つ波サミット学習会)

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-839454.html
(2023年高校生津波サミッ学習会感想文)

高校生津波サミット2023

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-f6a29a.html
  

 黒潮町の町民意識の変化が現れてきました。各地域の防災訓練は地域コミュニュティ単位にて実施されています。特筆すべきは夜間の避難訓練、避難所開設訓練をされています。
119黒潮町村越課長講演会ー24 001
 住民レベルでは「屋内避難訓練」です。自宅で寝ている場所から自宅内で自力で移動し、玄関先へ移動します。そこから先は地域住民や役場職員が避難所や避難場所に連れて行ってくれます。

 多様な津波避難訓練も住民が主体になる避難訓練、防災訓練への移行が必要があります。

 最初の項目で2012年に町長が言われたように「あきらめない」「否定的な言葉を使わない」「すべての職員が当事者であることを理解し、相互の協力のもと、この課題に立ち向かうことの必要性を確認していただきたい。職員一同の奮起を要請する」言葉の実践であると思います。」
119黒潮町村越課長講演会ー25 001
 防災思想=あきらめない。

 あきらめたいためには、

 町(行政)は、何をしなければいけないか。

 地域は、何をしなければいけないか。

 住民は、何をしなければいけないか。
119黒潮町村越課長講演会ー28 001
 防災文化の創造につながることをしなければならない。という考え方を記述されています。防災対策だけでなく、環境や社会対策も総合的に考えないといけないと講話の中で思いました。
119黒潮町村越課長講演会ー29 001
 海の近く「お作法」を「防災文化」を育てていくことになります。自然と上手に付き合い「自分の命は自分で守る」ことに気づく「学習プログラム」です。
119黒潮町村越課長講演会ー30 001119黒潮町村越課長講演会ー31 001119黒潮町村越課長講演会ー32 001119黒潮町村越課長講演会ー33 001

| | コメント (0)

2025.03.13

防災先進地である黒潮町に学ぶ(その2)

119黒潮町村越課長講演会ー10 001

 大津波の襲来予想に、あきらめていた住民が「自分事になり」避難訓練にも積極的に参加するようになりました。「計画された避難場所は168か所。避難道は295路線。津波の予想の到達時間内に高台に避難することが難しい地域には、津波避難タワーを黒潮町内に6基整備
しました。

③地区防災計画は、①の全職員防災地域担当制の導入と、地域住民と一緒になり「戸別津波避難カルテを」こしらえたことで、黒潮町の地区防災計画を策定したとのことです。
119黒潮町村越課長講演会ー11 001
 2018年に高知市で全国地区防災学会が開催され、下知地域は私が黒潮町は地域住民3人が発表されましたが、地域の中でのワークショップを徹底的にされているので、「地に足がついた」津波雛計画にな119黒潮町村越課長講演会ー14 001り、住民各位も自分事になったということですね。物凄いことであると思いました。
119黒潮町村越課長講演会ー16 001
 避難路の整備や個別津波避難カルテを具体的に作成し、みえる化」することで、住民各位の意識も劇的に変化したそうです。
119黒潮町村越課長講演会ー17 001119黒潮町村越課長講演会ー18 001119黒潮町村越課長講演会ー19 001119黒潮町村越課長講演会ー20 001

| | コメント (0)

2025.03.12

防災先進地である黒潮町に学ぶ

119黒潮町村越課長講演会ー1 001
 2025年1月19日は高知県1(日本1)の防災対策先進地・黒潮町を訪問しました。
黒潮町情報防災課長の村越淳さんに「犠牲者ゼロをめざす 黒潮町の地震・津波対策」の講習を受けました。その内容をテキストとともに研修します。
119黒潮町村越課長講演会-3 001
(その1)

 2025年1月19日は、防災対策が高知県1先進的な黒潮町を30人の参加者で訪問し、学び、意見交換させていただきます。何故小さな自治体が、最大34Mの大津波が黒潮町を襲う想定が出た後に、どうやって立ち向かい、まちづくりをしようとしているのか?それを学びたいと思いました。

 私たちの下知地域も大津波こそ、浦戸湾最深部故来ないでしょうが、低地の市街との標高は海抜0Mです。南海トラフ地震が起きますと、地域全体が2M地盤沈下をします。「長期浸水」すると言われて久しい。

 長期浸水すれば、電気もガスも水道も復旧できず、真っ黒いヘドロ混じりの海水に建物は浸漬されます。海水はおいそれとひかないでしょうから、地域には住めなくなる可能性もあります。

 一方で黒潮町は、どういう「秘策」で大津波をやり過ごそうとし、高台移転も含めたまちぢくりを役場(行政)と住民各位は構築したのか?底を知りたい。そのあたりを日経ビジネスの記者であり。ジャーナリストの篠原匡氏が的確に記事の中でレポートしていました。その理由は、

①全職員による「防災地域担当制」の導入。190人の役場職員全員は担当部署に関係なく「通常業務に加えて、防災業務を兼務する体制を整備した。」ことがとても大きいです。町長の決意と町議会の後押しがあったのでしょう。とても効果的なやり方です。
119黒潮町村越課長講演会ー5 001
 高知市などでは32万市民のうち、浸水地域の市民は14万人います。防災対策部の職員は防災政策課と地域防災推進課を合わせても100人はいません。また一応「防災職」ですが、3年か4年で他部署に異動になり、経験が全く蓄積されず、防災と関係ない部署へ移動すれば「人間関係もそれっきり」になるという「縦割り行政の」特色がありますね。そのあたりの改善は市長以下副市長なども全く考えていません。つまり「市民の命と財産を守る」意識がとても希薄であり、それが市職員にも伝わり、防災対策のレベルが向上しません。
119黒潮町村越課長講演会ー6 001
 情報防災課長で5年勤務された松本敏郎さん(のちの町長)は「課長在籍時の5年間で、住民参加のワークショップを1000回以上開催した。」とのことですから、役場と防災地域住民との絆は深まったと思います。凄いことです。
119黒潮町村越課長講演会ー6 001
②「戸別津波避難カルテづくり」を作成されました。世帯ごとの家族構成や連絡先に始まり、避難を予定している避難場所やその経路、避難経路の障害、自力で避難出きりかどうかなどを、病院のカルテの様に細かく書く医療の情報を書き込んで作成して行きました。
119黒潮町村越課長講演会ー8 001
 よく言われるように住民各位の「個別避難計画をつくれ」と国から高知市も言われ、慌てふためいていますが、黒潮町は最初から「全職員が防災地域担当制」を導入したことで,住民との意見交換もスムーズにできていたし、ワークショップで信頼関係も構築できていたようですね。避難道路の計画や、整備も具体化して行きました。
119黒潮町村越課長講演会ー8 001119黒潮町村越課長講演会ー9 001119黒潮町村越課長講演会ー10 001

| | コメント (0)

2025.03.11

タモリステーション「正しく伝えよ南海トラフ巨大地震」を見ました。

1 - コピー
 2025年3月7日(金)テレビ朝日系番組「タモリステーション 正しく伝えよ南海トラフ巨大地震」を録画し視聴しました。

 番組の「解説」を引用します。「 」も部分です。
黒潮町1佐賀津波避難タワー
「最大津波高34.4メートルと想定され、日本で最も高い津波が来る…ある意味”日本一危険な町”といわれている黒潮町。この町では津波への備えとして6基の津波避難タワーが設置されており、タモリはその中のひとつ、浜町地区に整備された日本最大級の高さの津波避難タワーにのぼってみることに。」
河内香さんとタモリさん - コピー
 日本1の高さの津波避難タワーは、地元黒潮町佐賀。浜松地区の河内香区長がタモリさんを案内されました。津波避難タワーは階段とスロープが併設されています。「車椅子利用者なども混乱なく避難できるよう、階段のほかにスロープが設けられている」。またスロープは飲料水など重いものを台車などで運搬できるためにも必要であると河内さんは説明されていました。

「7階には1階が土砂などで塞がれてしまったときのための“降下シューター”があるなど、考えられた設備にタモリも感心。」

 「タモリ自らインタビューも行い、タワーや避難道の整備によって、町の人々の防災意識がどう変わったのかも探っていきます。」
近くの黒潮町住民
 取材に対して浜地区の住民は、積極的に訓練に参加し、地域住民同士が助け合い、声かけながら訓練をされていることも理解できました。

 34Mの大津波を「活用して」町内に缶詰工場を設立し、雇用の確保、経済活性化を狙っています。番組の説明では以下の様に述べられています。

「また、黒潮町には“日本一危険な町”だからこそ誕生した新たな防災産業があると聞き、その工場も訪ねます。もともと雇用の場が少なく人口が流出しがちだった黒潮町では、“最も高い津波が来る町”と報じられたことで、人口がさらに減少。それを少しでも食い止めるべく誕生したのが、備蓄食料、つまり非常食用の缶詰の製作所だったのです。タモリは缶詰の充填作業などを体験しますが、はたしてこの製作所で作られる缶詰の、防災の町ならではの最大の特徴とは…!?」とあります。」
缶詰工場
 タモリさんたちは、実際に黒潮町内の缶詰工場を実際に訪問し、意義目的を体感されました。注目すべきは「防災食」という缶詰ですが、「アレルゲン8品目除外品」として確立しているところです。

またタモリさんたちは室戸市も訪問。室戸海岸の独特の風景は、大地震のたびに隆起している海岸の岩を観察しました。
 前知事の肝いりで建設された横穴・竪穴「津波シェrジュター」も見学されていました。瓦礫よけの3本の大きな柱と、分厚いドアが2枚あり、その奥に120人収容可能な横穴シェルターがあります。
室戸津波シェルター1室戸津波シェツター2
 竪穴もあり、それを登ると山の中腹に出られます。
 ただ問題なのは、該当地域の住民は高齢化しており、「共助」の体制が取れないことも指摘されていました。災害時においては日本全国のもんだいでもあります。
津波シェルター3
 また番組の中で、1946年の「昭和南海地震」の実体験者である国見さん(88歳)と岸田さん(93歳)の話がありました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-7f5a.html
(昭和南海地震を伝える動画映像)
国見さん(88歳)岸田康彦さん(93)歳)
 岸田康彦さんは当時は昭和小学校の目の前に住んでおられたとか。前に用水路があり、それを伝って海からの海水が街へ大量に流入し、橋にぶつかり水柱が高く跳ね上がったと言われました。その場所は今も昭和小前にあります。

| | コメント (0)

2025.03.10

「日本の進む道」を読んで

日本の進む道 養老猛・藻谷 001
 下知図書館で借りて読みました。久し振りに図書館で書籍を借りて「完読」しました。最近は本を読んでいない(月に2回ビックコミック・オリジナルを購入して読むだけの生活ので、何年振りかですね。

 父(2018年5月に99歳で逝去)が、生存していて、週に1度、旭のクレッセントというゴルフ練習場に連れて行き、父が125発の球を休み休みながら打つ場合は、待っている間に本が読めました。母が残されましたが、介護度が進み、在宅介護もシビアになっtげいたので、本を読んだことはありません。2022年12月に母が97歳で亡くなった後は、逆に忙しくなり、昨年は眼の手術、入院、養生があり、1年間本は読めませんでしたから。

 前置きが長く成りましたが「日本の進む道 成長とはなんだのか」(養老孟t司・藻谷浩介・対談集・毎日新聞出版)を読みました。
大地震は攻めてくる 001
 完読はしたものの、仕事も珍しく忙しく、読書ノートなど取っていません。細切れな時間に読み切りました。

 昆虫採集学者の養老猛司さんは88歳。藻谷浩介さんは、元はマクロ経済優先者でしたが、自費で日本全国の都市や集落を巡回し、まち歩きをして、国政のゆがみ、経済政策の間違いを鋭くしてきしています。

 共通点は2人とも学部こそ違いますが東京大学を卒業されているところだけ。異色の対談ですね。養老さんは88歳で、8歳の時に敗戦があり、敗戦直後の日本社会を体験なさっています。

 まさに「異色な対談」。まったりした」会話で面白い。

藻谷「どこかが攻めてくるより、大地震が攻めてくる方が遥かに高い。というか前者は飛鳥時代以降は元寇だけで、後者はそれこそ数知れず起きています。」

養老「そう。大地震が来れば日本は金で買われますよ。その時ミサイルを何発持っていても意味がないでしょう。」
大切なのは地震後 001
藻谷「海外の金で日本は買い叩かれる。それを防ぐためにどうすればいいのかをかんがえなければいけないはずですが、目先のブームで防衛を言っていると票が集まると思うのか。そのことに夢中になっていますね。

 東日本震災の後にしばらく皆が口にしていた「事前防災」を少しでも進めておかなくては。正確には過疎地では目に見えていろいろやっていますが、東京では意識自体が消えかかっている。」

養老「岸田総理が防衛費の倍増を打ち出した次の日に、富士の裾野の自衛隊の東富士演習場は、ドカン、ドカンとうるさかった。祝砲を撃っていったんじゃないか。

 それにしても誰に向かって大砲を撃つつもりなんでしょうか。日本は前回の戦争でも本土で戦ったのは沖縄だけです。大砲を撃っている人たちは、どこへ向けて誰に撃つのかわかっているのか。戦車で撃つような事態に名xgつたときは、もう戦争は終わっているのです。」

藻谷「軍事費については、アメリカから旧来型の使えない武器を買わされて、やったふりだけするということになる気はします。」

 雑談ですが、「本質」をついた対談ですね。

 ほかには「大切なのは災後」とも養老さんは言われています。

「本当の問上からものを言ってもダメな社会 001題は災害対策ではなく、その後の復興だと思っています。どういう復興をするのか、どういう社会をつくるのか。どういうシステムを作るかを議論はしておいたほうがいい。その場しのぎでやると」間違えやすいからです。」


 私の関心事に近い事ことを言われています。感心しました。私がやろうとしている「2拠点生活」を真剣に考えたいものです。

 また「100兆円も国の予算を組んでいるのに何故個人消費が伸びないのか」についても議論していますね。
国が100兆円支出するのに何故個人消費が伸びないのか? 001
 アメリカではフロリダにリタイヤしている高齢者は生きているうちにどんどんお金を使います。それで地域経済は潤います。日本は高齢者が「老後に備えて」お金を使わず貯金するから、経済が回りませんね。

 投資がどうのではなく、「楽しくお金を使う仕組み」が上手く日本社会はできていないのでしょう。」

| | コメント (0)

2025.03.09

[巨大地震シュミレーション 四国緊急対策室」について

5人衆
 2025年3月7日にNHK四国枠で「巨大地震シュミレーション 四国緊急対策室」(NHK松山放送局製作作品)を視聴しました。

 見た感想は「70点」でした。タレントの山里亮太(南海キャンディーズ)が緊急対策室室長という設定。進行役はNHKの宮本真智アナウンサーと、NHK解説委員の宮原豪一氏でした。

 緊急対策室のパネリストは四国内の防災関係者の専門家の皆さんが5人出られていました。国土交通省の人、自衛隊の人、徳島県県庁危機管理部の人、近森病院の医師、黒潮町情報防災課村越淳課長でした。

https://www.nhk.jp/p/ts/RJMVKL8GP8/?fbclid=IwY2xjawI4ehRleHRuA2FlbQIxMAABHcodRmN9U5ICOFT9owlea8zwo3y921BzEzZdpv_x1C0AVhfjcUDtpW22qQ_aem_zAUyzoxCsZmmAU7vAkOvCw

良かった点
国土交通省
 道路インフラ維持の国土交通省、災害支援の自衛隊、災害時医療審の医師、防災部局の前線の徳島県庁と高知県黒潮町の「防災対策」「被災後の支援対策」が聴講出来て参考になりました。

 東日本大震災並みのマグニチュード・9・1の巨大な南海トラフ地震が起きた場合、高知県は3万人の死者が出る可能性があるとか。家屋の倒壊と津波の被害によるものでしょう。

 支援体制も自衛隊、国土交通省、自治体の備えと支援体制(県と市町村)の概要が良くわかりました。
黒潮町村越さん
 でも限界があることが理解できました。

良くなかった点(もう1歩)の点

 出演されている専門職の5人の人達の「仕事ぶり」をもう少し丁重に描くべきでしょう。例えば四国エリアではなんか地震では高知県と、徳島県は大きな被害や犠牲者が出ると言われています。

 それに対して日常業務でどのような「減災対策」をしていて課題はどこにあるのかを知りたかったです。
自衛隊
 またこの種の番組は、どの放送局も芸能タレントを使いたがりますが、専門職の人達に比べ「主役格」の山里亮太は「浮いて」いたし、「滑って」いまsきたね。タレントでも「防災マニア」的な人であれば(こういう防災グッズを揃えている)とかが表現出来ていたと思います。

 また昨年の能登半島地震で日本の被災者支援対策が後手に回り、災害関連死が300人を超えました。台湾やイタリアの事例も出し、NHKは何が課題であり、何を国が自治体が、企業が、地域が、各個人が何をすべきなのかを明示すべきでした。
近森病院医師
 また番組ゼンターの企画構成段階で、高知大学の岡村眞先生(名誉教授)や、黒潮町の避難タワーの場面で登場された大槻知史教授などが関与されていたら、もう少し啓発番組になっていたと思います。

 番組自体は収録であったことは、3月5日に訪問時に村越黒潮町情報防災課長さんから聞きました。村越さんは「少し物足りなさは感じました。」と出演者の立場から言われました。

 私たちも1月19日に「黒潮町合同研修会」にて、村越課長の講話を聴講しているだけに、番組自体に「物足りさ」を感じられたのは私だけではないと思います。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-13cabb.html
(黒潮町不屈の取り組み」の投稿に感謝)

二葉町防災新聞2025年2月-1 001

| | コメント (0)

2025.03.08

中国とロシアにとっては、日本と台湾と南西諸島は邪魔

korea1-tizu
 日本は現在とても難しい立場に東アジアでおかれています。町内会コミュニュティでは「向こう3軒、両隣」と言います。自宅と隣接する5軒とは地域社会では親しく自然体でお付き合いしましょうと昔の人達は言われyています。


 


 日本の両隣はアメリカと韓国です。アメリカは日本と韓国の同盟国であり、アメリカを中心に日本・韓国・アメリカでなにかと経済面でも軍事面でも一体化した行動をとってきました。


 


 「向こう3軒:はどうだろうか。ロシアと中国と北朝鮮である。ロシア、中国は核ミサイルを保有する軍事大国であり、独裁国。北朝鮮とは国交もなく「日本人拉致問題」は一向に解決しない。いずれの3国もアメリカと対立してきました。


 


 ただトランプ政権はしばしば「同盟国」ウィないがしろにし、ロシアに石器sんする動きがあり、中国とは対立するように思われますね。とgてもめんどくさい3国です。


 


 東アジアの地図をいつもではなく、さかさまにしますとよく分かりますね。台湾と南西諸島、沖縄が、中国の太平洋の出口塞いででいるようにも見えます。日本列島と北海道が、ロシアの太平洋へ出る海上ルートを邪魔しているようにも見えますね。


 


 最近特に中国とロシアの海軍が連携しtれ日本周辺で共同訓練していますので、両国の動きは気になるところです。


 


 「向こう3軒」の3国独裁国は日本ととても近い距離にあります。「領土問題」や「拉致問題」があり、面倒くさい問題も多い。


 


 でも近隣国ですから、お互い「仲良く」すべきです。軍拡は経済を圧迫します。ただ今までと違うのはアメリカが「わがまま気まま」になっいたことです。慎重に対応すべきでしょう。

| | コメント (0)

2025.03.07

3月7日は南海トラフ地震特集番組が2つあります。


 私たちは30人の有志で2025年1月19日に「黒潮町合同研修会」に行きました。


 2つの番組とも黒潮町が主役で出て来ます。

 まずはNHK松山放送局制作番組です。番組のなかでのパネラーに村越課長も松山へ行かれたと3月5日にお会いした時聞きました。

①「巨大地震シュミレーション 四国緊急対策室」

「2025年某日、南海トラフ巨大地震の発生につき、架空の緊急対策室を開設!災害対応の最前線にいる現職のメンバーを招き、実際に起こりうる想定のもと、初動対応を徹底シミュレーション。地震や津波、火災や道路寸断など複合的な被害が想定される中で、何を優先し、どんな対応にあたるのか。緊迫の議論を山里亮太が見届ける。

https://www.nhk.jp/p/ts/RJMVKL8GP8/


② もう1つはタモリが出演するテレビ朝日系の番組です。

 2025年3月7日 20時から

 タモリステーション

「正しく備えよ! 南海トラフ巨大地震
2025年3月7日(金)よる8時~」です。

https://www.tv-asahi.co.jp/tamori-station/

 時間帯が被りますので、うまく録画対応されてください。テレビ朝日系番組は、高知では地上波放映がありません。ケーブルテレビではmキレます。

番組の説明です。

「タモリ、高知県を横断ロケ! 《最大津波が予測される…ある意味“日本一危険な町”》の津波避難タワーをのぼる!
さらに、最新研究でいつ地震が来るのか予測できる!?

《室戸岬の海岸に隠されたヒント》にタモリ衝撃!!
今回、タモリはスタジオを飛び出し、強い揺れと甚大な津波被害が想定されている高知県を横断。高知県民は南海トラフ地震のリスクにどう立ち向かっているのか、実際に町を歩き、生の声を聞いていきます。

まず訪れるのは、最大津波高34.4メートルと想定され、日本で最も高い津波が来る…ある意味”日本一危険な町”といわれている黒潮町。この町では津波への備えとして6基の津波避難タワーが設置されており、タモリはその中のひとつ、浜町地区に整備された日本最大級の高さの津波避難タワーにのぼってみることに。

車椅子利用者なども混乱なく避難できるよう、階段のほかにスロープが設けられているほか、7階には1階が土砂などで塞がれてしまったときのための“降下シューター”があるなど、考えられた設備にタモリも感心。タモリ自らインタビューも行い、タワーや避難道の整備によって、町の人々の防災意識がどう変わったのかも探っていきます。

また、黒潮町には“日本一危険な町”だからこそ誕生した新たな防災産業があると聞き、その工場も訪ねます。もともと雇用の場が少なく人口が流出しがちだった黒潮町では、“最も高い津波が来る町”と報じられたことで、人口がさらに減少。それを少しでも食い止めるべく誕生したのが、備蓄食料、つまり非常食用の缶詰の製作所だったのです。タモリは缶詰の充填作業などを体験しますが、はたしてこの製作所で作られる缶詰の、防災の町ならではの最大の特徴とは…!?」とあります。

 村越課長に聞きますと、町内の案内は情報防災課の職員が行い、佐賀の津波避難タワーの説明は、私たちにもタワーの説明をしていただきました、河内香さん(防災かがりまし士の会)がタモリさんに説明されたと村越さんは言われました。

| | コメント (0)

2025.03.06

ようやく被災地の現実を相対化

高知新聞・声ひろば・掲載304 001
 2025年3月3日の高知新聞の読者投稿コーナーである「声・ひろば」欄に、投書が掲載されました。題目は「被災地の現実に驚愕」とあります。

 2025年1月16日と17日の2日間は西田政雄さん(防災寺小屋塾頭)と一緒に、神戸市長田区鷹取東地区の「阪神淡路大震災30年の集い」と「30年慰霊祭」(長田ポケットパーク)に駆け付けました。
9c2fa0eaafcb3b428f4237be
 二葉町自主防災会は2007年に発足しましたが、結成時から顧問と助言者であった西田政雄さんが2008年に橋渡し役として長田区鷹取東地区を紹介してくれました。その時有志で現地を訪れれました。もう17年前になります。

http://futaba-t.cocolog-nifty.com/blog/cat31916625/index.html
(神戸市長田区鷹取東との交流)

 その後も二葉町は交流があり、10年前の「震災20年の集いと慰霊祭」も西田政雄さんと一緒に長田へ行きました。また鷹取東からも2013年にリーダーの石井弘利さん(2015年のご逝去)とチョ・ホンリさんが下知地区へ来られ、チョさんは2015年にも来てくれました。

 投書にも書きましたが、長田区鷹取東地区の皆様の凄いのは、自分たちも被災者でありながら、阪神大震災の後で起きた大地震の被災地へ、自腹で支援に行き、助言をなさっていることです。

 阪神大震災の9年後に起きた新潟中越地震。大きな被害を受けた山古志村へ支援に行かれ、神戸の苦い経験をお話されたようです。そのため山古志村は「地域コミュニュティごとに固まって避難所生活、仮設住宅生活をされ、全村避難から3年後に全村帰村が出来ました。

 市役所の都合で地域コミュニティーが寸断され、また長田地区の復興まちづくり計画も「住民不在」で長田の復興事業の多くはされて来ましたから。神戸市が肝入りで建設した多目的ビルで、活用されているのは駐車場だけで、店舗入居者はほとんどなく、大都市部でもシャッター通りになっていました。

 地元の人に聞きますと、「テナント料が月に20万円。共益費も20万円。それにエレベーターのメンテ費用もテナント負担分がある。おそらく皆今は言っている人たちも出ていくようですよ。」とか。

 長田は建物は綺麗に復興され,地震や火事の痕跡はありませんが、再開発ビルに入居者がいない現実が、再開発事業の失敗事例として今後も伝承されることでしょう。当時の有識者や専門家、行政の責任者は何をしていたんでしょう。
e453acf2
 鷹取東地区のリーダーのチョ・ホンリさんが支援に行かれたのは新潟県山古志村だけでなく、福島県双葉町や石川県穴水町であり、町のリーダーが16日17日と長田に来ておりました。「30年の集い」のパネリストとしての発言と、その後慰霊祭での意見交換などで、災害後の深刻な現実を聞かされました。

 双葉町の現実、穴内町の現実には身がつまされます。過疎高齢化が一段と進んだ山古志村(合併して長岡市山古志地区)は、地域の特産品の錦鯉の販売が絶好調らしく、遠く欧州の人たちが山古志迄来られ、購入するそうです。

 地域の突き抜けた「特産品」の存在は心強いものがありますね。

| | コメント (0)

2025.03.05

映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」を見ました。


 2025年3月1日ですが、日中は「海の散帆」へ行きました。夕方は家内と映画「「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」を見ました。」

 若き日のボブディランの音楽人生の歩みを丹念にたどる映画でした。開設によりますと「『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2024年制作のアメリカ合衆国の伝記映画。 2015年に出版されたイライジャ・ウォルド著の『Dylan Goes Electric!』を原作に、伝説のミュージシャンボブ・ディランの若き日の姿を描く。」とあります。

 あらすじは、コピーしました。「1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、フォーク・シンガーとしてコンサートホールやチャートの寵児となり、彼の歌と神秘性が世界的なセンセーションを巻き起こしつつ、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでの画期的なエレクトリック・ロックンロール・パフォーマンスで頂点を極めるまでが描かれる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8D%E8%80%85/A_COMPLETE_UNKNOWN

https://www.searchlightpictures.jp/movies/acompleteunknown
(日本版オフィシャルサイト)
poster_acu_04_3b85c96a (1)
 俳優陣も若手が演じ、ボブ・ディラン:ティモシー・シャラメ
ピート・シーガー:エドワード・ノートン、ジョーン・バエズ:モニカ・バルバロが演じています。

 「口パク」ではなくちゃんと演奏し、歌っています。皆うまい。

 1960年代初頭からのアメリカ社会、1965年にボブ・ディランがロックを演奏して、ファンからブーイングを食らう場面も丹念にあがかれていました。

 一時期ボブディランとジョーン・バエズが同棲していたことも初めて知りました。

 時代に相応したいい曲をこしらえていましたね。天才ですね。才能があります。

| | コメント (0)

2025.03.04

年寄りこそ「冷や水」をしないといけない

3ninn2_r
3月1日は3月スタートですね。高知県の県立高校の卒業式でもあります。私は53年前の1972年は「1単位」足りなくて卒業できず、高校側は執拗に自主退学を要望してきました。うちの母が断固はねつけてくれました。
 私が7割悪いんでしょうが、高校側も3割は悪い。今思い出しても腹が立つ。当時の教師たちとは今でも会いたくないし、たぶん悪態をつくでしょうね。
 卒業できたのは母と、1学年下で同級生になった「ガールズ」の皆さんのおかげです。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/.../2016/03/post-e58f.html (3月1日は何年経過しても悔しい思い出があります。)


 


 2025年3月1日(土曜日)はお天気も温厚そうです。2月11日は強風で「10分間」の海の散歩でしたが、今日はもう少し長く海に浮かんでいたいので、気合を入れて前日から準備していました。ドライスーツも持参します。


 


 わくわくしながら前日から準備しました。マリンブーツが見当たらない。前回(2月11日)に忘れたらしい。今頃思いだすとは。ハーバーで探しましたが見当たらない。今度はマリンブーツを買わないといけない。
DSCN4197
 ヤッシーパークに隣接している訪で、おむすび3個と卵焼きが「値上がりしていて650円(その前は610円)でした。
DSCN4173
 自分のヨットのところへ行きますとトレーラー(ヨットを乗せている2輪の台車のタイヤの空気が少ない。上の器具を降ろし、艇庫まで行きました。コンプレッサーで空気を入れました。
DSCN4189
 慎重にぎ装しました。前回(2月11日)と違い温厚な天気でした。高知大学ヨット部が9艇が海へ出ていました。外気温は暖かいが、海水温は冷たいので、赤いドライスーツを着用しました。着用しようとすると今度はファスナーが壊れました。閉まりません。冷たい海水へ漬かるのは下半身だけにしないといけないことに。沈(転覆)して海に落水すれば寒い想いをしますから。
DSCN4185DSCN4188
 なんとか海に出ました。風と波は穏やかでヨットはすいすいと帆走します。とても気持ちが良かったです。1時間ぐらい海に浮かんでいました。気持ちよく「脳幹トレーニング」しました。


 


今年は夜須でヨットを創めて40年。可能な限り「脳幹トレーニングするために」海へ出ます。

| | コメント (0)

2025.03.03

認知症の早期発見は難しい

日経記事・認知症予防法1 001
 日本経済新聞の記事に注目しました。特集記事で家族が認知症の疑いがある場合、どうすれば良いのか対象方法が記事になっていました。(記事は切り抜いていましたが、掲載された日時はわかりません。

 

 うちも2022年に他界した母が、2008年にアルツハイマー型認知症と診断されました。亡くなるまで14年間母の認知症と付き合いました。
313973212_1555545021560176_6517764017163414161_n
 同居していましたし、もともと私は母の影響を強く受けていましたし、「仲良し」でしたので、認知症になっても、自然体で接していました。

 

 なくなる半年前は、要介護度5になりましたが、家内の賛同が得られましたので、在宅介護で看取りました。私の場合は仕事が「自営業形態」であり、1階が会社事務所、2階が生活空間、3階が寝室でした。職場と自宅が同じでしたので、両親の介護も自分としては「手厚く」できたのであると思います。幸運でした。
DSCN4858DSCN4915
 多くの人達は、自分たちが都市部で就職し、家庭を持ち、地方在住の親とは離れて生活しています。それだけに「親の認知症」の早期発見はとても難しいと思います。わたしのように同居していても「認知症の早期発見」は難しかったと思います。
日経記事・認知症予防法2 001
 薬は初期段階でないと,効かない思いますんで、認知症への対処は難しいと思います。

| | コメント (0)

2025.03.02

徳島県美波町の自主防の皆様が来訪

DSCN4119
 2025年2月26日(水)ですが、徳島県南部の美波町自主防災会連合会会長の繁友薫さんや町内各地の自主防災会の役員の皆様と担当部署の美波町役場消防課課長の西口英樹さん、と徳島大学の井若和久さんなど15人下知コミュニュティ・センターに来られました。
480760725_3395937680536414_1286357768397180737_n
 一行は前日は四万十町の興津へ行かれ、四万十町役場との意見交換をなさったとか。今朝は午前中は坂本茂雄下知地区減災連絡会事務局長と私(下知地区減産連絡会副会長)とで意見交換しました。

 2014年も美波町の皆様は来られていました。11年前ですね。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-5095.html
(美波町自主防災連合会の皆さんとの意見交換会)

 南海トラフ地震が起きた場合、震源に近い美波町は、「6分で津波が来る」とも言われ、日和佐地区、由岐地区の集落や商店街、学校なども美波町の津波浸水ハザードマップでは殆ど浸水するとされています。
DSCN4122DSCN4120
 私たち下知地区は、南海トラフ地震の想定では最悪2M地盤沈下し、二葉町など下知地区は水没し、長期間浸水状態が続きます。災害のタイプは違いますが、どちらの地域も大きな被害が出ます。危機感はお互いあります。

 最初に下知コミュニュティ・センターの施設や防災倉庫を見学しました。説明しました。それから意見交換をしました。
481062397_3395938200536362_4201417551087814866_n481306848_3395938457203003_3156473039630689635_n
「にぎやかそ」(にぎやかな過疎の町・美波町)を標榜するだけあり、活発な意見が出ました。私たち2人も含め、元気なお爺さんたちでした。

「海と山が近いので、裏山に駆け上がる事さえ出来れば命は助かる。でも津波で家も集落も何もかにもがなくなる。そのあとの生活は不安。」

「なるほど下知地区も低地の平地で逃げる場所はビルしかないね。高台地区への集団移転とかそんな話はないの?」
DSCN4113480794266_3395938130536369_2974754188599895607_n
 私は「美波町は事前復興まちづくりの先進地です。以前お訪ねしたときは、高台の土地も地主が提供し、徳島大学が建築模型もこしらえていました。住宅地の先行移転で20億円程度で何10世帯かは移転できるめどは立ったとききました。それからどうなりましたか?」と聞きました。

「どうにもならん。行政からの予算もつかんし、まだ高台移転は出来ていません。もどかしい。」

「民間同士がやりいうことなので、役所は関知しないとか対応をされたこともある。官民力をあわせて取り組みたい課題ですね。」

 確かに今までの日本の行政は、大災害が起き大きな被害と死者がたくさん出て初めて、「復興資金」がどんと投入されます。でもそれには多くの犠牲が伴います。多額の費用もままります。

 やはり事前に防災対策をして、被害を低減して、犠牲者を少なくする「事前復興まちづくり計画」は必要です。美波町の皆さんに「気合」をいれられました。ありがとうございました。

| | コメント (0)

2025.03.01

高松と高知の文化の違い


 3月1日は高知県下の県立高校の卒業式。私には苦い記憶しかないイベントです。さて今年の3月1日は高松市と高知市では対照的なイベントがありますね。

 まず高松市。この度開所する高松アリーナ。1万人収容の屋内施設。プロバスケットの試合も出来ますし、動員力のあるアーティストのコンサートも可能ですね。こけら落としはサザンオールスターズの2日間コンサートが開催されます。
sazan
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20250224/8030020366.html
(県立アリーナがオープン 記念式典開かれる 高松)

 2日間で2万人を動員するので、JRも琴電も増便。香川県の宿泊施設も観光オフの時期での大きな需要に喜んでいることでしょう。経済波及効果は計り知れない。今後は小田和正やMISIAのライブも予定されているとか。高知からも大勢のファンが行かれると思われます。

 一方の高知での3月1日のイベントと言えば「土佐のお客」とかいう酒飲み愛好者のみが楽しいと思われるもの。いつのころから始まったか知りませんが、「なんだかなあ」と思いますね。

https://tosa-okyaku.com/
(とさのおきゃく)

 お酒を飲む人は減少傾向。子供や車の運転手は飲めないし、参加者は限られますね。国際コンベンション業界で仕事している学生時代の先輩が先日高知へ来ていました。高い評価していたのは「ひろめ市場」。「昼のみとサムシングがある。他の場所にはない独自性は凄い。」とのこと。

 遅ればせながら、高知県でも県民体育館が新築され5000人ホールが出来るとか。数年後の事であり、私等はそのころには後期高齢者になります。

 やはり高知は「文化は果てる街」であることには間違いない。

| | コメント (0)

« 2025年2月 | トップページ | 2025年4月 »