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2025.03.15

象徴天皇制を守る議論

讀賣新聞3月6日・象徴⒢天皇制 001_R
 2025年3月6日の読売新聞の「時代の証言者」という子藍綬ランで、ノンフィクション作家の保阪正康さんが「象徴天皇制を守る議論:」というコラムを書かれていました。

 

 先輩格の半藤一利さんと連れ立って皇居に行き、上皇ご夫妻が天皇時代に行かれ、歴史についての意見交換や雑談をされ、ご夫妻もたのしみにしていたとのことでした。

 

 生前退位問題は、随分昔にあったやなことではないかと私は思い込んでいましたが、上皇さんの祖父の大正天皇が病気がちであり、天皇としての職務が全うできなくなるや、摂政をしていた昭和天皇はプレッシャーは半端ではないと思われます。

 

 「生前退位」明治天皇の曽祖父であった光格天皇以来202年ぶりだしたが、国民の大多数が賛同し、無事に天皇の生前退位の法整備も整い、無事に退位が出来ました。

 

 まさに象徴天皇制という日本国憲法で定義された概念を、ご自身の行動で国民に知らしめ、職務をまっとうされました。戦没者の慰霊や、各地の被災地の訪問、各国元首との面談など大きな役目を果たされました。

 

 ただ象徴天皇制の将来は危うい。それは136年前に「万世一系の天皇は立憲君主として男子に限定されています。女性天皇を認めていないので、存続は危うくなるとは思います。

 

 日本の天皇家がモデルとしている英国王室は、ずいぶん昔から女性も元首になりました。国民もそれを受け止めています。ただ日本の天皇制は「天皇は男子に限る」という頑なな規定があるので、おそらく将来は規定を改正しない限り存続は難しい。

 

 保阪さんのコラムを読んでそう思いました。

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