アメリカの凋落と中国の躍進
アメリカのトランプ大統領が「自国の製造業の復活」のために、全世界の国々に狂気のように高率関税をかけて「脅迫外交」を展開しています。友好国であろうがなかろうがお構いなしに「得手勝手市品主義」「自分さえ良ければ後は知らん」という無作法極まりないやりかたについていける国があろうはずはない。
そんな狂気のアメリカと対照的に中国の製造業の力や躍進は凄いと思います。日本経済新聞2025年4月22日号の特集記事には驚きました。
「造船シェア7割 EV覇権」
「宇宙開発、先頭を走る勢い」
」「中国EVは世界の過半に」
中国は造船とEV自動車で世界の先頭を走り、宇宙開発や半導体部門でも国産化を目ざし、アメリカを追いつこう必死です。、
中国の製造分野では重点10項目があります。
「海洋エンジニアリング・ハイテク造船」
「航空・宇宙設備」
「半導体など次世代情報通信技術」
「電力設備」
「先端的鉄道設備」
「バイオ医療・高性能医療器械」
「工作機械・ロボット」
「農業用機材」となっています。既に突出した分野が幾つかあり、着実に成果を上げています。重点10項目については、本来は日本が先頭を走らないといけない筈でしたが、」バブル後の既存の大企業8製造業)の体たらくで、中国に完全に抜きされれました。
中国は確実に「富国強兵」を達成しつつありますね。アメリカが「自爆」していますので、中国は「労せずして」覇権をとれる域にいますから。怖いですね。
30年以上国内製造業をないがしろにして、国際分業で多額の利益を上げてきたアメリカの企業。いくら規制をかけても中国の製造業の躍進をとめることはアメリカはできません。
むしろトランプさん自爆テロ政策で、世界から孤立しm没落するのではないかと心配します。
トヨタもさすがです。中国に高級車レクサスの工場を建設するとか。この辺りも中国は抜け目がない。日本もひたすら」アメリカに追随せず、独自の強みで世界の市場を獲得しないと、駄目ですね。
数年前HHのドライスーツを7万円だして通販で購入しました。先日海へ出たときにチャックが破損しました。詳しいマリンショップの人に見せると「これは粗悪品だ。HHが中国で制作させたんだろう。」と言われました。そのころは中国の製造業も「今一つ」でしたが、日本を圧倒し世界の覇権を握ろうとしています。アメリカが手助けをしていますね。愚かです。
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