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2025.06.17

中国はロボット大国に

s-日経・ロボット100億記事 001
 30年ぐらい前は日本は世界1のロボット大国であり、自動車産業の組み立てラインに24時間かどいう可能な「腕だけの」ロボットが導入され、さすがは自動車大国日本」と感心していました。

 青山にあるホンダ本社でも10年ぐらい前にアシモとかいう人型ロボットの発達ぶりに田舎者は大いに驚いたものでした。

 しかし2025年6月3日の日本経済新聞の記事には下ソロきました。

「ヒト型ロボ、人口超す100億台へ」

「車工場「労働者ゼロ」の未来」

「1位以外中国」

 ということで今やロボットは中国が「お家芸に」なっています。AIや宇宙産業分野でも急速にアメリカを追いかけていますし、追いつき追い越す勢いを記事から感じますね。

 記事では中国の自動車工場では、2本足の人型ロボットが工場ラインのベル地コンベアーに部品を器用に運んでいたようです。

「超知能に向かう生成AI(人工知能)が、ヒトの体型を模して現実世界に飛び出してきた、」とのこと。

 テスラのイーロンマスクは、「ヒト型ロボットが世界人口を上回る未来を予見」しているようです。テスラは将来的には1台290万円程度で、AI搭載の人型ロボを量産し、世界の自動車メーカーのラインに投入するとか。

 世界シェアの首位はテスラだが、2位から10位まではすべて中国勢が占める」と予見されています。

 確かに習近平は「中国製造2025」を通じてEVやドローンを成長させ、産業競争力を高めることに成功しました。その前に造船分野や家電分野でも中国は世界市場を占有していますから。

 2025年8月には中国は「ロボット五輪」を北京で開催し、陸上競技やサッカーでロボットたちが競うようになるといいます。

 となるとトランプさんの「関税」をつりあげて、脅迫し「アメリカ国内で自動車を生産する」なんぞは、全くの絵空事に間もなくなるそうですね。

 アメリカが「下らん」ことにこだわり友好親善国との絆を破壊している間に、中国は多くの産業分野で覇権を握ろうとしています。恐るべき独裁国家・中国ですね。

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