敗戦後80年に思うこと

80年前国力差、戦力差を無視し、無謀な世界大戦を引き起こした当時の日本帝国。1945年8月15日に無残に敗北し、国土は焦土化し、310万人国民が亡くなりました。
以後80年。日本は戦争に巻き込まれることなく平和に日本国民は過ごしてきました。しかし今でもロシアはウクライナを侵略し戦争が続いています。イスラエルはガザ地区に軍事侵攻し、経済封鎖してガザ地区の200万人の人たちは、飢餓と疫病に苦しんでいます。
最近になって戦争体験のないごく1部の政治家たちが、「台湾有事は日本の有事。中国になめられてはいけない」と盛んに国力差(中国は日本御数倍の経済規模)を無視した勇ましい議論をしています。
日本はアメリカとも中国とも仲良くして経済文化交流をすべきです。問題の解決に軍事力を行使しないことは、恥ずべきことではなく、誇るべきことです。絶対に兵士として戦地へ行かない人たちが、「勇ましいこと」を言っているように思います。
8月15日に靖国神社に参拝する国会議員がいます。「国のために犠牲になった兵士を弔うのは当たり前だ。」とのこと。しかし天皇家は絶対に靖国神社に参拝にはいかないのはなぜなんでしょうか?

天皇家は沖縄へ慰霊にいかれ、広島へも行かれました。一部の国会議員より遥かに平和への意志が強いと思いました。

石破総理は「敗戦後80年談話」は出すべきであると思います。今後も戦争を起こさない硬い決意を世界に発信すべきです。

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