閖上だより22号

先日一般社団法人ふらむ名取より「2025 閖上だより22号」が送られてきました。記事にはこうありました。(少し要約しました。)
1面は7月30日にカムチャッカ半島沖で発生したM8・8の大地震でした。震源地が遠いので「遠地津波」でもあり、避難準備はできると思っていた。
第1団地のある住民は、ラジオから「今すぐ避難してください」の呼びかけに、薬や飲料水も持たず集会室に避難していました。
非常食は避難所の集会所には備蓄されていませんでした。市職員に非情Y足のことを尋ねますと、「近くのスーパーで購入すること」と言われましたが、スーパーは津波警報後に閉鎖中。
集会室にはエアコンが完備され、避難所としては適しや施設。非常食を今後備えれば、最良の避難所になりますね。
地震当日1面記事を書いた記者は、高速道を走行していていTだが、対応が適切でないところがあった。
「令和2・3・4年の地震では、エレベーターが止まり、高層階への階段の上り下りや、徒歩避難は、高齢者が多い団地に課題だが、命を守るためには致し方ない。
また車で避難した住民は、指定避難所でない名取市役所に押しかけた。
慌てず落ち着いて、避難行動と防災意識を高めていく必要性を新らためて感じる。と反省点や今後の課題を述べられていました。とても大事なことですね。

2面は地域活動の記事が4つありました。
「閖上復興支援ツアー2025」
震災の翌年の2012年から、静岡県の桂たへ彦先生が年2回生徒たちをひきつれ、ゆりあげ朝市の販売手伝いをされています。
市場で販売を体験し、地元の人たちと触れ合うことはとても勉強になります。いい試みであると感心しました。
「ひまわりプロジェクト~笑顔を届けよう~」
震災直後の2011年から「被災地にひまわりで笑顔を届けよう」とプロジェクトは賛同者を増やしていまもけいぞくされています。
夏はひまわりが似合う閖上と言われることを目標に活動をされています。
「花いっぱいもりもりデー 横浜よさこい祭り実効委員会kion動流夢」
2012ねんからお花とよさこいを閖上に届けているkion動流夢(代表・近藤一美さん)が6月22日に閖上の4団地を訪問され、お花とよさこいの演舞を披露されました。
いろんな支援を閖上は受け「復興感の高い街になりました。」kion動流夢の紫煙活動も今年で一区切りとなるそうですが、培った交流の輪があります。今後は各個人同士の交流になりますが、温かい輪はとぎれることなく続くことでしょう。

3面は 地域の散歩と自転車に関する投稿コーナーです。
「夏が来れば思い出す」
閖上小学校に、プールのない時代は散歩コースの中の名取川で泳いだとか。水質に問題があるので、4年生の時の真新しいピールで泳がれたとか。
今の時代は小学校の水泳の9授業が民間スイミングスクールに委託されるようになったとか。投稿者は時代をかみしめ散歩されているようです。
「ツールド三陸in陸前高田」
自転車愛好者の投稿者の方は、陸前高田氏で行われた「ツールド三陸」の部ランティアライダーとしてお手伝いに行かれました。
陸前高田市も閖上同様に現地再建をめざしています。違いは10mをこえるかさ上げと防潮堤。震災遺構を残していることです。
「その日に備える」
1面のカムチャッカ半島市地震津波の教訓と反省点を記述されています。
遠地津波で到達に2時間あったので、落ち着いて各人、各家庭で「非常持ち出し品リスト」に沿って、避難しましょうとよびかけています。

4面は、地元企業の協賛広告も、地域を知る貴重な情報です。自餅ならではの笹かまぼこ店や、特色のある海鮮料理店や飲食店
今風のwebシステム開発会社。ペット火葬、納骨できる合同墓地の広告もありました。
「閖上知って」のコーナーは、閖上の歴史を知る機会になります。老紳士・石川辰衛さんの話はきょうむ深いです。そのなかに
「石森さんは文章をかくことは、人間のの脳にだけ発達している創造性、し効力、情操(よろこびや悲しみの心)の座となる前頭葉をきたえることだと説いている。
日本人の創造の精神が乏しくなったのは、文章を書く機会が少なくなったからだと言われ、入学や就職試験に作文が重視される 所以はここにあると。
確かにそうであるとは思います。
私は仕事でも私事でも毎日文章を書いています。でも物忘れが多い。頭が鍛えられたとは思えなく、「ゆるい」です。編集後記では「脳の活性になった」とありました。やはり芸術性のある文章を書かないと、脳は活性化されないかもしれません。わたしがそうですから。
今回も閖上だよりの編集の皆様に感謝申し上げます。参考になつ地域コミュニュティのお話ありがとうございました。
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