石破総理の戦後80年談話は秀悦

2025年10月10日は、石破首相は「戦後80年談話」を公表しました。自民党の1部(青山氏など)には「安倍首相の70年談話を出しているので、余計な談話を出すな。」との意見がありました。
でも私は戦後80年という節目の年に、日本の総理大臣として、談話を公表することは、日本国民にしても、世界の国々にとっても大事なことであると思います。
タイミング的に公明党が自民党との連立を解消する。という政局上の大きな出来事があり、注目度が低くなったのは残念です。
書簡は結構長文ですが、日本社会の近代史(明治以来の)を振り返り、「なぜ負けるとわかる世界大戦を始めたのか。また敗戦濃厚な昭和19年から20年までの間の戦没者や国民の死者の大部分が9割でした。なぜ戦争をやめることができなかったのかを検証する必要がある。」という問題意識は正しいし、正面からその問題に向き合った首相は初めてではないかと思います。
記事の中の文面の1文を引用します。
「遠い過去の出来事ではありますが、議会の責務の放棄、精神主義の横行や人命・人権軽視の恐ろしさを伝えて余りあるものがあります。
歴史に正面から向き合うことなくして、明るい未来は拓(ひら)けません。歴史に学ぶ重要性は、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に置かれている今こそ、再認識されなければなりません。」
「歴史」から謙虚に学ぶ姿勢は、国のリーダー、地方政治のリーダーも含めとても大事な資質であると思います。
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