blogによる自由民権運動

2014.01.22

東京の皆様は原発0候補を都知事にしてください。

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 沖縄県名護市長選挙は、予想どうり辺野古への基地移設反対を表明しておる現職の稲峰市長が圧勝しました。ジュゴンが生息する人々に癒しを与える美しい海を埋め立て、人殺しの軍事基地をこしらえることに名護市民はNO!を表明しました。

 500億円程度の「はした金」で魂を売らなかった名護市民を日本人として誇りに思います。ただ気を付けなければいけないのは、「国家安全のための基地建設を阻む地域エゴ」と民意を矮小化する発言や動きです。全体主義的な言動を繰り返す安倍政権は要注意です。
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 次は東京都知事選挙です

 7年前の2007年4月に高知県東洋町で町長選挙がありました。東洋町に高レベル放射性廃棄物最終処分場をこしらえるか否かの大事な町長選挙でした。当時反対派候補者として「命がけで」奮闘した沢山保太郎さんは、当時を振り返り、今の東京都知事選挙について、ご自身のブログでこう書いておられます。

「反原発のうねりをこの選挙で爆発的に発現させること、その爆発を全国に波及させることが大事な点だ。今になって、知事選はワン・イッシュウではだめだとか、元首相らは過去にいろいろ悪い事をしている、とかいって、この選挙をあいまいな普通の選挙にトーンダウンさせる「革新」派が動きをやめないが、どんな奴でも構わない、原発をとめる運動に参加する限り同志として歓迎すべきなのだ。

原発を止めることは、党派を超え、利害を超え、世代を超え、みんなが団結しなければならない死活問題である。原発を止めてから党派闘争でも何でもやればよい。
命あってのものだねであって、ものだねの争いを優先してはならない。」(
東洋町町民日誌・「権力の分解」沢山保太郎 1月19日)

http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-f5e4.html

 とにかく東京都知事選挙では、「原発0候補」が勝利することが第1です。あれこれ悪口を言わず、細川でも宇都宮でもいいから、反原発候補が勝利することだけを考えるべきです。

 2007年と言えば、第1次安倍内閣の時代です。東洋町は人口2000人の小さな町。町の予算規模が20億円程度の小さな町。核廃棄物推進の当時の現職町長は「高レベル放射性廃棄物最終処分場を立地すれば、とりあえず20億円の交付金が来ます。それで医療費、介護費、教育費、保育料、光熱費用はすべて無料となります。」とかチラシを配布していました。

 しかし当時の東洋町の皆様は「お金より、いつまでも深呼吸の出来る東洋町を子々孫々にまで残すことが大事です。」という賢明な判断をされ、反対派の候補者である沢山保太郎さんに70%の有権者が投票しました。
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 国は高レベル放射性廃棄物最終処分場の立地を正式に諦めました。

 今回小泉純一郎氏が、フィンランドの地中処分場を実際に見学して「原発0による日本再生」に豹変したのは、高レベル放射性廃棄物最終処分場が国内立地が不可能であることを東洋町の住民の皆様が圧倒的な支援で反対派候補者の沢山保太郎さんを当選させたからです。

映画「10万年後の安全」 http://www.uplink.co.jp/100000/


 それ以後地方自治体が「手を上げて」高レベル放射性廃棄物最終処分場を国内立地することは事実上不可能になりました。人口2000人の小さな高知県東洋町の功績はとてつもなく大きいのです。

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/bbs3/sawayama/toyo-senkyo.html(東洋町長選挙レポート・2007年4月)

 福井でも、六ヶ所村でも選挙で、原発推進派候補が勝利したので、日本政府は粛々と原子力発電所を建設し、稼働し続け、全くうまく行かない核燃料再処理施設も巨額の税金を投与してきました。

 東京で「原発0候補者」が勝利することこそ、新しい日本の夜明けになります。世界に対して、日本は環境と共存した文明社会を建設することができるのですから。

 石原だとか、猪瀬だとか「ろくでもない知事」を選んで来られた東京都民の皆様。福島で原発災害で未だに(まもなく3年)罹災され苦しんでおられる人たちが20万人おられることを忘れないでください。

 東京五輪は何より東北の罹災された皆様への励ましで開催されないといけないのです。それを忘れ「東京だけが繁栄する」人でなしの知事を選ばないようにお願いします。

 高知の田舎者として切にお願い申し上げます。
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2014.01.01

10年目となった個人ブログ

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 早いものですね、2004年1月1日にスタートした個人ブログ。今日でとうとう10年目になりました。相変わらず1人で「吠えて」おりますね。

 2004年1月1日のブログ記事です。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2004/01/post.html

 その後フェイスブックなども現れましたが、個人ブログで相変わらず1人で「吠え続けて」います。今後も変わらないと思います。

 NIFTYがブログサービスを辞めない限りは、続けて書き続けて行くと思います。

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2013.10.28

特定機密保護法案には反対します

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  特定機密法案と言う法律が自民・公明両党で合意が成立。10月25日に閣議決定されました。国会へ法案として提出されます。

 2013年10月25日の朝日新聞は「秘密保護法案 市民活動にも影響」と警鐘を鳴らす記事を掲載しています。「情報聞き出しのみで処罰」「フリー真っ先に標的か」とされていて、実にわかりやすい記事でした。

 そうなると日本政府は真っ先に逮捕しなければいけないのは、アメリカのオバマ大統領でしょう。アメリカ大使館に勤務しているCIA要員を全員逮捕し国外追放処分にしなければいけません。でも政府はそれはしないようですね。

 戦前のような強権国家をめざし、「亡国の道」を転がり落ちようとする安倍政権の特定秘密保護法案には断固反対します。言論の自由、自己主張の自由のない国は民主主義国ではありません。

わたしはパブリック・コメントも実名で投稿し、特定秘密法案への反対の意志を明確にしています。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/・・・/2013/09/post-4fb4.html

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2013.09.15

アクセス数が100万をようやく超えました。

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 2004年1月1日に開設したこの個人ブログ。ようやく9年と8か月で100万アクセスとなりました。結構時間がかかりました。人気ブログを目指さず、読書に媚を売らず、ひたすらわがままに、いろんな分野の事象に対して「吠えて」来ただけです。文章を書くことは自分を対象化する作業であり、悪いことはなにもありませんでした。

ブログが田舎でも一時期注目された時期には「ブログ中高年の星」とか「ブログの鬼」とか言われていました。それも昔です。

 1日平均376アクセス程度。大した数ではありません。人気ブログではありません。最近は多くの人たちがフェイスブックもしているので、ブログの注目度は低くはなったことでしょう。でもブログがいいのは、記録性ですね。

 フェイスブックは速報性はあります。でも昔の投稿を探し出すのはとても面倒。その点ブログは「カテゴリー別」に投稿文が時系列に整理されて保存されているので、振り返ることが簡単。ブログを辞めるわけにいかない理由です。

 注目されようが、されまいが関係ありません。

これからも原則毎日更新していく予定です。

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2013.02.21

身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂

「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

吉田松陰の辞世の句であるそうです。

 昔「吉田松陰」を読みました。http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-05fe.html。子供の時から大秀才で、10歳ぐらいの時に、藩主に兵学の講義をしたぐらいでした。

 その見識を活かすために長州藩は吉田松陰に、国内留学や旅行を認め、長崎や京都、江戸や会津など東北諸藩までの広く見聞してきたようです。後に幕藩体制を変革し、尊皇攘夷の旗頭になりますが、一方でアメリカへ単身渡航を思い立ち、下田に停泊していたペリー艦隊の黒船に乗り込み直談判するほど肝が据わった若者でした。

 幕末の政治的混乱である安政の大獄で、反逆罪に問われ、処刑されました。処刑される前の辞世の句であるそうです。

 身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂

 吉田松陰は当時の政権に断罪されましたが、彼を慕う弟子たちは憤激し、徳川幕府を打倒し、新生日本をこしらえる原動力になりました。吉田松陰の武骨で純真な想いが日本を変革させたのです。

 ひるがえって閉塞感のある今の日本社会。「愛国心」を言いながら米国追随、原発推進の矛盾した政策を政府が唱えています。完全な間違いです。この政策では日本は幸福になれるはずはありませせん。

 わたしも吉田松陰に少しあやかりまして、日本社会の将来を真剣に考えていこうと思っています。

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2012.10.16

政治の人材育成学校の必要性

 高知県東洋町の元町長でありました沢山保太郎さんが、ご自身のブログの中で「百年河清」という文章を書かれていました。

 少し[極論」もあるかもしれませんが、市民の側に立った政治のリーダーの養成塾は必要であると思います。地方政治の分野にも国政の分野にも必要です。

 問題は学校を開講するには資金が必要。[誰が、どうやって」資金を出して開校させるのかが大問題ですね。沢山さんの主張を抜粋してみました。


「衆議院選挙が近づき、来夏には参議院選挙がある。
だが、日本国民の多くには投票すべき適当な人物がいない。」

「当面は議会や行政機関に人民の代表を送り出して体制打破を図るしかない。

松下政経塾や防衛大学にに対抗するような反原発人民戦線的な人材の養成機関が必要だ。革命兵士の軍官学校や大衆運動政治家の国民学校が必要なのである。」

「市民運動で反対運動をしておれば何とかなる、という幻想は捨てなければならない。
はじめから権力を人民の手に奪取するという戦略をもって、人材を集め教育する学校を早急に作らねばならない。講師陣はたくさんいる。先ず、大阪と東京に作り、段々と全国都道府県に普及させる。開講は夜間でいい。」

「もちろん法律や歴史や環境問題等を体系的に学習するだけでなく実習・実践も併課される。思想信条や宗教はとわず、ただ、反原発、反戦、人権の、3つほどの原点的確認があれば、後は自由思想、自由行動でよい。
国会議員だけではなく、地方の議員や首長に至るまで学校の生徒たちが立候補し、当選するよう努力しなければならない。この学校や学生を支援する国民的な応援を組織しなければならない。」

「福島原発等どんなひどい事故にあっても、権力と資本は、原発をやめようとしない。原発全開を望む自民党が復権すれば一層絶望的になる。」

「今度の選挙には間に合わないかもしれないが、原発を廃止するには人材を育成しなければならない事は火を見るよりも明らかだ。」

「われわれ自身が我々の中から真の代表を育て上げなければ、原発を廃滅するとき、日本の夜明けの到来は、百年河清だ。」

 沢山保太郎さんのブログ「百年河清」は以下です。

http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-bddf.html

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2012.05.16

WEB上で社会的な議論は可能なのか?

 よく言われるように日本は学校社会で「ディベート」の習慣がないし、社会的訓練がなされていないからであるとも言われていますね。ですので「しょうもない」自己啓発セミナーが流行していますね。実におかしな現象です。

でもどうしたら米国のようにブロガーが大統領選挙にも関与するだけの力を日本でも持てるのか。そこに言及した議論は残念ながら見つかりませんでした。

 異質の存在や意見を受け入れ、自己主張をできるようなフェイスブックやブログでの交流が広がれば、世論が社会に初めて影響が与えられると思います。日本はまだまだであると思います。

 2008年9月に個人ブログで「社会性を持った議論をしよう。」との記事を書きました。

  社会性を持った議論をしよう(2008年9月投稿)
  
 フェイスブック上にも「政治を語ろう」とかいうグループも散見しますが、主張が偏っていて、「異論を排除する」「一方的に賛同を強要する」ような議論を排除する全体主義的な傾向でした。「改革を標榜する」みんなの党の支持者や、橋下徹大阪市長の支持者にそうした「独善的傾向」の政治グループ(?)が多いようで笑ってしまいました。

 WEB上で実名で正論を言うのが怖いのか、匿名掲示板で憂さを晴らす習慣が日本では長く続いたのかもしれません。必要以上にWEB上で自分を出さない人や、自己主張しない人が多すぎます。

 今日食べたご飯お話や、宴会風景や、景色のばかりの書き込み。または自己啓発的な宗教的な書き込み。自分の会社の宣伝ばかりしている人などざまざまですね。「文は人なり」と昔の人は言いました。自分の書く文章で全人格とは言いませんが、かなりの部分が表現されていますいから。

 「人は見かけが9割」と言いますが、ブログやフェイスブックでの記事の投稿で、自分自身の「すべて」は表出しているぐらいに考えて投稿すべきでしょう。

 私などは隠し事や秘密はありませんので、自己主張もしています。ある意味偏った主張も多いでしょうが、原則「異論」をある「政治グループ」のように排除はしません。主張の異なる者同士の議論はかみ合わないことが多いのですが、我慢して相手の主張を聞き、冷静に意見交換しています。合意は決してないでしょうが、それでいいんではないかと思います。

 それで冒頭の「社会性を持った議論」ですが、道は遠いとは思います。でも議論に参加する個人個人が少しずつ、自分と異なる主張を持つ人の議論を我慢して聞くことができれば、すこしは議論に「社会性」が出てくることでしょう。それまで社会が成熟するのか。そのあたりは日本の市民社会の正念場でありましょう。

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2012.05.08

他人を当てにすることなく、自分でやれることをしよう

  つくづく最近思うのは、私たち日本人は、政治活動や社会運動をタブー視しすぎやしないかということです。憲法で保障された思想と信条と宗教の自由の範囲内でもっとお互いが自己主張すべきです。そうしないとわけのわからないファシストが台頭してきます。

 「政治にはリーダーは要らない」のです。住民自治、市民自治の考え方がすべてです。その考え方を軸に政治手段を解析していけばおのずと答えは見つかりますね。

 他人任せの劇場型政治に期待することはやめましょう。

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2012.03.24

高知県民としての誇りについて

  高知県は保守王国であります。2009年の総選挙で、民主党が全国的に大勝し、政権を担うようになり、長年政権を担ってきた自民党が大敗し、野党になりました。

 しかし高知県では小選挙区ではすべて自民党候補者が当選しました。自民党の組織力の底力を見せ付けた総選挙でした。

 その高知県ですが、県民各位は「政府の言いなり」になり、長年の自民党政権の政策の受け皿になってきたかといえばそうではありません。典型的な事例が、原子力政策を断固として高知県として受け入れませんでした。これは誇るべき県民気質ではないでしょうか。

 先日のNHKのTV放送で、新潟県柏崎市は原発立地交付金を過去に3000億円も受け取ってきたそうです。そのお金でこしらえた施設はなんと125もあります。ではさぞや自治体の財政が豊かといえば、そうではなく財政破綻寸前とか。原発交付金は公共施設の整備費には使途でないそうで、作れば作るほど、後日の維持管理費用に追われ、財政が逼迫することだそうです。

 高知県は県民所得がとうとう日本で最低になりました。ある調査では「幸福度日本1」が福井県で高知はここでも最下位のようです。でもよく考えましょう。原子力発電所が10箇所も立地している福井県。それはたんまり原発立地交付金は入るから、図書館や文化ホールなどの公共施設は立派になるでしょう。

 高知は大きな企業もないから税収も少なく、常に貧しいと揶揄されてきました。しかし美味しい空気と水が豊富にあるのです。2007年の核廃棄物施設の是非をめぐる東洋町長選挙では、「教育費用、医療費、介護費用、水道光熱費用が、核施設を受け入れればすべて無料となります。」という推進派候補者のチラシまで配られていました。

 所得の低い高知県のなかでも東洋町はさらに低く、失業者の多い地域でもあります。でも東洋町の賢明な町民の皆様は「子孫のために思い切り深呼吸できる自然を残したい、」という真摯な気持ちで、核施設反対派候補者を支持し、国に立地を断念させました。本当に高知県は救われたのです。

 過去にも窪川町に原子力発電立地の計画もありましたが、反対運動が広範囲に展開され、断念されました。

 高知の先輩たちは、高知の自然を残してくれました。それがなによりの1番の財産であるとわたしは思います。その自然を損なうことなく活用し、子孫に伝える義務があると思います。それは私たちの役割です。
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2012.03.17

さらば橋下徹と維新の会

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 一体何をやっているのかわからない。ただただ相手を攻撃(攻撃するのは労組など社社会性のない弱い相手)して、なにやら喝采を浴びているようです。

 南海地震が起きれば倒壊することが間違いない咲州庁舎で「大阪都」構想の会議をする無神経さ、危機管理のなさに呆れるほかはない。マスコミのそのあたりを全く追究しない。おかしいのではないのか。

 橋下徹大阪市長は「3・11」以降、日本の社会が全く変ったことを気がついていない。いや意図的に無視しているんでしょう。危機意識が皆無な人物だからです。

 さて最近面白くないので論評をしてこなかった野良犬メディア(週刊現代)ですが、2012年3月17日号には面白い記事がありました。

 「西部邁 民主主義のど真ん中から「愚かなご主人様」が生まれる 橋下徹ちこの時代。私は高考える」(週刊現代3月17日号 P180-183)はなかなか面白い記事でした。

 週刊現在さんごめんなさい。あんまり面白いのでブログに画像を貼り付けました。

「17世紀のヨーロッパの言葉で「すべてを単純化する恐ろしい人々」というものがありますが、橋下さんたちはまさにこれにあたります。「すべてを子供っぽくする哀れな人々」ばかり。

 残念ながらそれが日本の現状なんでしょう。(「庶民の知恵なき「議院」P182)

「確かに、明治維新では「ご一新」と言って「古いものをはすべて壊せ」「すべて一新せよ」という風潮があったことは事実でしょう。しかしこれは根本的に間違った考えです。

 「維新」の「維」の字には、糸が縦横に繋がっているという意味がある。「過去・現在・未来がしっかりと繋がった歴史がある」ことを指す言葉です。

 つまり、古くからある国家としてのコモンセンスを、現状に合うような形で新たに応用していく。それこそが、本来の「維新」ということ。ところが平成改革のどれ1つとっても、日本に古くからあるコモンセンスを守りつつ現状を改革する、という真の意味での保守的改革論は、ほとんど1行もありませんでした。

 変革自体はいい。しかし何を守るたまの変革なのか。それが維新論、革命論の本質なんですが、橋下さんがそれを分かっているようには思えません。(維新は「御
一新」にあらず。P181)

 もとは60年ブントの活動家で、今は右翼言論界の重鎮になっている西部邁氏にとっても、橋下徹氏と維新の会は、「幼稚なデマゴギー集団」としか写らないようで意外にも、全く評価していません。むしろボロクソですね。

 アメリカの大統領選挙は、延々と予備選挙をやる中で、いろんな角度から議論され、淘汰されてかつ残ったものが、「アメリカ帝国」のリーダーになる。そういう過酷で長いプロセスがあるから、独裁者が台頭するのを防止する仕組みがアメリカにはあると西部氏は言います。日本はそれがないから「危ういとも」。

「日本においては、議会政治のメルトダウンと、政党政治のブロークンダウンが急速に進行しています。議論やチェックがないに等しい。そんなところで首相公選制をやろうとするなら、我々は「民主主義のど真ん中から独裁者が生まれる:可能性、それどころか必然性を考えなければならない。

 アドルフ・ヒトラーは1933年の授権法(全権委任法)で独裁者になったわけですが、何も勝手に全権を奪ったわけではない。国民投票でそれを決めたのです。

 過去の数々の実例を見れば「議論なき、議会なき公選制」がどれほどインチキで、トンチキな最高指導者をもたらすかということは、歴史の教訓の第1に挙げられるべきです。」(P182)

 ヒトラーに全権を委任したドイツ国民は、6年後の1939年に第2次世界大戦に突入。12年後の1945年に惨めな敗戦で国土は焦土となりました。

 西部邁は「船中」ではなく「車中」で思いついただけであり、車でも乳母車だろうと悪態をついています。実に面白い。

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