イラク派兵問題

2010.03.23

イラク戦争から7年目

 一体「イラク戦争」というのはなんだったんでしょうか?3月20日にアメリカが仕掛けたイラク戦争から7年が経過しました。

Madamano_3_thumb_1_2


 2001年の世界貿易センタービルへの旅客機突入のテロへの報復と名目はされています。イラクの独裁者フセインを打倒するためにアメリカのブッシュ大統領が仕掛けました。

 圧倒的な軍事力でイラク軍を圧倒、まもなくフセイン政権は打倒され、隠れていたフセイン大統領も捕縛され、イラクの軍事法廷で処刑されました。

 2004年にはアメリカ追随政策を強硬に推進した小泉純一郎首相(当時)が、強引に自衛隊をイラク南部に派兵しました。その結果営々と築いていたアラブや中東地域のイスラムの人達と日本の信頼を崩壊させてしましました。とても損失は大きいです。

 自衛隊をアメリカの意向だけでイラクに派兵したことにより、イラクで孤児支援の活動を続けられていた高遠菜穂子さんたちや、ふりージャーナリスト安田純平さん達が、イラクの地元武装勢力(自警団のような存在)の人達に拘束される事件が起こりました。

 高遠菜穂子さん講演会へ行きました。(2005年11月11日)

 安田順平さん講演会関係のサイト掲載

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/yasuda.html

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/y-koenkai2005.html

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/yasuda-tokuban2005.html

 つくづく今振り返ってみましても、日本のイラクへの派兵は間違っていました。アメリカのご機嫌を採っただけで、失うものがあまりに多かったです。
Yasudakouenkai2


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2008.09.12

米国はアフガニスタンで滅亡する

  2001年の「9・11テロ」の7周年の追悼式典にオバマ(民主)、マケイン(共和)の大統領候補者がかけつけました。オバマ氏は「イラクからすみやかに撤退してアフガニスタンに軍を増強派遣する。」と言いました。
 マケイン氏は「イラクでの完全勝利が前提。徐々に兵力をイラクからアフガニスタンへ移行させる。」と次期3軍司令官としての見解を表明しました。

 しかしどちらも間違い。アフガニスタンに介入して勝利した国はありません。そもそも1980年に当時のソ連がアフガニスタンへ軍事介入。その行為にアメリカは抗議。モスクワ五輪をボイコット。反政府勢力であるタリバンを支援しました。後のアルカイダとの関係の深いといわれる国際テロリスト(アメリカはそう言います)である、ビン・ラディンもそこにいたそうです。今度はかつてアメリカが支援した勢力と「終わりなきテロとの戦争」を継続しようとしています。

 隣国パキスタンは親米独裁者のムシャク大統領が失脚しました。今までどうりにはいきません。アメリカはアフガニスタンに足をとられ、かつてのソ連のように滅亡に向うことでしょう。

 そもそも「9・11テロ」は何故起こったのか。「格差の象徴」「開発途上国の人民から収奪したバブルの象徴」である世界貿易センターが狙われたのではないか。新自由主義の牙城が攻撃されたと思います。

 であるならば「格差」を生み出す社会の是正、政策の転換、開発途上国への広汎な支援が、本当のテロ対策になると思います。軍事介入して、誤爆して反米感情を現地の人たちに植え付けているだけではないでしょうか?
 イラクでも層でしたし、アフガニスタンでもそうなっています。
 
 自衛隊のインド洋での「無償ガゾリンスタンド」はこの石油高ですので感謝はされているのでしょう。しかし「テロとの戦い」と称して、米軍に給油する行為が「世界平和のため」になっているかどうかは検証の必要があるでしょう。

 国連も他国のNGOも入らない地域で、地元の人に慕われながらNGO活動をされていた伊藤和也さんが、反米武装勢力に拉致され殺害されたのも、自衛隊の米軍支援活動にあると言われています。
 石場氏のような「力強い感情的なトーク」ではなく、本当の国際支援とはなにか。そのあありかたはどうあるべきかが問われなければなりません。

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2008.09.11

9・11テロから7年目

 2001年9月11日は何曜日だったのか覚えていません。その日は高知シティFMの「けんちゃんの吠えるウォッチング」の収録日でした。午後8時半過ぎまで収録し、自宅へ戻りテレビを眺めながら遅い夕食をしている時でした。

 家内が「なんかおかしい。」と言うのでテレビを見ていましたら、ニューヨークの世界貿易センタービルにハイジャックされたという大型旅客機が体当たりして炎上していました。

 あのツインビルが炎上!そうこうするうちにもう1機が体当たりしました。どちらかのビルが崩れ落ちました。ただただ驚いて眺めるだけでした。

 1988年に「米国東海岸研修旅行」を組織し、夜須の人たちも含め、実際にニューヨークへも行き、この世界貿易センタービルへも行きました。そして最上階のレストランでソフトドリンクを飲んだ記憶があります。
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(ワールド・トレードセンター前。引率の安岡正博さんの説明を一堂は聞いています。1988年)
 自由の女神のある島へ行くフェリーからも世界貿易センターはランドマークとして美しくそびえていました。それが跡形もなく崩れ去りました。
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(フェリーからの風景。1988年)
 その直後アメリカは狂ったようにアフガニスタンを空爆しました。そして証拠を捏造し、大量破壊兵器を持っているという理由でイラクへ軍事侵攻し、「終わりなき」戦争を始めてしまいました。

 ブッシュ大統領は、テロとの戦争と当方もなく破壊活動を行うことで、アメリカの威信と良心を失ってしまいました。もはや「名誉ある撤退」などありません。

 次期大統領には重たい課題が残されました。でもそれを処理しないとアメリカの再建もまたありえないのです。

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2008.04.18

自衛隊のイラクでの空輸活動は憲法違反だ!

 昨日の4月17日に名古屋高裁は自衛隊のイラクでの空輸活動は、多国籍軍の武装兵員を戦闘が行われているバクダットへ空輸する活動は、武力行使を行ったとの評価を受けざるを得ないとの判断を出しました。

 元レベノン大使の天木直人さんたちが原告の訴訟です。訴えは不適法だということで原告側の控訴を棄却したようですが、憲法9条に違反すると1審同様の踏み込んだ憲法解釈をしました。

 天木直人さん講演会「軍事力で平和は実現できない。」
Aamakikouennkai

  空自イラク輸送活動、名古屋高裁が「憲法違反含む」と指摘(讀賣新聞)

 やはり小泉政権のアメリカ追随外交が著しく国益を損ねています。世界はいつまでもアメリカ中心ではありません。日本は平和国家としてのスタンスを放棄するのは間違いです。
 ただちに航空自衛隊はイラクから撤収すべきです。
Irakuheiwa1
(高知で平和活動されている人も原告団のお一人でした。)

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2008.03.20

軍事力で平和は構築できない

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 うかつでしたが今日がイラク戦争が開戦された日でした。5年前のことでした。圧倒的な軍事力で米英軍はイラクを攻撃し、フセイン政権を打倒しました。ほどなく潜伏中のフセイン大統領を逮捕。イラクはアメリカの予測では平和に民主化される予定でした・・。

 しかし5年経過しても14万人の米軍が張り付いています。宗派間の対立と軍事衝突。クルド住民の離反。隣国の介入。テロと軍事衝突は沈静化しません。

 アメリカ大統領選挙では、民主党の2人の有力候補者ははっきりとイラクからの撤退を主張。共和党候補者は米軍の駐留継続を主張しています。
 5年経過して開戦時レベノン大使であった天木直人さんが言われていました「軍事力で平和は構築されない」というのは本当であったと思います。

 この5年間市民グループ「サロン金曜日」はイラク戦争に反対する立場で、フリージャーナリスト安田純平氏、元レベノン大使天木直人氏、経済同友会名誉監事の品川正治氏を高知市に招聘し講演会を開催してきました。代表の松尾美絵さんの頑張りには頭が下がりますね
 今一度この5年間を振り返り日本が進むべき道をはっきりと平和に舵をきるべきでしょう。(いずれもホームページとWEBラジオにしてあります。)
Yasudasetumei

 安田純平さんイラク現地報告会)

 
 安田純平さん講演会 
Shinagawakouenakai


 品川正治さん講演会について
 
 天木直人さん講演会が開催されました。
Amakikouenkai
 アメリカのブッシュ大統領は「イラク戦争は正しかった」と強弁しています。

 ブッシュ大統領支持率が31%と最悪に、イラク戦争後(CNN)

 アメリカの国論は2分されています。次期大統領にとってイラク問題解決は重要です。攻めるより撤退するほうが難しいのは兵法です。アメリカにはもはや「名誉ある撤退」はありえないでしょうし。

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2008.02.11

残念な岩国市長選の結果ー基地の脅威は続く(沖縄)

 2月10日投票の山口県岩国市長選挙。現職の井原氏が、基地容認候補に惜敗しました。国側は基地移設に反対する井原市長に交付金を凍結するなど脅しをかけ、国側に影響を受けた市議会の自民・公明両党が井原市長の予算案をことごとく否決し、辞職に追い込み今回の市長選挙になりました。

 結果は岩国市を2分する激しい選挙。自民・公明がてこ入れした新人の福田候補が辛勝しました。とても残念な結果です。長州人の気概を示していただきたかったというのは土佐人の勝手な願望ですが・・。
 
 そう嘆いていましたら沖縄からのニュース。またも米兵隊員が地元の女子中学生を連れ去れ暴行したとのニュースです。


 女子中学生に乱暴、沖縄の米海兵隊2等軍曹を逮捕(讀賣新聞)

 米軍基地の経済効果を岩国市民は選択されたと思います。でも恩恵を受けることよりも脅威を受けることが大きいことは沖縄で証明されています。

 1996年の女子小学生暴行事件を起こした米海兵隊は「学習時間」を設け、再発防止対策をしているとか言っていましたがなんの効果もありませんでした。

 沖縄へ行きますと日本人の都市街は狭い敷地にへばりつくように住居が密集してたっています。一方米軍基地は一面に芝生が植えられ、米国本土から来た環境デザイナーが設計して小高い丘に施設や住宅が点在しています。

 暴行を繰り返す米軍に対して日本政府は「思いやり予算を」を年間6000億円だしているはずです。米軍住宅の1戸あたりの建築費は7000万円とか。さぞ居心地が良いことでしょう。

 ほんの1部の関係者しか恩恵のない米軍基地。その基地がある限り脅威は続くことでしょう。
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(記憶に新しい米海兵隊普天間基地のヘリコプター墜落事故。沖縄国際大学構内に墜落炎上しました。)

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2007.10.08

格差広げてテロ対策もあるまい

 アメリカのブッシュ政権は「テロ対策」という手法を発明し、未来永劫戦争する体制を確立しました。従来のように敵が枢軸国や旧ソ連であれば、いつかは戦争状態は終わります。相手が国だからです。

 得体の知れないテロリストであると、どこにいるのかわからず、アフガニスタンの洞窟やイラクの砂漠へ爆弾を落としてもテロとの戦争と言い張れるからです。軍需産業にとってはこれほど都合の良い話はないでしょう。

 そもそも「格差社会」の世界的な拡大こそが諸悪の根源。石油や穀物を投機の対象にして、金儲けばかりしているのは極1部のファンドの連中。必要資源を釣り上げられ困るのは、先進国の勤労者もそうですが、開発途上国は必要最小限の生活が破綻してしまいます。

 そうなると生きる為には武器を取り、絶望的な対米テロに向かうしかなくなります。アメリカがテロ対策をすればするほど、テロ増加し、よけいに収拾がつかなくなり、遂にはアメリカ本土にもテロの脅威が押し寄せ、アメリカ社会は崩壊に向かうでしょう。

 テロを軍事力で制圧することは出来ません。格差社会をなくすことしかテロの撲滅はありません。軍事力のアメリカではなく、環境対策や雇用の創出、災害支援大国である日本こそ本当の国際貢献が出来る国なのですから。
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(軍事力の行使だけでは平和は構築できないでしょう。)

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2007.08.28

アメリカは歴史的な敗北で終わるでしょう

 あれだけ騒いで3万人増派したアメリカ軍のイラクでの作戦。その後飛躍的に治安が改善し、にこやかな市民生活が戻ってきたような兆しすらありません。この状態はベトナム以上に悲惨な結末がアメリカにあるのではと思います。

 しかししょうこりもなくブッシュ大統領は事実をきちんと受け止めることができせん。大敗北を認めることができず政権にしがみついている安倍首相と同じです。

 「イラク早期撤退はベトナムの混乱招く」米大統領が強調(CNN)

 更には最近隣国イランへの敵視政策まで打ち出しましたし。イスラエルとアメリカは一蓮托生で1000年戦争でも始めるつもりでしょうか。こうなると「テロとの戦い」と言えるものではありません。

現地ジャーナリストが撮ったイラクの悲劇

 日本は一刻も早くイラクから撤退すべきです。
Irakumap

(影響は中東地域全体に広がるでしょう。日本は独自外交の必要性があります。)

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2006.11.28

イラク戦争が太平洋戦争より長期化

 遂にイラク戦争が太平洋戦争よりも長期化しました。ベトナム戦争は8年を超えていましたから、独立戦争の6年らしいので、長期化しました。

 これでは「大義のない戦争」にアメリカ国民が反発し、中間選挙でイラクからの撤退を主張する民主党に投票したのも頷けますね。

 もはや民主党の言うように「名誉ある撤退」はありえないようですね。イラクは内戦状態ではありませんか。14万人いる世界最強の米軍をもってしてもイラクの政治を安定させることは出来ないのですね。

 「米軍再編」の影響はどうなるのでしょうか?沖縄や日本各地の米軍基地への影響はどうなるのでしょうか?先の中間選挙で与党共和党は惨敗。ネオコンの国防長官も即日辞任しましたし。米国の手先をしていては、動向すらわかりません。

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2006.03.21

イラク戦争から3年経過しましたが・・

テロの最大の脅威の除去と民主化を旗印にアメリカによって仕掛けられたイラク戦争。昨日で遂に3年が経過しました。戦争開始から僅か3週間で中東最大の軍事政権と言われたフセイン政権は崩壊。独裁者フセイン氏もその年の年末には拘束されました。

 3度の国政選挙をイラクではされましたが、社会は安定から程遠く、イラクに駐留するアメリカ軍は13万人で、撤退する様子はありません。その国政選挙で最大勢力になったシーア派政党は、アメリカの仇敵である隣国イランと親密らしく、選挙という民主的な手続きで反米政権が誕生するような状態です。

 日本はアメリカの尻馬に乗って、イラクへ自衛隊を派兵しましたが、そのことが国際貢献になり、日本の国益になっているのかどうか?慎重に検討しなければなりません。国内各地の米軍の再編とイラク戦争は無縁ではないからですね。
iraku

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