けんちゃん1人weblog

2022.10.13

時間があまりにも足りません


 質問されてこられる人は皆真摯で真剣。「こんなに錆で困っている。」「どうすれば解決できますか?」「どのような防錆塗装で解決できそうですか?」という質問が毎日来ます。

 私は「複数ある質問の」1つ1つに簡潔に丁寧に、言葉もわかりやすく業界用語(慣例語)を全く使用せすに回答します。そうするとあっというまに1時間、2時間とかかります。すぐに「タイムアウト」になります。

 一方母の在宅介護も超高齢者の母の身体介護なので,細心の注意が必要。食事介助は主に私がしています。ペースト食の食事は小さじにペースト食を入れ、少しずつ母の口に入れます。飲み込んだことを確認してから、次のペースト食を口に入れます。時にすべて食べ終わるまでに1時間かかることもあります。

 食べると今度はトイレ介助。母は満足に自分の足であるけません、家内と2人で介助して少しづつ歩かせます。1時間2時間はすぐに経過します。仕事も介護も大事。どちらも真剣にやります。でも苦しいのは全然別次元の業務です。交わることがない。お互いが競合して時間を使い切ります。

 どうしたらいいのかわかりません。まわりに相談できる人もいません。慣れるしかありません。今週の15日でようやく4か月です。どうしても地域防災の方が「時間切れ」になります。こちらも真剣に取り組んでいますが、いつも時間切れです。

 なるようになるしかありません。変換ミスも多い情けない文章になっています。推敲する余裕がないのはやばいです。

| | コメント (0)

2021.11.06

全力で精一杯やりましたが・・・

 明日7日の二葉町総合防災訓練。自分なりに準備はしたつもりです。しかし手抜かりはあると思います。準備作業の一つである会議に提案資料作りや、町民向きの紙媒体「二葉町防災新聞」づくりや各役所関係への連絡やお断り作業などは、1人でせざるを得ませんでした。とても孤独な作業でした。

 訓練日の11月7日は。あろうことか天気予報では「雨」です。無情の雨になるようです。雨になると準備作業は大変。雨が降れば、君r年参加者は半減すると思います。ここまでくれば、参加者人数はどうでもいいと思います。とにかく私個人としてはやれることは全部しました。孤独な作業でしたが、もう愚痴はいいません。

 今日は準備作業です。明日は本番。出来ることなら昨年同様に段ボールベットの組み立て訓練を屋上できれば最高です。コロナ禍による影響は昨年以上でした。参加人数がたとえ少なくても「やる意味」はあります。やり続けるいぎはあります。欲を言えば準備段階から手伝っていただける人委が1人でもいれば最高えすが。しかし13年目ですが未だに見つけることが出来ません。それが悲しいし辛いです。

 企画段階の作業は孤独ですが、本番はたくさんの参加スタッフが1日だけでも来ていただけるので心強いです。何度か心が折れましたが、それはそれとして、元気で走りぬくように割り切りました。

| | コメント (2)

2021.09.22

多様な人たちへの伝達は難しい。


 今の時代は「伝達方法」が多様化しています。自分の考え方を正確に、わかりやすく伝達する重要性は、菅首相が辞任に追い込まれたことでもわかります。説明不足、説明嫌いでは済まされない現実があるからです。

 とはいうものの之田達手段は多様化しています。

 電子メールを送信したらいい人もいます。ラインで連絡する人もいます。FBのメッセンジャーで連絡をという人もおられます。なかにはその種の電子媒体を一切使用しない人には、電話をするか、手紙を書くしかありません。あるいは直接面談します。コミュニケーションは多様であり、複雑です。多大なエネルギーを使います。

 よくZOOM会議で事が足りたという人がいますが、それは「自分と同じ環境の人たちの集まり」での伝達に過ぎません。すべての人へ知多割りません。その事実を「軽視」する人たちが多いので、「分断」される社会になりつつありますね。深刻な問題です。

 いとわず、くじけることなく伝達することを心がけます。

| | コメント (0)

2021.07.26

「スマホ脳」を読んで

スマホ脳_NEW
 「スマホ脳」(アンデッシュ・ハンセン著・久山葉子訳・新潮新著・2020年11発刊)を読みました。最近どうも鬱状態になることが多く、前向きな気持ちになれないことが多い原因が、読んでよく理由がわかりました。

 その昔「WEBはバカと暇人のもの」(中川淳一・著・光文社新書・2009年)を読んだことがありました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-694e.html

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-2399.html

 2009年であり12年前の著作です。当時中川氏は著作にこう書いていました。

「ネットの現在の世界が希望に満ちていないのは以下の指摘を筆者はしています。

「ネットに煩雑に書き込むヘビーユーザーはテレビを見ても、わざわざカネを払ってまで雑誌や新聞を買わないからだ。そして雑誌や新聞を買ってまで情報を得ようという忙しい人は、そのネタをわざわざ親切にネットに書き込むことをしない。」(P132)

 ネットはマイナーな世界であり、ニッチであると中川氏は言います。その点、テレビは凄いとも。世帯普及率が100%。放送作家が番組を作成して、芸能人に言わせるし。

「これからも人々は大河ドラマと紅白歌合戦を見続け、のど自慢に出演する。」

「ネットは便利である、だが電話ほどの画期性はない。」(P150)
スマホ画面縮小版
 当時はまだフェイスブックやラインとかインスタグラム、ツイッターなどのSNSは創世記であり、まだまだマイナーな存在でした。しかしスマホの登場でSNSやネット環境は劇的に変化したようですね。

 スマホの便利さや機能性は、人間の「脳力(脳の情報処理能力)を遥かに超える情報をどんどん無制限に流すので、疲れ果て、結局知力も体力も低下すると筆者は言うています。
スマホ脳の肝_NEW
 「スマホ脳」の著作者のアンデッシュ・ハンセン氏は精神科医。スマホの過度の使用が人間社会に深刻な影響を与え、個人と社会のン病理を生み出していると警鐘を鳴らしています。以下著作で印象に残った文言を表記します。

「自動車や電気やスマホは、あなたや私にとって自然の存在だ。それらがない世界なんて、今では考えられない。しかし今のこの社会は、人間の歴史のほんの一瞬にすぎない。

 地球上に現れてから99・9%の時間を、人間は狩猟と採集をして暮らしてきた。私たちの脳は、今でも当時の生活様式に最適化されている。

 脳はこの1万年間変化していない。 それが現実なのだ。生物学的に見ると、あなたの脳はまだサバンナで暮らしている。」(P10)

「睡眠、運動、そして他者との関りが、精神的な不調から身を守る3つの重要な要素だ。それは研究でもはっきり示されていて、それらが減ると、調子が悪くなる。守ってくれる要素がなくなるからだ。だから生活は快適になったのに、なぜ精神状態が悪くなるのか理解できるようになる。」(P10)
スマホ脳の肝その1_NEW
「あなたが、フェイスブックやインスタグラム、ツイッター、スナップチャットに費やす1分1分が、企業にとっては黄金の価値を持つ。広告が売れるからだ。

 彼らの目的は、わたしたちからできるだけたくさんの時間を奪うこと、あなたや私の注目を巡る軍拡競争の中で、さらに技術が向上する。こうして私たちは、ますます多くの時間をSNSに費やすようになる。そして別のことをする時間がますます減っていく。

 「集中力こそ現代社会の貴重品である」

 この著作で意外でしたのは「マルチタスクは集中力も記憶力もい低下する」という事実です。集中力こそ現代社会の貴重品であると著者はいいます。

 「手書きメモはPCに勝る」という記述には納得しました。それは「ペンだとキーボードほど早く書けないので、何をメモするか優先順位をつけることになる。手書きの場合はいったん情報を処理する必要があり、内容を吸収しやすくなるのだ。」(P98)
スマホ脳の肝その2_NEW
「記憶するためには、集中しなければいけない。そして次の段階で、情報を作業記憶に入れる。そこで初めて、脳は固定化によって長期記憶を作ることができる。」(P100)

 こうも著者は続けて記述しています。

「ただし、インスタグラムやチャット、ツイート、メール、ニュース速報、フェイスブックを次々にチェックし、間断なく脳に印象を与え続けると、情報が記憶に変わるこのプロセスを妨げることになる。いろいろな形で邪魔が入るからだ。

 絶えず新しい情報が顔を出せば、脳は特定の情報に集中する時間がなくなる上に、限られた作業記憶がいっぱいになってしまう。テレビがついている中で勉強しようとして、おまけにスマホもいじっている。脳はあらゆる情報を処理することに力を注ぎ、新しい長期的記憶を作ることができなくなる。だから読んだ内容を覚えられないのだ。」(P101)
 
 著者の言う「新しい長期的記憶を作る」という言葉の意味は一読ではなんなのか正直わかりません。「知的営為活動」のことではないかと私は思います。

 1ホーンを開発したスティーブ・ジョブズや、フェイスブックを開発したマーク・ザッカーバーグは、それこそ「たぐいまれなる:集中力と、「新しい長期的記憶を作る」作業を真摯にやり続け社会に登場させました。しかし世界中の多くの人たちが日常生活の中でスマホやSNSを使用し続けることで、創業企業に莫大な収益をもたらせましたが、同時にとてつもない被害を人類に与えていることも事実です。
スマホ脳の肝その3_NEW
 自戒を込めて、著作のP244からP249に記述されている「デジタル時代のアドバイス」はとても納得しましたので、書き写しました。

デジタル時代のアドバイス

◎自分のスマホ利用時間を知ろう

 1日に何度スマホを手に取り、どれくらい時間をかけているか把握するために、アプリを使ってみるといい。そうすればスマホに奪われている時間が一目瞭然だ。自分を知ることが、変化への第1歩になる。

◎目覚まし時計と腕時計を買おう

 スマホでなくてもいい機能は、スマホを使わないようにしよう。

◎毎日1~2時間スマホをオフに

 毎日2時間、オフにすることを周りの人にも伝えておこう。そうすれば、返事がないという怒りのメッセージが届いたり、人をイライラさせたりせずにすむ。

◎ブッシュ通知をすべてオフにしよう。

◎スマホの表示をモノクロに

 色のない画面の方がドーパミン放出量が少ない。それによって、どれくらいスクロールをつづけたくなるかが大きく左右される。

◎運転中はサイレントモードに

 危険な瞬間に気が散るリスクが減る。悪いタイミングでお知らせや通知が来ると、一番必要な時に集中が妨げられる可能性がある。それに応答しなかっyたとしてもだ。

職場で

 集中力が必要な作業をするときはスマホを手元に置かず、隣の部屋に置いておこう。

◎チャットやメールをする時間を決めよう

 例えば1時間ごとに数分など

人と会っているとき

◎友達と会っているときはスマホをマナーモードにして少し遠ざけておき、一緒にいる相手に集中しよう。

 そうすれば一緒に楽しく過ごせます。

◎あなたがスマホを取り出せば、周りにも伝染する。

 取り出さないようにすれば、それが連鎖反応になって、皆があなたを見習うはずだ。

子供と若者へのアドバイス

◎教室でスマホは禁止!

 でないと学習能力が低下する。

◎スクリーンタイムを制限し、代わりに別のことをしよう。

 1日のスクリーンタイムは何分までならいいのか、分単位で推奨するのは難しいが、どうしても具体的な数字が欲しいなら、大人も子供も仕事や勉強以外でスマホ他のスクリーンに費やしていいのは最長で2時間だ。

 それでも睡眠、食事、職場や学校への移動時間を除けば、起きている時間の6分の1を費やしていることになる。8歳未満の子供なら1時間が限度だ。私が1番いいと思うのは、別のことをする時間を設けること。宿題をする、運動をする、友達に会うなど、それに集中する時間を決めよう。

◎良い手本になろう

 私たちは相手を真似ることで学ぶ。子供が大人がしているようにする。大人に「しなさい」と言われないようにではなく。

寝るとき

◎スマホやタブレット端末、電子書籍リーダーの電源を切ろう。

 少なくともベットにいる1時間前には。

◎スマホを寝室に置かない

 少しでも眠れないなら、置かないほうがいい。朝起きるために目覚まし時計を買おう。

◎どうしてもスマホを寝室に置くなら、着信音を消しマナーモードに。

◎寝る直前に仕事のメールを開かない

ストレスの対処法

◎ストレスの兆候を見逃さないようにしよう

 不明な場合は医療機関に連絡を

運動と脳

◎どんな運動も脳に良い

 中でもいちばんいいのは心拍数をあげる運動だ。とはいえ、マラソン大会に出ろと言っているわけではない。脳から見れば、ただ散歩するだけでも驚くほどの効果がある。

 とにかく大事なのは運動すること。それで心拍数が上がればなおよい。

◎最大級にストレスレベルを下げ、集中力を高めたければ週に3回45分、できれば息が切れ汗をかくまで運動するといい。

SNS

◎積極的に交流したいと思う人だけをフォローしよう。

◎SNSは交流の道具と考えて

 他の人の投稿に積極的に投稿すれば親近感が生まれ、関係も深まる。スマホからはSNSをアンインストールして、パソコンだけで使おう。

 確かにコロナ禍でも「お酒」が悪者になりましたが、スマホの過度の利用の弊害の方が遥かに実害が大きいと思います。テレビや新聞も読まない人たちが、必要以上にワクチン接種を怖がるけれども、感染を恐れず旅行したり、盛り場へ出かけたりしていて、「怖いな」と思います。

 このところずっと精神的に調子が悪かったですが、それは「読書不足」であったことがようやくわかりました。本当に最近まともに書籍を読んでいません。「集中して書籍を読み」「集中してこうした読書感想文を書く」ことこそが、精神に安泰を呼び、生産性が向上することを理解しました。

 しなければいけない作業が仕事でも地域活動でもたくさんあります。ようやく「復活」できたので、焦らず1つ1つ解決できると思いますので、今後とも皆さま気長にお付き合いをよろしくお願いいたします。

| | コメント (0)

2019.07.29

東日本大震災の被災地の今と、復興の課題に備える


DSCN1645
 2019年7月27日(土曜)の午後18時30分から、下知地区減災連絡会主催での防災講演会「東日本大震災の被災地の今と、復興の課題に備える」が下知コミュニュティ・センターにて開催されました。
DSCN1657
 講師は高知市職員で山本美咲さん(地域防災アドバイサー)と中山瑞希さん(高知市地域防災推進課・下知地区担当)でした。今年の3月9日から11日まで、宮城県の石巻市・名取市の東日本大震災から8年目の被災地を訪問し、地域で活動されている支援団体や住民組織のメンバーの方と面談し意見交換されたようです。山本さん、中山さん以外に橋村さん、横山さんの4人の市職員がご自身の年休と自己負担で行かれました。ですので価値があります。

 「防災活動を仕事や地域活動を通じて高知市の住民を見ると、伸び悩んでいるように感じる。」
DSCN1679
「今こそ東北の現実を目を向け、東北で学び、高知で活かしたい:。」という熱い想いで行かれたようでした。現地の住民組織の要の人達は、14回ぐらい震災後東北を訪問し交流されている坂本茂雄下知地区減災連絡会事務局長(県議会議員)が紹介されました。

 あらためて大川小学校の悲劇には打ちのめされます。事前対策の必要性と現地検証の重要性をあらためて感じさせました。記録にない津波が来たこともあります。事前の検討で、そうした「油断」をつぶさねばと強く思います。

「東日本大震災当時は、被災者の定義は、避難所に避難された人でした。一部損壊などで、あるいは家族に身動き出来ない人を介護されている人は「被災者」ではありませんでした。

 チーム王冠は在宅避難者の支援グループを立ち上げました。30世帯ぐらいを1つのグループにし、必要品の配布支援を行っています。」


 また石巻市のAR事業の説明もありました。それは防災情報を永続化し、自分の地域がどれぐらいの状況になるのか興味がありますね。災害後の市街地の状況の確認になりますね。

 名取市の現状も報告いただきました。復興計画を住民の意見を全く聞くことなくごり押ししたので対立しました。スタートが遅れましたが、今は閖上のまちづくりは真剣です。

 断片を書き留めました。直後に4人で報告書なっているとか。

| | コメント (0)

2010.12.10

何故ブログにこだわっているのか

 最近はよく知人から「MIXIをしないの?」「ツイッターはしないのか?」と言われることがあります。ブログを時折していた知人もブログ辞めてツィッターに移行されて人もいるようです。

 理由は単純。ブログはわたしに合った道具、書くための道具で手軽であるからです。

 情報発信というよりも、備忘録であり、自分の為に、今思いついたことを忘れないために書いているのですから。社会や世間を意識しては全然書いていません。ブログがどのように評価されようが全く関心はありません。

 ブログは2004年1月1日からはじめました。毎日欠かさず更新するようになって2年程度が経過しました。ブログはまさに「息をすること」と同じです。それ以上でも、以下でもありません。

 2005年頃には「ブログの鬼」だとか、「ブログの伝道士」「ブログ中高年の星」などと地方紙やローカル局の取材があったりしました。それ以降も変わりなくブログを続けています。

 ブログは自分の考え方を整理するにはとてもよい道具であり、パソコンさえあればどこでも見ることが出来、書くことができるのも良いのです。

 未だに所有していませんが、I-padなどがもう少しお安くなれば、携帯できるのでもっと便利になることでしょうから、当分辞めてしまうことはないでしょう。

 匿名での情報発信には興味がありません。ネット上での個人的なネットワークには期待していません。すぐに連絡を取り合わないといけないほど暇ではありません。

 現状ではパソコンがないとブログは書けないから、丁度ではないかと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.28

ブログは生存記録なのです

  下手な文章を毎日なぜ書き、それをブログにしているのか?
  それはわたしの「生存記録」の証であるからです。でもまだまだブログを見てくれている、かつての知り合いは少ない。わたしらの世代から上の世代は、パソコンやインターネットを敵視する世代が多いからでしょう。

 むしろ地元新聞の「声・ひろば」欄に投稿し掲載されたほうが、現状では「生存記録」になります。この現象は20年前から変わらない。いかに高知がネットの影響が小さい県であるか。地元新聞のおかげでいかに「情報化」が遅れたのかの証でもあります。

 ブログにいいところは、その場その場の感じたことや、思いをすぐに書いて、掲載できる簡便性です。それからあとから振り返ることのできる「記録」としての価値があります。ココログの会社が廃業しない限り、記録はWEB上に残ります。それがいいのです。

 文学的な才能のない文章ではありますが、今日も仕事の合間に、「寸暇を惜しんで」ブログを書いています。書くことはあくびをすることと同じで苦痛ではありません。書くうちに発見することもあるからです。そのうちいい文章が書けることを信じて、今日も書き続けます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.07.09

米国発ブログ革命を読んで

Beikokuhatubloghon
 先日知人に「米国発ブログ革命」(池尾伸一・著・集英社書房・2009年6月刊)を借りて読みました。一読して「アメリカと日本はかくもブログのありかたが違う」なとため息が出ましたね。

 日本のブログには「社会性」は殆どない。趣味の日記が多いし、全体の4割がスパム系の「迷惑ブログ」であります。アクセス数を増やすためにブログランクなどという無意味なランキングもあるようですし。全く無意味なランク。

 マルコス・モーリツャス(35歳)が運営するブログがアメリカ政界を震撼させ、民主党系の政治家が面会を熱望し、保守系の政治家が警戒する青年。

http://www.dailykos.com/

 2002年マルコス青年はブログをアップした。」当時のアメリカは2001年の「9・11テロ」でマスメディアは保守化し、ブッシュ政権の政策批判はタブーであったそうです。

 その状況のなかでマルコス青年はブログに書いた。

「戦争はぼくに死をもたらすだけでなく家族を壊し、生き残った者に傷を与える。戦争は最終手段であるべきものなのに、ぼくたちの政府を乗っ取った「軍事政権」の連中は戦争を自分たちの都合の良い政治手段として使おうとしているのだ。」と。(P16)

 その当時の心境をマルコス氏はこう述べています。

「テレビも新聞も視聴率や購読者を増やすことだけを考えて,ブッシュ政権が進める戦争の応援団に変わっていった。ジャーナリズムの定義は真実を追及することじゃないのか。ところが記者たちは政府を恐れ、リークのエサにつられ、政権の言うがままにそのまま報道するだけになってしまったんだ。反戦を叫ぶ声は完全に隅っこに追いやられてしまった。不満と不安と孤独感でいっぱいだったよ。」(P16)

 いくらマスコミが取り扱わなくても真実の声を求める人たちはいます。最初こそコメントが付かなかったマスコスのブログは注目される存在に成長していきます。

 それは民主的なしくみにブログがなっていたからであると。一方通行型の新聞・テレビと異なり、誰でも自分の意見を書き込む機能を導入した。だれでもサイト内に「ダイアリー」という自分のブログサイトを開設できる。書き込んだ内容をほかの読者が評価し、投票方式で多くの「推薦」を集めるほど人の目に触れやすい位置におかれるしくみになっている。

 トップページの左側はマルコスや数人の定期ライターの文章が置かれている。右側は一般の人々のダイアリーのページ。多くの記事の中で注目を集める記事は「最新記事」として目次に列挙されるため、どんな記事でも1度はチャンスをあたえられる仕組みだ。

 「ネットの海のなかで埋もれないしくみ」を構築したマスコス青年の功績は大きいですね。共和党上院議員が人種差別発言をマスコスのデイリー・コスに掲載されたことで落選することになりましたし。ブログの「オフ会」にはオバマ.ヒラリーなどの大統領候補まで来るようになりまし。

 アメリカは自己主張社会であるからブログの意味合いが違うなと思いした。顔を出して実名でどんどん発言する。そして評価されネットワークが広がる。

 日本はどうだ。匿名掲示板が未だにのさばっている。自分だけは安全地帯にいて、面と向かっていえない罵倒をWEBでしている。スパムコメントとなんら変わらない非生産性。その違いでしょうか。今でも嘆かわしい。

 日米の気質の差を思い知りましたね。社会運動を展開する場合も、ブログやサイトの作り方も検討する必要がありますね。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.02.23

 地方政治家のblogについて

blogharimaya 政治は遠いもの。関係者だけのもの。いゆゆる無党派層が
5割を超える日本の政治状況です。無党派は無関心という訳では
ありません。

 政党関係者ではない限り政治に関わる機会がない。きっかけ
がないといえます。従来は「紙爆弾」と言われる個別配布のビラ
が有力とされてきましたが、各種の宣伝チラシと同様でした。

 政治家がblogで自分の考え方や、議会などの報告をすることにより、
マスメディアの「フィルター」なしに本音を聞けることは良いことです。
 昨年の米国大統領選挙に時、民主党の候補者ハワード・ディーン氏が、
選挙活動で支持者の獲得にblogを活用したことは記憶に新しいことです。

 さて昨日は高知市市議会議員の竹内則男さんがblogデビューしました。

 のりすけと政治を語ろう

 番組ゲストにもきていただいています。

 武内則男さん


 昨年から高知県知事橋本大二郎さんのblogも注目されています。

 (だいちゃんぜよ)

 ゲストにも来ていただきました。

 橋本大二郎さん

 秦愛さんも高知市議会議員としては、昨年からblogを始められています。

 愛ちゃんの市議会活動日誌


 番組ゲストでも来ていただいています。

 秦愛さん

 高知県では3人の政治家のみなさんがblogを始めています。
 もっとたくさんの政治家の人たちが始められ、「政治が身近に」なれば
 良いと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.02.07

blogの師匠と先輩達

 私のblogの師匠は竹内隆志さんです。昨年の元旦に指導いただきました。


http://gyousei.cocolog-nifty.com/blog/

少し前にスタートされていたのが伊与田治彦さんです。

http://hi-net.air-nifty.com/iyota/

パソコン草の根情報化サロンと七輪サロンで有名な西岡謙一さん。
私より少し前にblogを作成されていました。

http://tigyougouitu.cocolog-nifty.com/

 いろんな人たちが師匠になっていただきました。

 感謝感激です。blogはいろんな人たちとネットワークが出来ます。素晴らしいコミュニケーションの道具です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

07高知県知事選挙 08syugin_ 2008年衆議院選挙関連 2009年衆議院選挙関係 2012年衆議院選挙関係 2012年車椅子で行く高知の観光施設 2013年参議院選挙関係 2014年東京都知事選挙 2015年雨漏り修繕工事 2015雨漏り・外壁補修工事 2016年参議院選挙 2016年首都圏遠征 2019年参議院選挙 2019年高知市長選挙 2019年高知県知事選挙 2019年高知県議会議員選挙 2019高知市議会議員選挙 2022年沖縄県知事選挙 2023年二葉町総合防災訓練 2023年東京見聞録 2023年高知市長選挙 70sai AIが作る未来 AI失業の現実 blogによる自由民権運動 blogの伝道師・blogの鬼 BMI22 bousai_ EV自動車 Eコマース・スキルアップ講座 koutikengikaigin NPO法人高知減災ネットワーク会議 SOSカード W杯カタール大会2022 おんぶらっく おんぶらっく大人用 お花見遊覧船 けんちゃんの今すぐ実行まちづくり けんちゃん1人weblog なでしこジャパン はりまや橋サロン まちづくり まちづくり条例見守り委員会 アニメ・コミック イラク派兵問題 インド映画 ウェブログ・ココログ関連 エアーボート 救命艇 カタールW杯2022年 カップヌードル。ミュージアム カップヌードルを完全食品に カップヌードルミュージアム カラー・ユニバーサルデザイン コロナ感染症療養体験 ゴーヤ栽培日誌 サッカー シニア世代の労働力 スポーツ スポーツのありかた スマホへの依存は危険 スマホ活用防災講座 スマホDEリレー スマホSOSシステム タウンモビリティ・ステーションふくねこ ダブルスタンダード チベット問題 デジタル全体主義 トラック物流問題 ニュース ハイパーレスキュー艇・シーレックス バリヤアリー住宅 バリヤフリー パソコン・インターネット ヒューマンネットワーク ピースウィンズ・ジャパン ファクトチェック ホームページによる交流 マンション自主防災会の訓練 メディアリテラシー ヤッシー西開口口テトラ投入問題 ヨット関係 リハビリ・ウォーキング レトルト玄米長期保存食 ロシアのウクライナ軍事侵攻問題 ロープワーク 三好市との交流事業 下知コミュニティセンター防災部会 下知中小零細企業BCP研究会 下知交番だより 下知交番との地域での協働 下知地区減災連絡会 下知地区防災計画 下知地区防災計画・ブロック会 下知地域内連携協議会 下知町内会連合会 下知防災紙芝居 不当要求防止責任者講習 不燃物・資源仕分けステーション 両下肢蜂巣炎 中国四川大地震 中土佐町との交流事業 事前復興まちづくり計画 事前減災対策としてのインフラ整備 事業継続力強化計画 事業継続力強化計画支援セミナー 事業継続力強化計画策定支援セミナー 二葉町ゆかりの巨匠 二葉町ゴミ問題 二葉町町内会の動き 二葉町町内会防虫・清掃活動 二葉町総合防災訓練2020年 二葉町総合防災訓練2019年 二葉町総合防災訓練2021年 二葉町総合防災訓練2022年 二葉町総合防災訓練2023年 二葉町自主防災会 二葉町防災世帯調査 五台山・市民農園 井原勝介さん講演会 交通事故防止対策 人繋がりネットワーク 仁淀川町と二葉町との交流 今治市防災士会・連合自治防災部会との交流会 今野清喜さん講演会 仙波敏郎さん講演会 企業BCP 企業の社会貢献 企業版ふるさと納税 企業BCPの策定 伊野町問題 伝える力の大切さ 低温火傷 体成分測定 価値観の違いを道める多様性の必要 偉大な日本人・中村哲さんお映画 健康・体の問題 健康問題 傷害のある方との協働 入野敏郎さんみかん園 公共交通問題 公共社会インフラの維持管理 公共財のありかた 共謀罪反対運動 内閣府地区防災フォーラム2016年仙台 内閣府地区防災計画 分譲マンション建て替え問題 前田康博さん講演会 南海地震対策 南海地震特別税 危機意識・リスクマネジメント 原子力政策 原発と核のゴミ処理場アンケート 原発災害 反ファシズム運動 叔母・車椅子来高・2014・10・18 受援力」(支援を受ける力) 口腔ケア 台風・大雨対策 台風・大雨情報 台風対策 司馬遼太郎氏の帝国主義論 吉本隆明氏・追悼文 名古屋大学室井研二准教授 品川正治さん講演会関係 嚥下障害改善食 国政問題 国語力・読解力の向上 国際問題 土佐電鉄ーごめん・なはり線 在宅介護と仕事 在日外国人との共生 地区防災計画学会・高知大会2018年 地方の公共交通 地震保険 坂本茂雄・県政かわら版 坂本龍馬像建立運動 報道関係 夜須沖からの津波避難 夜須町関係 大学問題 大阪万博問題 大阪北部地震2018 天木直人さん講演会関係 宇田川知人さん出演番組 安田純平さんを高知へ招く会関係 家庭用放射線測定器 少子化問題 岡村眞先生講演会 岡林信康コンサート 岩手日報の震災特集記事 島本茂雄さん・中平崇士さん出演 巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂浮力体 市民参加のありかた 平和・反核・護憲の社会運動 平和問題 平成天皇を称えます 平成28年度下知地区防災計画 広域地域間交流 広域避難訓練 建築物 徳島県美波町との交流 性加害問題 悪路走行可能な台車 感染症対策 憲法問題 戦争を知らない子供たちへの映画会」 戦争法案反対運動 戦争災害 手結福島・南地区自主防災会 排泄ケア(排尿・排便)の重要性 損保会社の対応 携帯・デジカメ 摂食嚥下障害 政治のありかた 政治評論 故井内市長との意見交換2023年 救命船南風 教育問題 新しいメディアの創出 新型インフルエンザ対策 新型コロナウィルス対策 新堀川市民大学 新堀川生態系保護問題 日本の裁判官 日誌風の感想 映画「六ヶ所村ラプソディー」 映画スープとイデオロギー 映画・テレビ 映画・福田村事件 春子ロス 昭和南海地震の記録 昭和小学校・防災じゅぎう 昭和小学校防災学習 暴力追放運動 書籍・雑誌 有機農業の支援 朝鮮半島問題 木質バイオマス地域循環システム 村上肇さんWEBセミナー 村上肇氏BtoBセミナー 東京五輪・パラリンピック2021 東京五輪・パラ五輪の在り方 東京近辺見聞録2013年 東京近辺見聞録2014年(1) 東京近辺見聞録2015年 東京近郊見聞録2010 東京近郊見聞録2011年 東京近郊見聞録2012年 東北被災地ツアー2015年 東北被災地交流ツアー2005 東日本大震災の被災者の皆様との交流事業 東洋町サポーターズクラブ 核融合発電 横紋筋融解症 橋本大二郎さん出演番組 橋本県政16年の検証 橋本県政16年の総括 歩いて見る高知市 歯の健康維持 歴史の宝庫新堀川 歴史問題 死生観・終末観 母ショートスティ 母・デイケア 母・春子の供養 母・春子の健康情報 母・春子の在宅介護日誌 母・毛山病院入院2017 母・西村春子介護日誌 母入院・細木病院 母入院2022年 母春子の供養 母春子の逝去 母春子を支援いただいた皆様へのお礼状 気象庁情報の正確な伝達 水道管凍結防止対策 沖縄ー高知の交流 沖縄基地問題 沖縄返還50年 沢山保太郎東洋町長出演 河瀬聡一郎さん講演会 津波浸水仮想救助訓練 津波避難ビル巡り2023 津波避難施設について 浦戸湾三重防護整備 海からの高台への津波避難 海での防災対策 浸水地区に救命艇 浸水対策備品 漫画文化 災害ボランティアセンター 災害大国日本 父・いずみの病院 父・日赤・ICU 牧野富太郎さんの偉大さ 牧野富太郎と植物 献血定年 献血時血液検査表 環境問題 田辺浩三さん映画会(小夏の映画会) 町内会資源・不燃物仕分けステーション 略奪文化財の返還問題 発泡スチロール板 白内障と眼病の治療 目の治療とメンテナンス 県内大学防災サークル 県地産・地消課 県教育委員会学校安全対策課 県立大学地域学概論 真備町関係者との交流 硝子体切除術 社会問題一般 社会思想問題 社会運動 神戸市長田区鷹取との交流 神戸市長田区鷹取東地域との交流 福井照 福井照さん出演番組 福祉の問題 福祉事業所との防災連携 福祉防災に学ぶ 私の腰痛 空のあんちくしょう 窓ガラス飛散防止講習会 紙媒体二葉町防災新聞 経済・政治・国際 経済問題 統一教会問題 老木は危険 耐震偽装問題 聴覚障害者との情報共有 脂質異常症 脱水症対策 脳ドックと脳トレ 脳幹トレーニング 臨時情報 自然エネルギーの活用 自然地形の高台 自然災害と経営責任 自衛隊の救助訓練 芸能・アイドル 芸術・文化 若者支援事業 蓄光塗料 西村吉正・春子服薬・食事情報 西村吉正・死去後の動き 西村吉正1周忌・3回忌 要支援者用食材 観天望気・日常観察からの天気予報 訪問看護 認知症機能検査 認知症症候群について 認知症重度化予防実践塾 誤嚥性肺炎対策 講演会・研修会 講演会・講習会 超高齢化社会の厳しい現実 超高齢者の事前減災対策 趣味 路上詩人はまじさん 近江商人の先見性 連合赤軍と新自由主義の総括 過脂肪体質 遠地津波 避難所の食事の問題 都市再開発 都市論 錆を防ぐさびのある話 閖上だより 関東大震災から100年 関東大震災後の朝鮮人虐殺事件 阪神大震災20年慰霊と交流 防災備品整理棚 防災問題 防災対策 防災紙芝居 防災紙芝居プロジェクト 防衛問題 阿部晃成さん講演会 陸上自衛隊手漕ぎボート 雛人形の展示 雪道対策 非常備蓄用ミキサー粥 靴底消毒 音楽 音楽文化 飲料水の備蓄 高レベル廃棄物問題 高知の根源・由来を考える 高知の観光 高知シティFM 高知シティFM「けんちゃんのどこでもコミュニティ」 高知シティFMけんちゃんのどこでもブログ 高知シティFM最終収録 高知大学防災すけっと隊 高知学研究所 高知市みどり課 高知市地域コミュニティ推進課 高知市政問題 高知市津波SOSアプリ 高知市社会福祉協議会 高知市長との意見交換会・資料2015年 高知市長期浸水救出計画020年 高知減災ネットワーク会議 高知県政ぷらっとこうち問題 高知県政問題 高知県民マニュフェスト大会 高知県物産公社構想 高知県立大学との協働 高知県議会立候補者への公開質問状 高知県高校生津波サミット 高知県高校生津波サミット学習会 高知県高校生津波サミット2023 高知蛍プロジェクト 高知警察署下知交番 高知青年会議所70周年 鵜の目鷹の目 2006年白バイ・スクールバス衝突事件 2010年参議院選挙 2014年東京・横浜出張 2014年衆議院選挙関連 2015年叔母北海道より車椅子の旅・高知 2015年県議選・市議選 2016年熊本地震 2017年衆議院選挙 2018年沖縄県知事選挙 2021年衆議院議員選挙 2021年衆議院選挙 2022年参議院選挙 2023年参議院補欠選挙 2023年徳島・高知合区参議院補欠選挙 2023年県議選 2023年高知市議選 3・11ミニ慰霊祭 70歳のスタート A型RHマイナス血液型 SUP同窓会2023年