けんちゃんの今すぐ実行まちづくり

2008.12.31

2008年ー今年の重大ニュースとは?

 自分にかかわりのあることで2008年の重大ニュースとはなんであったのか?振り返ってみたいと思います。わたしはあまり後を振り返るタイプではないし、どんどん先へ行くタイプなので「思い出」は得意ではない。それでも考えてみます。
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1)高知シティFMの番組が、8年8ヶ月目でついに終了。(11月)
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2)1年半ぶりに番組出演者・関係者交流会を実施(12月18日)
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3)ヨットで肋骨にひびが入る。(12月23日)
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4)猛暑の7月にエアコンなし生活をTBSテレビが東京から取材に。(7月17日)

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5)お墓を建立(8月31日)

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6)知事・市長と同席して高知青年会議所のフォーラム出席(9月7日)

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7)地元自主防災会で神戸市長田区鷹取町内会を訪問(8月・10月)

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8)パソコンが相次いで3台クラッシュ。(6月)
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9)地元自主防災会が防災倉庫を設置(2月)防災マップ作成(2月)炊き出し訓練実施(3月)

10)国政を担う福井照衆議院議員、橋本大二郎前高知県知事とラジオ番組で対談。対談内容をサイトに作成(6月から9月)

 福井照さん

 橋本大二郎さん

まだまだありますが、とりあえずはこのへんで。来年もまたよろしくお願いします。

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2008.12.29

朋あり遠方より来る、また楽しからずや

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  今週号の週刊ポストの59ページにいいことを書いていますね。カリスマコンサルタント(?)の宋文洲氏の記事です。表題は「モラルなき経済乱世は「論語」の知恵で乗り切れ。とあります。

 記事では「格差社会の底辺にいた孔子が苦難のなかで磨いた名言に学ぶ」とあります。

 60Pに「人の己を知らざるを患えず、人の知らざるを患う」(人から認めてもらえないことを嘆く必要はない。むしろ他人の真価に気づかない自分の方こそ責めるべきだ。)というのは、心底そう思いますね。

 「こんなに懸命に努力しているのに評価されない」と腐る暇があったら、他人の真価を見極める目を持とうということでしょう。高知シティFMでの8年8ヶ月の番組制作の体験は、このことを実感し実践してきたと思います。高知には素晴らしい人材がいるのに、この危機の時代に活用されていない。それがとても残念であると思いました。

 自分はそうした素晴らしい人たちを「発見」するために、存在していたのではないか。最近そう思うようになりました。
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 「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」(心の通う合う友が遠路もいとわず、たずねてくる。なんとも楽しいことではないか。」

 記事では「10年ぐらい遠く離れて暮らし、連絡も取っていなかったのに、会えば、その瞬間からあたかも昨日別れていたかのように無言で酒を飲み交せる関係それが孔子の言う「朋(とも)の意味でしょう。(P62)

  いつも一緒に連れだって、飲んで愚痴を言い合っているのは真の友人ではなく「烏合の衆」とも言い放っています。週刊誌の記事ですがなかなかいいことを言っていると思い取り上げてみました。
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 番組出演者交流会はまさしくそういう数少ない場でした。

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2008.12.19

第9回番組出演者交流会が開催-

 12月18日(木曜日)午後6時半より高知大丸東館6階にある土佐水木にて、「第9回番組出演者交流会」が開催されました。
 今回の開催は高知シティFMの朝の番組枠が11月末で全廃されたため、それまで担当していました、大西みちるさん、笹岡和泉さん、冨山秋桜里(しおり)さんとけんちゃんの合同主催した交流会として企画されました。
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(今回は番組制作者4人が主催させていただきました。)

 私の場合は2000年4月の高知シティFM開局以来、8年8ヶ月も番組を制作し、出演し、まとめてきた個人の歴史もあります。

けんちゃんの吠えるウォッチング」2000年4月~2003年3月

けんちゃんのどこでもコミュニティ」2003年4月~2006年3月

けんちゃんのどこでもブログ」2006年4月~2008年3月

けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」2008年4月~2008年11月
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(吉村領さんの乾杯の音頭のスピーチの様子です。)

 まことに残念なのは師走の半ばの時期に開催ということで、集まりが悪いのがとても残念でした。懇親会が重なっていたり、行事と重なっていたり、泣く泣く欠席された皆様がとても多数いました。

 それでも60人の参加がありました。今までの8回の開催と異なり、初めて屋内の懇親会でしたので、また雰囲気が異なりました。料理や飲食を提供いただきました現代企業社の皆様には感謝申し上げます。お金の計算や後片づけをしなくていい交流会は始めてでしたし。
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 懐かしい顔、初対面の人。なんの制約もない正真正銘の異業種交流会ですので、参加者の皆様は交流を深めました。お酒を飲む人も、飲まない人も楽しんだ交流会でした。
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 実に面白い「異様な」交流会であったことをご報告申し上げます。
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 プロジューサーの戸田健史さん番組の編集作業ありがとうございました。
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 懇親会の司会進行は。しおりさん。お疲れ様でした。
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 惜しまれつつも閉会。閉会の挨拶は香南市から来られました林道夫さんです。それから各自2次会へ。私は野中弘二さん、秦愛さん、西田政雄さんと一緒に行きました。午前2時過ぎまで痛飲しておりました。

*笹岡和泉さんのブログ記事にも番組交流会がアップされています。

  けんちゃんのどこでもコミュニティサイトには写真が多く掲載された番組交流会の様子をアップしました。

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2008.12.05

沖縄の先行事例を見習うべき

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(東京銀座にあるわした銀座店)
高知県は県議会へ提出する議案のなかで「都心ショップに調査費」計上、「地産外商」のアンテナ・ショップを21年度内に開設、年間100万人の来客をめざすとあります。

 沖縄県の成功事例を研究すべきでしょう。設立時が県商品計画機構と同時期であった沖縄県物産公社。わしたショップとして全国7店舗と通販を展開しています。特筆すべきは開設時から東京銀座に月600万円の家賃を支払い、わした銀座店を開店、成功させたことです。

 最大の功労者である宮城弘岩氏(沖縄物産企業連合会長)は「新宿や池袋でなく銀座でなけれいけない。東京で1番の裕福層に支持されなければ、東京直販店は絶対に成功しない。」と言われました。銀座店は現在200坪。月1200万円の家賃を支払い順調に発展しています。

 「沖縄の米軍基地経済規模は1500億円。わしたと物産企業連合の取引規模が1000億円。まもなく基地経済を追い抜くだろう。沖縄県内700の小企業や生産者にはなくてはならないしくみ。国に依存せず地域が誇りをもって生きるにはこのしくみしかない。」と宮城さんは言い切りました。

 県は特別顧問として宮城弘岩氏を三顧の礼で招聘し、都心ショップの展開事例を学ぶべきでしょう。それが成功の1番の近道であると私は思います。
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(わした銀座店内の様子)

 参考記事 わした銀座店について
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2008.11.28

高知シティFMを「卒業」しました

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(シティFMの番組の最終会のゲストは宇田川知人さんでした。)
 8年8ヶ月していた高知シティFMでの番組がついに今日で最後になりました。「けんちゃんのいますグ実行まちづくり」11月28日放送で終わりです。

 ラジオ番組制作が「生活の1部」になっていましたし。これからは生活習慣が大きく変りますし。今後の夢を考えてみました。

 これからやってみたいこと

 夢は多くあったほうがいい。当然1人では実現不可能なものが多い。住むのは地方の高知でえいと思う。海も川も山も近いことですし。

1)高知県物産公社の設立と展開

 アンテナショップや産直ショップなどのちゃちな店舗ではなく、首都圏に高知の「安心・安全な農産物・加工品」を販売する事業所をこしらえます。

2)安心・安全な地域の高齢者憩いの家の建設

 自分の住む地域で生涯をすごしたい。その施設は地域に雇用を創出し、コミュニティになり、耐震性のある建物は南海地震時に地域の避難拠点になりうる。

3)都市問題研究所の設立と展開。

 環境共生型都市を実現するためのシンクタンク。同時に行動委員会でもある。

4)情報発信・複合総合メディアをこしらえる。

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5)自然共生型スクールを海・山・里山にこしらえる。

 不満を形にする(犯罪)ではなく、夢を形にしたいものです。

 やりたいことは一杯ありますが、少しぼんやりします。年末・年始は仕事もせわしいし。不況で大変ですし。専念します。

 正月休みに考え、年明けから稼動しようと思います。
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2008.11.23

高知のこだわり産物を世界に売る作戦は? 11月28日(金)

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西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは、こうち暮らしの学校の店長をされている宇田川知人さんです。

 宇田川さんは、高知へ来られる前は情報関連のお仕事をされていました。首都圏という大都市部で仕事をされておられました。都市部の人たちの生活には熟知しておられます。

 大都市部の人たちと、高知のような地方都市の人たちのライフスタイルはどう違いますか?なにか感じられることはありましたか?

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宇田川 そうですね。高知市内と限ると。今は情報が行き届いていますし。県外資本の店舗もできていますし。正直言いまして格差は感じません。
 ただ高知へ来て不思議だな。と思ったことがあります。「行動範囲が狭い」ことですね。

 首都圏に住んでいますと通勤時間は1時間、1時間半は当たり前です。私も実際神奈川の実家から東京のオフィスまで通勤は片道2時間かかっていました。ですからどこどこへいくのは、そこまでが遠いとか。近いとか言う感覚が都市部とは違いますね。

西村 わたしも関西と関東でサラリーマンをしていましたのでわかりますね。電車とか鉄道網が大都市部は発達していますし。1時間半ぐらいなら平気でいきますし。

 高知で1時間半でいくと高知から高松まで行くレベルになりますし。特急電車でいくと料金もかかるし、車でいくとたいそいし。どうしても出不精になりますね。
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宇田川 そうですね。高知暮らしの楽校が塚の原で開店したときに、おびさんマルシェとかで販売するときに、塚の原で販売しているんですよ。とか言いますと「遠いね」とか言われてしまいます。

 聞きますとたかが4~5キロぐらいの場所なんですね。そんなに遠いのかなというのが感覚ですが、何人にも言われましたし。

西村 たぶん車を活用している人と、そうでない人の感覚の違いもあるでしょうし。バスで行って乗り換えてとなると。塚の原へ中心市街から行くのは遠いとは思いますね。自転車でいくのも4~5キロは社会人には遠いのかなと思われますね。

宇田川 本当に不思議に思いますね。そのあたりは。

西村 高知の強み、良さ。宇田川さんは高知のどういうところをPRされたいと思いますか?
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宇田川 わたしは初めて高知へ来たときですが。それまでは高知は海のイメージがありました。南国で海のイメージで、鰹と坂本竜馬とゆずみたいなものでした。
 関東の人はわたしとだいたい同じようなイメージをもっていると思います。

 でも高知はとても広いです。山間部で山を越えると谷があり、また山があり谷がある。関東の感覚、そうですね自分は神奈川県西部のほうでしたから、山梨、長野も含めた変化というか土地の豊かさが高知にはあります。

 もちろん海の魚も美味しい。山のいろんな地域ごとに独自の文化。食文化ですとか。というのが共通する文化の共通点が豊かさです。そういう部分を伝えていきたいと思いますね。

西村 インターネット通販も手がけられていると思います。おかまいない範囲で将来構想をお聞かせください。

宇田川 現状ではただページをこしらえている程度です。ゆくゆくはポータルサイト的な感じにして、地域の情報やお知らせをして。そこではこういう産物がありが買えますよ。という情報も含めたサイトをつくっていきたいですね。

西村 わたしの会社のサイトは「錆対策」「防錆塗装」という専門的な領域のサイトですが全国各地から問い合わせがあります。また電話もかかってきます。
 高知県のまるごと販売サイトであれば、アクセス数は桁違いに多いでしょうし、注目度が全然違うと思いますね。

 県のサイトとか観光のさいとも全然面白くないし、ほしい情報がほとんどありませんし。なんか見ていましていらいらします。
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宇田川 そうですね。地域に対する関心が昔よりたかくなったのではないかと思います。さぬきうどんのブームとかありましたね。
 私のなかでは高知もそうですが、四国をいろんなサイト、情報サイトって全然充実度がないんですよね。

西村 なんかずれているんですね。ほしい情報がないんですね。

宇田川 わたしはそこが穴場だと思いますね。だから高知からはじめて、ゆくゆくは四国のポータルサイトを計画しています。東京にWEB会社をしている友人がいます。そこと今水面下で話をしています。
 
 わたしは13年間高知へ通い詰めましたし。四国の各地も行き増した。旅行者としてはあちこち行きましたね。その観点から見ますとほしい情報は既存のサイトにはありません。

西村 それはそうであると思います。いとこが定年で東京のマンションを引き払いUターンで戻って来ました。退屈していたので中島健造さんを紹介しました。そしたら週に2回間伐ボランティアへ行きだしましたし、いの町成山の棚田栽培にも通いだしました。

 東京では体を動かすことが少ないのでということで、嬉々としてしていますし。
 こうち暮らしの楽校とはりまや市場で「お薦め品」「ギフト」はありますか?
 評判の良い商品があればお知らせ下さい。
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宇田川  お奨め品はたくさんあります。どれかというのは難しいところもあります。時期にもよります。まずはフルーツ系です。

 新高梨。これからは出てくるフルーツ・トマト。フルーツ・トマトは農薬を使っているのでうちでは取り扱ってはいませんが・・・。農薬の使用量がすくないものがあれば扱いたいとは思っていますが・・。

 かんきつ類がいろいろ高知はでてきます。関東ではかんきつ類といいますと、みかんとかグレープフルーツとか、種類が少ないです。高知は、四国はすごくかんきつ類の種類が多いです。という印象を受けたのもはじめて高知へ来たときの実感でした。

 そういったものもギフトとしてはお奨めです。

 もう1つは郡部地域で作っていいるこだわりの食品であるとか。そうしたものをお好みで選んで、いろいろと詰め合わせていただきます。送ることもできますのでご利用ください。

 なかなか東京では見かけない、高知市内でもみかけない品物もいろいろあります。郡部でつくられているこだわりの品物を各自で選んでいただいてつくっていただく。一番良いと思います。

 また声をかけていただきましたら、こんなのがお奨めですよ。と言いますので気軽に声をかけてください。
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西村 高知の「安心」「安全」にこだわる商品は今現在で何品目ありますか?計画ではどの程度まで増やせそうでしょうか?

宇田川 そうですね。今はおそらく500品目を越えているでしょう。もちろんまだまだ増やすつもりでいます。増えるものもあれば、正直減るものもあるでしょう。

 時期により変わるものもあります。まだまだ発掘しまして、増やしていきたいと思います。皆さんに楽しんでいただきたいと思っています。

西村 高知の産品は「ロットが小さい」と言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?また「想定外」の品物はありましたか?

宇田川  ロットが小さいというのはおっしゃるとうりです。先ほども申し上げましたが郡部でつくっているものはロットが小さいです。なかなかうちが頼んでも1回で持ってきてくれません。限られています。

 でもそれが手作りのよさや、こだわりであると思っています。そういう意味では大きくはなかなかできないのですけれども集めていくことも必要です。

 あと想定外のものと言いますと、私の出身である神奈川県西部の小田原があります。あのへんでもありますが干物ですね。あじやさばなどですが、高知ではにろぎやひめいち、であるとか小魚の干物がありました。かますの小さいのやこ鯛もありましたし。

 そういうのは関東にはないと思いました。

西村 高知暮らしの楽校の狙いは「高知まるごと百貨店である」と以前松田高政さんにお聞きしたことがありました。今後も品数はどんどん増えていかれていますか?

宇田川 徐々に増やしていきます。「まるごと百貨店」と名乗るにはまだまだ足らないものがたくさんあります。できる限り、くらしの楽校やはりまや市場に来たお客さんが、そこで買い物が済むようなお店にしたいです。

 そのためには今ないものを、こだわりのものを探していきたいと思います。
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西村  宇田川さんは高知に定住される前から高知県のいろんなところへ行かれておられるので、高知の情報はお持ちであると思います。なかなか高知から情報を発信できていないようにも思います。サイトなんかも満足できませんし。

 将来構想として「まるごと百貨店」と言うのであれば高知の情報をもっともっと発信するようなことも考えられているのでしょうか?

宇田川 そうですね。高知にはいいものがたくさんあります。でも知られていないものもたくさんあります。それを伝えていく。その手段としてインター・ネットもそうです。

 インターネットが手軽に広く情報発信ができます。今皆さんが知らない、でも結構知りたいと思っている情報はたくさんあると思います。そういう情報を広く発信していければと思っています。

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(お知らせ)

 今回をもちまして「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」は終了いたしました。高知シティFMの開局とともに市民番組製作者とスタートして8年と8ヶ月。皆様本当にお世話になりました。

*関連記事

ありがとう高知シティFM

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2008.11.21

ありがとう高知シティFM

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 11月19日の午後7時から、高知シティFMでの朝の番組の最後の収録が行われました。2000年の4月にスタートして以来(収録は3月から)、8年9ヶ月も高知シティFMでの番組を制作し、出演し、個人のホームページやブログなどでまとめてきました。

 「どこでもパーソナリティズ最終出演は、高知シティFMにて11月24日から27日の午前8時から30分の時間帯で放送されます。是非聞いてください。)
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(けんちゃんの吠えるウォッチング時代のお相手は細井春菜パーソナリティでした。)
 単なる高知市の1市民でありながら情報発信の機会を与えていただいた高知シティFMには感謝です。思えば2000年からの1年間は放送原稿の作成はポータブル・ワープロでしていました。当時はパソコンが使えませんでした。
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(番組制作に使用した資料集の数々。調査したり、自分で書いた放送用原稿であります。)
 私自身も番組が1年を超えて継続するとは思いませんでした。放送は「1瞬のうちに消え去る」ので、なんとか記録に残したいと言う思いで、懸命にパソコンを習い、ホームぺージの作成を習い、ようやくマスターし、番組対応ホームページをこしらえました。

 けんちゃんの吠えるウォッチング

 局側のパーソナリティさんが夕方の番組に移動したため、番組内容を変更し、2003年4月から「けんちゃんのどこでもコミュニティ」として始めました。この番組は「前向きに活動している人」をスタジオにお招きし、私が聞き手になって、その人たちの世界を大いに話していただくという番組でした。
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(収録でスタジオにはいろんな人たちが来られました。wind of peaceの皆さんです。)
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2003年度のミス・マーメードやマリンフェスティバルYASU実行委員会の皆様です。)
 ホームページ作成に自信がついたことでしたので、またまた今思えば「無謀で大変な作業」をしました。水曜日に収録したゲストの収録テープを(1週5回分)を自宅に持ち帰り、就労後と休日に「テープ起こし」作業を行い、自分のホームページを作成しました。
 いろんな立場のゲストの皆様に出演いただきました。

 作業は大変で収録テープを聞いてテキストファイルにする作業時間がだいたい5回分で約5~6時間。ホームページに仕上げる時間が約3時間かかりました。月曜日夕方には次の週の収録予定者に質問・やりとり表を送付します。次の週の水曜日には次のゲストの収録があります。(そのあたりの悪戦苦闘ぶりも今は懐かしい日々でした。)
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 ホームページ作成の「錯乱」

雛形づくりも結構大変

 その作業(番組対応サイトづくり)は3年間やりました。今思えば「クレージーな3年間」であったと思います。さすがに6年間も週5日番組作成に疲れがでましたので、大西みちるさんと笹岡和泉さんという各方面の市民活動をされている若手に「けんちゃん番組枠」を譲りました。

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(2006年2月の第7回番組出演者交流会。6年間の番組を「卒業」させていただきました。)

 MCが若返り独自の番組を制作され大好評でした。2006年3月末で私としては「引退」する予定でしたが、金曜日枠が残りました。週に1回番組で2年間「けんちゃんのどこでもブログ」という番組を制作し、出演させていただきました。(当時は「ブログ中高年の星」などと地元メデイァなどで取り上げられていまして、ブログサロンもしていたこともありましたので。)
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 大西みちるさんの後継でとみやましおりさんが番組を引き継がれ、好評でした。

 しかしながら番組編成がありまして高知シティFMから朝の番組放送枠がなくなりました。それで大西みちるさん、笹岡和泉さん、とみやましおりさん、と私ことけんちゃんが4人で朝の番組枠担当者で最後の収録をした次第です。

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(笹岡和泉さんも最近は「絶好調」でした。)

 始まりがあれば終わりがある。高知シティFMでの番組制作と出演は私の「生活の1部」でした。世間が広くなり、いろんな人を知り、またパソコンも取得できました。本当に高知シティFMの関係者の皆様、出演者の皆様、リスナーの皆様、ホームページやブログの読者の皆様ありがとうございました。

 番組のおかげで普通は考えられない広い範囲のいろんな分野のネットワークが広がりました。
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2008年9月7日には高知青年会議所主催の「まちづくりシンポジウム」に高知県知事、高知市長と一緒にパネラーで出席しました。そのときの私の肩書きは「高知シティFMけんちゃんの今すぐ実行まちづくり」です。

 8年8ヶ月させていただきましたラジオ番組での情報発信は終了いたしましたが、今後は市井の1市民として様々な形で情報発信をしていこうと思います。

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2008.11.20

速報 朝の番組は終了いたしました

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 高知シティFMでの朝の番組枠(AM8時~8時30分)の番組担当者である笹岡和泉さん、とみやましおりさん、大西みちるさん、とけんちゃんの4人が始めてAスタジオに揃いました。
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(しおりさん番組は短期間で終了。残念です。)
 実は高知シティFMの番組編成があり、12月から朝の番組枠がなくなります。そういうことで、番組製作・出演者4人と高知シティFMの戸田健史さんとで最終収録を11月19日にAスタジオで行いました。
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(いずみさん最近は「絶好調」でしたのに。終了は残念)
 私は2000年4月の開局時に「けんちゃんの吠えるウォッチング」で放送が始まり、「けんちゃんのどこでもコミュニティ」「けんちゃんのどこでもブログ」「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」と番組を制作し、出演し、サイトやブログにまとめてきました。かれこれ8年8ヶ月も関わりがありました。関係者の皆様お世話になりました。
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(みちるさん。アートで多彩なゲストは1境地を切り開かれました。)
 笹岡和泉さんは2年8ヶ月。大西みちるさんは2年2ヶ月。とみやましおりさんは6ヶ月の間番組を制作し、出演されました。
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(戸田さん2003年以来大変お世話になりました。)
 朝の番組が終了するにあたり、関係者5人で来週の11月24日から27日の「しおりのどこでも・トラットリア」で放送されます。是非聞いてください。
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2008.11.16

あるべきファーマーズ・マーケットとは? 11月21日(金)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは、こうち暮らしの学校の店長をされている宇田川知人さんです。

 現在有機農家との契約されていると思いますが、高知県下何軒の農家と取引されているのでしょうか?

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宇田川 現在は30軒の生産農家と取引をしています。今店を始めましていろんな反響がありまして、更に出荷したい。と言ってこられる生産農家もあります。


西村 有機野菜は天候に左右され、また農薬や化学肥料を使用しないので、労力がかかり、そのわりに収穫量が多くありません、。どうしてもコストは高くなります。
 お店のお客さんはそのことを理解されているのでしょうか?
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宇田川 もちろん理解されている方もおられます。また「なんで高いの?」と言われるお客さんもいらっしゃいます。
 なるべくお客さんには理解いただくようにお話はします。実際「有機栽培野菜は手間隙がかかって、生産量が少ないですから、高くなります。」と説明しましても、「それはわかるけれども高いね」といわれる方もいます。

 まだまだ十分に理解されているとは 思いませんけれども、今後はいろんな形で理解していただくように努力していくことがはりまや市場なのかなと思います。

西村 また1つの事例です。アメリカなどでは消費者側が先にお金を集め、有機農家に事前に支払っています。そういう仕組みをこしらえれば、有機農家も安心して栽培するので、有機農家は育つのではないのでしょうか?
 消費者出資制度(?)のようなしくみはいるのではないでしょうか?
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宇田川 私個人としては、そういうしくみには消極的です。いわば棚田オーナー制度のようなものですね。果樹園でも果樹オーナー制度のようなものでしょうか。そういう限定されたものについては、現状もうまくいっているというところでしょうか。うまくいっていないところもあるようですし。

 まずどれだけ消費者側がお金を出してくれるひとがいるのか?というのが1つです。有機野菜ですから天候によって収穫量が左右される。必ず消費者側が出資した期待量の収穫が上がるのか。天候状況によっては収穫量が少なくなるということなどお知らせするようですが、たぶんそのとき事前には納得しましても、実際にそうなったときに納得するかどうかです。

 なかには結構批判も出てくるようですよ。ですからすべての農産物について、出資してそれを買い取るというしくみでは、現状では規模ろして大きくなれるのか。疑問をもっています。

西村 今の現状ですか、30軒の生産農家相手では難しいところでしょうか。

宇田川 難しいと思います。出資制度でお金を集めたとしても30軒の農産物を1年間、何世帯分、何家族分できるのか。そう考えると現状それで出資金をとるとすれば、相当の金額を出資していただかないといけないですね。

 アメリカの農業は大規模ですからね。日本の農業と大陸の農業はぜんぜんちがうのではないでしょうか。むこうの農業は「水やり農業」なんですね。いかに農産物に水をやるのかが重要なのです。

 日本の場合は「草取り農業」なんですね。もともとアメリカなどは水が少ないので、害虫や雑草も少ないところなんですね。
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(草引きは大変。井上いごっそ農園のブログより転載)
西村 そうですね。カルフォルニアの農業は雪山からパイプラインで水を引っ張ってきますね。大規模スプリングラーで水撒きしていますね。雨が降らないから雑草もはえません。

 ほたくるとすぐ砂漠化してしまいます。そういう農業と高温多湿多雨の日本の農業とは違いますね。有機栽培もアメリカの場合は規模が大きいと思いますね。

宇田川 そうであると思いますね。

西村 わたしの構想は「市民農園」の応用版ですね。市民が野菜作りをしますが、有機栽培農家の人が指導にくくとか。農地を市民に貸すとか。
 はりまや市場や暮らしの楽校が介在してあげて、オーナー農園主を増やすという観点で、いいのかなとも思いました。

 また3)とも関連していますが、生協のように会員を集め、出資してもらう仕組みは考えられないでしょうか?
 その資金で有機野菜栽培農家を育て、安心・安全な野菜をはりまや市場が認定し、その野菜は全額買い取る。理想ですがそうなれば、消費者も安全であると思います。

宇田川 もちろん生協のようなシステム。それを求める人もおられるでしょう。それも必要かなとも思います。
 わたしが事業をする上ではそういうしくみをとるつもりはありません。
 なぜならと申し上げますと、生協の会員の場合はどうしてもお客さんが限定されてしまいます。それが1つです。

 基準が一部のこだわった生協もありますが、基準がかちかちしていて、製品として画一化しているのがちょっと楽しくない。わたしにとっては楽しくないですね。

 農家の方の個性は出していただきたいのです。

 もい1点は、先ほど言ったように、「わたしは有機の野菜を買えるのが当たり前」風になっていただくのが夢です。目標です。
 どちらかといいますと普段使いで買うお店。それを目指しています。

 わたしとしましては生協のようなしくみ。それはそれでありであると思います。わたしのような変わり者がいてもいいのではないかと思います。
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(有機農園。井上いごっそう農園ブログより)
西村 モデルとなる事例や、目指しているしくみがあればおかまいない範囲でお話下さい。

宇田川  そういう意味ではモデルというか、現状にあるモデルでこれに近づけようであるとか。それを目指そう。というのは正直ありません。

 またただ新しいしくみをつくるという意欲だけはあります。広い意味での「地産地消」を進んでいます。それは重要です。

 まずは地産地消を確立するのが1つです。またそれを他県であるとか首都圏での展開をしていく。そういうような段階を踏んでいきたいと思っています。今はお話できるような具体的なしくみはまだないですね。

西村 これは戯言のような話かもしれません。「健康ファンド」のようなしくみも必要であるかと思います。銀行や証券会社との提携は将来必要かもしれません。

 どうせお金を預けるなら世の中のためになりたいという奇特な資産家もおられるからです。そんな人たちからお金を集めます。間違いない野菜は届けますよ。利子は野菜ですよとか。お天気相手ですので収穫の増減は当然あります。野菜を食べていただければ、あなたの健康は保障しますとか。

 そのあたりはいかがなものでしょうか?

宇田川 実は高知へ来る前は会社員でした。株式市場や、資本市場に近いところで仕事をしていました。興味はありますね。
 現状でもSRIという社会責任投資もありますね。こういった食の分野での「安心・安全」のようなことがあっていいんだ。と思っています。

 今後恐らく出現するのではないかとも思います。
 ただ現状ではファンとということになりますと資金を集めないといけません。100億とか200億とか、100億単位にならないといけません。ファンドとしてのうまみがないのです。それぐらいの単位でなければです。

 それぐらいあつめないとファンドとしてもうまみというか魅力はないからです。それぐらいの規模でないと引受会社が現れないと思います。

 現状の有機栽培農家の生産量や販売量であれば、ファンドにはなりません。

 また高知県だけでファンドをつくるというだけでは、恐らく天災などが合った場合は損害をこっとり蒙ることがあるでしょうし。
 そういうリスクの可能性があるので、高知とは違う県の農産物をリスクヘッジをかけたような形での有機農産物のなかで、トータルのファンドはあるのかなと。

 わたしも1時期そうしたファンドの構想をもっていました。

西村 そうしますと全然可能性がないと言う話でもないのですね。将来は可能であると。やれる可能性はありますね。

宇田川 あると思います。わたしは第1号でなにかしらの関わりを持ちたいと思います。

西村 自然エネルギーとか森林とかも含めたファンドは可能ではないのでしょうか?

宇田川 環境というファンドは可能でしょう。エコ・ファンドのようなものは。むしろ「ナチョナル・ファンド」でしょうか。

西村 高知では家可能であると思いますね、太陽光発電、風力発電、水力発電、木質バイオマス地域循環システムであるとか高知はありますし。それに有機栽培農産物を加えファンドをこしらえる。

 まさに石油など化石燃料を使用しない農業ですし。従来型の石油製品だらけのハウス園芸のように石油価格の高騰のリスクはありません。天候のリスクはありましても。

 そういう天候のリスクを折込み済みでファンドであると。

宇田川 普通の株主の関連投資でもいろんな銘柄に分散して組みますね。大きな台風が来てそのあたりの農地が壊滅すれば目も当たりません。それではファンドはできませんね。

 ひじょうに奇特な大金持ちの人が出資する。10年に1回ぐらい50億ぐらい損してもいいとか。

 小規模であれば個人的な奇特な人を集めて2~3億出すからやりなよ。というのはあるでしょう。それは定着はしないでしょう。その人頼みですね。個人が人にほれ込んで出資することはあったとしても一般的なファンドになるのは難しいでしょうし。

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2008.11.09

先進国神奈川から過疎地高知への移住の理由は? 11月14日(金)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは、こうち暮らしの学校の店長をされている宇田川知人さんです。
 宇田川さんは神奈川県のご出身。こうち暮らしの学校の校長である松田高政さんは大学の後輩であるそうです。

「日本1豊かな神奈川県」から、数字の上では「日本1貧しい高知県」への移住。高知の何が宇田川さんを動かしたのでしょうか?今日はそのあたりをお聞きしたいと思います。

 神奈川県は私も学生時代と社会人新人時代に、合わせて6年住んだことがあります。また子供が神奈川の大学へ進学したこともあり、10年ぐらい関わりがありました。個人的には第2の故郷という感覚があります。
 東京に近く、大企業もあり、経済的には豊かな地域。横浜や鎌倉は歴史もあり、高知とは規模が違います。

 高知はどういうところで宇田川さんにとって魅力であったのでしょうか?

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宇田川 なかなか答えにくいところはあります。もちろん出身の神奈川県を愛しております。さきほど話がありましたが、こうち暮らしの学校の校長をしている松田高政君が大学の後輩であり、大学時代に仲良くなって、松田君が卒業して高知へ帰るということになりました。

 高知どころか四国へも行ったことがなかったので、1度高知へ行って見ようか。一緒に来ました。私も松田君もお酒が好きですので、まず最初はお酒から入っていきました。高知のおいしいお酒とおいしい魚を食べて、そこで高知が気に入りました。

 それ以来年に4~5回高知へ遊びに来るようになりました。そのたびにいろんなおいしいものを食べてお酒を飲んでいました。その当時は松田君は地域づくりのコンサルタント会社に勤務されていました。仕事でいろんな地域との関わりを持っておられました。
 
 一緒に高知県下の市町村を案内してくれたこともありました。わたしは食べ物にものすごく執着のある男なので、その地域へ行くたびになにか良いものがあれば買い入れたりしていました。それで家に帰れば食べてということをしていました。

 ずっとそれをくりかえしていました。高知のいろんな地域にいろんなものがある。こだわってつくられているものがある。それがひじょうに多いなということに興味を持ちました。

 まず高知に興味をもった理由です。話は違いますが、日本全体を見たときに、首都圏への一極集中というのに疑問を感じていました。都会に住んでいながらそう考える人はなかなかいないと思います。

 なにか東京になんでもかんでも集中しすぎていて、他の地域が弱くなっている。一極集中に問題があるんだろう。そう思いました。

 高度成長時代は1極集中でよかったと思います。でもやはり経済が成熟してきたら、地域・地域で拠点となるところがあって国家があるべきではないのか。そのほうが経済がまわったほうが国全体としていいのではないか。そういうように壮大なことを考えるようになりました。

 そういうことで松田君とのつながりや自分のやりたいことなので、高知でやろうということで一緒に会社をつくりました。
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西村 神奈川は三浦大根や、三崎のまぐろ。小田原のかまぼこなど海山のものも豊富です。みかんどころの静岡も隣ですし。お菓子も鎌倉や横浜にはたくさんあり、神奈川で世話になった人に高知のお土産を持参するのに悩みました。

 宇田川さんであれば、神奈川の人には高知のお土産はなにをお薦めするのでしょうか?

宇田川 やはりべたですけれども鰹は外せませんね。高知の鰹が1番美味しいとは思いますね。ですので鰹は外せませんね。

 それからフルーツ、かんきつ類もいいですね。ちょっと時期は遅くなりましたが、新高梨なんかもいいです。今でこそ新高梨もいろんな地域でこしらえていましが、高知産のほうが大きくて美味しいです。

 ですからわたしはそういう高知のものを神奈川へお土産に持って帰ります。
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西村 フルーツものと言えば、フルーツ・トマトなんていうのもありますね。

宇田川 そうですね。フルーツ・トマトも今はいろんなところで栽培されています。でも徳谷については別格であると思います。あれは全く他の地域のものとは違います。

西村 それなりの競争力というか,指名買いをされるだけの力が高知の産物のはいくつかあるのでしょうか?

宇田川 はい。そう思います。あとは売り方が悪かったり、まだ埋もれている産物も高知にはあると思います。

西村 神奈川は経済的にも豊であり、自然にもそこそこ恵まれています。消費者の水準も高いと思われます。今後の展開で神奈川へ高知の産物を販売していく計画もあるのでしょうか?
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宇田川  実は神奈川といわず首都圏に対して高知の産物を販売していく思いは持っています。そのためにも高知県内。高知市の人にいろんな高知の地域の産物を、ものの豊かさというものを知っていただくことです。

 ゆくゆくは関東に向けた展開ー開拓をしていきたいと思っています。


西村 高知と神奈川のつながりはあるのでしょうか?昔は高知の漁師が横須賀に移り住んだりしていましたし。今は縁が薄いようにも思います。宇田川さんが「架け橋」になられたら高知の大きなポイントになると思いますが・・。
 将来計画も含めておかまいない範囲でお話を聞かせてください。

宇田川 私個人のちからはたかが知れています。あまり大げさなことは言えません。やはりまずそういう意味では地場産品の販売の仕事をしています。まずは「もの」を通したつながりを考えています。

 それは先ほど言いましたように高知の産物を神奈川県を含めた関東に出すことももちろんですけれども。逆に関東にある高知にないようなものを高知へもってきて販売するのもあるんではないかと。

 いろんな形でものを通じて「高知の豊かさ」を感じていただく。それを微力ながらやっていきたいと思います。

 また最終的には、人の交流などで貢献出来ればなあとも思います。これはまだまだ「壮大」すぎますので構想の範囲はでていません。
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西村 将来神奈川から高知へ、安心・安全な農産物と食材をより安定供給するために投資を引きこむことは可能でしょうか?そのあたりはいかがなものでしょうか?

宇田川 そうですねなかなか難しいとはおもいますね。
 やはり投資を引き込むためには、投資をする側にリターンがないとしません。やはりしっかり見せられる販売方法とか、ビジネスモデルなんかを確立するのが大事なことではないでしょうか?

 高知へ来て思うことがあります。ちょっと地域のパワーがなくなっているのかもしれません。行政だのみになっていないかと言うことです。
 そういう印象を受けることがあります。わたしは自分が事業を起こした人間としては民間の力でそういうものを造って投資を引き込む。そのためにも関東進出の足がかりをつくってビジネスモデルを構築すれば十分にか可能であると思います。

 将来的はあんれるようにしたいですね。

西村 ビジネスモデルは、前にも言いましたが「安心・安全」でしょう。何が本物で、なにが偽者か。特に食の問題ではたくさんありました。毒物入りのお米の問題。毒入りの中国製ギョーザ。
 みんなは食に関して安いものを買えば、そういう目にあってしまいます。では高いものを求めたらどうだったか。高級料亭吉兆のような「料理の使いまわし」もありましたし。

 非常に不信感がありますね。赤福の問題もありましたし。そこへの安心感を提供できるようなしくみ。農産物であるとか。できないものでしょうか?

宇田川 そうですね。私達が今お店でやっているいことがそのことを実践しているところです。
 首都圏のほうが、そういう「安心・安全」に関する考え方を強いと思います。やはり手に入りにくいですから。首都圏のほうがですね。そうなると今度は他県の農業生産県との競争になると思います。

 「安全・安心」+「競争力」をどこにおくか。そこが進出していくポイントであると思います。
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