自分が田舎ものであること
今回で東京近郊見聞録も最終回。つくづく自分jは田舎ものであると思う。体が田舎のリズムになっていることを感じます。東京近郊のリズムにはなじめませんでした。
5年ぶりの東京近辺の出張。メーカーの会合が横浜であり、翌日は東京で4月に就労した下の子供と、学生時代の旧友たち数人に会う為にみやげ物を持参したため,大きなリックを背負って行きました。あと業務関係で3つお土産も持参したので大荷物でした。
手荷物では駅の階段、駅からの順路を思うと無理なので、背負うことに。それは正解でしたが、とにかくこの3日間は1日平均10キロは歩いたと思います。
駅ビルはどこもかしこも改装中で工事中。それで駅構内を迂回させられるので、余計に距離がある。それと駅ビルのコイン・ロッカーに荷物を預けて身軽に行動しようという思惑が、APEC2010のための警備で、一切使用できず、結局行動している間は背負う羽目に。
久しぶりに訪れた吉祥寺などは特別イベントもなにもしていないのに商店街はすれ違いが難しいほどの人が歩いています。当然空き店舗は皆無。シャッター通りなんていうものはついぞ見かけなかった。
移動した横浜、武蔵小杉、国立、武蔵小金井、三鷹、吉祥寺、市谷、飯田橋と首都圏のごく東京近郊のごく1部の散策でしたが、どこも不況感は全然見られない。食堂は行列しているし、移動する電車は休日でも朝早くから混んでいて全然座れない。
大きなリックを背負いぱなしで3日間歩き通した。
JRなど列車のなかにはパネル表示で動画の宣伝があったりしている。知らない路線が一杯できていて、地下鉄なんぞはわからない。
いちいち自分は行き先を確認しながら切符を購入しているが、子供はスイカとかいう共通乗車券のカードを購入して、改札口に差し込んでいる。ポイントが溜まるらしい。
携帯電話も3分の1くらいはスマート・フォンになっている。つくづくしみじみと自分は田舎ものであることを身にしみた。でもこの感覚は東京近辺だけ。関西では感じなかった。2年前に訪れた神戸市長田区でも空き店舗がありました。関西では大都市でも景気はよくありません。
電車は新路線が導入され、高架化し、複線化してどんどん早くなる傾向。
それだけ首都圏は活力がある証拠。不況どころではない。全然違いますね。高知とは。
三鷹の森ジブリ美術館も行きました。入場制限しているとのことでしたが、大変な人。ゆっくり見ることもままなりませんでした。
かつて学生時代から、社会人のスタートの7年間東京に住んでいました。行けば体が覚えていて歩く速度も早くなり「流れに乗る」ことも可能です。
でもみかん狩に行ったり、セーリングしたりする田舎の生活に浸っているので、大都市部はどうもしっくり来ませんね。
時差こそありませんが、「外国へ行った様に」高知へ戻ると疲れました。
「格差社会」の現実を思い知りました。
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