認知症重度化予防実践塾

2019.08.07

第6回見守り委員会

DSCN1886  2019年8月6日(火曜)、高知市鷹匠庁舎にて、「高知市民と行政のパートナーシップのまちづくり条例見守り委員会・第8期第6回見守り委員会」(山﨑水紀夫・委員長)が、19時から開催されました。
DSCN1887DSCN1893  市民と行政との真のパートナーシップのありかたを議論しました。「地域自治組織について」「市民活動団体について」の2項目について、参加委員が2つに分かれ、意見交換しました。そして模造紙に意見を書いた紙を張り付け、グループのリーダーが発表しました。
DSCN1895DSCN1896  詳細は省きますが、議論は盛り上がりました。委員会とは別に「編集委員会」が作られ、正副委員長と委員会有志で構成されることになりました。次回の委員会は、編集員会の議論を経て、来年開催されるようです。
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2018.02.09

母とはりまや橋サロンへ行きました。

母とはりまや橋サロンへ行きました。
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 2018年2月9日(金)は、はりまや橋サロンの日です。今日は移動性高気圧に覆われ温厚な日ですが、曇っているので暖かくは感じません。

 母(92歳)と一緒にはりまや橋サロンに行きました、まずは魚の棚のコロッケ・ひろちゃんさんで夕飯用のコロッケを購入しました。次に谷ひろ子さんのお店で焼き菓子を買いました。
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チョコレート・ケーキ(1切れ200円)がありましたので、母と一緒にホット・コーヒーを谷さんに依頼し、一緒にお茶しながら食べました。寒くなるとチョコレートも硬くなる。と谷ひろ子さんが教えてくれました。実際そうで食べやすかったです。
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 今日のいきいき100歳体操には、元気な高齢者が参集していました。母も元気に体操しました。買い物をして体操して認知症の進行を少しでも食い止めているのではと思っています。
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2017.11.10

はりまや橋サロンと横田胃腸科内科へ行きました


 2017年11月10日(金)ですが、朝父(98歳)は植田医院へいきました。2週間前から「息切れ」状態が続くし、歩行も介助なしにはおぼつかないので先生に聞きました。

「血圧も血中酸素濃度も正常値。腎機能も小康状態です。左足のむくみは静脈瘤かもしれないですね。来週対策を検討してみます。」とのことでした。


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 午後から母(91歳)を連れてはりまや橋商店街へ行きました。今日は雨が降らないので、歩行補助車を持参して行きました。

 最初にコロッケ屋さんで夕飯のコロッケを購入しました。

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 次に谷ひろ子さんのお店で焼き菓子を買いました。到着が遅くなりましたので、活き活き100歳体操の準備をしました。すぐに体操がはじまりました。今日は15人の参加者があったようです。

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体操が終わり、事務所へ戻り父と合流し、横田胃腸科内科へ行きました。横田哲夫先生にも父の急激な身体機能の低下について聞いてみました。

「医学的な所見はないです。血圧も140-66で正常。血中濃度酸素も95%で上等です。心不全であれば、安静時でもはーはー言います。いつまでも人間は元気ではないので、お年(98歳5か月)からすれば、老化ではないでしょうか。

 医学的な問題と言うより、介護の問題でしょう。ケアマネージャーさんとよく話し合ってください。」と言われました。

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  家内とも相談しました。

「和式の布団から立ち上がるのもお父さんは往生しています。ベットを借りるとか。また食卓に和式で座るのも無理かもしれない。会席膳のような小さなテーブルを和式のテーブルの上に置き、いす式にして食事する方式にしたらどうだろう。」との提案がありました。

 貧しい生活なりに工夫しようということです。すべては経済力のないわたしが悪いのですが、家内の前向きな提案に感動しつつも、早速何らかの対策をします。
 
  いつまでも人間元気ではないと言う事なんでしょう。父にはまだまだ頑張ってほしいと息子としては思います。

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2015.01.03

母(89歳)と近所のお菓子屋さんまで散歩


 父(95歳)のゴルフ・リハビリを2日連続でしました。母(89歳)のほうも運動不足でだらだらしていますので、ご近所のお菓子屋さん(西川屋老舗)まで手を繋いで散歩しました。
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母「ここいらの店は全部シャッターが閉まっちゅう。活気がないねえ。」

私「お正月休みやきに閉まっちゅうがよ。うちも休みながやきに。5日から皆会社は始まりますよ。」

母「お菓子屋さんはやりゆうがかね?」

私「かき入れ時やきにやりゆうと思う。」

 今日は「言い争う」こともなく仲良く手を繋いでお菓子屋さんまでたどり着きました。
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 母はお菓子屋さんのお店では和菓子を中心に物色しています。
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 お菓子屋さんのおかみさんが母と2人の2ショット写真を撮影していただきました。「来年もまたお元気で来てくださいね。」と言われました。
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 何種類かのお菓子を買いました。そしたらお茶と和菓子のサービスがありました。これもお正月らしい。甘党の母は大喜びでした。
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 帰りは心なしか足取りが軽く、いつものように「腰が痛い」と言いませんでした。やはり散歩の運動は必要ですね。

 昨年受講した「認知症重度化予防実践塾」では、「1日2キロは歩きましょう。」と言われましたが、今日はせいぜい往復で300メートル足らず。なかなか道のりは厳しいものがあります。

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2014.12.05

女性が多数派の時代を生きる覚悟


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 2014年11月25日に認知症重度化予防実践塾の最終講義が終わりました。この講座運営スタッフは全員市の女性職員。講師も女性。参加者も20人中男は4人だけでした。

 かかわっている認知症の人達の事例紹介や取り組みも発表されましたが、16事例のうち男は1人で後は女性です。高齢化社会は圧倒的に女性が多数派の社会であると改めて思い知りました。

 超高齢者の両親が、ディ・サービスや介護予防リハビリのおかげでとても元気になりましたが、ケアしているこちらがへとへろになったので、父が脳血管障害で倒れてから休会していたスポーツ・ジムに通いだしました。

 こちらもジムで熱心にトレーニングしているのは女性が大半。1時間ほどのレッスンがあり、バレエピラティス(身体能力を上げ、歪みや筋力の衰えを改善するメンテナンスプログラム)を受講しましたが、私以外は講師も含め全員が女性。

 30歳代から60歳代の女性たちですが、ジムでフロアでプールで精力的にトレーニングしています。男どもはサウナ室にいるぐらい。ろくにトレーニングをまじめにしない。s酒をたくさん飲んで、たまにゴルフする程度では、体力はどんどん落ちますね。高知の男は短命なんですね。今年は知り合いが癌で4人亡くなりました。76歳、73歳、72歳、60歳と皆男です。

 整体の老師(88歳)の影響で、(125歳まで生きる)と決意した私ですが、今後の日本の高齢化社会は、圧倒的に女性が主体の社会となるでしょう。少数派の男はマイノリティとして、多数派の女性たちに嫌われないようにしないといけないとつくづく思いました。

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2014.11.26

認知症重度化予防実践塾で学んだこと


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 2014年7月から開講した「認知症重度化予防実践塾」は、合計4回の講義があり、11月25日に終了いたしました。受講内容は充実していました。「宿題」もあり汲々としてなんとか提出しました。学生時代を思い出しました。

 いりいろな発見がありました。宿題で出た「母の水分量摂取の把握」「尿や便の回数」などの調査表の提出は骨がおれました。でも体調の把握には適切な方法でした。水分が不足する(脱水)が「諸悪の根源」であり、それを改善することが、認知症改善の第1歩であるyことがわかったからです。

 医療・介護の専門職でもなんでもない者が、講義を受けることには若干の躊躇がありました。背中を押していただいたケアマネージャーの下村恵子さんには感謝しています。「認知症は怖くない」[両親と真摯に向き合える」ことになりましたから。

 講師やスタッフは全員が女性。受講者も大半が女性。事例紹介の認知症の高齢者16人のうち男は1人だけ。高齢者社会は女性優位社会であることが良く理解できました。「少数派」の男として謙虚に真摯に女性たちに嫌われないように疎まれない生活態度をしなければいけないことも学びました。
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 講師金田弘子氏は島根県の医療・介護現場の場数を踏まれた実践者。それだけに提唱される理論には説得力があり、実際に母に試したら効果もありました。それは「水分補給」の重要性でした。

「尿失禁も水分不足=脱水から来ています。食事による水分補給以外に、1日1500CCの水分摂取が高齢者には必要です。」とのことでした。夏場はしつこく言い、500CCの水が入ったペットボトルに「春子」と書いて4本食卓に置きました。毎日3本は飲んでいました。その成果もあり夏場を体調不良もなく乗り切りました。
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 秋になり涼しくなったので水分摂取量が少ないと指摘されました。すると尿失禁の割合が増えました。発汗量こそ少なめになりましたが、やはり服薬の血圧降下剤などには利尿作用があり、トイレへ行く頻度が多いので脱水症状(水分不足)になっていると思います。

「水分補給、栄養補給、排便、運動は身体維持機能の基本です。まずこれをしっかりケアをする。身体機能が改善されますと、認知機能も回復の兆しが出て来ます。」

「人間は2本足で立ち、自分の足で歩くことで認知機能が覚醒されます。歩けないからといって寝たきりや、車椅子生活をしてはいけないです。寝たきりの人は少しは座る。座れるようになれば、立ち上がらせる。立ち上がることが出来れば歩かせる。それで認知機能は回復に向かいます。」
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「常食を口から食べることも身体機能回復の道です。」

「○○しなさい。もっと早く。みっともないでしょう。という抑制の言葉を使わない。認知症の人のプライドを尊重した態度で介護者は接することが大事。」

「海馬は壊れていても、感情をつかさどる「扁桃体」は生きています。認知症の症状の人の問題行動の多くは、プライド軽視の態度に周りの人たちのふるまいがなっているからです。」

 95歳の父(要支援2)と89歳の母(要介護度1)は、とりあえずは健康ではありますが、なにせ超高齢者であるためこの先どうなるのかわかりません。

 母もアルツハイマー型認知症と判定されて6年目です。母より後に認知症になった方が、進行が速く亡くなった人もおられました。ケアマネージャーの下村恵子さんは「ご家族のケアが親身になってされているので、春子さんの認知の悪化が抑制されていると思いますよ」とご評価いただきました。

 家内の協力は大であります。けれど父も母も身体機能が高齢者の割にはありますので、それが大きいと思います。いつまでも元気で「自分らしい」人生を両親にはまっとうしていただきたいと思います。

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2014.10.20

第3回認知症重度化予防実践講座を受講しました。


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 3回目の認知症重度化予防実践講座(8月は台風で中止)を受講しました。家族の参加は私も含め3人で、後は介護福祉の専門家(ケアマネ。介護士、社協など)です。
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 今回は、参加者の事例発表があり、講師の金田弘子氏(島根森本外科)が、講評をされていました。
 各参加者(介護施設・ケアマネージャー)の事例発表を聞いていますと、「認知症の症状は各人様々。とても個性的である。」ということがとてもよくわかりました。

 持病があり、脳梗塞から認知になった人。癌と共存している人。家族関係が上手くいっていない人。様々でした。一律に「こうだ」ということはなかなか言えないし。掴めません。

 ただ金田さんがまとめられたことで印象に残った文言が幾つかありました。
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「生活全体のアセスメントが必要である。認知の高齢者の人生があり、全盛時代を知ることで、対話の糸口がわかり、認知症状改善の手掛かりになる場合がある。」

「家でも施設でもよく転倒される人の多くは、脱水症状(血液どろどろ)になっている。」

「身体機能の活動低下が、認知機能の低下に繋がっています。」

「認知症の人の全盛期を知ることで、コミュニケーションが取れるように繋がりました。」

「特養と小規模多機能施設は相互の連携が必要です。チームケアですね。また通所ケア施設は家族との連携を築く必要があります。」

 とにかく事例発表を聞いていまして、水分補給がいかに大事であるかが、あらためてよく理解できました。通所施設側にも協力いただいて、母の水分補給にも配慮いただく必要があると思いました。
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 また水分補給などで宿題が出ました。
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2014.09.25

認知症の記事に共感


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 2014年9月17日の高知新聞朝刊1面記事。「認知症受信まで9か月半」「遅れた理由 本人拒否最多」「進行抑制・治療 早期診断が鍵」と見出しにあります。

 社会面31面でも大きな記事になっています。「深い葛藤 認知症診断阻む」「不安に寄り添う治療を」とありますが、そのとおりであると思います。
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 やはり日本人一般は認知症と言えば「問題行動を引き起こし」「食事もトイレも1人で行けなくなる」という悪い怖い印象でとらえられています。

「認知症は何も分からなくなって、最後は人でなくなるイメージがいつのまにか日本人の認知症観になった。惚けることを認めない文化が背景にある。小説「恍惚の人」の認知症感を引きずっています。」(石黒秀喜氏(財団法人長寿社会開発センター)

 9月16日の認知症重度化予防実践塾で聴講しました。

 うちも母(88歳)が6年前にアルツハイマー型認知症と判定されました。3年前に介護申請をし、現在では1日ディに週3日。通所リハビリデイに週に2日。金曜日は私が、はりまや橋商店街での活き活き100歳体操(介護予防体操)へ連れて行っています。

 確かに脳の1部が壊れ、同じことを母はループで言い続けます。でもそれは不安だからでしょう。そういうときはこちらも同じことを言い続け、ループ会話につき合っています。
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 歩くときは母の手を繋いで歩きます。最近は随分落ち着いてきて、少し元気になったように思います。
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2014.09.19

「認知症介護びっくり日記」を読みました。

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 「認知症介護びっくり日記」(高口光子・著・講談社・2008年刊)を図書館で借りて読みました。主に父(95歳)が、植田医院で点滴している間や、ゴルフ・リハビリにて球を打っている間に読みました。

 筆者の高口光子さんは理学療法士。そして介護職にもなり施設の責任者。入居されている高齢者をじっくり観察され書かれています。

「食べなければ 食べ物がのどに詰まることはない」

 「歩かなければ転ばない。」

 「鍵をかければ1人では外に出ない。」

 「たしかに安全かもしれませんが、その人の人間らしさが失われる。そうではなく、認知症のお年寄りこそ、あえて当たり前の生活をしていただき、当たり前の生活だからこそのリスクをお年寄りとともに引き受ける覚悟で介護をする。

 それが私たちの基本姿勢です。このことをご家族にも理解していただいていれば、職員は腹を据えた介護ができます。」(P34)

 なかなかこういう「腹の据わった」介護施設は現実にはないかもしれませね。以前私もヘルパーの資格取得のためにある認知症の施設で2日間研修しました。市街地のビルでしたので、窓やドアやエレベーターにも鍵が常にかけられていて、職員が入ってくると鍵を開け、そして締める。まるで刑務所並みの施設でした。睡眠薬で皆うとうとし、排泄はすべてオムツ。自分でトイレへ行かさないような「指導」がされていました。排せつ介助はトイレでオムツを履き替えさせることでした。

 良い施設と悪い施設の見分け方は1つだけあるそうです。食事介助の時に、立ってやっている介護職員の入る施設は悪い施設です。「人として失礼だし、誤嚥性肺炎になりやすい。」とのことでした。

 うちは父が95歳で、母が88歳(11月で89歳)介護度1で元気は元気ですが、人生やがて誰も終末が来ます。高口さんの以下の記述にあるような心境にはまだまだなれません。

「わたしたち介護職員は、汚物処理係りや、人体洗浄係りでも、栄養補給係でもありません。認知症のお年寄りに言う事を聞かせたり、手足を縛ったり、調教したりする飼育係でもありません。

 認知症のお年寄りは、口に出さなくても、「私を見ろ」「人として関われ」と全身で語りかけているのです。認知症のお年寄りは、「生きるとは何か」「家族とは何か」「人が人を支えるとはなにか」という事を私たちに教えてくれます。」(P201)

 家族には介護が難しいと言われています。

「これまでの深いかかわりがあり、その経緯やしがらみが背景にある。だから家族には身内の行動を自分と切り離して冷静に見るなんていうことはなかなかできりうことではない。」

「それに対し介護職員はお年寄りがぼけてから出会うのですから、なんのしがらみもないのです。」

 そういわれてみればそうですね。プロにお任せするところは当然ありますね。介護について少し理解したように思いました。

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2014.09.17

第2回認知症重度化予防実践塾

 2014年9月16日に、「第2回認知症重度化予防実践塾」(高知市高齢者支援課主催)の講座を受講しました。8月の講座は台風の接近で中止になっていて、2回目の受講。7月8日以来です。

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 今回をいれて3回の受講。受講者はケアマネージャーや、介護施設関係者、社会福祉協議会の人達など介護のプロの人達が大半。家族としての参加は私を入れて3人です。参加者はスタッフは女性が大半で、私を含めた男性の参加者は少数でした。

 午前中は、石黒秀喜氏(財団法人長寿社会開発センター)の講義がありました。石黒氏自身の身内の介護体験がベースになり多くの教訓を引き出されています。多くの参考になるお話をいただきました。そのなかで印象残った言葉を書いてみます。
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「認知症になられた人のプライドを大切にした関わりが最も大事である。当たり前すぎて誰も教えてくれなかったことです。」

「家族の「励まし」は認知症になられている人には「抑制」となり、苦痛となる。指導教育は無理であることを介護をする人や家族は理解しないといけない。」

「認知症の人との信頼関係をつくることが何より大事。その人の全盛期の人生を知ること。」
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「指示は具体的に1つずつ。一度に複数の用事は実行できにくくなる。抽象的な思考は苦手になる。」

「認知症の人はなにもかにもわからないのではない。ただ問題行動を起こしても怒られる原因が理解できない。しかし扁桃体が作動し、悪い感情は蓄積されていきます。」

「海馬が壊れ、全盛期の自分に戻っている可能性がある。」

「何もできないわけではなく一部の機能が壊れてしまった。「命令」には従わない。「抑制」には抵抗する。本人に恥をかかせないことが大事。」
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「認知症は何も分からなくなって、最後は人でなくなるイメージがいつのまにか日本人の認知症観になった。惚けることを認めない文化が背景にある。小説「恍惚の人」の認知症感を引きずっています。」

「物言忘れがあっても気にならない社会であるべき」でした。

 また石黒氏は「ユマニチュード」(フランスで1979年に生み出された。知覚・感覚・言語を包摂したコミュニケーションを軸にした認知症の人と関わり方の技術)
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「見つめること」「話しかけること」「触れること」「立つこと」(2本の足で立って歩くことが、人間の特徴。歩くことで覚醒水準が向上する。寝たきりは不自然)という考え方は、今になれば当たり前。

 医療現場や介護現場では「認知症」ということで、抑制ばかりの治療が今でも横行しているようですね。石黒氏は車椅子の認知症患者が、「ユマニチュード」により立ち上がり歩けるようになることは不思議ではない、むしろ医療関係者がおかしいと指摘されていました。

 午後からは金田弘子氏(森本外科・脳神経外科医院)から、症例ごとの助言をいただきました。うちの母の場合の悩みは腰痛(脊椎間狭窄症による)が原因の筋力低下による尿失禁です。

 「尿失禁対策はウォーキングの実施でしょう。最近では両手で使用する杖(ノルディックウォーキングで使用)を使えば良いという助言を受けました。母は頑固でなかなか歩こうとしません。

 ケアマネージャーの下村恵子さんと相談し、1日デイの回数を増やしていただき、月曜、水曜、土曜にし、火曜と、木曜は半日型の介護予防通所リハビリにしました。金曜日はわたしがはりまや橋商店街の「活き活き100歳体操」(介護予防体操)へ連れて行っています。

 家族としては社会制度も活用して目いっぱいのことをしています。水分補給はしつこくやり、今でも継続中。こちらは上手くやりました。問題はやはり歩くことですね。施設へ行く回数を増やしたのも専門スタッフにお願いしてあるからです。

 不健康から認知症が進行することも理解できました。1回目の金田先生の講義でも「水分補給」の重要性が理解できました。2本足直立歩行の大事さ、「寝たきりにしない」ことが認知症を遅らせる有力な手段であることもわかりました。

 超高齢の両親(父95歳・母88歳)との付き合いはまだまだ続きます。命には限りがありますが、精一杯家族として面白おかしい人生を共有したいと思う。
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