閖上だより秋号
宮城県名取市の一般社団法人ふらむ名取の発行されている「閖上だよりVOL06 2021年秋号」が編集部代表格井直光さんから送付されてきました。
1面は「教訓・命を守って」です。7月8月は豪雨災害の被害が出た地域もあったようです。
「からぶってもいいんでねぇの助かれば」という教訓を言われています。令和元年に旧閖上日和山町内会の人達が、震災メモリアル公園遺構の広場に石碑が建てられています。とても大事な教訓です。
「助かったから・楽しみたい」と、茶和会を閖上中央第一団地では多く開催されています。1人暮らしの方も大勢でお茶や昼ご飯を食べて、一緒に作って楽しまれています。地域として大事なことですね。
2面は地域のニュースです。首都圏と被災地を繋ぐひまわりプロジェクトから閖上地区にも送られてきて育てている様子の記事でした。
閖上駐在所が9月6日に開所されました。宮城県内での再建された最後の駐在所でした。その反面日和山のある地区で、心ない人たちがBBQをした後ごみを散乱させテーブルを焼き焦がすという「地域壊し」の行為がありました。馬鹿はどの地域にもいますね。
3面も地域便りです。閖上散歩と閖上自転車紀行は、地域の情報の掘り返しになりますね。8月11日に開催された「震災復興・鎮魂・コロナ終息」を願い花火の打ち上げを3年前から実施されています。
町内会のお祭りもコロナ禍で中止を余儀なくされていました。閖上西町町内会は規模を縮小して開催された記事もありました。
うちの二葉町町内会も町民の1番の楽しみである「二葉町町内会お花見大懇親会」(4月開催予定)も2年連続で中止(2019年以来)になりました。地域コミュニュティをコロナ禍でどう維持していくのかは、共通の課題であることがよく理解出来ました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-1ad5.html(準備作業)
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-0a7a.html(2019年大懇親会)
4面は、「閖上知って」の地域の歴史探訪の記事です。地域の由来や伝承の掘り起こしは大事なことです。
「編集後記」は、「今年10月12日で新聞発行まる10年を迎えます」と書かれています。通算66号です。昨年6月より「復興」の文字を取り「閖上だより」として再スタートされました。「閖上復興だより」以降すべて「地域コミュニュティ重視」の紙媒体の地域コミュニュティ紙です。
ネット社会でSNSも盛んになり誰でも簡単に情報を発信し、伝達する時代になりました。しかし情報端末に親しんでいない住民も多くおられます。
紙媒体の地域コミュニュティ紙を発火することは、時間も経費も大変であると思います。10年を超えて発刊し続けている格井直光さん以下閖上地区の皆様に敬意を表します。
閖上地区の皆様を見習い二葉町自主防災会も二葉町防災新聞を町内会回覧版用に不定期に発刊しています。なかなか紙媒体の新聞作りは労力がかかりますね。大変さがあらためて理解出来ました。
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