東北被災地ツアー2015年

2021.04.09

岩手日報・震災特集号を精読しました。(その3)


 2021年3月1岩手日報復刻版1日前に、岩手県宮古市在住の「地震・津波語り部」(山田伝津館)の菅野和夫さんから岩手県の地元紙である岩手日報を送付いただいていました。とても深刻で重たい内容の記事が満載でした。
岩手日報版復刻版2  
 その1とその2の記事でも、岩手日報の紙面を詳細に読みました。震災から10年経過して「ひとくぎり」なんてありえない事態の深刻さと重たさに改めて驚くばかりです。菅和夫さんは「下知地区の事前復航に参考にしてください。」とお手紙にッ枯れていましたが、あまりにも重たいので、相対化することが出来ません。
岩手日報復刻盤3
 今回のその3は、2021年3月12日には「岩手日報 復興版東に本大震災 2011年3月12日(平成23年)」と表記されています。

 紙面1面は「三陸に大津波」とあり、陸前高田市の気仙町に押し寄せる大津波の写真が掲載されています。お寺のある地域の高台から記者が撮影された写真でした。
岩手日報復刻盤4
 紙面の2面と3面は「街が消えてしまった」(陸前高田)「防潮堤を超えた黒い波」(宮古)の見出しです。取材記者は揺れがあったが最初は「海の様子を見ようと」いう認識だったそうですが、津波の規模は想像を超えて海面が盛り上がり、黒い波は濁流となり市街地をのみこんだ。(宮古市)

 3時23分と27分、31分と記者が高台から撮影された写真は、陸前高田市の市街地が津波に飲み込まれ、平地がすべて水没していく写真でした。恐ろしい光景です。
岩手日報復刻盤5
 4面は大船渡の津波、5面は久慈と洋野の大津波の様子の写真です。防潮堤防はこなごなに壊されました。取材記者も命からからがら高台や高い建物に駆け上がり、懸命に写真を撮り続けたと思います。岩手の津波は大きいし、早いし、破壊力がより強いように思いました。
岩手日報復刻盤6
 高知県も700キロの海岸線がある「海に開かれた県」です。有史以来度重なる南海地震で大きな被害を受けてきました。土佐藩の記録でも「手結は亡所となりけり」という表現もありました。

 あらためて大津波の恐ろしさを感じました。

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2021.04.08

岩手日報・震災特集号を精読しました。(その2)

岩手日報3月11日号3
岩手日報の2021年3月11日の震災特集号を精読しました。こちらには10年経過したことの課題や問題点などが記述されています。


 


「区画整理3割 用途未定」という記事が震災後の復旧復興事業の課題であり問題点であると思いました。未定率が高いのは、陸前高田市の68%、釜石市の63%、気仙沼市の51%と高い比率になっています。


 


 住民の「生活時間」と行政側の「復興事業」の「時間差」がとても大きいのではないでしょうか?通常高台整備や、盛り土整備事業は、その事業期間はおおむね最低5年はかかります。区画整理事業でやるとすれば、権利調整などが必要。工事が終わると道路や上下水道、電気ガスの整備などがあり、それらがすべて終わったからはじめて家屋を建設することができます。


 


 また東北3県の人口減少率は、今p10年間で全国平均の3・5倍とか。、毎年6%の人口が減少しているようです。宮城県女川町で▲35%、南三陸町で37%、岩手県大槌長で30%、福島県飯大熊町では▲90%の減少です。
岩手日報3月11日号4
 東北地方で人口が増えていますのは、宮城県仙台市です。2011年の101万人から、2021年は109万人に人口が増加したようです。


 


 また災害公営住宅も入居者が43%を超え、新しい地域のコミュニュティに、適合していただけいていない高齢者多くなるでしょう。地域での「見守り」が必要とされています。


 


 東日本大震災直後に記憶に残る言葉に「創造的復興」がありました。災害がなくても3大都市圏やブロック都市以外の地方は、持続的な人口減少に苦しんできました。高知県では毎年1万人人口が減少しています。2年前に人口が70万人を割り込みました。


 


 おそらく「大災害に負けることなく、街をより発展させましょう」というブチ上げであると思いますが、現実は厳しいものがありました。「早く決めないと国の承認が得られない」と住民をせきたてて合意形成を強引にはかった復興計画はどうなったのか?
岩手日報3月11日号5
 住民同士の対立と分断を避けるために内閣府の若手官僚が2013年に災害対策基本法を改正して提起したのが「地区防災計画制度」です。南海トラフ巨大地震が必ず来る高知市で私たちは「事前復興まちづくり計画」を下知地区防災計画の中で基本理念として提唱しました。しかし全く「見える化」されていません。下知地区は安心・安全な街ではありません。


 


 今この時点で南海トラフ地震が来たら、うちは自宅も会社の事務所も倉庫も車もすべてアウトです。命は助かっても会社の再建、生活の再建は不可能ですから。それをどうやって可能にするのか?今後の大きな課題です。

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2021.04.07

岩手日報・震災特集号を精読しました。(その1)

岩手日報3月1日3
 2021年3月11日前に、岩手県宮古市在住の「地震・津波語り部」(山田伝津館)の菅野和夫さんから岩手県の地元紙である岩手日報を送付いただいていました。とても深刻で重たい内容の記事が満載でした。

 感想は「10年経過しても、深刻な問題は解決されていないことが多い」という現実を思い知りました。「高知での事前復興の参考にしてください。」とのお手紙でした。重たく深刻な記事に「打ちのめされ」岩手の災害の現実と復興事業の大変さを思い知りました。
岩手日報3月1日4
 「3・11」特集は、高知新聞でも全国紙の日本経済新聞でも大きく取り上げられ、また地元高知市下知地区でも震災後初めて「ミニ慰霊祭」を始め、報道機関に取材されました。他人事ではなく。、当事者意識は持っていたつもりでしたが、岩手日報の記事は遥かに「深刻な」問題があることを知らせていただきました。
岩手日報3月1日5
 内容は大きく3つありました。2021年3月1日号は「行方不明者の生活再建」という特集記事が組まれていました。それを自分なりに読み込みました。(その1)です。
対面調査で458人の歩みを聞き取り記事にされています。身内を津波で亡くされ、生き方不明になっている方たちは家屋の再建が遅れたとのことでした。「自責の念決断に迷い 資金的課題も」と見出しに
岩手日報3月1日号2
 記事では津波で家族5人を亡くされたご夫婦の10年間の歩みが記述されていました。山田町の自宅は流出し、隣町の宮古市で自宅を再建されました。「心に空白を抱えたまま、生活再建のために仕事に打ち込み自立のための手続きを進めた。古里(山田町)に自宅を再建したかったが、(町の)復興方針がなかなか見えず、勤務先に近い宮古市の現在の家に2014年7月に引っ越しした。

 自治体をまたぐ書類手続きは複雑で、補助制度などの情報もなかなか得られなかった。わからないことだらけで、山田と宮古の役所を何度も往復した。高齢世帯はもっと黒したはずで、手続きの簡素化や分かりやすい情報発信が必要だ」と提案する。
住まいの決断
 また記事の中では「仮設確保への事前の準備を」と書かれています。高知県はL2想定(東日本大震災規模)で高知県が確保している仮設住宅用地確保はみなしも含め僅2・3万戸です。30%に足りていません。県議会で地元代表の坂本茂雄県議に質問していただきましたが、改善は全くされていません。ちなみに静岡県は100%確保しています。

 「遅くとも被災者の半数が5年以内に安全に再建が果たせるよう、災害時に適した仕組みの整備が必要だ。」と記事は問いかけています。

 今村文彦東北大学科学国際研究所教授・所長(津波工学・災害科学)は「事前防災は避難所などの緊急対応が主流で、復旧復興はまだ少ない。災害は繰り返されるので、事前復興や事前投資で段階的に備えることがトータルで被害軽減につながる。」と言われています。

 海に隣接している高知市下知地区。今後の最重点課題は「事前復興計画を提唱し、地域のなかで見える化すること。」です。すでに事前復興計画の理念と概念は提案しました。具体案の提示が必要な時代になりました。

 岩手の厳しい現実から学びました。岩手日報3月1日 (2)岩手日報3月1日

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2021.03.24

閖上だより04号

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 一般社団法人ふらむ名取が発行する地域コミュニュティ紙「閖上(ゆりあげ)だより04号」(編集長・格井直光さん)が発行されました。今回は震災10年の追悼号になっています。

 1面は「追悼3・11 天にとどけ、みんなの思い」の記事でした。「犠牲になった方たちへの10年の思いを言葉、絵、折り紙、灯篭などで表現し、追悼行事を行いました。」とのことでした。「閖上住民、内陸移転した人、県外で暮らしている人など、皆さんに思いを寄せていただきました。」とあります。

 確かに作品展は、多様な表現で各人の思いが表現されているようです。掲載されている写真から伝わってきます。記事にはこう書かれています。

「10年前、突然の別れを余儀なくされた私たち。話したいこと、話忘れたこと。教えて欲しかったこと、成長したわが子や孫のこと、ご主人・奥さん。お爺ちゃん。おばあちゃんへの報告や、仲の良かった友達、同級生へ伝えたいこと、みんなのそれぞれの思いを作品に表現して追悼しました。」
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 2面は年末年始の閖上地区でのお祭りやミュージカル、地元アイドルの動向記事でした。1月14日の閖上神社内(昨年11月に社殿の竣工)での「どんと祭」の報告記事。

 地元アイドルみちのく仙台ORI姫隊が閖上海岸と朝市会場での「姫のアサカツ(清掃活動)を行い、朝市デッキで元気な歌とダンスを披露し、皆に元気を送っていただいたそうです。

 年末にはわらび座によるミュージカルと和太鼓演奏があったという報告記事でした。
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 3面は高齢の「閖上散歩」と「閖上自転車紀行」の投稿記事が掲載されていました。12月27日には閖上第21団地での恒例のもちつき会が行われ100人に配られたとか。コロナ禍でもあり、みんなでの会食は控え配布されました。

 編集部に届いたお便りの紹介「いつもスマイル」コーナーもありました。

 4面は「日和山の石碑 英霊碑」の説明記事がありました。閖上沖での海難事故での犠牲者を弔う碑の由来の説明がありました。日和山には多くのの石碑があり、そのほかには昭和三陸津波の記念碑、大東亜戦争戦死者氏名碑、英霊碑、忠魂碑と並んでいるようです。
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 「その日に備える防災メモ」には明治5年(1872年)以来当地域には、M6・5以上の地震は67回観測されています。その教訓から「地震があったら津波の用心」「からぶってもいいんでねえの助かれば」心構えで、命を守る行動を早く撮りましょう。との啓発記事もあります。

 地域の企業の協賛広告も、地域情報として貴重です。「編集後記」では以下のように記述されています。

「震災から丸10年を迎えた閖上。あの日を境に日常のありがたさを身に沁みました。
天にとどけのメッセージでは住民の方が10年の想いを繰り返し表現していただきました。

 前を向いている姿がとても印象的で感動しました。新たな閖上の夜明けを告げるスタートです。」

 紙面全体から閖上の皆様の強い地域への想いを感じました。

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2021.03.19

チーム王冠の支援活動に敬服

チーム王冠記事・日経311-1_NEW
 日本経済新聞2021年3月11日号は、東日本大震災での被災地宮城での在宅避難者を中心に支援されてこられた一般社団法人「チーム王冠」の代表理事伊藤健哉さん(54歳)の活動についての特集記事でした。

 「今もそばに」「生活取り戻し 一緒に笑いましょう」と見出しにあります。チーム王冠は、公的支援が行き届かない壊れた家で生活を続けている被災者に寄り添って活動を続けられています。
チーム王冠記事・日経311-2_NEW
 壊れている家、傾いた家でありながら「住める家がある」という理由で、仮設住宅などへ入居できない人たちを支援されてこられました。今でも120世帯を支援されているとか。
チーム王冠家屋
 2015年の有志8人で「チーム王冠」を訪ねました。そこで被災された人の話を聞き、メンバーのご案内で傾いた家で生活されている2軒を訪ね話を聞きました。
チーム王冠内部
 一部損壊ということで住宅が再建できない人。県道の拡幅工事が遅れ、損壊家屋に住み続けている人の話を聞きました。あれから6年が経過しましたが、どうされているのでしょうか?

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/22-8d88.html

 うちも母(95歳)が認知症で要介護3です。一応鉄骨3階建てなので、在宅避難になろうかと思います。地盤が悪い場所なので、傾いた家に住むことになるかも知れないです。他人事ではないと読んで思いました。6年前の視察を思い出しました。

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2021.03.13

東日本大震災10年目のミニ追悼式とオンライン意見交換会

 2021年3月11日に高知市青柳公園にて、東日本大震災10年の集いが、午後6時半からおこなわれました。
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 竹製のキャンドル蝋燭で「3・11」と地面に表示し、蝋燭に火をつけて黙祷しました。下知地区の住民30人が参加しました。テレビ局が3つ(NHK高知放送局・高知さんさんテレビ・テレビ高知)が来ていました。
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 狭い場所で、カメラの位置取りで、あれこれしていました。NHKのご指名で「生中継します。しゃべる時間は1分ほど。そのあとに5分30秒ほどの下知地区の長期浸水をテーマにした番組を放映します。」とのこと。要するに前触れで少しだけ登場し、あとの編集したテーマ番組(今回は長期浸水問題)への先導役であることが、ようやく理解出来ました。
NHK取材
 夕方のローカル・ニュース枠で放映されたようです。録画で後で視聴します。
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格井直光さんとリモート交流しました。
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夕方は高知市青柳公園での東日本大震災のミニ慰霊をしました。
その後会場を下知コミュニティセンターに移動して、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)の住民リーダーの格井直光さんから「閖上の10年とこれから」の話を傾聴しました。
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「やはり地域のコミュニティは大事です。」


 


「避難生活の間も芋煮会をやり続けました。住民同士の絆になりました。」と言われていました。


 


 でもそれは大変な労力であったと思います。講演後にいくつか質問をしました。


 


格井直光さんへのご質問
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①そもそも論ですが


 


 名取市は閖上地区は海が近く甚大な津波の被害がありました。
 しかし名取市役所や市民会館周辺部は被害を受けていません。高知市と違い安全な地域が平野部にあるように思いました。何故集団移転をされなかったのでしょうか?


 


 東松島市では海沿いの大曲地区は甚大な被害が出ました。2015年に見学した集団移転先は、矢本西団地でした。震災後4年後には個人の住宅や災害公営住宅(平屋形式)が建築されていました。


 


 2015年度は閖上地区は盛り土工事(嵩上げ)の真っ最中でした。私個人は2016年にも閖上を訪れました。閖上港付近も水産加工会社は建設されていました。統合した閖上小中学校が建築中でした。


 


 盛り土整備も高台整備も時間がかかります。2015年に訪れました石巻市雄勝地区では、震災直後は被害住民の大半が高台移転を支持しました。しかし10年経過して整備された高台にはほとんど家屋が建っていません。


 


 閖上地区は盛り土工事に長い年月が経過しましたが、何割の地区の人達が戻られましたか?他の地域より戻られた人は多いように思います。ばらばらに避難された方を繋ぐ絆が「閖上復興だより」でしたのでしょうか?


 


 


②名取市も津波の大きな被害がありました。閖上には慰霊碑があり、記念館もあります。
 他の被災地域にあるような「震災遺構」がありませせん。


 


 2015年に見学した石巻市の門脇小学校跡や、大川小学校跡も震災遺構として残されると聞きました。震災遺構は見るだけで、一瞬で津波の怖さがわかります。


 


 名取市や閖上地区は震災遺構を残さなかった理由を教えてください。


 


③閖上復興だよりや、閖上だよりは地域コミュニュティ紙として内容もとても重質しています。地域行事満載です。仙台市という大都市近郊でありながら地域コミュニュティがしっかりあります。


 


 コニュニティー作りで工夫されていることはありますか?また下知地区でこういうことをしたらいいよというご助言があればお願いします。


 


 


④戻ってこられた人たちの年代別人口比率はどうですか?子育て世代や現役世代は戻られましたか?また他の地域からの移住された人はおられますか?


 


 


⑤「防災は事前対策がすべて」言われます。格井さんのアドバイスとして、事前対策として地域として是非やったほうがいい。ということがありましたらお願いします。


 


 成功事例などがありましたらよろしくお願いします。


 


格井さんはまとめて答えていただきました。


 


「東松島市のように当初は集団移転をのぞんでいました。しかし名取市の有識者の委員会で、集団移転は否定されました。現地のかさ上げ後に再建することになりました。」


 


「名取市は震災遺構がありません。私達は閖上に唯一残った笹かまぼこ工場跡も市の意向でて撤去されました。」


 


話を聴講し厳しい現実を知りました。でも閖上には希望があると思いました

「閖上は子育て世代に人気があります。名取市は子育て支援に力を入れています。」
まちづくりの担い手も育っているようです。また芋煮会やお祭り以外に、住民の作品展を公民館で開催したら大好評だった。」とのことでした。


 


 また格井さんが編集長をされていた閖上復興便りは60号まで発行され、離ればなれの避難生活されていた閖上住民の絆になっていました。
 また同時に全国に閖上の支援者を数多く産み出しました。市役所の広報紙ではそうは絶対になりません。


 


格井直光さん達の閖上の皆様に敬意を表します。大変ご多忙のなか、ご出演いただきありがとうございました。

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2021.03.02

広報下知減災・第25号

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 下知地区減災連絡会(皆本隆章会長)の広報紙「広報下知減災・2021年2月号・第25号)がこの度発刊されました。事務局長の坂本茂雄さんのご尽力で編集・発行されました。

 第1面では「コロナ禍での地区防災計画の実践」ということで、被災地支援を神戸からなさっておられる宮定章さん(まち@コミュニュケーション代表理事)の講演会「復興まちづくりから事前復興まちづくりへ」という講演の記事が掲載されています。

 また3月11日(木曜)は、午後18時30分から高知市青柳公園で「東日本大震災10年のミニ追悼の集い」を開催します。19時20分から、下知コミュニュティ・センターにて、ZOOM会議方式で、宮城県名取市閖上地区のリーダーの格井直光さんと意見交換をします。
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 実は2015年6月23日に下知地区の有志5人を含む8人で、東北被災者交流ツアーとして現地を訪問していました。

 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/44-b965.html
広報下知減災2021年2月号2_NEW
 2面では「下知地区防災計画も3年目でバージョンアップへ」ということで、独自の取り組みの報告をしています。「感染症対策と避難行動・避難所運営・二葉町訓練などを踏まえて」「長期浸水対策 高知市救助救出訓練を踏まえて」「臨時情報 高知市対応を踏まえて」など行いました。

 3月18日は「避難行動要支援者対策 すずめ作業所・SOSカードなどを踏まえて」でメンバー各位のワークショプが予定されています。
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 3面は「感染症対策と避難行動・避難所運営」と「長期浸水対策」とワークショップでの取りまとめが掲載されています。
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 4面は「コロナ禍でも、地域の工夫で多様な訓練・防災イベント実施」の報告でした。二葉町総合防災訓練(2020年10月28日)、弥右衛門公園防災拠点オープンイベント(2020年11月23日)、丸池・東弥生防災訓練(2020年11月25日)、昭和小防災オープンDAY(2021年2月6日)の実施内容が掲載されています。

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2021.02.15

東松島市の成功事例に学べ

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 2021年2月14日のNHK総合「住民主導で進んだ集団移転 理想のまちづくり」という番組には感動しました。

 東日本大震災で壊滅的な被害を受け、多くの犠牲者が出た東松島市。住民側と東松島市が真摯に円満に、気長に話し合いを続け。理想のまちづくりの在り方が映像化していました。

https://www.nhk.jp/p/ts/14G1KY68L5/episode/te/R8RJG65776/

 あまりにも高知市の「やる気のない」行政姿勢に嫌気が出ているだけに。東松島市の市長の決断と、担当職員の熱意と行動力、住民各位の粘り強さと頑張りに敬意を表します。
果てしなく遠い道のりであると思い知りました。

 高知県で東松島市の状況に近い自治体は黒潮町ですね。3人の職員が町内の20数地区の入り、住民との対話集会を継続してやっています。

 住民と黒潮町職員が「顔の見える交流」をしています。3年ごとに担当が変わる今の市役所のシステムは大間違いです。

 県の危機管理部は「もはや無用の長物」です。ないほうがましです。ですが県庁は大きな組織ですから県庁内部用の部署なんでしょう。県庁には必要な組織です。

 諦めずにやり続けますよ。

10年間以上私たちの要求「地域間交流」「集団移転」「長期浸水地区防災会への特別補助金」「立体換地と浮体式人工地盤」などを提唱しました。全く実現していません。

 小さな実績ですが、1つ実現しました。それは「下知SOSカード」です・

 諦めずやっていたら「S0Sカード」は市や県ではなく内閣府の防災コンサル会社さんに支援いただきました。あきらめず支援を取り付ける努力はやり続けます。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/.../post-682c0c.html

 高知市役所や高知県庁だけを「相手に」していたら腹が立つだけです。彼らにも「動けない事情」があるのでしょう。

 いろんな支援者を見つけ出し、堂々と地域を救うためにご支援をしていただきましょう。腐らず、焦らず、頑張りましょう。

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2020.07.05

閖上(ゆりあげ)だより創刊号

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 「閖上だより」という地域コミュニティ紙が、編集長の格井直光さんから送付されてきました。賛助会員になっていますので、格井さんからのメッセージも同封されていました。


 


 2011年3月11日に東日本大震災による大津波が閖上地区を襲い、まちは破壊され多数の犠牲者が出ました。生き延びた住民の皆様は各地に分散されて避難生活を送られていました。
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 震災半年後に創刊されたのが「閖上復興だより」でした。その後9年間60号発行され地域の人々の心のよりどころとして機能してきました。この度「閖上だより」として地域地域コミュニュイ紙としてスタートされました。


 


 紙面1面には「閖上だより」と書かれた神戸市在住の書道家・野原神川さんの力強い題字になっています。


 


 「四季折々の閖上の情報を前向きに発信します」と、復興され街になっている閖上地区の写真と共に、編集長の格井直光さんの決意表明が掲載されています。
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 2面には春の地域行事や出来事が掲載されています。紙面の2面と3面の花壇には「閖上」(ゆりあげ)という地名の由来について書かれています。


 


 第4代仙台藩主の伊達綱村公が浜を視察したところ、名前はと聞くと「ユリアゲ浜」ですとのことで、漢字はなかったそうです。領民がそれでは困るだということで山門内から海が見えることから、門に水を書き「閖」ユリ、「上」アゲとなり「閖上」の漢字で仙台藩の国字になりました。とのことでした。


 


 パソコンで「ゆりあげ」を変換すると「閖上」がすぐに出ます。いつも藤儀に思っていました。すぐに読めないのに閖上とすぐに変換される理由がわかりました。歴史的な由来が地名にはありました。
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 3面には閖上近辺を散歩なさる人と、サイクリングされる人の文章が掲載されています。散歩やサイクリングで再発見される地域の良さや、気づきがあります。わたしも腰痛改善のために2月半ばから「リハビリ・ウォーキング」を朝晩地域でしていますので、よく理解出来ます。


 


 4面は編集後記と、防災メモが掲載されています。下段の紙面広告からも地域の事情がわかります。
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 地方紙である河北新報などの地域記事にも閖上地区の動向は掲載されていると思います。より細かい住民目線の記事は、地域コミュニティ紙ならではです。震災を乗り越え、9年という長い年月で復興なさいました閖上地区。


 


 住民同士の心の絆をより確かなものとするために「閖上だより」があるということがよく理解出来ました。


 


 なにかと絆の薄れがちな。我が町のことも気にしながら、日々の生活に流されている私ですが、多くの「気づき」を与えていただきました。他の地域の地域活動の頑張りを知ることはとても大事であることと思いました。</p

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2020.03.28

閖上復興だより最終号


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 2020年3月20日付発行の「閖上(ゆりあげ)復興だより60号」(編集長・格井直光さん)が送付されてきました。
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 東日本大震災直後から8年6か月の長きにわたり閖上復興だよりは発刊され続け、閖上の人たちの地域コミュニュティの再構築に多大な貢献をされたと思います。編集長の格井直光さんを始め、取材された人い、編集作業をされた人、広告を出稿された地域の企業の皆様の協力があればこそ60号発刊されました。
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 個人的には2015年と2016年に閖上を訪れました。その当時はまだ嵩上げ工事の最中でした。閖上復興だよりの最近号では、災害公営住宅が建設され、個人の住宅も建設されている風景が紙面に掲載されていました。
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 順調に復興が成し遂げられていることが紙面からよくわかります。それも閖上地区の皆さま各位の地域を愛する心が形になり、お祭りになり、交流行事となって実現していくことで達成されてきたのであると思いました。

 今後は「閖上だより」という」地域コミュニュティ紙として6月から出発されると伺いました。
日本経済新聞 格井直光さん312_NEW
 いつ来るかわからない南海トラフ地震の脅威を毎日感じながら生活しyている身の上ですが、閖上の皆様の頑張りや、つながりの深さを紙面から感じ、励まされたことでした。

 編集委員の皆様、お疲れさまでした。

 「もう1度、心をひとつに」されて、閖上地区の再生再興に力を尽くされてください。またいつか訪れてみたいと思っています。

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