事前減災対策としてのインフラ整備

2021.04.17

下知地区減災連絡会への提案(私案)


 高知県庁が「高知県事前復興まちづくり計画策定指針検討会」なるものをこしらえていますが、下知地区減災連絡会が2018年に策定し、高知市防災会議(議長は岡﨑高知市長)に提出した下知地区防災計画の中の「事前復興計画」とは似て非なるものです。

 下知地区防災計画2018 高知市役所のHPに掲載中

https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/12/sitasirutikubousaikeikaku.html

 高知県庁の委員会は「市町村が発災後速やかに復興まちづくりに着手するための事前復興まちづくり計画の策定を支援する「高知県事前復興まちづくり計画策定指針」を出しだけのものですから。

 高知市できちんとした「事前復興まちづくり計画」を策定するためには、下知地区減災連絡会内に「事前復興まちづくり策定委員会」(仮称)をこしらえ、具体的な復興まちづくり事業を市民目線から提案する必要性があります。以下のことを提案します。

①下知地区減災連絡会内に「下知事前復興まちづくり委員会」を発足させます。

②下知地区減災連絡会の学識者顧問に、岡村眞先生(高知大学名誉教授)と大槻知史先生
 (高知大学地域協働学部准教授)になっていただき、事前復興まちづくり計画の講演を
  していただく。(年間1回程度。必要に応じで随時)

③要支援者個別支援に関して
SOSカード2
 内閣府ご用達防災コンサル会社である(株)総合防災ソリューションから、「下知SO Sカード」の注文が1500セットが作成印刷会社にありました。東京での啓発用に使 用するそうです。全国的に有用性が認知されつつあるので、単位自主防災会でも予算化
 し、市役所も本腰入れて各地区のSOSカードを作成すべきです。
SOSカード4
④PWJ(ピース・ウインズジャパン)との提携について

 2021年2月19日に高知市とPWJは災害時支援協定を締結しました。締結後PW Jの実務担当者が下知コミュニュティ・センターに来られ意見交換をしました。
 下知地区の「受援力」PWJ-高知市災害時支援協定記事_NEWPWJ-救命船記事・共同通信_NEWを向上させる目目に、「どんな支援が必要か」の洗い出しが必要 です。

⑤顔の見える地域間交流事業の検討

 2012年より主に二葉町自主防災会が。仁淀川町長者地区との「顔の見える地域間交 流事業(もしもの時の疎開先事業)を行ってきました。「臨時情報」が出た場合の具体 的な疎開先として下知地区減災連絡会として検討していただきたい。
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2021.04.14

岡内啓明さんのご逝去を悼む

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2021年4月1日に73歳でご逝去されました岡内啓明さん。高知の食文化や観光振興のためにご自身の企業や業界全体で精力的に取り組まれておられました。業績につきましては新聞報道などもありました。私個人の追悼文を記述します。(2021年4月8日に告別式に参列しました。)

 1つ目は私は1985年に高知青年会議所に入会しました。岡内啓明さんは当時四国地区協議会会長でした。新居浜での四国地区大会は船上で開催されていました。大会は懇親会になりステージでバンドが演奏しファンキーな曲になりダンサーが踊っていました。
 わたしもいい気分になり。壇上に上がり一緒に踊りました。そしたら主催者の新居浜青年会議所の皆さんが私を排除しにかかりました。(当然です。)こずかれたりしました。「なにしようらあ」と私はいい、新居浜の連中と壇上で乱闘になりました。高知の先輩方が総出で止めにはいりました。
 岡内啓明さんの晴れの門出の日を高知の1新入会員がぶち壊しました。そのことを岡内さんは覚えておられ、「健一お前には時効はないぜよと」と言っておられました。
 
 2つ目は翌年(1986年)先輩会員の推薦で日本青年会議所の研修委員会へ出向になりました。岡内啓明さんは高知青年会議所の理事長になられました。確か富山での青年会議所全国大会で88年の高知での全国大会の開催が決まりました。岡内啓明さんが日本青年会議所役員に熱弁を振るわれたと聞きました。
 その年翌年私は理事委員長になりました。来年の委員会事業案と予算案の審議を理事予定者会議で決めました。わたしの番が来た時に先輩理事各位から私の事業案は総批判されました。理由は「全国大会前年度に法外な委員会予算だ。」「高知市の青年会議所が何故市外の夜須町の事業(県マリンタウン計画)に肩入れするのか?」ということでした。ごもっともな正論でした。

 わたしは批判すべてに反論し、論証しました。応酬はその日に終わらず徹夜になりました。直前理事長の岡内啓明さんが仲裁に入っていただきました。そして理事各位の理解を得ることが出来ました。翌年(1987年)「海洋連続セミナー」開催し、アメリカ西海岸研修ツアーも実施し、その成果がヤッシーパークになりました。

http://kenchan-radio.sakura.ne.jp/dokodemo/yasu4/index.html

 岡内啓明さんは指導力のある人でした。また議論では独裁的ではなく、異論(私のような異端者)を排除せず、議論を尽くし、落としどころを考え、合意形成を丁寧に行う公平な人でした。(国政のリーダーである安倍晋三や菅のように異論者を排除しまくる指導者より器は遥かに大きな人でした。)。当時の青年会議所の異端者である私が言うのですから間違いありません。

 3つ目は岡内啓明さんが、思うところがあって2003年に高知市長選挙に立候補されたことがありました。当時の高知市長が任期途中で辞職し、県知事選挙に出馬されました。1994年の高知市長選挙時にわたしはある候補者の陣営に1年間いて活動していたこともあり、お声がかかりました。(私が関与した市長候補は敗北しました。)

 事前にある労働組合の幹部に打診しに行きました。すると「市役所内部から候補者は出ます。推薦はできません。」と断りました。市議会議員の知り合いも市役所から出る候補者を支援するとのことで、陣形が既に固まっていました。
 当時私は岡内啓明さんに「市長選挙は青年会議所活動とは異なります。陣形はすでに固まっています。勝算はありません。また高知の観光振興や高知の食文化の振興は超党派で出来ることです。選挙に出馬する必要はありません。」と差出がましいことを申し上げました。嫌われたと思います。

 4つ目は岡内啓明さんは、毎日午後2時すぎにうちの事務所前を通過し、五台山の頂上まで歩き、午後4時過ぎに再び通過しウォーキングを毎日継続されていました。雨の日は合羽を着用、炎天下の時は日よけの帽子を被り毎日歩かれていました。

 体は青年会議所の現役時代に比べ引き締まりスリムになっていました。ご本人は「血糖値が高かったが今は正常だ。」と言われていました。私が昨年から腰痛改善リハビリ・ウォーキングを始めましたが、散歩の先駆者である岡内啓明さんを真似したのです。

 ウォーキングされていた頃の岡内啓明さんは健康そのものでした。今回の訃報には驚いています。まだまだ高知のためにご活躍なさることであると思っていました。

 心よりご冥福をお祈りします。

 岡内啓明さんとご一緒に写った写真はありません。唯一1988年の日本青年会議所全国大会時の記念事業「ふりーじゃきにTOSAビックロックフェスティバル」の開催後の打ち上げの写真があるだけです。
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http://kenchan-radio.sakura.ne.jp/dokodemo/whatnew1/okamura/f-tosa1988.html

 防災の観点から言えば、岡内啓明さんは2007年に社長に就任されました。真っ先にされたことは、本社を海抜1Mの卸団地から、南国市の高台に移転させて事です。会社は盤石です。羨ましいです。

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2021.04.09

岩手日報・震災特集号を精読しました。(その3)


 2021年3月1岩手日報復刻版1日前に、岩手県宮古市在住の「地震・津波語り部」(山田伝津館)の菅野和夫さんから岩手県の地元紙である岩手日報を送付いただいていました。とても深刻で重たい内容の記事が満載でした。
岩手日報版復刻版2  
 その1とその2の記事でも、岩手日報の紙面を詳細に読みました。震災から10年経過して「ひとくぎり」なんてありえない事態の深刻さと重たさに改めて驚くばかりです。菅和夫さんは「下知地区の事前復航に参考にしてください。」とお手紙にッ枯れていましたが、あまりにも重たいので、相対化することが出来ません。
岩手日報復刻盤3
 今回のその3は、2021年3月12日には「岩手日報 復興版東に本大震災 2011年3月12日(平成23年)」と表記されています。

 紙面1面は「三陸に大津波」とあり、陸前高田市の気仙町に押し寄せる大津波の写真が掲載されています。お寺のある地域の高台から記者が撮影された写真でした。
岩手日報復刻盤4
 紙面の2面と3面は「街が消えてしまった」(陸前高田)「防潮堤を超えた黒い波」(宮古)の見出しです。取材記者は揺れがあったが最初は「海の様子を見ようと」いう認識だったそうですが、津波の規模は想像を超えて海面が盛り上がり、黒い波は濁流となり市街地をのみこんだ。(宮古市)

 3時23分と27分、31分と記者が高台から撮影された写真は、陸前高田市の市街地が津波に飲み込まれ、平地がすべて水没していく写真でした。恐ろしい光景です。
岩手日報復刻盤5
 4面は大船渡の津波、5面は久慈と洋野の大津波の様子の写真です。防潮堤防はこなごなに壊されました。取材記者も命からからがら高台や高い建物に駆け上がり、懸命に写真を撮り続けたと思います。岩手の津波は大きいし、早いし、破壊力がより強いように思いました。
岩手日報復刻盤6
 高知県も700キロの海岸線がある「海に開かれた県」です。有史以来度重なる南海地震で大きな被害を受けてきました。土佐藩の記録でも「手結は亡所となりけり」という表現もありました。

 あらためて大津波の恐ろしさを感じました。

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2021.04.02

おかしな高知県庁の姿勢

 報道によりますと高知県庁は「事前復興計画の策定の指針をこしらえ、市町村の事前復興計画を支援する。」とされています。


 


「高知県は、各市町村の計画作りを支援するため、有識者や自治体のトップなどが委員を務める検討会で、計画作りの指針を策定することになりました。


 


指針では、∇命を守る、∇生活の再建、∇なりわいの再生、∇歴史・文化の継承、∇地域の課題の解決の5つの柱を基本理念とすることになっていて、検討会では今後、これをもとに復興に向けたまちづくりの基本的な考え方やイメージについて議論することにしています。」とあります。「市町村の計画づくりを支援するため」と称していますが、高知県全体の「事前復興計画」というものが不在(あるのであれば県は表示していただきたい。)


 


もし県に「事前復興計画」がない状態で、市町村の支援が出来るのでしょうか?それが第1の疑問。


 


第2の疑問は「∇命を守る、∇生活の再建、∇なりわいの再生、∇歴史・文化の継承、∇地域の課題の解決の5つの柱を基本理念とすること」ありますが、それは「一体だれが言うて策定するのでしょうか?」今回の委員になられた有識者と5自治体の首長だけでこしらえるのでしょうか?


 


高知県庁の指針のなかに「住民の参加」という概念が抜け落ちています。少数の有識者と自治体の長でこしらえた事前復興計画が、被災直後に住民の前に出され「時間がないから賛同してほしい」となり、結果的に地域住民の分断と対立を生みだけのものにしかならないと私は思いますね。


 


東北の経験が全く総括されていません。内閣府でさえ自治体が住民抜きで性急にこしらえた地域の復興計画が、住民同士の対立と分断を生み出した反省から、復興計画に住民の参加を前提とした「地区防災計画制度」を2013年にこしらえています。
 内閣府の若手官僚が頑張り災害対策基本法まで改正して行いました。高知県庁の「事前復興計画検討委員会」なるものは、「名前だけ」パクリ、中身は従来型の上意下達のやり方に過ぎませんね。
 不思議でもなんでもありません。伝統的に高知県庁は「県民の意見は聞かない」「県民とは市町村を通じて対応する」ことを頑なに貫くお役所です。
 似た名前の事前復興計画検討委員会が徳島県にありますが、多様な人たちが最初から委員にいます。高知県庁とは全く異なります。徳島方式が本来の姿です。


 


https://anshin.pref.tokushima.jp/docs/2019121000026/


 


 「まちづくり」には、住民の参加が不可欠です。その観点が全く欠落している高知県庁の考え方は全くの誤りであると思います。


 

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2021.03.22

今だからできること

今だから出来ること
 下知地区減災連絡会が2018年にまとめ上げた「下知地区防災計画」の核心は「字z電復興計画」です。それは行政側が「勝手に」講演したものではなく、住民参加で3年間議論してこしらえたものです。

 下知地区防災計画の設計思想は「伸び伸びと遊ぶ子供たちを中心に、地域のつながりで、楽しく安心して暮らせる、災害にも「も」強いまち下知(しもじ)」です。

https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/12/sitasirutikubousaikeikaku.html?fbclid=IwAR3L1Mjr6Hl01kUGpsrfjR23GLObbxSWsjOJ5JMkZWsVLxy8l8tXaeWX3xY
(下知地区防災計画)

 命がけで大災害から生き延び、私たちにも「準備しろ」「生き延びろ」と言われました。
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「南海地震は間違いなく近い将来来るんでしょう。ならば住民も勉強して、行政とともにべ協会を開いて、地域を安全にし、すぐに地域が復興できる計画づくりを今から始めなはれ。」と背中を押していただいたのは故石井弘利さん(神戸市長田区鷹取東地区地域リーダー)の言葉です。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/2-4326.html

 宮城県石巻市雄勝地区の阿部晃成さんの言葉「高知の人に申し訳なく思うんです。良い復興の形を示せなくて」は、とても重たいです。2015年に雄勝の話を聞きましたが、贖いきれない「大きな力」に押し切られたように伺いました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/33-0bb5.html
kaku12015
 名取市閖上地区の格井直光さんたちの地域での頑張りも並大抵ではないと思いました。
仙台市という大都市の近郊でありながら、地域コミュニュティをつなぎ、再生させたご努力は見習わないといけないと思いました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/44-b965.html

 記事にありますように「南海トラフ地震に備え、あらかじめ復興の道筋を経過kジュしておく事前復興は、地区のリーダーたちが訪ねた東北で得た「教訓」が土台になっている。」その体験を無駄にしたくはありません。
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 黒潮町の高台移転計画のように「見える化」を下知地区でも出来なければいけないと真しこ思います。「ことが起きてからしか動かない」国の制度、復興事業の壁は厚い。あきらめずにあらゆる手段や方法を屈指して、事前復興計画を高知市下知地区で実現したいと思います。

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2021.03.05

今南海トラフ地震が来たらホームレスの無産者になります。

 高知市下知地区やその中の二葉町は、「先進的」な防災活動が展開されていると言われています。行政側の枠を超え、独自の動きが各報道機関に注目され、取材や報道をされたこともあります。

 しかし海抜0Mの地盤が5Mくらい嵩上げされたわけでもありません。二葉町住民有志が皆高台地区へ集団移転したわけでもありません。あるいは町内全体が耐震共同住宅に入居したわけではありません。「安全性」は懸命な自主防災活動にも関わらず、この13年来(2007年に二葉町防災会結成)何らの進展はありません。

 地域間交流事業(疎開を前提とした交流事業)も何の支援も行政側からありませんでした。南海トラフ地震が想定どうり起きれば、高知県は7・7万戸の住宅が必要ですが、数年前の情報では2・3万戸しか確保できていません。にもかかわらず、県は地域間交流を全く使用としていません。要するに10万人強の県民が高知県内で避難生活が出来ないのです。

 東日本大震災から10年経過しましたが、何の進展もありません。県も高知市も「やる気」が感じられません。地域の防災リーダーの1人として無力感を感じる今日この頃です。

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2021.03.03

坂本茂雄「県政かわら版」64号

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 地域代表の高知県議会議員である坂本茂雄さんの「県政かわら版 64号・2021年早春号」が発行されました。

 1面は県議会の12月定例会についてです。新型コロナ感染症防止が県政の緊急課題です。コロナ感染症拡大の抑制のための飲食店などの時短営業への協力金の増額など2020年度一般会計補正予算が執行部から提案され採択されました。
 また飲食店との未知な取引をされている食品関係、酒類、タクシー、宿泊、観光施設などへの業種などが臨時給付金の支給対象です。営業時間短縮要請対応臨時給付金を支給するために26億4100万円の補正予算が出され採択されました。
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 坂本茂雄さんが所属している県民の会(上田周五代表)と浜田省司高知県知事との県政要望に関する意見交換の様子が記事になっています。紙面の2面と3面は5項目、15件の要望に対する知事の回答が掲載されています。

 コロナ感染症対策、福祉・教育問題、南海トラフ地震対策、社会基盤整備の対策、人権の尊重問題などの意見交換がされていました。
坂本茂雄県政かわら版64号ー4_NEW
 4面は、「高知医療センター 新型コロナ感染症対応医療最前線の苦境」という見出しには驚きました。記事では限られた医療資源をコロナ感染症対策で再編し、なんとかやりくりしている現状を知りました。

 コロナ感染症の第4波の体制も沈静化させための方策が検討されているようでした。

 県政のあり様がよく理解出来ました。

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2021.02.27

多様性のある委員がいる徳島県復興指針検討委員会

 高知県庁は2021年2月20日より「高知県事前復興まちづくり計画策定指針検討会」を発足させました。


 


https://www.pref.kochi.lg.jp/press1/2021021000051/files/file_20212151173855_1.pdf


 


 高知県の場合は、土建学と地震学の学識者と5つの沿岸自治体の首長のみであり、都市計画や障害福祉、医療関係の専門家や市民の参加はありません。


 


 一方徳島県では2年ほど前から「徳島県復興指針検討委員会」を発足させ議論をされています。委員会名簿を見ましたが、徳島県の場合は、実に多様な人材が委員になっています。


 


https://www.pref.tokushima.lg.jp/kenseijoho/kenseisogo/shingikai/chijibukyoku/5037133


 


 高知県庁は「市民排除」の「事前復興まちづくり計画策定指針」を強固に志向しており、行く末が心配。


 


 おそらく高知県庁は「市民を計画策定段階から排除」した「事前復興計画指針」を作成し、それもとずいて「市町村でもこしらえろ」と上位下達で市町村に言うてくると思います。


 


 そういう旧態依然としたやり方では、行政側と住民側の不毛な感情的な対立が生み出され、結果として地域の復興・復旧が大幅に遅れます。


 


 また行政側が強引に住民との対話をせず、合意形成を無視して強行した事業の場合は、多額の税金を費やして造成した高台地区や盛り土造成地区に、地元住民が殆ど戻らない事例も多いやに東北各地で聞いています。


 


 時間をかけ手間暇かけて粘り強く住民と行政が対話してお互いの信頼関係を醸成してきた地域の復興は成功しています。


 


http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-4377c8.html (東松島市の成功事例に学べ)


 

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2021.02.23

PWJと高知市との災害時支援協定を締結

PWJ-高知市災害時支援協定記事_NEW
 2021年2月20日の高知新聞26面に「災害時ヘリで物資輸送」「高知市と田野町NPOと支援協定」と小さな記事が掲載されていました。記事としては小さ目ですが、海抜0メートルの低地の市街地である高知市二葉町の住民としてはとても心強いことです。

 記事では支援協定の内容は「被災者や医療関係者、救援物資の輸送」「捜索隊の派遣」「ドローンを使った被災場所の情報収集」「共同訓練の計画」などのようです。

 被災地支援で実績とノウハウがあり、救援用のヘリコプターと船舶なども所有されています。当日はPWJの大西代表は田野町へヘリで行かれていたようで写真が掲載されています。

 高知市との支援協定の締結後、ピースウインズ・ジャパンの国内事業部長の國田博史さんと国内事業次長の橋本笙子さんが、当日午後から下知コミュニュティ・センターに来ていただきました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-ad3d32.html

 PWJさんには「事前に備えて置く備品はどういうものがいいのか」「下知の場合は事前対策がすべて」でありますので、そのあたりのご指導を受けたいと思っています。

 例えば最近高知市災害対策部防災政策課が出した、長期浸水地域への救助救出計画を精読しましたが、とてもこの計画では下知地区の住民は、運よく最寄りの津波避難ビルに逃げたとしても力尽き亡くなる人が多いと思われます。
PWJ-救命船記事・共同通信_NEW

 要するにあてにならないし、熊本地震同様に(まだ劣悪な)津波避難ビルの劣悪な環境下で、「災害関連死」が続出するだろうと思うからです。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-f8e4b0.html

(高知市の救助救出計画を精読します)

 この計画ではぞ地震発災後3日間は救助に来ませんことを明示しています。4日目から10日目までに救助救出するとのことですが、うまく行くでしょうか?難しいのではないかと思います。

 それで「周辺300人の住民が10日間下知コミュニュティ・センターに籠城できる体制を整えていきたいと考えています。」

 全員の救出には10日間かかるとの表記があり、下知コミュニュティ・センターの「炊き出し施設」の重要性は増加すると思います。

 そのあたりの資材、食材が何が必要なのかを検討していきたいです。PWJさんの支援活動をされた経験とノウハウから学びたいと思います。

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2021.02.06

高知市救助救出計画を精読します

 2020年10月に高知市災害対策部防災政策課が作成した「高知市救助救出計画概要」が下知地区減災連絡会の2021年1月19日開催の役員会でお披露目されました。

 

 高知市市街地は海抜OMから2M以下の低地の市街地面積が2800ヘクタールあり、域内居住人口は13万人です。そのエリア内には小学校・中学校、保育園。幼稚園があり、病院や介護施設、事業所や商業店舗もあります。

 

 深刻なのは「自然地形の高台に隣接していない。」「河川や海に隣接している。」「長宗我部時代から江戸時代にかけて干拓され、明治以降埋め立てられ昭和時代の経済成長期に市街化整備がされた地域です。」

 

 地盤が弱く、海や河川に隣接し、元の用水路が市街地に入り込んでいます。南海トラフ地震が学識者の言われるとうりに起きますと高知市の市街地は最大2M地盤沈下すると言われています。(規模の小さい昭和南海地震時(1946年)では1・3M地盤が沈下、高知市下知地区。潮江地区は約2か月長期浸水状態になりました。

 

 昭和南海地震の映像

 

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-c646.html

 

 一応25ページをスキャナーで読み取りました。画像をすべて掲載します。感想や意見を言ってください。
高知市救助救出計画2020年10月1_NEW高知市救助救出計画2020年10月2_NEW高知市救助救出計画2020年10月3_NEW高知市救助救出計画2020年10月4_NEW高知市救助救出計画2020年10月4_NEW高知市救助救出計画2020年10月5_NEW高知市救助救出計画2020年10月6_NEW高知市救助救出計画2020年10月7_NEW高知市救助救出計画2020年10月9_NEW高知市救助救出計画2020年10月10_NEW高知市救助救出計画2020年10月11_NEW高知市救助救出計画2020年10月12_NEW高知市救助救出計画2020年10月13_NEW高知市救助救出計画2020年10月14_NEW高知市救助救出計画2020年10月14_NEW高知市救助救出計画2020年10月15_NEW高知市救助救出計画2020年10月17_NEW高知市救助救出計画2020年10月18_NEW高知市救助救出計画2020年10月19_NEW高知市救助救出計画2020年10月20_NEW高知市救助救出計画2020年10月21_NEW高知市救助救出計画2020年10月22_NEW高知市救助救出計画2020年10月23_NEW高知市救助救出計画2020年10月24_NEW高知市救助救出計画2020年10月24_NEW高知市救助救出計画2020年10月25_NEW高知市救助救出計画2020年16_NEW

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